今日は「お辞儀の角度」についてお話しいたします。
秘書検定では、「前傾姿勢=5度」「会釈=15度」「普通礼=30度」「最敬礼=45度」と示されていますが、
ここでは分かりやすく、お辞儀の角度を「時計の針(長針)」に見立てて考えてみます。
真っ直ぐに立っている姿勢を 0分 つまり文字盤の12の位置と考えて針を進めてみましょう
前傾姿勢(5度)=1分弱 会釈(15度)=2~3分 普通礼(30度)=5分 最敬礼(45度)=7~8分
この角度で実際に行なってみますと、前傾姿勢では上体がほとんど倒れていないことが分かります。
そこで改めて を見てみますと、明らかに、これらの角度以上に上体を倒していて、私が見た印象では、
前傾姿勢=15度=2~3分 会釈=約30度=5分 普通礼=30度以上=6~7分 最敬礼=45度=7~8分
実際の面接試験では分度器で測るわけではありませんから、数字そのものに神経質になる必要はないのでしょうが、
お辞儀は少し深めに行なった方が でも述べている「丁寧なお辞儀」に見合うかも知れませんね。
しかし深いだけでは丁寧とは言えず、同じく で述べている「きれいなお辞儀」を追求する必要があります。
1級の「集中講義」には、「角度だけに気を配るのではなく、美しく見えるように」と記載されています。
それでは、前回の「立ち居振る舞い*6 お辞儀の姿勢」に記載した、《お辞儀の練習》を行なってみましょう。
《 お辞儀の練習 》
1 「立ち方と手の位置」の基本姿勢をとる
2 笑顔で相手(面接官)の目を見る
3 「1」と言って、背筋を伸ばしたまま、腰から上体を折る(頭を下げるのではなく、上体を折る)
4 「2」と言って、体を止める
5 「3・4」と言って、上体をゆっくり起こす
6 笑顔で相手(面接官)の目を見る
《チェック項目》
・ 後頭部~首~背中が一直線になっていますか?
・ あごが前に突き出ないよう、引いていますか?
・ お辞儀をするたびに、髪が前に垂れ下がってはいませんか?
・ 肩に掛けたショルダーバッグが滑らないよう、不自然な姿勢になっていませんか?
(ショルダーバッグは肩から下ろして手で持ちましょう)
さて、当然のことながら、お辞儀をしているご本人には、ご自分の姿は見えません。
どなたかに真横から、できれば右向きの姿勢を撮影していただいてはいかがでしょう。
なぜ「右向き」かと申しますと、前述した時計の針の角度と比べやすいと思いましたので、ご参考までに。
「上体を45度に倒すと、体のこの辺りに力が入る」など、体で角度を覚えるのも良いかも知れませんね。
面接試験の本番で、美しいお辞儀を披露するためには、実践しながら身につけることです。
幸い日本は「お辞儀の国」ですから、ご自分さえその気になれば、機会はたくさんありますよ。
お読みくださいましてありがとうございます。 クリックしていただけますと励みになります。
秘書検定では、「前傾姿勢=5度」「会釈=15度」「普通礼=30度」「最敬礼=45度」と示されていますが、
ここでは分かりやすく、お辞儀の角度を「時計の針(長針)」に見立てて考えてみます。
真っ直ぐに立っている姿勢を 0分 つまり文字盤の12の位置と考えて針を進めてみましょう
前傾姿勢(5度)=1分弱 会釈(15度)=2~3分 普通礼(30度)=5分 最敬礼(45度)=7~8分
この角度で実際に行なってみますと、前傾姿勢では上体がほとんど倒れていないことが分かります。
そこで改めて を見てみますと、明らかに、これらの角度以上に上体を倒していて、私が見た印象では、
前傾姿勢=15度=2~3分 会釈=約30度=5分 普通礼=30度以上=6~7分 最敬礼=45度=7~8分
実際の面接試験では分度器で測るわけではありませんから、数字そのものに神経質になる必要はないのでしょうが、
お辞儀は少し深めに行なった方が でも述べている「丁寧なお辞儀」に見合うかも知れませんね。
しかし深いだけでは丁寧とは言えず、同じく で述べている「きれいなお辞儀」を追求する必要があります。
1級の「集中講義」には、「角度だけに気を配るのではなく、美しく見えるように」と記載されています。
それでは、前回の「立ち居振る舞い*6 お辞儀の姿勢」に記載した、《お辞儀の練習》を行なってみましょう。
《 お辞儀の練習 》
1 「立ち方と手の位置」の基本姿勢をとる
2 笑顔で相手(面接官)の目を見る
3 「1」と言って、背筋を伸ばしたまま、腰から上体を折る(頭を下げるのではなく、上体を折る)
4 「2」と言って、体を止める
5 「3・4」と言って、上体をゆっくり起こす
6 笑顔で相手(面接官)の目を見る
《チェック項目》
・ 後頭部~首~背中が一直線になっていますか?
・ あごが前に突き出ないよう、引いていますか?
・ お辞儀をするたびに、髪が前に垂れ下がってはいませんか?
・ 肩に掛けたショルダーバッグが滑らないよう、不自然な姿勢になっていませんか?
(ショルダーバッグは肩から下ろして手で持ちましょう)
さて、当然のことながら、お辞儀をしているご本人には、ご自分の姿は見えません。
どなたかに真横から、できれば右向きの姿勢を撮影していただいてはいかがでしょう。
なぜ「右向き」かと申しますと、前述した時計の針の角度と比べやすいと思いましたので、ご参考までに。
「上体を45度に倒すと、体のこの辺りに力が入る」など、体で角度を覚えるのも良いかも知れませんね。
面接試験の本番で、美しいお辞儀を披露するためには、実践しながら身につけることです。
幸い日本は「お辞儀の国」ですから、ご自分さえその気になれば、機会はたくさんありますよ。
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