秘書にゃんこ*有楽町&新有楽町ビルヂング

2023-03-07 | 建築が好き
 有楽町の駅に降り立ち、銀座とは反対側の日比谷に出ました。




 有楽町と聞いて思い出すのは、フランク永井さんが歌う「有楽町で逢いましょう」

駅前に建った百貨店「有楽町そごう」のコマーシャルソングとして巷に流れ、映画化もされました

昭和32年(1957年)のことです。

それから十年ほど経った頃、この地に二つのビルが建ちましたが、

今年中に閉館して建て替えられると知り、前回の三愛ビル同様、見納めに行って参りました。



左:有楽町ビルヂング(昭和41年) 右:新有楽町ビルヂング(昭和42年)



「ビルディング」ではなく「ビルヂング」という名称が、昭和を彷彿とさせます。



「新」が文字通り新しかった頃、日本は高度経済成長期の真っ只中に在りました。



有楽町ビルヂングの玄関を入ると迎えてくれる階段は、昭和の映画に登場しそうな造りです。



有楽町ビルヂングの喫茶店「stone」は、竣工と同時に開業。
初代オーナーのご実家が石材店だったことから、石をふんだんに使ったモダンな内装。



床は大理石。壁は国会議事堂にも使用されている御影石。
色とりどりのミックスサンドと、丁寧に淹れられたコーヒーでひと休み

塩コショウの瓶は、秘書にゃんこサイズのコカコーラ


 二つのビルの館内には、すでに閉店したと思しきお店もちらほら。。

丸の内から日比谷へ向かうときに、通り過ぎてしまいがちな有楽町 日比谷口ですが、

この界隈の風景も間もなく変わると思いますと、なんとも名残惜しい気がします。


お読みくださいまして、ありがとうございます。
帰りに立ち寄ったお店で ピーターラビットのママ と。
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コメント (2)