秘書検定 25*『立ち居振る舞い』 (7)お辞儀の姿勢

2014-05-15 | 秘書検定
 子どもの頃から数え切れないくらい繰り返してきた 「お辞儀」。

毎日行なう 「お辞儀」 ですが、その形については、あまり考えたことがないのではありませんか?

秘書検定の面接試験では、「お辞儀」 がとても重要なポイントになりますので、しっかりと身につけましょう。

 
 「お辞儀」 は 「立ち方と手の位置」 から続く一連の動作ですが、いずれの場合も

秘書検定の面接試験に合格するためのお辞儀  と、お考えください。

お作法の流派で受け継がれてきたお辞儀、柔道や剣道などの伝統武術で試合の前後に交わすお辞儀、

宗教の儀式で行なうお辞儀、そして国を超えた日常的なお辞儀の仕方など、実に多種多様です。

さらに私たちの周囲でも、職種や立場によって、さまざまなお辞儀を目の当たりにしています。

どうぞ、「数多くのお辞儀のひとつ」 として学んでみてください。


 《 お辞儀の練習 》

1  「立ち方と手の位置」 の基本姿勢をとる

2  笑顔で相手(面接官)の目を見る

3  「1」 と言って、背筋を伸ばしたまま、腰から上体を折る(頭を下げるのではなく、上体を折る)

4  「2」 と言って、体を止める

5  「3・4」 と言って、上体をゆっくり起こす

6   笑顔で相手(面接官)の目を見る


 《 お辞儀の

・お辞儀の前に相手の目を見ない ⇒ 敬意が伝わりません

・首だけペコリと下げる ⇒ 校門の前に立つ生活指導の先生です

・顔を上げたまま上体を折る ⇒ つい揉み手をしてしまいます

・上体を起こしたとき真顔になっている ⇒ ちょっと怖いかも


尚、秘書検定では、まず言葉を発してから礼をするという 「分離礼」 を行ないます。

「こんにちは」などと言いながらお辞儀をする 「同時礼」 に比べて、より丁寧な印象を与えます。

たしかに、「○○しながら△△する」 というのは横着な気がしますし、

床に向かって 「こんにちは」 と言うより、相手の目を見て言った方が気持ちが伝わりますよね。

明日から早速、分離礼で丁寧なお辞儀を行なってみませんか?


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