「おしゃれ」と「身だしなみ」は違います。
「おしゃれ」は個人で楽しむもの。
「身だしなみ」は相手が判断するもの。
秘書検定の面接試験における「相手」とは、面接官の方々です。
お見受けしたところ、皆様40~50代と思われます。
その年代の方々に受け入れられるメイクを心がけて、笑顔を一層引き立てましょう。
《女性の皆さんへ》
ノーメイクはNGです。
普段あまりお化粧をしない方でも、3点メイク(ファンデーション・眉・口紅)はしましょう。
逆に派手なメイクもNGで、「集中講義」には「化粧はナチュラルメイクが基本」とあり、
さらに、「薄化粧で自然な感じを出すのがよい」と書かれています。
お顔立ちや年齢に合わせた、「上級秘書らしい上品なメイク」を心がけましょう。
髪の先(毛先)、手の先(指・爪)、足の先(爪先・靴)は、人の目につきやすい所です。
私見ではありますが、指先にまで気を使うという意味では、ネイルも素敵なアイテムです。
ただし爪は短く整え、少し剥がれただけでも目立つような色合いのエナメルは避けましょう。
「状況対応」(準1級)や「応対」(1級)では、面接官に書類などを手渡す仕草や、
場所を指し示すシーンもありますし、試験の最後にはアドバイスシートを受け取ります。
そのような場面において、秘書らしい所作で自信を持って手を差し出すことができるのは、
ネイルエナメルの有無ではなく、身についた立ち居振る舞いから来るものだと思います。
《男性の皆さんへ》
今回は「メイク」というタイトルで恐縮ですが、チェック項目を挙げてみました
1 ヒゲの剃り残しはありませんか?
2 もみあげは自然な仕上がりに剃ってありますか?
3 鼻毛が出てはいませんか?
4 爪は汚れていませんか?
5 掌側から見て、爪が指先から出ていませんか?
ヘアスタイル同様、試験前に整えて、面接官に清潔感をアピールしましょう。
お手数をおかけします。 クリックしていただけますと励みになります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます