ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

目指すはスクラップ・ブックか、はたまたビジョン・ボードか。
隠れ家CLUBゴルフィーにようこそ♪

[2018年秋] ゴルフィーは流星だった。

2018年10月31日 | ゴルフィーライフ

「ゴルフィーは流星だった。」
 ~ ウルトラセブンみたいなタイトルでしょ。

( ↓ ) 私のゴルフライフは流星の如し。”うぉーうぉ―うぉぅ、 流れてゆく”。

流星 (吉田拓郎)カバー

「ゴルフィーライフ」を標榜しながら、ゴルフ記事をブログにアップしなくなっていますが、
バカバカしいくらいが丁度いいのかもしれませぬ。

鼻唄作曲アプリ「HumOn」で作った曲を、LINEでゴルフ仲間へ各人のテーマ曲としてプレゼントしたら結構褒めてくれましたので、
イギリス旅行のプレゼント(というよりは、所謂スーベニアですが。)と併せて、簡単なビデオにしてみました。

旅行期間中に開会したウィンブルドンには行けなかったので、
ウェストミンスター寺院でゴルフに因んだ家の紋章をチョイスしてきました。
(「私は腸美人」で登場したKerr家の紋章もあります。)

 

2018年ゴルフリンクスのペンダント

 

療代もバカにならないので、ラウンド回数をずいぶん減らしています。

元々それ程上手なわけでもなく、
スコア・メイクする術を覚えぬままに、一球の刹那を追い求めているような気質のゴルファーではありましたが、
常にParを狙っていけてる時は、ラウンドしてて充実感がありました。

しかし、ここ最近はブログ化するのが億劫になる程に
ゴルフの内容自体が冴えません。
以前のように飛ばなくなったのも影響してるのだと思います。
ドライバーが飛ばないと、他の技でカバーしていくのが本当に上手なゴルファーだと思うのですが、
私の場合、雑で安定しないアプローチとか、時々適当になるパッティングとか、
自分の悪い所ばかりが顕現してきます。

どこかしら、丁寧さや謙虚さを欠くのです。

( ↓ )

8月終わりに行ったツーサム・ラウンドでは13番ミドルでOBバーディー(つまりダボ)の後、
スコアをつけるのも止めてしまっています。
暑さに耐えられず、ホール途中で見込みがないと分かるとすぐにギブアップして、カートに戻って休んでました。

先週末のラウンドでは、一個のParすら奪えず。

 

 

 

 

 

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[2018年2月] 価値ある99(パワートルネードからエピック・スターまで )

2018年02月25日 | ゴルフィーライフ

18番ホール、2mのラストパットを沈めて100叩きせずに踏ん張る、価値ある99だった。

(1月の月例でシャンク病が勃発し、次のラウンドでも引きずっていましたが、克服しました。

この日は芝刈コンペ、同組のMr.ケーデーが優勝!🥇

7個 Par奪取しても100切りがやっと。

(年明け早々も、イーグルとバーディーを揃えても98でした。)

荒くて粗いゴルフですが、それもまた現実。

 


 

99
I've been waiting so long
Oh, 99
Where did we go wrong
Oh, 99
I love you
99

99、ずっと待ってたよ
あぁ99、僕らはどこで道を誤ったんだろう
あぁ99、愛してるよ

I keep breaking your heart
Oh, 99
How can we be apart
Oh, 99
I love you

99、傷つけ続けてごめん
あぁ99、どうして僕らは離れてしまったんだろう
あぁ99、やっぱり愛してるよ

最近なら99といえば、Superflyなのかもしれないが、おじさんはこっちなんです。
100切りを蔑ろにするのは止めよう。
汝、99を愛すべし。
一瞬の夢や刹那に酔うのではなく、現実を少しでも良い世界にしよう。
現実がスコアで測られるなら。

99 - TOTO(日本語歌詞付き)

 改めたのは、右手がほどけて緩まないように、手首のコックをキープすること。
⇒ [2018年2月]壁にぶつかった = 扉が見つかった。


 一昨年、カッター&バックの冬用ゴルフウェアを買ったのだが、街着になってしまっている。

 (★★ ミッション1 = ペンタゴン作戦 ★★)

長らく(おそらく10年近く)ゴルフに愛用しているのはMizunoのブレスサーモ。
いい加減、つんつるてんになりつつあったのだが、
ニューモデルが出ても、あまり魅力的でなかったので見送り続けてきた。

今冬、特に何を買うこともなくバーゲンシーズンも終わろうかとする頃、目を引く広告を見つけた。

”魅せるブレスサーモ”。
たしかにここ数年のモデルのようにモコモコしてなくて、しかもイージーケア。
信頼を寄せるブレスサーモの機能に加え、ダウンのような温かさとスマートさ、アクティブな取り回しを両立させている。
カッター&バックのヒート・ナビみたいな光を熱に変換する機能まで付与されているらしい。


黒に見えるがカラーは「ピーコート」。そんな名前の色はないと思うのだが、要は濃紺だ。

別のピーコートの話だが、私がほとんど着ないでいるピーコートを、この冬からまーくんが着ている。似合っている。

 

中の差し色が、アニカっぽくていい。 

久しぶりにスイング動画も撮ってみた。
(調子崩しているさなかのせいか、スイングがばらついているようにも見える。)

★2018年2月 パワートルネードからエピック・スターまで。

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エピックスター

2017年07月31日 | ゴルフィーライフ

先日のゴルフダイジェスト・ダブルス選手権に出場した時に考え直しました。

やはりゴルフは、力強いドライバーが大事。

18ホールの間 松山英樹選手になったつもりでラウンドするためには、
先ず 『ティーグラウンドで自信を持って撃っていけること』。

競技の時は特に、ドライバーがちゃんとしてること。

ティーグラウンドで自信を持てれば、スムーズに闘いに入っていけますが、
ティーショットに気持ちを込めて撃っていけないようでは、気持ちのうえでも試合になりません。

春先にグローレFドライバーに変えて、ダグフックは消えましたが、飛距離がずいぶん落ちてしまいました。
青ティーからでも越えていた吹流し(白ティーから230yard)に届かなくなっているのです。
シニアになっても飛ばせるように、アスリートっぽいモデルへのこだわりを捨てようとしたら、そのままシニア入りしてしまったかのよう。
飛ぶと評判のドライバーなのにどうして?? って不思議に思っていましたが、
最新モデルのグローレF2に替えた石子も同じように飛距離が落ちています。”飛ばない”って言ってる。
自分だけじゃないんだ、って納得。。

そこで先日のラウンドで、二本差しにしていたXR16を振ってみたら、久しぶりにK点越えの当たりが戻ってきました。
(このXR16は一昨年のダブルス選手権の頃からチーピンやダグフックばかり打つようになってしまい、
いつかシャフトを交換して使ってみようと思ってとっておいたドライバーです。)

ドライバーに迷ってばかりで、一番苦手なクラブがドライバーになってしまっています。

安定したゲームメイクをするためのティーショットを求めているうちに、
飛距離だけでなく、力強く自信を持って振ることを忘れていた。
(力むのではなく。)

そんな時に現れたのが、キャロウェイのGBB(グレートビッグバーサ)エピック・ドライバー。

ジェイルブレイクな雰囲気のある、「明日に向かって撃て」。
”夢を追い求めて自由奔放に生き、それが故に時代に取り残されていく”
実在したアウトロー、ブッチとサンダンスの物語。
主題歌だけでなく、South Ameriacn Getawayとか、他にもいい曲がある。
Come touch the sunとか別名でも登場するモチーフを貼り付けておきました。

二本の拳銃を両手に持って、在るのか無いのかもわからない、明日に向かって撃って出る二人、
まさしくJAIL Breakだ。

Burt Bacharach ~ Not Goin' Home Anymore (Reprise)

エピックスターは同じエピックのサブゼロ(カチカチ・スリーブ付きの重ヘッドモデル)より
初速アップ効果が高く飛距離性能が高いとの評価。
(意外にカチカチは使わないので、スターにだけついている、ヘッドを軽くした分効きが良くなったというソール部分のウェイトの方が使い勝手がいいかも。)
 慣性モーメントも大きくて左右の曲りも少ないという。

エピックは、(ゴルファーの虚栄心を満たすように実際より立ったロフト表示にしている)最近のドライバーには珍しく、
正直なリアル・ロフト表示で、しっかりロフトが立っているとのこと。
弾道も初速の速さが特徴のライナー系らしいので、9.5°ではなくロフト10.5°のモデルを選びました。

( ↓ ) エピックスターが“一番飛ぶドライバー” D-1グランプリに輝いたゴルフ・ダイジェスト2017/9月号の記事からのスクラップ。

今回はシャフトのほうも、カスタム・シャフトに戻すことにしました。
オリジナルの標準シャフトは、そもそもがヘッドとのマッチングを考えて装着されているシャフトだから良い、との意見もありますが、
やはり、どこかシッカリ感が足りないような気がする。
(ここのところ2本続けてオリジナルの標準シャフトにしたのですが、チーピンやダグフックを怖がって、ちゃんと振れなくなっていました。)

ツアーAD TPにするかフジクラのスピーダー・エボリューションⅢにするか迷ったのですが、
サプライズを求めるならこちらだろう、とエボ3(通称 赤エボ)に決めました。

走るシャフトのイメージがあるが、叩けるシャフト、左を怖がらずに振っていけるシャフトとの評価もあるのが心強い。

 

↓ 選んだのはエボ3(赤エボ)569のSシャフト。569だとSでシャフト重量は59g。バット径もオリジナルより太いらしい。

前から気になっていながら、売切れ御免だった「シャフト・スタビライザー」。
手元側に装着することにより、カウンターバランス効果で、ダウンスイングの手元の挙動が安定し、チーピンやフックにも効果があるという。

( ↓ ) フジクラのMCTテクノロジー、グリップ側に重量を持たせて、手元の浮きを抑え、ダウンスイングを安定させるという発想が似ている。

         シャフトをエボ3にしたら、シャフト・スタビライザーを装着したような効果が期待できるではないか。
     



以下エボ3(赤エボ)について、マーク金井氏の評価。

シャフトの挙動

試打するシャフトの種類は569のSフレックス。50g台をチョイスしたので、45.5インチの長さで組み上げた(60度法計測)。
ワッグルすると、ほんの少しであるが手元側がしなる。
エボ2よりもシャフト全体のしなり感が少し増している感じがする。

実際に打ってみてまず感じたのが挙動の安定性。
Speederシリーズならではの加速感はあるのだが、エボ2に比べると、シャフトの挙動がマイルドでタイミングが取りやすい。
1発目からイメージ通りに芯を喰い、力強い弾道が打てる。
このSpeeder Evolution IIIにも手元側に金属を装着している影響だと思うが、
ダウンスイングで腕の軌道が安定し、インパクトで手元が浮きづらいのだ。

そして印象に残ったのが、振り抜きやすさ。
メーカー側は「軽快」さをアピールしているが、感覚的にはしっかり振り抜ける。
シャフトは切り返しで手元側がしなり、ダウンスイングではシャフト全体が力強くしなり戻る。
ダウンスイングでのしなり戻りが唐突過ぎないから、自分のパワーを余すことなく出し切ることができる。
それが振り抜きやすさにつながっているのだ。
加速感もさることながら、このSpeeder Evolution IIIは自分のパワーを引き出しやすいシャフトである。

また、エボ2と同様にシャフトの挙動に良い意味で少し遊びがあり、
ダウンスイングの軌道が多少乱れても、インパクトゾーンでのヘッド挙動が安定しており、ミート率が低下しづらいのも特徴だ。
インパクトゾーンではヘッドがややアッパーに動くので、高弾道が打ちやすく仕上がっている。

方向性に関しては、捕まりが適度に良いにもかかわらず、左へのミスが出づらい。
ドローやフックが持ち球のゴルファーも左を怖がらずに振っていける。

Speeder Evolution IIIはSpeederシリーズらしいしなり戻りの鋭い加速感を保ちつつ、挙動の安定性に優れている。
これまでのスピーダーシリーズよりもタイミングが取りやすい。
プレーヤーが頑張って振れば振っただけ走り、さらなる飛距離アップが狙えるシャフトである。


どんなゴルファーに向いているのか?
・シャフトのしなりを感じたい人
・自分のパワーを引き出して飛ばしたい人
・左右のミスを軽減したいゴルファー

『SPEEDER EVOLUTION3』マーク金井 試打インプレッション

 

エピックスターでの初ラウンド、雨に濡れたタヌキに出会う。



守りも大事だが、ブッチとサンダンスのように思い切りよくいくことも大事
攻撃は最大の防御ともいう。クラブにそんなことを教えられる。

( ↓ ) 「雨に濡れても」。よく聴くサントラのバージョンよりラフで武骨な感じがいい。

明日が在るとか無いとかのモンダイではない。

この夏は、明るい陽射しばかりでもなく、8月末の再検査まで、曇天のなかで待っているようなところもあるからか、痛快に感じられる歌詞なのです。

So I just did me some talking to the sun
And I said I didn't like the way he got things done
he's sleeping on the job
Raindrops keep falling on my head,they keep falling

だから、お日様に言ってやった。
あんたのやり方、好きじゃないな、
仕事もせずに寝てるんだろ、
おれの頭には雨粒ばかり降ってる、まだ止みそうにないぜ。

 BJ Thomas - Raindrops Keep Falling On My Head [LYRICS]

 

 

エピックスターでの初ラウンドは、3つのバーディーで久しぶりに80台。

50cm~1m弱のパットを4つも外し、
苦手7番Par4ではOBを含む8を叩き、
14番Par3では、狙うグリーンを間違えた。
17番では楽々パーオン狙いの残り70yardをダフってバンカーへ入れてダボにしてしまった。

エピックスターも前夜の練習場のようには球がイってるわけでもなかった。 それでも87で廻れた。
安全策の右目狙いばかりではなく、狙う所ではもっとデッドにバーディーを狙おう。
(でもアプローチでピンデッドに狙いに行ってオーバーばかり、もいい加減止めにしよう。)

まだまだ伸ばせる余地がある。

 

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★グローレF ドライバーを持つ ~ アスリートぶるのを止める★

2016年12月17日 | ゴルフィーライフ

目くそ、鼻くその世界に生くるにあらず。

アスリート意識がやや過剰になっているのかもしれない。
アスリートぶったところで、ターゲット・ゲームとしてのゴルフは、大してアスリート性を要求されるわけではない。

こだわりは大切なことだし、1mmでも向上しようと工夫することにも意味があると思うが、
ハード・スペックに固執したり、妙に偏ったアスリート意識を良しとしてしまっているような気がする。

もっと大らかな視点で、ゴルフを捉え直そう。

私のクラブのなかで、実は安定度ピカイチなのはキャスコのUtility。
ティーショットをミスしても、こいつがあるから挽回できる。残り220-230ヤードからアルバトロスを決めたのもこいつ。
([2013年1月 ホームコース申込ラウンド] ☆彡 アルバトロス達成 ☆彡)
15年も前のクラブなのだが、私のセットにはドライバーの他にウッドはなく、このUtilityがあるだけでこと足りている。
それ程頼りにしている1本なのだが、シャフトは純正のRである。

ドライバーで純正のRを使うなんて考えられないのだが、
手持ちのクラブのなかで一番安定しているのはこの古い純正RシャフトのUtilityなのです。
Rだから叩きにいったり、無理に引っぱたくことがなく、ジャストミートに徹しているから安定しているのだと思う。
それにクラブを活かすように振るので、かえって飛距離も出る。
ロフトは19°くらいはあるはずなのに、時々出るバカ当たりはびっくりするくらい。
3Wとかが不要なので、多くのクラブを使いこなす必要がなく、シンプルにゴルフができる。

このUtilityの扱い方をドライバーに援用できないものか。

 

というわけで、変にアスリートにこだわる心を一旦手放してみることにした。

選んだのはグローレF。(シャフトは純正のフジクラGL3300/ Sシャフト)

初代グローレはシニア仕様でしたが、2代目のグローレF(2016年10月に 3代目となるグローレF2が発売になりましたから旧モデル)は、
シニアツアーや女子ツアーで使用率No1になったツアープロにも人気のドライバー。(かたや、まだこうしてアスリートにこだわっている自分がいる。)
新品や新古品は既に品薄になっているので、ヤフオク狙いでいったら、ずいぶん安く購入できました。

禁煙を決意して即日実行した時の、”タバコを嫌いになったと決める” 方法を援用できないものか試してみようと思っています。
禁煙にまつわるエトセトラ ~ ひとりぽっちのロンリ―ナイト )

叩いたり、ひっぱたくことを、醜い行為だと決める。

力任せに叩くことをやめる、既にやめていると意識の俎上にあげてみる。

そうやって、グローレFの宣伝文句にあるように、
一歩先行くアスリート、 「プレミアム・アスリート」への変容を図る。

アスリートをやめるという諦観の話ではなく、
アスリートぶるのをやめる。
年齢を諦めるのではなく、年齢に応じてアスリートとしての在り方に工夫を凝らす。


ロフトは11°にしました。0.5°刻みで±1.5°まで調整できるから、
夏冬で、9.5°~11°を使い分けるみたいなこともできる。

  

 

 

崎山武志プロって、30歳でプロゴルファーになり、50歳でシニアになるまでレギュラーツアーでは未勝利、ゼロ勝だったそうです。
それが、シニアツアー入りした2013年に優勝、2015年には12戦して4勝をあげる大活躍ぶり。

PGAツアー選手に憧れるのもいいが、年齢も近いし、崎山プロのゴルフをお手本にすべきなのではないか。
決して、力任せに叩きにいくスイングではない。プレーする態度も礼儀正しく、謙虚で、お手本にすべきゴルファーに思えます。

( ↓ ) 手が届かないにせよ、手が届きそうな親近感の持てるラウンド。
     グダグダに崩れることのない一本筋が通っているようなゴルフ、
これを手本にしたい。
     50歳を超えたなら、見倣うべき対象の審美眼みたいなものにも変容があってよいと思う。

【ガチンコ勝負】プロゴルファー崎山武志vs.トップアマ

アスリートぶるのを止めたら見えてくる道というのがあるかもしれない。
そっちのほうが実はよりアスリートなのかもしれないし、
シニア(50代以降)に求めるアスリート像が変わっていくのは当然だ。

パラダイムは、いろいろなやり方でシフトさせろ。 

テーラーメイド 「グローレF オーナー“1流の飛び”証言ムービー」ドライバー編

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[2016年10月] 最下位からの再スタート (ゴルフ・ライフも再選択せよ)

2016年10月23日 | ゴルフィーライフ

この悔しさを忘れないために。

8月のアイアンマン選手権、9月のパーゴルフ・ダブルス選手権と2試合続けて参加できませんでしたが、
ついに関東予選Dブロック(パーゴルフ・ダブルス選手権)の最終戦に出場しました。

会場は、成田に近い名門、富里ゴルフ倶楽部。

中部銀次郎や、細川元首相、そしてミスターにもゆかりのあるコースです。


 

ゴルフのダブルスというのは、初めての経験です。

スタートのインコースの競技方式は、「変則オルタネート」。
2人がティーショットを打って、後は交互にストロークしていきます。
(最後の短いパットをついついタップインしたりすると2打罰になるので気をつけないといけません。)

昼食を挟んでの後半アウトコースはベストボール方式。
2人各々でプレーして、良い方のスコアがチームスコアになります。

 

8月のラウンドで、試しにベストボール方式に換算してカウントしてみたら78で廻れる計算になったらしく、
大体カットラインが82程度なので、予選通過もあり得るか、との期待もあったのですが。。

その後、私は調子が急降下。
9月に永らく体調を崩したせいにしたくもないですが、
前週のホームコースでの調整でも
チーピン癖は改善したもののドライバーの飛距離は落ち、コントロールもままならず、
アイアンやウェッジはトップが止まらず、のていたらく。

この日も、吊るように構えてのランニング・アプローチとパッティング(そう!この二つだけは良かった!)を除いては、まるでだめだめ。

試練の一日となりました。

結果は屈辱の最下位。
殆ど試合に貢献できず、ペアのいしこには迷惑をかけてしまいました。

 

しかし、交互に打つ「変則オルタネート」は、とてもいい経験でした。

一打の重さを思い知るからです。

自分独りのプレーなら、一回のミスショットを次打で取り戻したりもできますが、
交互だと、都度、相手方にうまくチャンスを繋げていかないといけないので、安定した正確なショットが何より欲しくなります。
ミスショットを打つと、リズムにも乗っていけない。

集中力の無さ、安定性を欠くショット、
自分の非力な部分に対して、凄く自覚的になりました。
たまに出るナイスショットに喜々としているゴルフでは、通用しない世界があることが、身に沁みて分かりました。

上達の仕方が違う部分があるということです。

ゴルフは、安定した相撲のような部分を稽古して作り上げないといけない。
たとえば100Yardまで来たら、トップして奥に打ち込んだりするようなミスは撲滅して、しっかり寄り切らないといけない。

自分には決定的に、この部分が欠落している。

石川遼選手に似たキャディさんに、” 煽り打ちを直せば、チーピンもトップも良くなりますよ” と言われたので、
まずはそこから、直していこうと思います。
(左肩を低く保つのも大事だけど、右肩が落ちないように肩の高さをキープしないといけない。)

最下位からの再出発です。 そこから始めよう。

 

 

50にもなれば、居場所を得て、円熟期に入っていけるとも限らない。

何事につけ、事始めや初心は,

いつだって、ついて回る。 

私に限った話でもない。誰にでも、不得手な部分は、常に残されている。

それは上達する部分でもある。

 

ブログの副題を” We can live as we choose "にしているのだが、(ポールの新作、そして栄光の11月がやって来る)

分かりやすく日本語に変えてみることにした。

人生と言うと少し気宇壮大な感じはあるが、「人生を再選択せよ」。

わるくないと思う。

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ニューアイアンはキャロウェイ・コレクションに

2016年07月01日 | ゴルフィーライフ

永らく愛用しているX-Tourアイアンだが、もうかれこれ10年選手になる。

シャフトはNSプロ950より若干重めの990GHのS。

キャロウェイのアイアンに装着されているグリップは若干硬めのものが多いらしいが、これまで交換したことがない。
近頃あんまり見かけなくなった硬いコード入りのグリップだから長持ちしてるのかもしれないが、
さすがに摩耗して、つるつるしてきているし、そろそろ交換時なのかも。

よく使う3番アイアンのメダリオンが、何度か剥がれたので、3アイアンだけはもっと安心して振れるXR Proに変えたが、
最近流行りの飛び系アイアンには興味がない。

でも昨夏、「キャロウェイ・コレクション」のアイアン・セットが出た時、これは欲しいなぁと思った。

軟鉄鍛造(いわゆるフォージド・アイアン)でも、上級者向けのマッスルバックでもないが、
アニカ・ソレンスタムも愛用していたX-14を彷彿とさせるそのフォルム、
フォージドアイアンを出すようになって無くなってしまった、懐かしいショートホーゼル設計(S2H2デザイン)も復活。


キャロウェイのテクノロジーをコレクション(結集)した、ゴルフを知る人のためのクラブ、というコンセプトがカッコいいと思った。

 

 

流行を追うわけでもなく、進化した今のテクノロジーでキャロウェイらしいクラブを作ったというコンセプトが、
この先永く使うに相応しいモデルに思えた。

PW46°~7番34°と、4度刻みだったX-Tourアイアンに比べて、
PWで1度(45°)、7番で3度(31°)立っている。

でも1番手違うというほどではないから、縦の距離の違和感は少なそうだ。

 

問題はシャフト選び。

今使っている NSプロ990GH(Sシャフト)が、#5番換算で、98gの中調子。

ツアーで人気だという、NSプロ モーダス3にも惹かれたが、
50歳の誕生日を目前に控えた身としては、
ダイナミックゴールドとNS 950との中間を狙ったという重め、ハード目のスペックが少し気になった。
手元調子のほうが左に行きにくく、重めのほうがスイングは安定するとはいうが、
カーボンに替える必要はなくとも、楽に振れるほうがいい。

( ↓ ) モーダス3を使ったがためにスイング改造に悩むゴルファーへのアドバイス記事から。
     ダイナミックゴールドに似て、手元でタメを感じることができるそうなのだが、
     きっと違和感があるにちがいない。人気だからという理由で飛びつくのはやめよう。     
     

すると、NS(日本シャフト)ではなく、
冴えのないネーミングだが、
ダイナミックゴールド・ブランドを作ってるトゥルーテンパー社の
比較的新しいGS90 CPTというシャフトの方がいいと思えてきた。

中調子から、先中調子への変更になるが、殆ど言葉上の違いだと思う。
重さも変わらずの98g。
(上の広告、重さへの懸念からカーボンシャフトを使用しているゴルファーへ、とあるが、
カーボンだと98gどころか56gとか61gなのだから、コメントとしてはどうかしていると思う。)

これで違和感なく、キャロウェイの上質を体感できるはずだ。

楽しみだったセッションズは中止になったけど、(イエスタディの捧げもの)
ひと夏たったおかげで、払い戻し分にちょっと足したらキャロウェイ・コレクションが手に入るようになった。
すっかり、キャロウェイづいている。
これでアラフォーとかファブフォーとか、50とかペンタゴンと言わず、ヘキサ、60まではいける。

 

(おい、「松」はどうした。)


(おそ松くん、しぇー。)


 

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ゴールデンウィークから始める黄金分割

2016年04月29日 | ゴルフィーライフ

週刊パーゴルフが、週刊現代みたいな表紙に変わっていた。
ヌードグラビアとかなさげだったゴルフ雑誌の風情がなくなってしまって、場所をわきまえずに開いてしまうと、いけない感じ。
記事のヘッドラインまで週刊現代だ。

 

このヘッドライン(美人女子プロ、ここまでやった! 云々。)で、これでは、おじさんの気持ちに対して失礼だと思う。

でも、大叩きが治らず、ぐしゅぐしゅしているメンタルに効きそうな記事を見つけた。

スコアカードの使い方の話だ。



なにはともあれ、スコアメイクするためには、大叩きを致命傷に至らせず最小限の傷にとどめて、
ややもするとスコアメイクを投げてしまう堪えのなさを正していく方法を考えないといけない。

ショットやスイングの練習より、メンタルの練習や技法に気をつけたほうがいい。

メンタルは「強い弱い」のモンダイではなく、コントロール法を「身につけてるか身につけてないか」のモンダイだと思う。
技術的なモンダイなら、学習すれば解決できる。

私の場合は、ハーフで4-3-2がいいような気がする。

4: 出だしで叩いても4つ目までに整える。あるいは出だしから好調でも半ばで大叩きしてしまうクセを4つ目まで堪える。
3: 中弛みしがちなモンダイのミドル、ここが堪えどころ。三つ堪えろよ。
2: 上がり三つでパーを取って巻き返そうとするケースが多いのだが、三つだと集中力をキープするのがしんどいような気もするので、クロージャーは二イニングで。あ、野球とおんなじだ、先発投手なら四つ堪えて五つ目で勝ち投手の権利を得る。クロージャーは八回・九回をセーブする。

4→3→2、とタームが短くなっていくから、堪えるゴルフをする時にもいい。
自分史上最高スコアを目指す展開を作る時でも、
スタートダッシュを長めに設定して(4つ)、つないで(3つ)、仕上げられる(2つ)からいい。

良い時にはダッシュを効かせやすく、
悪い時にも辛抱を効かせやすくする。

良いスコアが望めなくなったらスコアメイクは終わり、ではなく、悪い時でも悪いを最低限に留めておく。
スコアメイクにはその両面がある。

スコアメイクのためのスコアカードの黄金分割。

ゴールデンウィーク遠征からは、
良い時、悪い時の両面に備えた、新しい考え方で、黄金分割で、いこう。

( ↓ ) 黄金ばかりじゃないよ。いい大人なんだから、ブルースだって愉しめるんでしょ。

Christelle Berthon Still Got The Blues

足元を初めてのBoaクロージャの靴でかためて、赤城攻めに向かいます。
ブリヂストンは、ツアーステージ・ブランドをやめてから良くなったと思う。
タイヤメーカーとして培われたグリップの効いたスパイクレス。

爪を剥してからというもの、週末は履くのが楽なジッパーの付いた靴でいることが多いが、Boaもすごく便利。
底がすり減って、ゴルフに必要なグリップ力がなくなっても、散歩履きにしたいくらい。


 

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[2016年4月] ペンタゴンは一日にして成らず ~オーセンティックなキャロウェイ母艦を

2016年04月03日 | ゴルフィーライフ

そういえば、「ビジョン84宣言」を掲げて始めたこのブログだったが、
84を達成してからというもの、スコアは冴えを失ってしまっている。

ペンタゴン作戦のミッションを「ビジョン82」にしよう。
(ハーフ41なら昨年の暮れに続けて出せているから、宣言することで目標化すればきっと達成できるはずだ。
そこに行ければ、ハーフ30台、夢の70台も引き寄せることができるかもしれない。)

ドライバーが良ければショートゲームが雑になり、

アイアンがキレているのに、3パットを連発する、

返しのパットを決めては堪えるが、OBで身を持ち崩す、

そんなゼロサム・ゲームは卒業して、プラスサム・ゲームへの転換を図っていこう。

たとえ、スコアがすぐに良くならなくたって、

大切なのはビジョンと、それを支える気構えと余裕だ。


縁起良さげな太陽オレンジの手袋と、ペンタゴン印のボール、

春分の日を跨いで、日が伸びていくように、ゴルフも上昇していけ。

 

しかし、スタートホールのさくら草OUTの一球目、高い放物線を描いた球はフック気味に左へのOB。

ミッションを遂行することもなく、わずか一球で、ペンタゴンボールは春の曇り空へと消えていったのでした。太陽は何処へ、あぁ。

私も酷いが、みんな酷い。。
(後半は、ショット記録も疎かになっています。)

奥田プロがいいことを書いています。

ペンタゴンの流儀へのこだわりが何らかの偏りとなって、度を越したただのやり過ぎへと変わってしまう。
” スイングというのは、都合よく一番いい状態で変化をやめてくれません。”

そろそろ替え時を迎えていたのは、十年来愛用していたキャロウェイのキャディバッグ。

今度は、ザ・ゴルフ・メーカーといった風のロゴの入ったのではなく、
カッター&バックあたりで洒落っ気のあるやつを探していたのですが、ここでも妙に偏りが入っていたようです。

ロゴにチカラがないと、くたびれて、くたっとしてきた頃に、へたっとして元気のないバッグになってしまうかもしれません。

前のと同じ、ブラックを基調にしたモノトーンのキャロウェイだが、

くたっとしたゴルフを許してくれそうにない、オーセンティックで、がっしりした造りのやつ。

ペンタゴン作戦に相応しい、オーセンティックな母艦を得る。

 

エナメルの光沢を保つために、これまた十年来のグリッターを持ち出してきて、塗り込みました。
キャディバッグの中を整理して、旧いグッズの掃除も。
アイアン・プロテクターを引き続き使用しようとしましたが、
今度のバッグの仕切りの配置は、固定紐を通すのに適した造りでないので、やめました。

 

ペンタゴンの方針には誤りはないと思う。(「右肩を引く」を忘れて、左手甲の角度を固めることばかりに気が偏っていたように思います。)

一回や二回のラウンドで習得できるようなものでもない。釣果をあせらず、じっくり構えていこう。

「翻訳は良い趣味だ」(内田樹)

ジョージ マーティンのアレンジによる、地球上に引かれたラティテュード(緯度線)のワルツ。

太陽の周りを巡る公転面は、地球の緯度線を北上し春分地点を過ぎました。
夜を折り畳んで明るい朝の光を迎えよう、ということで。

Latitude - Elton John

Grey London morning, wet London streets  ロンドンのような灰色の朝、ロンドンのように濡れた道
Rain on the window, wind in the trees     雨風が吹いている時は
It's my time to write, it's your time to call あなた(ナイス・スコア)を求めて手紙を書くから、どうか僕を呼び出してください。
There's something about distance that gets to us all ずいぶんな距離の隔たりがあるのだ、僕らの間には。

Dark clouds above me, little people below    頭上を覆う暗い雲、下へ行けば下手くそだ、
All walk with a purpose with someplace to go  目的を持ってラウンドしろ、辿り着く目的地があるだろ、
It's my place to paint my own selfish scene   そこが僕の場所だ。自分勝手な夢のシーンを描いている。
On this cold lonely canvas, it's just the weather and me  まったくぞっとするようなお寒いカンヴァスは、この天気や僕と同なじ。

And latitude                          春分の日を跨いでいくのは、ラティテュード(緯度線)
Fold back the morning and bring on the night   明るい朝を折り畳んで 闇夜のほうを持ち出してしまったか。
There's an alien moon                  異郷の月が
That hangs between darkness and light       暗闇と光の間に架かっている
Latitude between me and you              ラティテュード(緯度線)、僕とあなたを分かつ 
You're a straight line of distance           あなたの真っ直ぐなラインが、二人の間に距離を作る。
A cold strech of black across blue          ブルーの地球を跨いで、黒く冷たく伸びる、ラティテュード
Latitude

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夢のカリフォルニア ~ 真冬の日々からの脱出

2016年03月13日 | ゴルフィーライフ

耐える冬は続く。

ホスト・コンペだったが、酷い内容だった。優勝した昨年は何だったのか、、

暮れになってハーフ41なら続けて出したが、あれから80台も出ていない。

シャンクのせいばかりでもない。

一度崩れ出すと堪えがまるできかない、あかんたれゴルフが続く。

よもやゴルフとは呼べない。単なる乱打戦だ。

 

Well, I got down on my knees and I pretend to pray. 膝まづいて祈る振りをした
You know, the preacher likes the cold 
He knows, I'm gonna stay. 

いつまでもここには、いないぞ!

California Dreamin' / cover [日本語訳付き]  モナリサ ツインズ

春の予感はある。

カリフォルニアに本社のあるキャロウェイ、

ニューモデルのXR16ドライバーを試打してみたら、思った以上に良かった。
ラクに振れて、飛距離も出る。ミスへの許容度も高くて、
これまでなら引っかけ気味だった当たりが、そこそこ距離も出てセカンドチャンスが残る。
(M1にしてから、引っ叩きにいくのが増長していた感がある。
あまりに手応えが良かったので、ラウンドの帰りに買い替えに行ったら、差額無しどころか、お釣りが貰えた。)

アイアンは長らくキャロウェイを愛用しているのに、キャロウェイのドライバーは使ったことがなかった。
(ドライバーには、いつも、どこかギミックみたいなものを求めていたように思う。)

なんだか、近頃、妙にアスリートづいていないか、
愉しいはずのゴルフを、修行が過ぎて、自虐的な苦行にしていないか、と自問自答。
もっとイージーに行け! ゴルフを楽しめばいいじゃないか!

グレン フライに感謝を込めて。

気楽に行こう
自分自身の車輪の音で自分をいらつかせたりするんじゃない
君がやれるうちはリラックスすればいい
理解しようなんて思わなくていい
自分の居場所を見つけるのが大切
気楽に行こう

Eagles - "Take It Easy" - (Live) in HQ Audio)))

他でもない自分自身の車輪の音で自分をいらつかせている』ことに気付いたような気がする。

”思い出した、Uは五画形” って書いてる。

カリフォルニアにゲットバックしたジョージョーは、何かを掴んだのだと思う。

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M1ドライバーとクロカゲに惚れるの巻

2015年12月06日 | ゴルフィーライフ

Rシリーズに代わるテーラーメイドの新たなラインナップとなるM1ドライバー、本日12/5発売。

米国では既に発売されていて、ジェイソン デイがすぐに実戦投入、”320-330ヤードをフェアウェイの真ん中に打てた”と驚き、早々に優勝(BMW選手権)して話題を呼んでいます。

現在私のキャディバッグには、2011年から使い続けているバーナー・スーパーファスト(白いドライバーのファーストモデル)、
そして2012年に投入したR11S(シャフトが硬めで暴れないので、一発の飛距離や弾きはないが、手堅く行きたい時のセカンドドライバーとして使用)、
と、ホワイト・ドライバーのツイン体制を組んでいるのですが、
久々に本当に欲しいなと思うモデルに出会えました。

こうして振り返ってみると、今のエース・ドライバーはもう4年前のもの。

少々値が張るなぁと思ってましたが、4年も使い続けたんなら、そろそろ買ってもいいんじゃないかと思えてきた。

([2012年12月] r11sドライバー × ツアーAD BB, Blue Bullet ( 青い弾丸 )の試運転@古河ゴルフリンクス)

(白い球春到来)

なんだか、間もなく公開になるスターウォーズの宣伝みたいだ。

 

白いヘッドが特徴的なテーラーメイドが、ツートンカラーという新しいコンセプトを出してきた。

構えやすいフェース・アライメントは、ややオープン気味で、引っかけをイメージしにくいのが好印象。
チタンとカーボンのコンポジットによる黒白のツートンカラーは、安心感とソリッドさが同居していてかっこいい。

( ↓ ) この写真はダスティン ジョンソン、not ジェイソン デイ。

おなじみのウェイト調整も2方向の調整が可能。
シャフトも取り外しが可能だが、Mシリーズと、これまでのRシリーズとでは微妙にシャフトの装着の仕方が異なっていて、
自由に取り換える程の互換性はないらしい。

発売日の当日に、早速、試打会に行ってきました。

人気の4大メーカーのシャフトが選べるとあって、試し打ちのし甲斐があります。
ヘッドのウェイト調整はそっちのけで、シャフトの打ち較べみたいになってしまいました。

純正シャフト(写真下、一番右)は、やはりしっかり感が足りずフック系の球になってしまいます。

使ったことのないアッタスも好印象でしたが、スピーダーやTour ADのGP6sは、しなりが少なめで棒に近い感じです。

スタッフのお兄さんにも、一番いい球が出ていると言われ、
圧倒的に良かったのは、米ツアーで評判になって、逆輸入されたクロカゲXTの新モデルXM(60S)。

これには惚れました。

 

たしかに、書いてある通りで、クロカゲには、
ヘッドが地面と平行にスライドして、厚いインパクトをつくるような挙動を感じます。

シャフトの先端も硬いはずなのに、この弾き感は何なのだろう、というインパクトでのヘッドの走り、
いい打ち出し角の強弾道が安定して出ます。
インパクト時の当たりだけではなく、同じヘッドとは思えないくらい、振り抜きの良さにも明らかな違いを感じました。
打っていて、どんどん気持ちが良くなっていくシャフト。

それでいて叩いても暴れない。
クイッとしなっても、安定したしなり戻りがあって、しっかり感を保ちながら、弾いてくれるようなシャフト。
(スタッフのお兄さんは(ツアーADの)DJみたいな弾き系のシャフトだと言ってました。)

ディアマナが流行った頃は、イメージ先行のような気がして、良さがよく分からないところもあったのですが、
今回のクロカゲには、
値が張っても、その分の価値はあると思える、たしかな違いを感じます。


 

先日、新たな気づきを得たドライバー。(回すのではなく、右肩を後ろに引くドライバー(重力使いの名手へと)

肩を回すのではなく、肩を引くには、肩甲骨を柔らかく使えるようにしておかなくてはいけない。

ニュースイングのイメージは、ジェイソン デイに近い。

    Crazy Good !

Champion Jason Day's Best Golf Shots from 2015 BMW Championship

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ショートゲーム革命へ(2ウェッジ体制コンプリート)

2015年07月26日 | ゴルフィーライフ

ショートゲームを戦う態勢が整いました。

A) エースパターとの出会い、
(アダムがイヴを見つける時 ~ ダウンブローのパター)

そして、

B) 万能アプローチを可能にする救世主「KSウェッジ」56度が現れ、
([2015年7月] ショートゲーム革命間近。)

極上の感触を得て一気にCへと、ショートゲームをCompleteする。

C) 100ヤードを狙い撃ち、「KSウェッジ」50度の投入です。

角が落とされて丸みを帯びたリーディングエッジ部分は、
平頭エッジといって鍛造で肉を盛っているらしい。

 

エッジがもぐり過ぎることを防ぎ、跳ね返って抜けを良くするのがバウンスの役割なら、
このゼロバウンスウェッジでは、バウンスの代わりに
角が落とされた独特のリーディングエッジと高さのあるソール(楕円状に長く丸くラウンドしている)が
エッジの挙動とインパクトを安定させる。
バウンスのように跳ね返ることもないから、飛距離も安定する。

( ↓ ) アプローチがオーバーして奥に行くのが悩みの私に、
    ローバウンスどころかゼロバウンスのウェッジはピッタリ。ロフトが立って飛びすぎてしまうことがない。   

  

100ヤードをオートマティックに狙い撃つことができれば、スコアメイクに直結する。
長い距離のショットが得意でも、アドバンテージにはなれど決定打にはならない。
他方、100ヤード前後からの距離が得意か否かはそのままスコアに直結し、勝負を決める一打になる。

今のコブラTrusty Rustyウェッジも悪くないのだが、ピンをデッドに狙うまでの自信や腕もない。茫洋とした狙いの中で打っている。
56度がとてもシックリきたので、100ヤード専用ウェッジもKSウェッジで揃えたくなった。
KSウェッジの安定したインパクトなら、本当にピンデッドが狙えそうだから。

( ↓ ) なるべくショートゲームはシンプルにしたいから、二本体制がいい。
   膝から膝、腰から腰、肩から肩、の振り幅で56度を打ち分け、
   100ヤード前後は50度で狙い撃ちしよう。

     

ウェッジはロフトが58度以上になると、ボールがフェースの上を滑って、
縦の距離をロスするので、飛距離の計算が立ちづらくなる。
だから、ミスが出にくく、アプローチ全般に使える万能な56度をチョイスしたのです。

PWが46度なので、ウェッジは6度間隔の50度―56度にして、確り距離の階段を作ろうと思ったが、
KSウェッジの最新モデルには50度がラインナップにない。。

100ヤードを加減して48度で打つことも考えたが、48度―56度という8度間隔は少々広すぎる。
かといって、48度―52度―56度という4度刻みの三本体制は、面倒だし、無駄だし、アプローチを複雑にする。。

  困った困った、と旧モデルのスペックを眺めていたら、50度があるぢゃないか! 

新)

旧)

 

新旧の違ったモデルの組合せが、かえってウェッジ間の個性を際立たせることになっていいかもしれない。
50度を2010年版モデル(KSウェッジ ゼロバウンス)、
56度を2015年版モデル(KSウェッジ ゼロバウンスWF)とすると、
56度の方は若干フェース面やソールが大きくなり、キャビティ状のポケットがついて、見た目も番手なりの違いがあって面白い。

アイアンは4度刻みで3番アイアンからPWまで10ヤード刻みの距離の階段を作れている。

もう10年前のモデルになるのですが、変える気はまったくありません。
ウェッジとロフト角がつながるように、スペックを確認していたら、いまだ”現代でもイケてる名器”と紹介されていて安心した。
キャロウェイが初めて発売した軟鉄鍛造のツアーモデル。

 

最近の飛ぶアイアン流行りで、同じキャロウェイの同じ番手でも1番手くらいはストロング・ロフト化している。
同じ7番アイアンでも、最近のアイアンは物によっては29~30度、X-Tourの34度との差は4度以上、1番手以上も違う。
飛ぶはずだ。
メーカーによっては、さらにストロング・ロフト化が進んでいるから、
もはや、ひとが何番で打ったかはあまり参考にならない。

PWも今や46度ではなく、44度あたりが主流のよう。

KSウェッジの最新モデルが48度からのラインアップになる理由はこんなところにあった。
PWのロフト角が46度でなく44度が主流になってくると、その下のAWは48度からでないとロフト角の間隔が揃わないのだ。
迷惑な話だと思います。
分かりやすくするために刻印された番手表示なのに、
飛距離を求めるゴルファーの飽くなき欲望によって歪められている。

 

”スコアカードから7や8を撲滅できないのはなぜ?”

”自己流でもよいショットを打てる能力は身につくのに、それを続けるコツに気づかない人がとても多い”

 はっ

”努力する方向がズレているからだと思います。スイングの上達法をどこかで見つけてきて、それだけでうまくなろうとしてきた。ボクはそうでした。”

さぁ、ショートゲーム革命へ。



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鷹のダンディズム

2014年09月13日 | ゴルフィーライフ

長生きすることで知られる鷹が、70年生きるために40歳を過ぎて迫られる決断とは。

人は誰でも、過去よりは成長することを願います。
変わりたい自分が「こころの扉」を叩く、のであれば、その気持ちと素直に向き合い、最も大切な事を選ぶ「勇気」を忘れない。

そして「成長」を求める自分を否定しない。
人生の価値は「速さ」と「広さ」ではなく、「方向性」と「深さ」にあることを忘れない。

新しい成長の仕方を探す、というテーマにたぶん終わりはない。
これまでもそうだったし、これからも、しつこく探し続けるだろう。

(ノベリスト ~ 物語を登るひと)

(コクリコ坂から~そこに行けないから、上を向いてはいけないという道理はない)

(カモメ史上初の、飛行技術の限界突破を目指せばよいのだ。)

くちばしを自ら壊して再生する鷹の姿に共感しました。

ふだんは一ヶ月もすると、こざっぱりしたくなって散髪に行くというのに、
昨年の今頃、秋から冬にかけて4ヶ月くらいの間、散髪に行かずに済む時季がありました。

髪の毛が伸びてこないのです。
抜けないのは幸いでしたが、タルセバの副作用なのでしょう。
足の親指の爪が剥がれて数ヶ月はゴルフもできない状態でしたが、ただいま爪は再生中。
皮膚の上皮組織を攻撃してくれるおかげで、肌の乾燥や発疹ができたりするのですが、髪の毛もボサボサと乾燥しがち。
散髪に行くようになってからも、乾燥してパサパサになって、寝グセのように跳ねてる所があったりして、クシで撫で付けても収まらないポサポサに理容師さんが困ったような顔をしてたり。

季節的なものがあるのか、今年も涼しくなってきて、髪の毛の伸びが悪くなってきたような気がします。

でも、不思議なことに白髪は減ったのです。奥さんが羨ましがってるくらい。
与謝野馨さんが闘病記のなかで、書いていたようなことがあるのかもしれません。

~ 73歳にして染めることなく黒々とした頭髪、
  " 抗がん剤治療によって髪の毛が一度すべて抜けて生え変わったからではないかと思ってます "

(がん患者であることに一生懸命にならない)

 

~ 雨のそぼ降る岩陰に いつも小さく咲いている花はきっと切なかろう ~

なんと優しい感性なのでしょうか。

空を飛ぶ鷹や、張り詰めた弓の弦のふるえに心をみる、日本語のなんと肌理細やかなことか。

悲しみと怒りにひそむ、まことの心を知るという所にまで思いが到る。

choiceのなかで、映画監督の篠田正浩さんが、ダンディズムについて語っているのが印象的でした。

とってつけたような、ちょっと嘘っぽく感じるようなダンディズム論を読んだり聞いたりすることがありますが、これは本当だと思いました。

ゴルフのいちばんの効用は己を知ることができる点にあります。そもそもスポーツとはそういうものだと思います。
理想を高く掲げながらも、日々、己の限界をいやというほど思い知らされる。
このギャップが人間にダンディズムを教えるのだと思います。
理想と現実の狭間にあってじたばたしているけれど、そのじたばたを表に出さない。
じたばたの振幅が大きければ大きいほど、それを見せないのがダンディズムというものなのでしょう。
ゴルフをするようになって60年が経ちました。あの頃は、まさか自分が80を過ぎてもゴルフをしているとは思ってもみませんでした。
何事も、頂点を極めた後は、徐々に下降線を辿り、ついにここでギブアップかという時を迎えます。
そこで人生もゴルフもきれいさっぱり区切りを付け、リタイアメントを宣言するのもひとつのスタイルなのかもしれません。
しかし、一度エントリーしたら雨が降ろうと雪が降ろうととにかくゴルフ場に姿を現し、
理想と現実の差にもがきながら決してそれを顔には出さず、ホールアウトするまでボールを追いかける。
ゴルファーにはそんな身の処し方もあると思うのです。(篠田正浩)

 「雨のそぼ降る岩陰に いつも小さく咲いている花はきっと切なかろう」と思うことがあっても、
きっと人はそれを口に出して言ったりはしないでしょう。

心は必ずしも、言葉や形を伴うものではない。

だから、できるだけ形を伴うように心がけていないと伝わらない。

かたや、高みにある心や理想は形にできないから、現実としてなかなか表に出てこない、言葉にならない。

その狭間のギャップに、ダンディズムは存在する。 言葉や形にはならないが、存在する。

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ハンデ20切り宣言 ~ 自然の言うことも聞け

2014年08月16日 | ゴルフィーライフ

「日常生活を、そのまま写し取ったようなものには興味が持てません。

新しい世界の認識の仕方、みたいなものに興味がある。

世界は個々人の認識や知覚の産物であって、認識の仕方を新しくすれば、世界は新しくなるからだ。 
なぜ99%の日常に囚われていなければならないのか。
1%のほうを新しい現実だと決めて、シフトしていくことに興味がある。
(心の時代の次へ ~ あわいの力

ヒップホップってすごいな、と感じたのはNujyabesだったが、(神が宿る風景 ~ 私の範囲をとらえ直す
英語でなくても、日本語であっても、ヒップホップのリズムに乗りやすいのかもしれない。
韻を踏むのは何もイギリス英語の特権ではない。

まさしく Music Go free , ここには詩がある。現実や今現在の限界をスキップするように超えてゆくもの。

過去・未来・現代、誰もが行く孤独な海原。求め彷徨う新天地、水平線に人生の欠片を探す。
でも、そこはまさに大自然の驚異。この地球がくれたネイティブなリズムと唄、そして確実に変える明日。

「ビジョン54」の考え方は、このブログを始めた頃からのテーマだった。今もそれに変わりはない。
(ブログ開始 ~ ゴルフ84ビジョン宣言)

リンクスからの便りが届きました。

スコアの良し悪しに関わらず、すべてのスコアを登録する、ってきつい。(´;ω;`)
ゴルフは、いくら素晴らしいショットを打てても、そこのところの能力を評価するようにはなっていません。
前にも恨み節を書いたことがありますが、ゴルフに芸術点はないのです。

ラウンドしながら、ボールやゲームをコントロール出来ていると感じる瞬間が訪れることがあります。
時間にして1%に過ぎないかもしれませんが、その時のわたしは、「瞬間シングルプレイヤー」だと感じます。
一発のショットで競えば、シングルプレイヤーに負けないような気もするのですが、そこは99%の現実に従うしかない。

リンクスからの成績通知です。

シングル(ハンデ10切り)とは言わずとも、20切りを目指します。はい。

 

私のMY 54は、「ビジョン84」と呼んでいます。
オールボギーが90なので、そこをMY Parに設定して、6アンダー、
ハーフで3つParを奪取すれば達成できる数字です。
ブログを始めて、宣言通りベストスコアは84を達成できましたから、次はハンデ「20切り」を宣言します。
ハンデ20切りのためには、常時90をマークしなければなりません。
つまり、ラウンドすれば、多方80台で廻ってくるレベルです。
真の80台プレイヤーといってもいいでしょう。
ハーフで5アンダーあたりを狙えるようになると、「ビジョン80」に格上げとなり、シングル入りも間近となります。

( ↓ ) 自分が素晴らしいプレーをしている時の状態や感覚を言語化すること。
   感覚を言語化して、技法として身につけることは、簡単なことではありませんが、
   このブログを始めたそもそもの目的は、そこでした。

   宮里プロも「自分力アップドリル」に取り組んでいるとのこと。
   スコアを良くするためには、テクニカルなスキルだけでは駄目で、
   ”自分力”とも言うべき、もっと広範囲なスキルが必要なのです。  
   それを技化していくということは、すばらしいテーマです。そこを主題化するだけで立派です。(`・∀・´)
   

Learn how to decide & commit   決めてコミットする、その方法を学びなさい。
Quiet your mind                 心を静かに保ち
Play with freedom & Enjoy the game  自由と共にプレイし、ゲームを愉しむこと
Leading to  lower scores           それがスコアにつながっていきます
Sign up today for your mind performance course  今日誓いましょう、自分自身のマインド・パフォーマンスのコースに就くことを。

合気道にも似た、他の流派や術理の良さを取り込んでいく柔軟性。ゴルフって面白い。

宮里藍 太極拳スイング

もひとつ。

青木プロのパーゴルフ連載「ゴルフたるもの」から、さすがの名言。

「心を静かに保つ」(Quiet your mind)、というのは、きっと、「自然を相手にしていることを忘れないように」、ということなのだ。

「自分さまのことをばかりを言うのではなく、それだけ長く呼吸してきた自然の言うことも聞けよ」、ってことなのだ。

So won't you listen to what the man said ?

Paul McCartney - Listen To What The Man Said (live '1987)

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オルセーかセーヌかリンクスか

2014年08月10日 | ゴルフィーライフ

ホームコースでは荒川の川面を名物のフェリーボートが行き来する。

デュフィの絵を見てからというもの、イメージが重なるのだが、朝な夕なの川面の光景が地謡のようなざわめきをもって迎えてくれる。

都心部に近い、カジュアルさが何より魅力。丸一日かかるレジャーにするのではなく、思い立ったら、高速道路に乗らずとも、ささっと行ける。
ゴルフはそういうものであって欲しかった。

家から近いカジュアルさの一方で、川を渡ることで、日常的な世界との結界を越えることができるような気がする。
日常とは違った世界でしばしプレイに興じている気分にもなる。

マネの草上の昼食みたいなものだ。
(こんな人はコースにいないけど、たまにいたらいいかも。今日は居たね!一緒にサンドイッチ食ったよ!、みたいな。)
日常にはない結界を持つ、ということだ。

 

 (れんげ草はまだプレーしたことがないが、7ホールは中途半端だ。いっそのこと、ゆったりと6ホールにして、3回廻ると18ホール分のラウンドが出来るようにすると、同じ練習でも、スコアメイクの練習にもなる。ゴルフは、ナイスショットを打つ練習も必要だが、ひょっとしたらそれ以上に、悪いなりにスコアをまとめてしまう練習の方が必要だったりする。我ながらいいアイデアなので、メンバーとして具申することにしよう。)

さて、マネの草上の昼食が収蔵されているオルセー美術館は、旧くからある駅舎を改造して1986年に開館されたというから、
わずか30年ほどのことなのだが、歴史あるルーブル美術館と共にいまやフランスを代表する美術館になっている。

(今回は、マネの作品に刺激を受けたモネの「草上の昼食」(下)が展示作品に含まれていた)

河川敷のホームコースも、オルセー美術館みたいになったらいい。
高原のリゾートコースや、ルーブル美術館的名門コースこそが、ゴルフにふさわしいと言うような意見も少なからずあるが、
カジュアルに、もっと生活に近いゴルフを求める方向へとシフトが進めば、パラダイムはすぐに変わるだろう。
わずか30年で世界的に認知を受けたオルセーのように。

河川敷や堤防は国が管理し、公園や防災ヘリコプター発着などの公共利用に限られていたのが、
2011年に規制緩和されて、自治体から指定を受けた民間事業者が商業利用できるようになったそうです。
埼玉県では、水辺を地域活性化の拠点に育てる取り組みを始めているとのこと、
都心部にこれほどの水辺や自然があるというのに、民営化前の国鉄の遊休地の如く、これまで河川敷はunder-ratedな扱いを受けてきたように思う。
欧米でも湖や川遊びは昔からあったし、日本でも河川敷の両サイドには宿場町があった。
本来的に水辺に人は集まる。
河川敷も民間事業化が進んだ近い未来には、人が集う新しいスポットへ変貌していると思う。

ふたたび、オルセーに話を戻しましょう。

オルセーは印象派の作品を多く擁しているせいか、比較的新しい芸術の自由な気風を感じて、どこか爽やか。
乃木坂にある国立新美術館は、自宅からメトロ一本で行けるカジュアルさがあって、行きやすい。

(オルセー美術館展2010deデート
(あのひとのワルツ)
(バレンタインデーあるいはモネの誕生日

前回2010年の展示の方が規模は大きかったが、
前回と今回で、下の本の表紙にある「日傘の女性」や「笛吹きの少年」といった代表的な所蔵品を直に目にすることができた。
(写真右下は、今回の展示作品から。)

カバネラの「ヴィーナスの誕生」は、同じ印象派の時期に重なるというのに、ルノワールの裸婦像とは全然描き方が違う。
見ての通りで、神話的なモチーフから逸脱しているとの非難もあった作品のひとつなのですが、
絵画の歴史は、その時々のフレームワークを押し広げていく自由の歴史でもある。
絵画にして、皆が同じもの(フレーム)を目にすることで、見たり語ったりしていいものになっていく。
変人扱いをしておいて、常識のほうが変わってから、こんどは芸術だと誉めそやす。

今では、六本木にある都心の公共の場で、しげしげとこれを眺めていても、誰もいやらしいとか言って咎めたりはしません。
むしろ、隣の見知らぬご婦人が、” きれいな絵ですね " と話しかけてきてもおかしくない。
ここならオーケーですよ、っていう結界のような壁や境界は、実は不確かなあわいのようなものなのだ。(心の時代の次へ ~ あわいの力

 

オルセー美術館はセーヌの左岸にある。
そういえばホームコースのあるのは、荒川の左岸だ。

ロンドンタウンなるアルバムで、セーヌの左岸のことが歌われている。
テムズ河の光景が、セーヌ河とクロスオーバーする。
Continental breakfastに、English speaking peole、German Beer、、ちゃんぽん状態はどんどん広がっていく。

荒川だってどこか似ている。同じ地球の都市部の河ですから。
ポールやデュフィーが作品にすることでパラダイムがシフトするだけのことなのかもしれない。瞑っていた目を開けて見えている川面がセーヌ河なのか荒川なのか、って、実は水面だけを見てたら分からないかもしれない。

うちの近所も自然が豊かで、デュフィーみたいな感性で捉える方がいるといいのに、と思ってましたが、
素敵な街の紹介MAPが作られれているのを発見。
(家の前の道が、おすすめウォーキングコースとしてここでも紹介されているので、あまり増刷されると賑々しくなりますが。
街角で見られる四季の花、セレクトがしぶすぎます。)

 

 

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グリーングラスの声をきけ

2014年03月21日 | ゴルフィーライフ

先週は足の爪先をガードするために、「象が踏んでも壊れない」爪先部分が硬くなっている作業靴を探し求めました。

クラブを握ることから、また少し遠ざかっていますが、足の親指の爪が剥がれかかってきては痛むのです。

13サイクル目を終了する頃には、長らくの下痢が治まってきましたが、
タルセバの副作用、今度は爪への攻撃に悩まされています。

14サイクル目を終了した先週、皮膚科で診て頂いたら、″ここまで来たらあとは剥がれるのを待つだけ”とのこと。、
しかし、妙に粘り強いわたしの爪、爪が浮いていよいよ剥がれ切るかと思いきや、また少し皮膚にくっついたような落ち着きを取り戻す。
そして再び剥がれにかかる。たちが悪いー。

来週には復調したいので、親指を固めてガードする方法がないか、スポーツ用品店で相談してみました。
硬いものを付けるとかえって爪に当たって痛めることになるからと、足指のサポーターみたいなものを探して頂きましたが、
そのようなものはなく、テーピングとソックスで工夫することに。
手の指用の指サックを足の指にはめるとか、一生懸命にアイデアを出してくださってありがたかったです。

さて、翻訳は良い趣味なのでした。

日は落ちて夜になりましたが、忘れじのグリーングラスの呼ぶ声が聞こえるような気がするのです。
遠くから聞こえる、夜のしじまに咽ぶ芝生たちの声に耳を澄ませましょう。

倍音声明を採り入れた「地謡ゴルフ」は、地面や自然と共鳴していくものですから、もっと自然が発する振動に敏感にならなくては。
(倍音を身体におろすゴルフ

Green grass and crazy hair

Lay your head where my heart used to be 頭を横にして 私の胸にうずめていたように
Hold the earth above me        地面をしっかり掴んでるのよ
Lay down in the green grass        わたしの上に横たわって
Remember when you loved me      わたしを愛したことを忘れないで

Come closer don't be shy           もっと近くに来て恥ずかしがらずに
Stand beneath a rainy sky         雨模様の空の下でも待ってるわ
The moon is over the rise        月もとっくに昇ってしまった
Think of me as a train goes by      列車は行き過ぎてゆくけど 私のことを忘れないで

Clear the thistles and brambles       アザミや野バラはキレイに掃除して
Whistle 'Didn't He Ramble'            'はびこってるじゃないわよ' って口笛でも吹いて
Now there's a bubble of me, And it's floating in thee  今では泡沫の夢だったかのように、 ただ貴方の中で漂っている のです                   

Stand in the shade of me             わたしの影の中に居るのは何
Things are now made of me           わたしが原因なのね
The weather vane will say... It smells like rain today  風向きが教えてくれる… 今日は雨みたいだわ

God took the stars and he tossed 'em     神様は手にした星屑をばら撒いてしまった
Can't tell the birds from the blossoms      これでは鳥と花の区別もつかないのです
You'll never be free of me, He'll make a tree from me 鳥のような自由はなく、花が咲くこともない木を育てているのです

Don't say good bye to me             サヨナラは言わないで
Describe the sky to me                代わりに空がどんな様子なのだか表現してみせてください
And if the sky falls, mark my words, We'll catch mocking birds  空が落ちてきたら わたしの言葉を思い出して, モノマネ鳥をつかまえましょう

~  'Didn't He Ramble' 、っていうのは、悲しみからの折り返しを陽気に奏でる歌のこと。

 『ニューオリンズで黒人の男が死ぬと(男性に限 る)ブラスバンドが雇われ、墓場への葬列の先頭に立って行進する。
土葬がすむと一転してジャズを演奏しながら町へ戻ってくる。(中略)これはニューオリン ズの黒人独特のものと考えられていたが、ベーレントによると南フランスに今も残っている風習だという。
ルイ・アームストロング・オールスターズの ≪ニューオリンズ・ファンクション≫ (デッカ)ではサッチモ自身が次のようなナレーションを入れて "Flee as a Bird" と "Oh, Didn't He Ramble" を演奏している。
「みなさん、ルイジアナ州ニューオリンズで演奏される Oh, Didn't He Ramble のお話をしましょう。
まず墓場への道すがら演奏される葬送行進曲からはじまります。(中略)
棺が土葬されはじめると、そこここから家族の泣き声が聞こえ、 老牧師は "幽冥境(ゆうめいさかい)を異にして、もはやこの世に君を見るすべもなし" とお経をあげだします。
スネアー・ドラム(小太鼓)のプレイアーはドラムの中からハンケチをとりだし、メンバーの涙を一人づつ拭き取ってやります。
それか ら墓場からの帰り道には、 Oh, Didn't He Ramble を陽気に演奏するのです」
(中略)ディキシー・ファンには耳なつかしいこれらの曲の出典をたどると各国の民謡に行きつく事実は、ニューオリンズの音楽の混血性をよく示していると思 う。
Flee as a Bird はスペイン民謡で、日本では ≪追憶≫ として知られる歌である。
Oh, Didn't He Ramble はアイルランド民謡 ≪ダービーシェア・ラム≫ (¶)である。 Just a Closer Walk with Thee は讃美歌のようにきこえるが、スウェーデンの糸つむぎ歌 ≪Spin, Spin≫ (英訳)で、日本では ≪むなしく老いぬ≫ として知られているものだ。』

¶ 英国民謡 Derby Ram (Derbyshire Ram) のことか?

グリーングラスでも、FreeとBirdをもじった歌詞が出てきますし、ジョンレノンの遺作にFree as a Birdっていう曲があるので混同しますが、
ここで出てくるのは” Flee as a bird(to your mountain) ~ 鳥にように山に逃げよ ” なのです。

グリーングラスにも出てくるthee という言い方はYouの古語で、″あなた”ではなく”汝”と訳される。

~ thou , thy , thee ( = you,  your,  you )

学校では普通習いませんから勉強になります。

(Flee As a Bird フリー・アズ・ア・バード 讃美歌・聖歌)

Flee As a Bird (with lyrics)

そして、クロロフィルのグリーン、528Hzは宇宙のすべてなのでした。

Tom Waits - All The World is Green with Lyric

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