虎ノ門ヒルズなど 林立する新しいビルの谷間に、歴史を感じさせる寺社や民家が軒を連ねる街並み。
その界隈で、ひときわ重厚な造りが目を引く 「ホテルオークラ 東京」 。
1962年(昭和37年) の開業以来、内外の要人を迎え、多くの人をもてなして来た本館が、
今年の 9 月から建て替え工事に入ると聞き、あの格調高い雰囲気を目に焼き付けておこうと訪れました。
汗ばむ陽気の中、東京メトロ 日比谷線の神谷町(かみやちょう)駅から坂道を上ること 5 分あまり。
坂を上った分、正面玄関やロビーは建物の 5 階部分にあたるという、高低差を利用した造り。
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正面玄関 写真右端の 「菱紋」 は、日本古来の伝統的な紋様
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本日はお日柄も良く
厳かな和の空間に映える、花嫁衣裳の艶やかさ
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階段を下りることで、独立した落ち着きを醸し出しているロビー
奥の壁面に屏風のように張られているのは、つづれ錦の 「四弁花紋」
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「オークラ ランタン」 の愛称で親しまれている 「切子玉形」
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障子の上の木組み、そして行燈(あんどん)の和紙 は、「麻の葉紋」
帯や襦袢、和装小物で目にする紋様
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入った人しか見られないなんてもったいない
化粧室に飾られた日本画
さて、こちらのホテルでは、「御婦人化粧室」 と表示されていました。
久しく目や耳にする機会の少なくなった 「御婦人」 という文字や言葉。
「女性」 という、いかにも性別を表す呼び方ではなく、「レディー」 という華やかなイメージでもなく、
まして、成人女性を 「女の子」 呼ばわりする、昨今の風潮とは一線を画した 「御婦人」。
呼ぶ方も、そう呼ぶに相応しい人を選び、呼ばれる方も、その様に振る舞いたくなるものではないかと。。
「オバサン」 と呼ばれ、「オバサン」 扱いされるうちに、正真正銘の 「オバサン」 になってしまいそうで、
ここはひとつ、自分を律してゆかなくては
あら、、古き良き時代を彷彿とさせる 「ホテルオークラ 東京」 を訪ね、気分は昭和に戻ってしまったようです
あの紋様、あの飾りは、もうどこにも残らないのか、、これで見納めなのか。。
なんとも名残り惜しい思いで、昭和の風景を後にしました。
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ちょうどお昼時。 立ち寄ったのは、ご近所のお蕎麦屋さん。
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美味しいお蕎麦をいただいて、おなかも心も満たされる秘書にゃんこ
「御婦人」 には程遠く、かと言って 「オバサン」 にもならず、永遠に少女のままの 秘書にゃんこです
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その界隈で、ひときわ重厚な造りが目を引く 「ホテルオークラ 東京」 。
1962年(昭和37年) の開業以来、内外の要人を迎え、多くの人をもてなして来た本館が、
今年の 9 月から建て替え工事に入ると聞き、あの格調高い雰囲気を目に焼き付けておこうと訪れました。
汗ばむ陽気の中、東京メトロ 日比谷線の神谷町(かみやちょう)駅から坂道を上ること 5 分あまり。
坂を上った分、正面玄関やロビーは建物の 5 階部分にあたるという、高低差を利用した造り。
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正面玄関 写真右端の 「菱紋」 は、日本古来の伝統的な紋様
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本日はお日柄も良く
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階段を下りることで、独立した落ち着きを醸し出しているロビー
奥の壁面に屏風のように張られているのは、つづれ錦の 「四弁花紋」
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「オークラ ランタン」 の愛称で親しまれている 「切子玉形」
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障子の上の木組み、そして行燈(あんどん)の和紙 は、「麻の葉紋」
帯や襦袢、和装小物で目にする紋様
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入った人しか見られないなんてもったいない
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さて、こちらのホテルでは、「御婦人化粧室」 と表示されていました。
久しく目や耳にする機会の少なくなった 「御婦人」 という文字や言葉。
「女性」 という、いかにも性別を表す呼び方ではなく、「レディー」 という華やかなイメージでもなく、
まして、成人女性を 「女の子」 呼ばわりする、昨今の風潮とは一線を画した 「御婦人」。
呼ぶ方も、そう呼ぶに相応しい人を選び、呼ばれる方も、その様に振る舞いたくなるものではないかと。。
「オバサン」 と呼ばれ、「オバサン」 扱いされるうちに、正真正銘の 「オバサン」 になってしまいそうで、
ここはひとつ、自分を律してゆかなくては
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あら、、古き良き時代を彷彿とさせる 「ホテルオークラ 東京」 を訪ね、気分は昭和に戻ってしまったようです
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あの紋様、あの飾りは、もうどこにも残らないのか、、これで見納めなのか。。
なんとも名残り惜しい思いで、昭和の風景を後にしました。
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ちょうどお昼時。 立ち寄ったのは、ご近所のお蕎麦屋さん。
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美味しいお蕎麦をいただいて、おなかも心も満たされる秘書にゃんこ
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「御婦人」 には程遠く、かと言って 「オバサン」 にもならず、永遠に少女のままの 秘書にゃんこです
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