秘書検定の準1級と1級では、面接試験が終わった際に 「アドバイスシート」 が手渡されます。
実際には、B6版の紙に、<準1級 ロールプレイング アドバイス> と記載されていますが、
準1級の筆記試験に合格したときに郵送されてきた 「面接試験資料」 には、
「ロールプレイング アドバイスシートを渡す」 と記載されていましたので、
ここでは 「アドバイスシート」 と呼ぶことにいたします。
ただ、私が受験した当時のものであり、回を経て様式や項目が変わっている可能性もありますので、
あくまでも、求められる秘書像のイメージを捉える参考として、お読みいただければ幸いです。
ちなみに、私が受験した会場は、池袋サンシャインシティです。
【 受け取る 】
準1級の面接試験は3人一組で行なわれ、1人ずつ 「挨拶」 「報告」 「状況対応」 の課題に取り組みます。
面接官は3人で、受験者は一つの課題を終えるごとに、隣りの面接官の前へと移動します。
最後の 「状況対応」 を終えた後、「今後の参考にしてください」 という言葉と共に渡されます。
記入した部分が見えないように、B6版の用紙を、さらに半分近く折り返してある小さな紙ですが、
きちんと両手で受け取り、「ありがとうございました」 とお礼を述べて、30度の分離礼を行ないましょう。
片手で受け取る
無言で受け取る
【 退室 】
書かれている内容が気になるとは思いますが、折り返してある紙を開いて、その場で見るのは控えましょう。
荷物を置いてある所まで颯爽と歩き、荷物を持ってドアの前まで来たら、面接官の方に向き直って立ち止まり、
「失礼いたします」(15度の分離礼) と挨拶をして退室します。
自分でドアを開ける場合は、ドアやノブが音を立てないよう、静かに開閉しましょう。
係の方が開けてくださったら、「おそれいります」 などと小声で礼を述べて退室しますが、
この時点でも、面接官が注目していることを意識して、最後まで 「きちんと」 「丁寧に」 を心がけましょう。
【 終了 】
面接室を出るなり 「アドバイスシート」 を開いて歩きながら読んだり、他の受験者と感想を述べたりせず、
これから受験する方の迷惑にならないよう、静かに会場を後にしましょう。
胸に貼ってある 「受験番号シール」 をはずすのをお忘れなく。
合否とは関係ないでしょうが、私は受付を通る際に、係の方にもお礼を申し上げて帰途に着きました。
【 アドバイスシートの内容 】
『 態度振る舞い 』 『 話し方 』 『 言葉遣い 』 について、それぞれに関する項目が並んでいて、
「世間水準を超えているレベル」 なら 「まあまあである」 に 「∧」 という記号が付けられ、
「欠けている点」 や 「必要な点」 があれば、項目ごとに 「∨」 や 「∨∨」 という記号が付けられます。
「記号の説明」 として、以下のように記載されています。
∨ ここに注意という意味
∨∨ 基準と離れているという意味
∧ 審査の結果によるという意味
「審査の結果によるという意味」 について考えてみました。
三つの課題を行なっている間、面接官の方々が言葉を交わす様子は見受けられませんでしたが、
最後の課題が終了した時点で完成しているということは、項目によって記入する人を分けているのか、
それとも、それぞれの印象や評価をメモなどで伝え合っているのか・・・。
いずれにしても、その場で話し合って書いたわけではないため、必ずしも 3人の総意とは言えず、
その後の 「審査の結果による」 のだと解釈しました。
さて、私はいずれも 「まあまあである」 という評価を頂きましたが、どうも褒められた気がしなくて、
「まあまあ」 を辞書で引いてみましたら、「十分とはいえないが、我慢できる程度であるさま」
「我慢」 って。。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
おそらく 「1級合格レベル」 を最上と設定してあるため、準1級では 「まあまあ」 なのでしょう。
「アドバイスシート」 には、「このアドバイスは合否には関係ありません」 と太字で書かれているものの、
面接試験を振り返り、「アドバイスシート」 を眺めては、ため息をついている方もおいででしょう。
一方で、「他人の目に、自分はどのように映っているのだろう」 と考えるには、最適な期間と言えます。
秘書検定 準1級の面接試験で、結果以外にも何かを得て、次のステップに飛躍されますようお祈りいたします。
お読みくださいまして、ありがとうございます。 クリックしていただけますと励みになります。
実際には、B6版の紙に、<準1級 ロールプレイング アドバイス> と記載されていますが、
準1級の筆記試験に合格したときに郵送されてきた 「面接試験資料」 には、
「ロールプレイング アドバイスシートを渡す」 と記載されていましたので、
ここでは 「アドバイスシート」 と呼ぶことにいたします。
ただ、私が受験した当時のものであり、回を経て様式や項目が変わっている可能性もありますので、
あくまでも、求められる秘書像のイメージを捉える参考として、お読みいただければ幸いです。
ちなみに、私が受験した会場は、池袋サンシャインシティです。
【 受け取る 】
準1級の面接試験は3人一組で行なわれ、1人ずつ 「挨拶」 「報告」 「状況対応」 の課題に取り組みます。
面接官は3人で、受験者は一つの課題を終えるごとに、隣りの面接官の前へと移動します。
最後の 「状況対応」 を終えた後、「今後の参考にしてください」 という言葉と共に渡されます。
記入した部分が見えないように、B6版の用紙を、さらに半分近く折り返してある小さな紙ですが、
きちんと両手で受け取り、「ありがとうございました」 とお礼を述べて、30度の分離礼を行ないましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0212.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0212.gif)
【 退室 】
書かれている内容が気になるとは思いますが、折り返してある紙を開いて、その場で見るのは控えましょう。
荷物を置いてある所まで颯爽と歩き、荷物を持ってドアの前まで来たら、面接官の方に向き直って立ち止まり、
「失礼いたします」(15度の分離礼) と挨拶をして退室します。
自分でドアを開ける場合は、ドアやノブが音を立てないよう、静かに開閉しましょう。
係の方が開けてくださったら、「おそれいります」 などと小声で礼を述べて退室しますが、
この時点でも、面接官が注目していることを意識して、最後まで 「きちんと」 「丁寧に」 を心がけましょう。
【 終了 】
面接室を出るなり 「アドバイスシート」 を開いて歩きながら読んだり、他の受験者と感想を述べたりせず、
これから受験する方の迷惑にならないよう、静かに会場を後にしましょう。
胸に貼ってある 「受験番号シール」 をはずすのをお忘れなく。
合否とは関係ないでしょうが、私は受付を通る際に、係の方にもお礼を申し上げて帰途に着きました。
【 アドバイスシートの内容 】
『 態度振る舞い 』 『 話し方 』 『 言葉遣い 』 について、それぞれに関する項目が並んでいて、
「世間水準を超えているレベル」 なら 「まあまあである」 に 「∧」 という記号が付けられ、
「欠けている点」 や 「必要な点」 があれば、項目ごとに 「∨」 や 「∨∨」 という記号が付けられます。
「記号の説明」 として、以下のように記載されています。
∨ ここに注意という意味
∨∨ 基準と離れているという意味
∧ 審査の結果によるという意味
「審査の結果によるという意味」 について考えてみました。
三つの課題を行なっている間、面接官の方々が言葉を交わす様子は見受けられませんでしたが、
最後の課題が終了した時点で完成しているということは、項目によって記入する人を分けているのか、
それとも、それぞれの印象や評価をメモなどで伝え合っているのか・・・。
いずれにしても、その場で話し合って書いたわけではないため、必ずしも 3人の総意とは言えず、
その後の 「審査の結果による」 のだと解釈しました。
さて、私はいずれも 「まあまあである」 という評価を頂きましたが、どうも褒められた気がしなくて、
「まあまあ」 を辞書で引いてみましたら、「十分とはいえないが、我慢できる程度であるさま」
「我慢」 って。。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0162.gif)
おそらく 「1級合格レベル」 を最上と設定してあるため、準1級では 「まあまあ」 なのでしょう。
「アドバイスシート」 には、「このアドバイスは合否には関係ありません」 と太字で書かれているものの、
面接試験を振り返り、「アドバイスシート」 を眺めては、ため息をついている方もおいででしょう。
一方で、「他人の目に、自分はどのように映っているのだろう」 と考えるには、最適な期間と言えます。
秘書検定 準1級の面接試験で、結果以外にも何かを得て、次のステップに飛躍されますようお祈りいたします。
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