「立ち居振る舞い*4」では「座り方」についてお話しいたしましたが、
今日は、座った状態から立ち上がるときの動作を考えてみましょう。
座るときと同じく無意識に行なっているものですが、状況に応じていくつものパターンがあります。
1 前に机やテーブルがある場合、八の字に手をつく
2 肘掛けがある椅子では、肘掛けを掴む
3 ソファーなど幅の広い椅子では、座面に手をつく
4 テーブルも肘掛けもない場合は、太ももに手を置く
以上 1~4 は、両手をついた反動で立ち上がるパターンですが、
実際に行なってみますと、腕に力が入るため、いずれの場合も肩や肘、さらに指まで開きます。
「開く」という仕草は、男性なら堂々として男らしく、自信がありそうに見えますが、
女性の場合は、腕も指も、もちろん脚も膝も、「閉じる」方がエレガントに映るものです。
ちなみに、面接合格マニュアル の中に、3 のような所作で立ち上がる映像がありましたが、
一般的な場面では構わないとしても、上級秘書としては、あまり優雅とは言えない仕草でした。
では、女性が太ももの上で手を重ねたまま立ち上がるには、どのような方法があるのでしょうか。
5 上半身を45度くらい前に倒し、お尻で椅子を後ろに押す
6 両足を浮かせた後、床にドンと下ろす
以上、5 と 6 は、手を使わずに立ち上がるパターンです。
5 は一般的な立ち上がり方ですが、椅子を押すことで音を立ててしまいそうですし、
6 に至っては論外です・・・と言いながら、実際に何度か試してみたんですけどね
さて、秘書検定の面接試験会場に用意されている椅子は、ごく普通のパイプ椅子ですから、
肘掛けは付いていませんし、もちろん前にはテーブルなどありません。
このような椅子で、座った状態から立ち上がるという、一連の動作を確認します。
【男性】太ももの上で手を軽く握っている体勢から、上記 4 のように立ち上がるとよいでしょう。
そして女性には、1~6 のいずれでもない、7 番目の形をお伝えしましょう。
【女性】まず膝を揃え、脚は床と垂直に、手は立ち姿と同じ形で太ももの上に重ねて座ります。
そして片足を少し後ろに引いてスッと真上に立ち上がり、もう片方の足に引き寄せます。
同様に、座るときも片足を後ろに引いて腰を下ろすと、体が前後に揺れることなく、
いわゆる「煙が立ち上るが如く」 真っ直ぐに立ったり座ったり出来るわけです。
まさに面接合格マニュアル 準1級(改訂版)の模範演技、および1級の映像そのものです。
ちなみに私は左足を軸足にして、前後させるのは常に右足としています。
尚、秘書検定の面接試験では、立ち上がって膝を伸ばしきらずに歩き出すことは です。
立ち上がったら一瞬、体を止めて、膝を伸ばしてから歩き始めましょう。
さて、番外編ですが、素敵な男性が「お手をどうぞ」と言ってくれる・・・なんて有り得ませんかしらね。
バーカウンターのような高い椅子では、私など、「座る」というより「よじ登る」 「立つ」というより「飛び降りる」
手を差し伸べてくださる方がいなくてもスマートに降りられるように、 は1杯だけ頂くことにしています。
お読みくださいましてありがとうございます。 クリックしていただけますと励みになります。
今日は、座った状態から立ち上がるときの動作を考えてみましょう。
座るときと同じく無意識に行なっているものですが、状況に応じていくつものパターンがあります。
1 前に机やテーブルがある場合、八の字に手をつく
2 肘掛けがある椅子では、肘掛けを掴む
3 ソファーなど幅の広い椅子では、座面に手をつく
4 テーブルも肘掛けもない場合は、太ももに手を置く
以上 1~4 は、両手をついた反動で立ち上がるパターンですが、
実際に行なってみますと、腕に力が入るため、いずれの場合も肩や肘、さらに指まで開きます。
「開く」という仕草は、男性なら堂々として男らしく、自信がありそうに見えますが、
女性の場合は、腕も指も、もちろん脚も膝も、「閉じる」方がエレガントに映るものです。
ちなみに、面接合格マニュアル の中に、3 のような所作で立ち上がる映像がありましたが、
一般的な場面では構わないとしても、上級秘書としては、あまり優雅とは言えない仕草でした。
では、女性が太ももの上で手を重ねたまま立ち上がるには、どのような方法があるのでしょうか。
5 上半身を45度くらい前に倒し、お尻で椅子を後ろに押す
6 両足を浮かせた後、床にドンと下ろす
以上、5 と 6 は、手を使わずに立ち上がるパターンです。
5 は一般的な立ち上がり方ですが、椅子を押すことで音を立ててしまいそうですし、
6 に至っては論外です・・・と言いながら、実際に何度か試してみたんですけどね
さて、秘書検定の面接試験会場に用意されている椅子は、ごく普通のパイプ椅子ですから、
肘掛けは付いていませんし、もちろん前にはテーブルなどありません。
このような椅子で、座った状態から立ち上がるという、一連の動作を確認します。
【男性】太ももの上で手を軽く握っている体勢から、上記 4 のように立ち上がるとよいでしょう。
そして女性には、1~6 のいずれでもない、7 番目の形をお伝えしましょう。
【女性】まず膝を揃え、脚は床と垂直に、手は立ち姿と同じ形で太ももの上に重ねて座ります。
そして片足を少し後ろに引いてスッと真上に立ち上がり、もう片方の足に引き寄せます。
同様に、座るときも片足を後ろに引いて腰を下ろすと、体が前後に揺れることなく、
いわゆる「煙が立ち上るが如く」 真っ直ぐに立ったり座ったり出来るわけです。
まさに面接合格マニュアル 準1級(改訂版)の模範演技、および1級の映像そのものです。
ちなみに私は左足を軸足にして、前後させるのは常に右足としています。
尚、秘書検定の面接試験では、立ち上がって膝を伸ばしきらずに歩き出すことは です。
立ち上がったら一瞬、体を止めて、膝を伸ばしてから歩き始めましょう。
さて、番外編ですが、素敵な男性が「お手をどうぞ」と言ってくれる・・・なんて有り得ませんかしらね。
バーカウンターのような高い椅子では、私など、「座る」というより「よじ登る」 「立つ」というより「飛び降りる」
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