Rea loveのデモはよく耳にするが、こいつはちょっと違う。
1:50過ぎ辺り、ピアノのトーンが一段と郷愁を増し、I'm stepping outのフレーズに繋がり、
2:50過ぎ辺りから、ふたつの曲が渾然となったままに 繊細なピアノのメロディがふたたび立ち上がる。
口笛で覚えのあるフレーズをなぞりながら、やがて言葉を探るようにハミングしながら、謡うべきフレーズを探し始める。
こういう遊びができたらいいのに。
いまだ歌にならないピアノですが、弾きやすい転回形を探りながらなので、クラシックなんかと違ってあんまりカッチリした形にとらわれることがない。
その代わり、原曲のニュアンスすら感じられないほどにハーモニーもテンポも崩れてしまったりもする。
演奏の基本やヒントは音符の中にあるが、YouTubeを見ていても、弾き方や鍵盤の押さえ方はさまざま。
Let it beは、どうもオリジナルの雰囲気が出ないけど、気を長く持って、じっくり磨いていくつもりでいこうと思います。
二曲目に選んだShe's got a way は、コードが複雑になって、パートのあいだのつながりもまだまだ。
(一曲のつながりに至らず、曲の断片や切れ端で遊んでるみたいな風ですが、必ずしも曲に仕上がらなくても愉しめるかもと思い始めた。)
( ↓ ) 映像は映画用にメイキングされたものなのだが、一瞬あれれ、ほんもの!?って思うほど。
ブロウしまくるジャズ・テナー、みたいなフォーマットにもハマる、すごいわ、ジョン レノン。
この頃のジョンレノンは、ハロウィンに出てくる魔女の出で立ちに似ている。まるでギターが箒にみえる。
裏拍の引っかかりにジョン レノンの特徴があるってのを読んだけど、ブレーキングの効いた踏込みが、くいくいっって食い込んでゆくのだ。
どんな風だって愉しめればいいのだ、
曲になっていようが、一曲未満でもね。 Listen, listen !
Whatever gets you through the night
It's alright, alright
It's your money or your life
It's alright, alright
Don't need a sword to cut through flowers
Oh no, oh no