ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

目指すはスクラップ・ブックか、はたまたビジョン・ボードか。
隠れ家CLUBゴルフィーにようこそ♪

筋膜(Fascia)ライフ

2015年08月23日 | 心の筋力トレーニングを続けよう

” 筋肉や骨などの構造だけを見ていても十分ではありません。"

目鼻口耳といった感覚器官を含めた、身体構造の全体を支える「筋膜システム」の鍛え方。

武術やスポーツでは、感覚器官はどちらかというと鍛えようのない急所や弱点とされ、
骨や筋肉に比べて、ないがしろにされている感があります。
しかし、スポーツのパフォーマンス向上やメンタルの安定化のうえでは、要となる急所。

心身一如と言いますが、感情にもっとも働きかける感覚器官を含めた身心調整の技法として、
これほどに統合化され、具体化されたメソッドは初めてかもしれない。
以前、腰割や能の身体運用についてのメソッドを受講しに伺った安田登氏が推薦文を寄せているのにもびびっと来ました。

(心の時代の次へ ~ あわいの力)
(能をやっていて一番よかったと思えるのは、自分の成果を気にしなくてよくなったということ)

 

米国生まれのボディワークである「ロルフィング」をベースにした身心調整法の探求。

「ロルフィング」のことをあまり信じようとしていませんでした。旧ソビエト軍のシステマに似た匂いがするような気がしたからです。 世界最高峰の技術は得てして軍事産業から生まれるが、身体操法についてもそうなのか。 東洋の古武術にある累々とした教義の重なりが、システマチックにノウハウ化されるものなのか。筋肉や骨の使い方ばかりを追い求めるが、目鼻口耳や皮膚といった感覚器官とそれらを含めた筋膜全体で捉えることが大事らしい。

 「普遍的でありながら共有されにくいところ」を技法化する、素晴らしいアプローチだと思います。

毎日の腰割やスクワットに取り入れて、感覚器官や筋膜システムに意識的にスイッチを入れる習慣を持とうと思います。

( ↓ )   ~ This is Life ~

生命体のありとあらゆるものを包み、つなげている筋膜(Fascia)。 ~ 筋膜とは

身体全体に張り巡らされたネットのようなものが筋膜で、
身体中のあらゆる組織(筋肉、骨、内臓、血管、神経など)を繋ぎ、
ネットの張力で身体の構造全体を支える。
筋膜を、個々のミクロな構造体やポケット状の単体の組織としてではなく、
分断された筋肉群や骨格を、一つのhuman-beingとしてつなげ、生命構造を支えているシステムとしてとらえる。

(字幕オンにすると、作者の驚きがピュアに伝わってくるよう。)

FTM 2014 June - Views of the living Fascia

身体をグレープフルーツにたとえた映像が出てきますが、筋膜はゆで卵の殻むきにも似ているように思います。
全体を包む薄膜の扱いは、少々のコツでうまくいく。

身体の縦の繋がりを感じる

鼻の奥にある篩骨(しこつ)という立方体の骨は、匂い(嗅覚)の通り道になっていて、
この篩骨から尾骨までの筋膜は一繋がりになっている

筋膜はちょうど布団のシーツのようになっているから、
シーツの隅からでも、離れた場所にある筋膜のシワ(癒着)に働きかけることができる。

ロルフィングでは、「重力」との調和を取り戻すことによって身心の質を変えていくが、
身体の縦の繋がりに重力はダイレクトに働く。

「からだが適切に機能すれば、その中を重力の力が流れます。」(アイダ ロルフ博士)

未だ十分に解明されていない重力というフォースを侮ってはいけない。

地球環境の中で、どこへ行っても、何時も変わらない、唯一つ不変の力。

少なくとも私たちは、重力の中で生きる、重力に適応した生命体だ。

鼻はセンサーであり、洞窟である

左右の上顎骨を指で押さえ拡げながら鼻呼吸すると篩骨にスペースができて、篩骨周辺を意識しやすくなり、
そこから縦方向の膜の繋がり全体が反応し、尾骨の動きを感じ取れるという。

(この縦の膜の繋がりは、胚子の段階で形成される原子線条と呼ばれる中心線に由来し、身体全体の正中線のセンサーになっているという。
篩骨は空間の中における方位磁石のような働きをし、「鼻筋の通った動き」というような正中線の通った堂々とした身心の方向付けを担う。)

鼻を鼻筋や鼻孔(鼻の穴)だけではなく、鼻腔全体に拡がる洞窟だと意識することで、
目がスッキリしたり、呼吸が深くなって、お腹が動き出すということが起きる。

鼻をそんな風に捉えたことがなかった。
(鼻の絵を描け、と言われて、空洞だらけの鼻腔の絵を描くひとはまずいないと思う。)

鼻の奥の空洞を意識して刺激を与える、というのは、口角への刺激や、倍音声明、
顔の中心線で意識を整える「ひふみ体操」に通じるものがあります。
(夜明けのスクワット~ 腰割りトレーニングの習慣 ~)
(骨ストレッチ×倍音声明 ~ 體使いへの道)

魑魅魍魎とした「感覚」を掴むためのヒントが沢山。


「筋膜システムをオンにする」3つのプロセス

1)手を体に置いて、その重さが「沈んで」くるのをイメージする。
2)手を置いた場所の少し深いところが溶けるように緩んでいく「流れ」を感じる。
3)筋膜を介して他の部位との繋がりが拡大し、緩んだ筋膜のシートが大きくなり、
  そのシートの弾性が引き出されて自発的な動きや衝動が起こる。
  たとえば前屈時に臀部の筋膜シートを拡げることで、前屈が自然と深くなったりということが起きる。
  筋膜のシートをもっと広い空間に「拡げて」いくことで、動きの質がダイナミックで自由なものに変わる。


 

 内田樹先生の言う「動きに甘みが出てくる」とはこのような動きの変容を指すのでしょうか。
(「倍音声明」体験へ)

沈む感覚を手掛かりに筋膜を活性化するメソッドの他に、ぜひ取り入れてみたいと思ったのは「目」や「視線」をつけるメソッド。

「視線をつけて」動きの質を変える。空間の捉え方を変える。

( ↓ ) バレエには「首をつける」という表現があるそうで、視線で空間を切り開いて、その方向に腕を伸びやかに導いていく。
    視線を使わないで行った腕の動きと比べれば、違いは歴然だといいます。
    必ずしも、目で見ることができない体の部位であっても、視線をつける意識を持つことで動きが変わる。

1ミリ動くのに数秒かけるくらいのつもりで、じっくりと自分の身体の中で起こっていることに注意を向けると、
身心の中で起こる緊張のパターン(身心のクセ=ホールディング)に気づき、徐々にその緊張を手放すことができます。

この時、緊張が特に多くあるのが、首から上、目鼻口耳に集中しているのに、そこが盲点になりがち。
目の動きの他にも、たとえば、足上げ腹筋(ニーアップ)の時に、口や鼻を連動させて、お腹のコアを緩ませる。
実際には無理でも、膝のお皿に舌を伸ばして舐めるイメージを持つと、表面の筋肉が緩んで、自然と膝が上がってくる。

 

目鼻口耳や皮膚などの感覚器官を意識的に使い、筋膜システムをオンにして、
新しい身体の使い方や感じ方を身につける”、
”自分自身とからだとのつながりが深まり、精神的・肉体的により統合された状態へと変化していく。” 

 故障でロング休暇の後半一週間お休みでしたが、休暇明けの明日から野菜の酵素パワー習慣も再開します。

 

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[2015年8月]夏の4連戦 ~ ホールインワン達成 !!

2015年08月21日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

お盆の週末に、同窓会出席の為 一泊二日の弾丸帰省、
週明けの月曜早朝から4連戦というツアープロ並みの強行軍でしたが、なんとか終了。

 成果はこれ。

 

2013年にアルバトロス ! を達成して以来の奇跡、今度はホールインワン です。

([2013年1月 ホームコース申込ラウンド] ☆彡 アルバトロス達成 ☆彡)

場所は新武蔵丘ゴルフコース 2番/130ヤード。
夏休み中の2人はともかく、この日はT嬢、
さらには全日本サマーカーニバル的熱気をはらんだ初参加のTさんも加わってのラウンド。
むんむんしてきます。

このコースはレギュラーティーがオレンジ色という変わった設定になっていて、前組の方々がレディースティーの位置を訊きにいらっしゃいました。
これが伏線だったのか、次の2番ホールで出たホールインワンの前組証言をいただくことに。

  

あとづけで、何とでも言えるでしょ、と思われるでしょうが、
昨日、なんだかホールインワンが出そうな予感はあったのです。
(あまりそういうことは言わないのですが、前日のラウンド後半、4番に続いて最終9番でも、ホールインワン宣言。
ひと晩おいて、その続きでホールインワンが顕現化した、みたいな感じです。)

谷越えすぐのGreenまで199ヤード。
>なんだか、ホールインワンが出そうな気がするなぁ、
>内田樹先生の「予言の遂行性」という言葉を思い出して、「予祝」のつもりで写真を。

しかし、この後はホールインワンに恥じぬスコアを、と汲々としたゴルフで、100切りが精一杯。

「右手スクエア」のグリップをルーティーンに採り入れて、アイアンの精度が格段に良くなったのですが、
へぼゴルファーは、アイアンが良くなれば、今度はパッティングがへぼへぼになります。
うまい按配に足し引きされて、予定調和的なへぼスコアが出来上がります。

【3日目】新武蔵丘ゴルフコース

そして、昨日が最終日、4日目でした。

(流石に連戦の疲れがピークに達して、昨日はブログアップできなかったので、まとめて3日目、4日目をアップ。)

【4日目】おおむらさきゴルフ倶楽部

せめて、最低限ゴルフに対して礼を失することがないように、とラウンドしました。

後半途中から、そのための工夫として、
いつもはパーを取ったら〇にしているところを、ボギーで〇に変更してのラウンド。

気分の高揚はなく、後半はパーすら取れませんでしたが、
ボギーであがれば十分合格だというのを、目に見える形にするのはいいことです。
ボギーで〇をつけ始めた後半あがり途中からは、6連続の〇です。これなら、身を持ち崩すことはありません。

右手スクエアのグリップをルーティーンに採り入れて、アイアンの精度が格段に良くなったことと併せ、
この連戦の収穫だったと思います。

( ↓ ) おおむらさきでのスイング撮影。イ・ボミ選手のスイングを真似て、右足太ももを左足膝で受けとめて外旋するイメージをもってます。
    左膝を止めずに、定位置をキープしながら外側に回す。
    そして、右足軸、左足軸、どちらか一方に極端に寄せる必要もないので、
    無駄なクセは取り除いてバランスの良いスイングを心がけることにしました。
    しかし、 実際にスイング写真を見てみると、スイングの淀みがよく分かります。
   (左足かかとが、いわゆるジャンプアップしていますが、ここを意識して直すかどうか。)


( ↓ ) 2日目までは反省をまじえながら、ラウンドノートをつけておりました。

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さて、夏の4連戦、、連日朝も早いので、その日のラウンドを反省して4日間を過ごしてみようと思います。

ブログの方も、実戦を重視して、日々の反省記録を次の日のラウンドに活かしていく。

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【2日目】さいたま梨花カントリークラブ

調子はさほど悪くないのですが…。

スタートホール、イボミ選手のスイングよろしく、左膝を外旋させていく打ち方を試してみました。
ボールは確り掴まりましたが、左腰が切れすぎて、レフト方向へ快心の当たり、OB。
出だしからまた、9、8と、帰りたくなるような大叩き。

12番、14番でParを奪取して反攻開始するも、

15番はパーパットを外すと3パットでダボ、
16番は1mのパーパットを外し、
左ドッグレッグの17番ロングは、今日一のティーショットが真っ直ぐ奥まで突き抜けてOB、
18番はバンカーのあごに突き刺さった球が目玉で、脱出に4打を費やす。

万事休すの58.



つめたい梨花。


後半、ダボを続けながら4ホール目は得意とする200ヤード級の長いショート。

谷越えすぐのGreenまで199ヤード。
なんだか、ホールインワンが出そうな気がするなぁ、
内田樹先生の「予言の遂行性」という言葉を思い出して、「予祝」のつもりで写真を。
ホールインワンならずも、3アイアンでピンそば2mにつけてバーディー逃がしのOKパー。

載せてくれぃ、と言うのでめずらしく掲載いたします。

 

続く5番も楽々と連続Par奪取、
またゲームの支配感が出てきたぞ、と思いましたが、ここまで。

6番はバンカーにつかまってダボ、
7番は、50cmのパーパットを外して、ちょこっと合わせたパットをまた外し、50cmから3パットする失態でダボ、
8番ドラコンチャレンジ・ホールはK点越えで景品の天津甘栗をゲットするも、
なんだか気乗りがしない上に、奥のGreenを狙わないといけないのに、手前のGreenに乗せに行ってトリプル、
悔しいのでホールインワン宣言して狙いに行った最終9番は、
アドレナリンの出過ぎた6番アイアンがピンの上を真っ直ぐ通り越してGrren奥まで、そこから3パット。

まったく、スコアメイクができません。

明日は、サンダー杉山クラスの大型選手が初参戦するので、気合が入るかもしれません。

ほんとうに真面目にゴルフをしないと夏が終わってしまいます。
おじさんの青春も乙女ほどではないが短いかもしれない。蝉みたいなものかもしれない。

夏をあきらめてはいけないぞ。ちゃんと反省して次に活かすのだ。

(二日目終わり。続く。)

冷たくしないで。

【初日】ホーム/菜の花コース

強い陽射しの酷暑を想定していたというのに、
晴れ男を返上せざるを得ないくらい、どしゃ降りの中での初日。

名門大宮ゴルフコースでのラウンドを予定していましたが、手引きカートでのラウンドは激しい雨の中では無理と判断、
急遽ホームコースに変更してのラウンドとなりました。

( ↓ ) 雨の激しさを物語るスコアカード。
濡れて書けなくなるので、結局この日、 少なくとも3枚のカードが必要になりました。

グリーン上の水溜りでパットは止まり、
フェアウェイを外すと、ラフの芝は水の中に沈んでいます。
水と芝の両方を切らないと、思ったように前に飛ばない場面もしばしば。
そして、泥水の池と化したバンカーに入るとボールを失くします。
度入りのサングラスの視界は雨に濡れ、湿度に曇って視界の確保もままならず。

そんな過酷なコンディションのなかでの、48は立派な出だしだったと思います。
特に8,9番、不運なダボや8叩きにもキレず、連続Par奪取するなど、我ながら粘り強い。

後半がいけません。

後半スタートの12番、
ドライバーを左方向に打ってからの2打目、
スタイミーになる木を避けてドローを4アイアンで打とうとして右へすっぽ抜けてOB、
その後打ち直しで右ラフまで行った球を、今度は林の間を抜こうとして跳ね返されてのOB。
結局10打を費やす羽目に。
その後13番でまたもティーショットを曲げてOBも、そこからOBパーで16番まで徐々に押し返す。

しかし、上がり2ホールで堪えがきかない。

この日は、イ・ボミ選手の右手をスクエアにしたグリップが、アイアンで効果を発揮するも、
ドライバーでややもすると、右手に力が入り過ぎる結果になりました。

これが反省材料。

でも、引っかけは減って、インパクトが厚くなってきました。
巻き球が出るのと、雨でグリップが滑って、右にすっぽ抜けたりもするので、安定感はなかったですが、
明日以降、微調整しながら、調子をあげていきたい。
時々雑になりますが、集中力がある時のショートゲームはかなりいい。

饒舌無用のスコアですが、103-96、差はまだ7打です。

明日も雨降りが心配。(続く)

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2015年夏 同窓会帰省

2015年08月17日 | 旅と帰省とお出かけと

Good morning,Osaka!
体育祭で続けて一等取ってお前が目標だったと言われた30年ぶりのエピソードにじーん。
私は競争とか、そういうのが好きじゃなかった、そんなのはとっとと降りるよって。得な性分ではないと思う。 pic.twitter.com/v3NmMSYSRs


今日は 20 回 スクワットしました! #365daysApp s.tee-app.com0530タルセバ。
大阪の食を少し楽しんで墓参り済ませたら東京に戻ろう。
弟一家も海外旅行から戻ってきて一緒できます。
明日からはイボミとロルフィングをゴルフに活用するぞ。


そうだ、明朝早くから4連戦なので、Twitterのブログ連携機能をオンにしておこう。
昨日は30年ぶりに同窓会だったので、朝から大阪入り。
お盆の週末に弾丸日程ですが、来てよかった。 pic.twitter.com/SocHzHdP9J


昨夏はここで見たのだが、なかった…。
幻の食材「亀の手」、哀しみの黒門市場。
こんな店でも外国人旅行客向けにイートインをやってる。
カメノテ、アリマスカ?と訊いたら怪訝な顔のお店の人。 pic.twitter.com/t8KLiQsu50


鯨の鹿の子とさえずり。
ちょっと薄い。
最近爆食危機に備えて、マグロをなるべく食べずにニッチを狙う。 pic.twitter.com/CqPQGQ4GZW


目白帰りの池たこ作戦は未遂に終わりましたが、揚げたこ焼きではない、外も中も熱々はふはふの関西たこ焼きを食べることができました。 pic.twitter.com/CS3DbP6sP1


旅の〆は関西の夏の味覚ハモづくしの寿司。
生命力の強い鱧にあやかって、明日からは食らいついていくゴルフを。
もはや大阪でもバッテラを探すのは難しいが、棒鮨には興味がないので焼き鯖寿司。
大阪紀行のはずがこんなのばかりになってしまった。 pic.twitter.com/ZjoyN1BvmB


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[ピアノ弾きおじさんへの道] マーサ・マイ・ディア(前半/片手、オクターブ奏法)♪

2015年08月12日 | ツールとしての音楽

どうやってよそ者だったピアノを馴染ませて、ピアノ弾きになっていくか、

ピアノ弾きおじさんへの道、続きます。

マーサ・マイ・ディア、
ポールは自身の腕試しに、このピアノ曲を作ったという。
ホワイトアルバムB面冒頭を飾る、この美しいピアノ・ピースの後、
ジョン レノンのI'm so tiredを挟んでギターピースの名曲ブラックバードが並べられる、贅沢なつくり。

これまで未だ、一曲を通したコード弾きすらモノにしてもいないのに、
エラそうなことを言う資格はないが、この曲では、右手はコード弾きではなくメロディを弾く。

さらに、左手はいわゆるオクターブ奏法をマスターする必要がある。

右手と左手を合わせるには、「左手がコード/右手がコード」ではなく、
「左手がコード/右手がメロディ」というパターンすら飛び越えて、「左手がオクターブ奏法/右手がメロディ」、になるから、
合わせるタイミングの音(3小節目の左手D/右手A、4小節目の左手E/右手Cからのオクターブ)や歌詞のタイミングを考えないといけない。
私にとっては難曲だが、練習曲としても素晴らしく、様々な要素が詰まっている。

(近頃の楽譜は音もついているのでとても分かりやすい。⇒  Musicnotes/マーサ・マイ・ディア)

Martha My Dear Perfect Piano Intro Tutorial

左手、右手に分けて練習するのはもちろんだが、さらに前半の5小節目までを切り出して練習することに。
前半部には、左手のオクターブ奏法が出てくる。

広瀬氏に励まされる。

独学でピアノを練習しているとオクターブは、かなりの障壁に感じるだろう。
ピアノに慣れた人は、そんなことを意識もしないだろう。オクターブって言われれば、親指と小指でピタッと橋の形を作ることができる。
指が届かないわけじゃないが、たとえば「ド-ド」を押そうとすると、親指はドを押しても、
小指は言うことをきかなくて、シを押したり、鍵盤の溝を押して「ドシ」と鳴ったり、なかなかうまくいかない。
なぜできるの?最初の頃、これは大きな謎だった。でも自分ができるようになって、ようやく大きな謎が解けた。
”手がオクターブの形を記憶してるんだ”

マーサマイディア 左手Part1 オクターブ奏法

広瀬氏の箴言をもっと。

なるべくなら、右手から練習するより、左手から始めたほうがいいな。
大抵の曲は、右手に比べて、左手の方が動きが簡単なんだ。
だから覚えるのが楽でスイスイ前へ進むことができる。

でも左手パートって、伴奏パートだから、練習していても単調で面白みに欠けるんだ。
そんな時は、口でメロディを奏でながら、左手を弾いてみよう。
これは、両手が揃った時のイメージがつかみやすいから、意外に効果が高い方法なんだ。

マーサマイディア右手Part1

本当に左右を合わせることができるのだろうか。

後半部分は左手は簡単そうだが、右手は単音のメロディに加えて、3音や2音の和音をリズム良く弾いていく。
これくらい右手の音が弾むと、左手は単純な分、つられることなくリズムをキープするのが難しくなる。

また、音を探しながら、ジーッと鍵盤を眺めて、押さえる指を確認していく地道な作業から。。
今回は片手ずつの練習以上に、左右を合わせるタイミングを細かく見ていかないと、曲にならない。

ゴルフとピアノの強化休暇、というテーマに相応しい曲だ。

P.S ネット教室に怪しいペンネームではありますが、私の感想文が掲載されました、うれしい! ピアノ練習は、WIFIやタブレット端末の進化の恩恵を受けます。ピアノ鍵盤に向かいながら手元で確認できる。
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[ピアノ弾きおじさんへの道] スケールを弾くところからのスタート

2015年08月11日 | ツールとしての音楽

インターネット配信型のピアノ弾き語りレッスンの受講を開始しました。

大塚の音楽スタジオで開催された体験グループレッスンに参加してみたのですが、
全くの初心者向けではなく、「簡単なコードを弾ける人向け」だったので、
はじめは”さすがに場違いなのでは”、と不安でしたが、とても楽しかった。
参加者は先生とアシスタントの方以外に、私を含めておじさんが3人、女性が2人で、
順番に持ち歌(練習中の曲)を弾きながら、QA形式でレッスンが進んでいくという内容。

集まった方々のなかで、明らかに私が一番の初心者なのですが、
少人数ながら音楽好きな人たちの中で、Hey Judeを歌いながら弾き出すとこれが楽しい。
上手下手の関係なく、英語を話す人に囲まれた中だと、英語を喋るのにためらいを感じなくなるのと同じような感じ。

しかし、身の程はわきまえていますので、2つあるピアノ弾き語りコースの中から初心者向けの入門コースをチョイス。
(もう片方のコースも、フィルインの仕方とか、テンションコードとか、わ! これやってみたい! って内容だったのですが、あえてグッとがまんしたのです。)
コードの四分打ちだけではなく、もっと指トレーニングや基礎練習からじっくりと取り組んでみようと考え直しました。

好きなビートルズの曲は、教材とは別に自分でプレイするしかないでしょうから、
無理のないペースで、着実に続けられるように。

能をやっていて一番よかったと思えるのは、自分の成果を気にしなくてよくなったということ」という言葉がありましたが、
私にとって、ピアノはそんなものかもしれません。
もちろん上手に、思ったように、弾き語りができたらいいなぁとは思うのですが、特段の成果を求めているわけでもない。
頭をクリアにしたいなぁと思ったら、物理や数学系の本を読む代わりに音楽理論の本を読む、
もっと、フィーリングを良い雰囲気で醸せたらよいなぁと憧れながら、歌や音に遊ぶ、そんな感じでよいのです。

片や、「5歳で始めて20歳で到達すると天才と呼ばれるのに45歳で始めて60歳でだとそう呼ばないのはオカシイ」という言葉もある。
何歳になっても、好きで何かをやっている、という現在進行形を持っていると、幸せでいられるような気がします。

( ↓ ) それでも、インターネットレッスンの配信が始まったというのに、ちゃんとキャッチアップできていない。
    基礎練習だから、目で見て、一回で分かったつもりで終わりにしてしまいがち。これではものにならない。
    
    少々面倒くさい方法だが、レッスン内容を他の本なども参考にして、自分なりに工夫し消化して、動画にして結論を出していく。

 

武村メソッドは茂木健一郎氏の解説もついている脳科学的なアプローチが面白いし、
広瀬氏の本は、ぶつかる疑問や壁の部分が似ていて共感できるし、参考になる。

ゴルフにも通じる、気づきや発見、
いかに分かりやすく、効率的に、身につけていくか、という工夫をしていきたいと思います。
捉え方の工夫、というのはジャンルを超えて共通するものがあると思います。

( ↓ ) 中指をポイントにした「指くぐり」でスケール(音階)を弾く。
こういう基本動作は、教わらないと分からない。

広瀬氏の著書にならって、ド、ファに絞って、大譜表上の音階を見てとれるようにする。
ヘ音記号の下段のファと、ト音記号の上段のファを書き足してみた。
武村メソッドでは、ドとソが重要な音ということになるが、
ファを識別出来たら、今度はソ、次はラと、対象を確実に増やせばよい。
ピアノでもやらない限り、ヘ音記号とト音記号を縦に並べた大譜表は馴染みのないものだから。

( ↓ ) 五線譜上の1-5の指使いを腱板上に置いてみると、実に理にかなった動きになっている。

ピアノレッスン1_スケールを弾く

次は、左右の指がお互いにつられることなく動かせるように「ジグザグ奏法」の練習。 

ピアノレッスン_ジグザグ奏法 左右別々の指使い

 

これも、1-5の指使いを鍵盤上で置いてみると、左手の動きがシンプルなので弾きやすいのも当然だと理解できる。
ポイントになる右手のミ⇒ソ、ファ⇒ラ(2⇒4,3⇒5)の動きも理屈にかなっている。

さらに、レッスン内容を自らの指でなぞってみる。

華麗なエンディングをつけるテクニック

 

左手リズムキープ カエルの歌

 

まもなく50を迎えようとするピアノ初心者のおじさんが、

どうやってよそ者だったピアノを馴染ませて、ピアノ弾きになっていくか。(続く)

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[2015年8月] 80台定着への足がかりをつかんだような気がする。

2015年08月09日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

ショートゲーム革命は確実に訪れた模様です。

( ↓ ) 並べているのはデュフィですが、対岸にはモネ、日傘の女。(釣りのおじさんか。)

一週間以上も続いた35℃超えの猛暑の日々がこの日は和らいで、コースには涼しい風さえも。

(オルセーかセーヌかリンクスか)
(あのひとのワルツ)

ロングパットから1-2mのショートパットまで、自信を持って決めれるようになり、
ことごとく奥に行ってたアプローチも、KSウェッジを使うようになって、心配が消えました。
OBとワンペナで大叩きした16番や、木に打ち込んだ18番もあって、
いつもなら、もっと崩れがちな内容ながら、ショートゲームを支えに51で持ち堪えた前半。

そして、後半は4つのParと5つのボギーでダボ無しの41。

さくら草ハーフ、青ティーから自己ベストでのラウンドでした。

80台定着に向けた足がかりをつかんだような気がします。

ドライバーが冴えない中、キレの戻ったアイアンとショートゲームでスコアを作ります。
KSウェッジの見事な寄せっぷり、2度のバンカーも難なく脱出。

前半の51と後半の41、

この差は、まさしく、「簡単にダボを打つか打たないか」の差にあります。
安定した80台への足場固めの要諦は、まさにここ。

ショートゲームで、アプローチであれ、パットであれ、
ワンストロークの振り幅を、リズム通り丁寧に確りと、ピピッと決めれるか。

(下:ゴルフダイジェスト8/18号よりスクラップ)

 

 エースパターのヴァーサ#7、50度/56度のKSウェッジ・ゼロバウンスの2010年/2015年モデルを得て、

ショートゲームは納得の布陣が出来上がりました。

( ↓ ) 今日はコースで、フルショットの距離感を再確認。

 50度で105ヤード、56度は80ヤードではなく70ヤードだと考えるのがよさそうだ。

練習中にX-Tourの3番アイアンのメダリオンがまたも剥がれて、アロンアルファで応急処置。

掘り出し物っぽいキャロウェイのX-Hot2の3番アイアン目当てでショップに立ち寄ったところ、
同じキャロウェイの飛び系アイアン、XRアイアンに目が留まる。

しかし、XRアイアンは4番からのラインアップになってしまって3番アイアンがない。
上級者仕様の「XR Pro」なら、3番アイアンがあるとのこと。

発売されたばかりのCallawayコレクションのアイアンセットを見て、かっこいいなぁと思いました。
(しかし、Callawayコレクションも4番からで、3番が単品でも売っていない。)

3番アイアンは、2番アイアンがそうであったように、難物扱いで、もはや絶滅危惧種です。
200ヤード先のターゲットを(少なくとも気持ちの上では)点で狙っていける愉しみがあるクラブだというのに。
手先だけでは掴まった球が打てないからスイングを良くする効果もある。

そこで、買う予定もない4番からのCallawayコレクションなのですが、いつかつながりそうな気もして、

ソール形状の安心感がCallawayコレクションと同じで、つながりの良さを感じたXR Proの3番をお買い上げ。
(X-Hot2は、ソールの薄さやクラブの形状が、今持ってるX-Tourとあまり変わらず、楽に3番を打ちたいこともあってパスしました。)

「XR Pro」アイアン、本当に楽に打てます。

( ↓ )前から使っているX-Tourの3アイアン(左)と、XR Proの3アイアンでのスイング。

X-Tourのほうが一生懸命振っているのに、軽く振ってるXR Proのほうが、ヘッドスピードもゆっくりなのに飛んでいる。
(ボール初速も遅いから、飛びの3要素の残りの二つ、打ち出し角とスピン量に優れているということなのか。)

実際、今日のさくら草INの14番ショート(グリーン中央まで202ヤード)では、
テークバックを少なめにした、正確なコンタクトで軽く振ったのに、グリーン・オーバーしてしまいました。
これまで3アイアンは200ヤードまでを打つクラブだったが、210ヤード以上までカバーするクラブになった。

 

 Callaway XR pro 3アイアン初打ち

さぁ、足場を固めた進撃の巨人、どういう夏になるのでしょうか。

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あるよ。おかわり。

2015年08月02日 | 日記

先日、東京駅のガード下にあったお気に入りの店が閉店しているのに気がついた。
十年ほど前に見つけた、新浪漫亭という鉄板焼きの店で、たこ焼きがとても美味しい店だった。
外がかりっとした東京風ではなく、はふはふして熱い、昔から関西ではよくあったやつ。

あまり、関西人とか江戸っ子とか、こだわりを持っているわけでもないのだが、
味は記憶、とはよく言ったもので、そういうメニューってあると思います。

牛すじもそんなメニューのひとつ。(かね又のシチュー)
そんなものばかり食べていたわけでもないのだが、妙に懐かしい。

自分としては、ここ十年は、殆ど最近の部類に入るのだが、その時間感覚がもはや、若い頃とずれてきているのかもしれません。
映画HEROも、最初のTVドラマから十年来の作品になるらしく、映画館に居る観客の年齢層が意外に高いのに驚いた。

新宿でも池袋でも、渋谷でも六本木でもないが、別に今宵を過ごす一軒が、雑踏だらけの大きな街である必要もない。
JRの駅から徒歩一分、夢の坂道をすたすたと降りると、絶品の昭和がある不思議。

北の国からの味を出す店と思いきや、
十二時間煮込んで提供するという、こだわりのメニューが牛すじ豆腐。
ハモの洗いもぷるぷるしてる。記憶の味だ。

素晴らしい店を教えてもらいました。
その日もおかわりしたが、七月最後の満月の宵に、さして間もおかずに再訪、おかわり。

(左下は、KAGAYAさんの写真から。ピントのあまい残りのやつが私ですが、呪われた夜のような、欝蒼として、どこか西海岸風の雰囲気がわるくない。)

今夏、長期間同一業務に従事しているため、"ロング休暇”を取ることになりました。
さしたる予定もないのですが、

お盆と週末が重なる帰省のピークを避けることもせず突っ込んで行き、
大阪からの弾丸戻りで、くたくたかもしれぬ翌朝からは4連戦。
こてこての仕込み。

暑いさなかに何と酔狂な計画だ、無理せず愉しくプレーしよう、と思うのが普通です。
よりによってこの猛暑の中 4日連続、って…

しかし、ふと思い至りました。
恐るべしゴルフばか、、ひょっとして4連戦というのはツアートーナメント狙いなのか。

男子プロは、ツアー選手なら、熱い四日間を闘い切るのだ、と考え直す。
ゴルフという心技体の総合力を問うスポーツで、過酷なツアープロと同じ日程を過ごす、
ひょっとすると企てとしては生半可なく面白いのかもしれない。

全英は涼しいスコットランドだが、群馬、埼玉あたりは日本でも有数の猛暑地域、
自分が煮込まれて、コラーゲンにならないようにしないと。

先日の全英オープンで、これまた、はたと気づきました。
同じテーラーメイド契約プロのジェイソン・ディとダスティン・ジョンソンをなぜか混同していた私。

私の意識の輪郭は、ときどき際があまくなって、
ダスティン・ジョンソンが今度はピート・タウンゼントに、そしてナックのヴォーカリストへと混濁していく。

 

 

イーグルスの呪われた夜を探していたら、マイシャローナのすごい演奏を見つけた。

..one of the best solo ever on the history!!
おじさんナックのリユニオンかと思いきや、なんか俺達すごくね!?ってのりになって、そのまま奇跡のようにいってしまう。

The Knack- My Sharona (Live 2005)

コメント (2)
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