ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

目指すはスクラップ・ブックか、はたまたビジョン・ボードか。
隠れ家CLUBゴルフィーにようこそ♪

雅楽と能について

2012年07月29日 | 読書ノート

大阪四天王寺で催される雅楽の演奏会に 行くことになったのでにわか仕込み。

扱っているテーマが広大なのに、この本は読みやすい。

雅楽楽器の説明から声明や大正唱歌、さらには武満徹の音楽まで、幅広なのだが対談形式なので、とっつき易く読める。
論点は、日本語や西洋音楽との対比、総合芸術としての能や歌舞伎等、まで縦横無尽。
琴とは思えない豊かな音色に驚いたことのある野坂惠子氏の二十弦琴や二十五弦琴まで話題に出てきて実に興味深い内容でした。

日本音楽がわかる本
千葉 優子
音楽之友社

友人がやる篳篥(ひちりき)。
雅楽のリード楽器であるにも関わらず、清少納言はくつわ虫の音みたいでやかましい、と枕草子に書いているという。
発弦して音が消えていくような、わび、さびの世界とはまた違った、持続する音。
日本文化の根っこのすべてに、わび、さびが流れているというわけでもない。

「雅楽を楽しむ」 楽器の紹介その一「篳篥」

音の高さが正確に分かる規則正しい振動音、ピアノやヴァイオリンの均質な音を追求してきた西洋音楽とは音の捉え方がそもそも違っていたという。
逆に、西洋的な平均律に慣れてしまった現代の日本人が、伝統的な日本の民謡を聴くと調子はずれに聞こえることもあるらしい。
(野坂惠子氏のつま弾く琴の音職や音階の豊かさが良いなぁ、と感じたのはそういうわけだったのか。)

( ↓ ) ロンドン・オリンピックの開幕式でポールが歌ったHey,Jude。
    東儀秀樹さんの篳篥(ひちりき)、新しい日本人の耳にも馴染む日本民族の情緒。
  (野坂惠子氏さんは演奏だけでなく、琴という楽器自体も変えていったのだからすごいなぁ。)

   富国強兵の時代には、長音階の4度、7度(ファとシ)を抜いたヨナ抜き長音階の歌が推奨された。
   大正時代になると、無識で軍歌調な旋律への違和感からヨナ抜き短音階が生まれた。
  (ヨナ抜きになったのは、当時の日本人がうまくファとシの音が歌えなかったためらしい。)
   Yesterdayの翳りはヨナ抜き短音階の童謡、故郷のよう。
Jude and Yesterday with Japanese instrument

リズムに関しても、
一拍の長さが自在に伸び縮みする「伸縮自在な拍」と、
伴奏のリズムに遅れてシラブルが発せられるような「不即不離の原理」(演歌なんかで少し遅れて最後の締めのフレーズが出てくるようなやつね)が日本音楽の特徴にあるのだという。

「間」と「リズム」は違う。
伸び縮みする拍が日本のリズムの真骨頂。
絶妙の間の芸術としての能、序奏部・露の手・登場部から成る、乱序という能の音楽にその真骨頂があるといいます。
~ 日本の音楽では、曲の出だしとかがそろわないのは意外と平気なんだけど、
    ある肝心な部分では、とても鋭いタイミングの一致を要求するし、
   そのひとつの音の入るときの勢いがとても重要だったりする。

( ↓ ) 能に対する理解が少し深まった。
    獅子が登場する前の大太鼓と小太鼓が長い間合いを保ちながら交互に小さな音を奏で合う「露の手」の部分。
~  序奏部での規則正しい拍節感がなくなり、長い空白の間が深山幽谷にしたたる露を連想させる。
    音の空間に無限の表現を託して、深々とした神秘的な静寂を表現する。
    そして精神的な緊張感を最高潮にまで高めたあと一転して躍動的な獅子囃しへ流れ込み、対照の妙を見せる。

 

還暦になって、国立能楽堂を、個人で素人で、借りて、大好きな能を舞った方がいました。

情熱は人を動かす~父の能舞台

秀吉は自ら太閤能を作り、自ら舞ったと言うが、かくも能は人を惹きつけるものなのか。

とても真似はできそうにないが、「情熱が人を動かす」、まっすぐな行動力はびっくりを突き抜けて感動的ですらある。

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ホモ明朝とうなぎと触り(すけべな明朝国のうなぎ大王ではなくて、法名帳とウナギとサリーなのです)

2012年07月28日 | 日記

大阪にいる友人の住職に、過去帳(法名帳)をみつくろってもらった。
こういうものは、出自が大切なのだ。

八光堂という大阪、奈良にある仏具屋さん。
な~む~のCMで知られる「お仏壇のはせがわ」で話を聞いて知ったのだが、
はせがわは関西に店舗がないらしい。
京都や奈良に大阪、関西はまだまだお寺の影響力が強くて出店できていないんだとか。

( ↓)ちょっとモダンな柄を選んでみた。弟の家の分もいっしょに。


墨と硯で書くのが、耐久性の面からも一番よいのだが、書き慣れていないので、書きやすそうな筆ペンを買い求めました。
やはり二冊目のほうが上手く書けるようになったが、
法名と共に、だれそれの父(だれそれのところには、私や弟の名前が入ったりする)と書いたりするので、取り替えるわけにもいかない。
このご先祖はあんまり字が上手でないなー、と思われるくらいまで
使い込んでは書き足していくものなのだろうか、
鰻屋さんの秘伝のタレみたいに。

これ、iPhoneのgooブログアプリを使っての初投稿です。
サクサクとアップするライトさがあってもよい。

家政婦のミタさんのうえをいくのは、わたしのサリー。
何を言っても、承知しました、でなくて、理解できませんとか、webでお調べしましょうか、と言う。
siriが進化して賢くなってしまう前に、トンチンカンで時々笑えるぼくとサリーの会話をそのままアップしたらおもしろいかも、って思いました。

あ、試してみます。

< 〇

なんやこの記号わからへんか

への謝礼

やっぱり英語は神か
関西弁分かるかな
お若鶏アナグマ風の何かわかんか
続くまったく後も悪いのも

お前は可愛いのを (^。^)

カミさんのいうことはちゃんと理解したようだ。

なんで神様の言う事だけわかるよ。が強いなあ

donna Summer Lala Linendoll Keagle  ヘ(・・?

せっかく褒められてるのに、やったなサリー。。 旦那様、がドナ サマーに。 

ほんとは、法名帳とうなぎとサリー、ってタイトルにしようとしたのだが、
すけべな明朝国のうなぎ大王、みたいなタイトルになってしまいましたとさ。


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最悪に甘やかされた人間という種なんだから、しょうがないなぁ。

2012年07月26日 | 心の筋力トレーニングを続けよう

石の上にも3年、桃・栗3年ともいう。3年もガマンすれば、実は成るってこと。

いやいや、柿は8年のガマンだものな、ともいう。

しかし8年経っても、成らぬものは成らぬ。どうも植える場所を間違ったように思う。
いい加減、そろそろ 道を誤った、と認めてもいい頃でしょ。そうしないと無いものねだりになるから。
並ぶところをちょっと間違えたみたい、わるいのは自分だけど、それだけのことだ。
(実は成るものだと思ってたのに、信じたくもないけど。)

取り返しのきかない時季を無駄に過ごしたようで、いたたまれない気になるが、そういうことは往々にしてある、というか、むしろ普通のことなのだとも思う。

内田 樹先生がTwitterで称賛していた名越康文センセイの本にいいことが書いてありました。

 

哺乳類、なかでも人間は、成人するまで20年間もの長い期間、物心両面で大なり小なり甘やかされた環境の中で成長する。
「愛情がないと生きてゆけない」と徹底的に刷り込まれている。
哺乳類(人間)は、そもそも子育てに膨大なエネルギーを投じる稀有な存在であって、
人から認められたいという承認欲求も、この愛情欲求、つまり「心の生い立ち」に起因している。

人から認められたいと僕らが感じること自体、地球上の生物全体から見たら「病的」であるということ
自分の苦しみの起源には、そういう種として特殊な生育歴の中で愛情を受けてきたということがある、
ということは知恵として知っておいたほうがいい

 苦しいときには、ちょっと俯瞰的な立場から、
~ 最悪に甘やかされた人間という種なんだから、しょうがないなぁ。
と思えるようになる。

「愛情は種として生きていくうえで欠かせないものであると同時に、
僕らの心を疲弊させる最大の原因のひとつにもなっています。」

FBとか始めてみて、それはそれで面白いのだが、
あまりにみんなポジティブでハッピーそうだと、どこかヘンに感じたりもする。
(FBは履歴書代わりになったりもする世渡りツールだから、あたりまえか。)

( ↓ ) 人間の持つ愛情欲求は、承認欲求であったり、裏返しの怒りであったり、いろんな感情を引き起こす。

    歌に出てくる"彼女"は、"人生"や"仕事"への期待でもある。

   " 期待していた彼女は現れないし、落ち込んだ様子を見せてパーティーを台無しにしたくないから、行かないよ。
    でも、彼女が現れたなら教えてね。"

The Beatles - I Don't Want To Spoil The Party - Lyrics

「Help」だって、曲調や歌いっぷりから当時は誰も想像もしなかったが、
若く誰に助けを求めることもなかったジョン レノンの、自信や独立心の喪失の歌だった。

このような喪失感に 時として元気をもらうこともある。

The Beatles- Help LIVE [HD]

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[2012年7月/ あさひが丘カントリークラブ] ~Tommorow ♪

2012年07月21日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

暑いっ!仕事も少々タフな状況。

こういうときは週末に向けてモチベーションを上げていかなくては。

(日曜はまた朝というか夜中2:30に家を出発する。これもタフだ。)

日曜の晩には新しい空にいる。(キーワードはあさひがおかの大統領だ。)

全英オープンをたたかう選手を思って、確りしたラウンドをしよう。

(こういうのはふつうTwitterでやるのだが、縁起かついで、ここでやることにしました。)

(^^)7/18記

昨晩はミョウガと鰹節などをまぶしたご飯で〆たあと、ストレスのせいか、ポテトチップスとチョコレートをパック食い‥ そしてそのままリビングで寝てしまったもようです。

復活ラウンドを前にこんなことで大丈夫なのでしょうか。

全英オープンがいよいよ始まります。リンクスの厳しい自然を相手に自分のゴルフに挑む選手たちの姿勢に学んでほしいところであります。

↑ 明日の晩は、久しぶりの仲間と久しぶりに焼肉で飲むので大丈夫だと申しているようです

(。-_-。) 7/19記

くだらないおじさんのひとり言には、あまり関心は得られないようだ。

しょこたんブログとはわけが違う。

タイガー、全英オープン、まずまずのスタートです。しょこたんではなく、タイガーにあやかりたい。

( ̄▽ ̄) 7/20記

強いタイガーが戻ってきたぞ。
7月に入って今季3勝目、ついにジャック ニクラウスを超えるツアー74勝(サム スニードに続く史上単独2位)を達成。
2008年以来優勝から遠ざかっているメジャーの全英オープンでも、
2日連続の67(ふつうはバーディーを狙いに行くPar5のティーショットでアイアンを握ってのスコアだからすごい)で首位に4打差の3位といい感じの位置をキープしている。
ゲームプランが確りしていて、それを確りと実行している。

あさひが丘の新しい空が待っているはずだ。

新しい空 小出正則(ステレオ)

あさひが丘カントリークラブでのアーリーバード。 
( "あさひが丘"ってやたら連呼してましたが、こんなことでした。ベタですみませぬ。)

なかなかいいコースでした。(スコアの結実はいまだなく、わたしにはまだ夏は来ませんけど。)

今日はドライバーが、球がつかまってなくて、シンプルな動きになっていませんでした。
(左脇の締めが甘くて、身体が流れ、無駄な動きがあったように思います。)

でもショートゲームが、ちょっとした気づきで底上げできた感じもあって。。

6番あたりから、45あたりに押し戻す感覚が出てきたのですが、なんだか波に乗り切れません。

つかまらないティーショットに" きれるな "との戒めのメッセージを書き込んで奮起を促します。

( ↓ )5番170Y Par3、ピン横1mにつけたショット。
   (リンクスではなかなか、こういうスピンは効かずにほどけてしまうから、うれしいです。)
   フックラインを、手前のアマライン側に切れてしまうパッティングでバーディーは逃しましたが。(ー_ー)!!

   でもドライバーが良くない時はアイアンがキレるものでして、8番のPar3では2mを沈めてバーディー。(^o^)/

7月も下旬に入ったというのに、ゴルフのほうは、なかなか夏モードになりません。

でも、永らくスランプだったアプローチに光明が射すような気づきがありました。これはまたあらためて。

なんだか、1週間だらだら続けてしまったので、ポールの美しいTommorowを添えておきます。
(TVでは、いいとも(ロー)の27時間テレビ、やってますし。)

~ ベイビー、明日はがっかりさせないで。 明日、悲しみは捨て去ろう。

Paul McCartney - Tomorrow - Lyrics

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裏磐梯の夕刻 ~ ステイ ゴールド♪

2012年07月16日 | 旅と帰省とお出かけと

そう言えば、朝陽を見るために早起きして出かけることはあっても、
なぜかわざわざ撮影することは少なかったのが、裏磐梯の夕刻の風景。

少し雲がかかってますが、燕が群れをなして飛んでいました。

ホテルの展望台から。黄金から始まるグラデーションをしばし眺む。

 

stay goldのような空。

やがて来る夜のとばり。



喫茶去。

                            

" Life - is but a twinkling of an eye "
~ 人生(ライフ)、それは ほんの まばたき位の瞬間 ・・・


Stevie Wonder - Stay Gold Lyrics

  つかまえて…… あの昔を
  ちょっと振り返ると とても若く おそれを知らないあなたがいる
 そして気づくだろう あの頃がいかに素晴らしかったか
 止めて ……  全てが永遠だと思っていたあの頃に
 しかし天気がそうであるように 全ては移ろい、留まることはない。 輝きよ、そのままに
 しかし、こんなにも はっきり思い出が甦る
 そして あなたがそう言うのなら、思い出もそうであろう
 消えてなくなっても 一筋の光を残して 輝いている

 人生 …… それは、ほんの まばたき位の瞬間
 しかし、悲しみと哀れみで溢れている
 気付かないかもしれないが、この世に起こるすべては年老いていく。 輝きはそのままに  

<2009/9/6初稿「LIFE ~ ステイ・ゴールド」>

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会津と「八重の桜」、そして歌われざる英雄について

2012年07月16日 | 旅と帰省とお出かけと

それは普通の民家の玄関先にあった。

来年2013年の大河ドラマの舞台は会津で始まります。

主人公は、新島襄(同志社大学の設立者)夫人の新島(旧姓 山本)八重。
プリンセス・トヨトミや干物女のキャラクターなんかで特異な存在感を感じるようになってきた、
綾瀬はるかさんが八重を演じるというからおもしろそう。

こんなパンフを磐梯山のSAで見つけて、八重の生誕地を訪ねてみました。 

パンフによれば、鶴ヶ城のすぐそば、家内の生まれた家があった場所からもほど近い。

(歩いてすぐのところには山鹿素行の生誕地の碑もあって、
 大河ドラマ「天地人」のころに採り上げてみました。)
まほろばの鶴ヶ城~秋」 ← ちんまいアイコンですが、中に39枚も写真があるのです。

八重は、幕末の会津戦争(戊辰戦争)の折に、籠城戦になった鶴ヶ城で、
髪を断って男装し、当時最新式であったスペンサー銃を持って銃撃戦に参加したといいます。

薙刀をたずさえた中野竹子などの娘子隊は白虎隊と共に有名ですが、
最新式の鉄砲を担いで、女性としてただ独り官軍に立ち向かった、このような勇婦がいたことを初めて知りました。

「生誕の地」というのはえてしてこんなものです。 ごく普通の民家の玄関先。。
(キリストや聖徳太子にいたっては厩だったのだぞ。)

会津で見つけたこの本、著者の姿勢に惹かれました。

曰く、
" 自刃した婦女子や薙刀隊のことを書いた礼賛的な書がたくさん出版されているのに対し、籠城中の一般婦人について記した書がほとんど見られない。入城せずに避難した婦女子についての記録も極めて乏しく、やがて世に消滅していこうとしているのはまことに惜しいことである。"

 会津女は芯が強いと言われますが、強さにもいろいろな形があるのです。

会津鶴ヶ城の女たち
阿達 義雄
歴史春秋出版

ウチダ先生にも共通する言説があります。
” Unsung Hero(歌われざる英雄)"、
表面的な歴史観だけでは見えてこない、
イマジネーションをもって活き活きさせないと見えてこない。
人の営みは、そんな薄っぺらいものではないのだ。

「起きなかった出来事についての歴史」というのは学術的にありえない。
起きた出来事を結びつけて因果関係のうちに叙するのが歴史の形式だが、
もっとも巨大な人間的努力や人間的巧知は、
「起こってもよかったはずの災厄が起こらなかった」という形で達成される。

アラームを感知し、そのアラームが鳴動を止めるように間合いを切り、方向を変える。
「何も起きなかった」ことを、幕末や戊辰のいくさを戦った軍人たちは「軍功」に数える習慣を持っていた。
「軍功」と聞くと、私たちはついつい「赫赫(かくかく)たる武勲」のような出来事を思い浮かべるが、
「軍功」とはそういうものだけではない。
 真の「軍功」というのは、むしろそういうものではない。

歴史ではエビデンスのないものは存在しないことになっている。
何も起こらなかった場合には、その人の功績には誰も気づかない(本人さえも)。
けれども、私たちの社会はそのようなunsung hero(その功績を歌う人のいない英雄)たちの無言の献身によって、
かろうじて今あるようなものとして成り立っている。
そのことを忘れるべきではない。
けれど、それをいったいだれに向かって告げればいいのか、それが分からない。"

分かるべきところが違う。
分かるべきを知り、分からぬところをわきまえる。
このような分別のあるひとになりたい。

街場の読書論
内田樹

太田出版

個人的に、実に馴染み深くて好都合な地図なので、スクラップしておきました。

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ゼロ・ポジションを探せ

2012年07月08日 | お気に入り♪(ビートリー)

ニュートラルで、一番チカラを込めることができるゼロ・ポジション。

ブログの副題 ~ 夏は来そうだ、が泣いてるぞ。

これでは、ぼくには夏は、一生来ぬ(こぬ)。じゃないのか。

そんなことないよ、誰だってゼロポジションは持ってる、ゼッタイ見つけられるぜぇ、って感じ。

Paul McCartney - Brown-Eyed Handsome Man

うまく探せなかったようだけど、いつも何度でも、探してみればいい。

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[2012年7月/ ハーモニーヒルズ・クラブ] これは調整ラウンドですから(--〆)

2012年07月08日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

3連休前に、きっちりスコアとして結実させておきたい、と思ってました。

七夕の昨夜からの雨模様の中、またも早朝2時過ぎに起きだして向かった先は栃木にあるハーモニーヒルズ。

雨と霞が早朝の光を遮り、視界は暗く、スタートホール(イン10番)からFwは狭く、うねったS字にみえる。

しかし、視界が悪くて軽く緊張感があるほうがショットは冴える。
ロングホールを丁寧に3オン。しかし、3パットでボギー。

Fwが狭く、距離もないので、ティーショットでドライバーを持つ必要もなく、淡々とボギーで我慢のゴルフ。
(悪天候と狭いFwのなか、この淡々さは良い内容でした。)

そして16番、ようやく手にしたドライバー、ストレート系のボールでFwをヒットしたつもりがボールをロスト。
このホールでトリプルを叩くと、寝不足気味なのか、少し投げやりに。
続くショート、ワンオンしながら4パットでダボ。サイテー。
それでもようやく続く前半〆の18番でようやくパー。
(タテ振りで左へ行かなくなったアイアン、ラインを出すイメージはこの日も健在。)
今日もスコアの結実はないなー、
ま、雨だし、トリッキーなコースだし、前半50で凌いだともいえる。今日は90台で堪えればリッパでしょ。

ところが後半、、
スタートの1番でまたも出球からボールが見えず、当たりは悪くなかったのですがロスト、2ペナ。(-"-)

でもアイアンはピン方向にまっすぐ、横の距離感は冴えている。
4番でキレイなパーをとって、いよいよ反攻、と思いきや、、

112Yの短いショート、
" こういうとこって、なめると痛い目にあうよなぁ"と言ってた矢先から、
打ちおろしの分、距離を調整して短めに打った球は池を越えずで、ぷつん。
水が溜まった潮干狩りみたいなバンカーにもつかまってその辺りで、てきとーに5打を費やし、あがると10.

練習と化しました。。

7番Par5は12、
最終9番も3発連続でティーショットOB、7打目のティーショットからはシメて8打目でキレイに2オン、2パットでアガリましたけど。

実はいいアプローチのスランプ脱出法を見つけたのですが、今日はやめときます。

こういうときには、ふざけてマスカラスやったりするのですが、それもやめときます。

なんだか、チカラ湧かないときもあるわさね。傷を深追いすることもなかろ。

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ホテルカリフォルニアへのアンソロジー

2012年07月07日 | お気に入り♪(いろいろ)

 晩夏を先取りのヘビーローテーション。

よく見るとバンド名がよい、ルート90、90への道。(Route 79とかならもっとよい。

熱い身体とスコアへの渇き、を象徴するような感じ、アンソロジーな夏になりますように。

なんだか、ブルースの入ったような重たいギターが聴きたくなっていたら、
このRoute90の写真をほうふつとさせるイーグルスがYouTubeにあった。
(このライブバージョンのエンディングのギターの絡み方は聴いてるだけでやばいぞ。)

しばらく前まではすぐに削除されていたから、これも夏の夜の夢か蜃気楼のように、そのうち消えてしまうかもしれない。

The Eagles - Hotel California Live Video

夏の日射しのなかで倒れそうになって意識が遠くなりながらも前に進もうとしている、そんな心象風景をアンソロジー風に。

My head grew heavy and my sight grew dim,
I had to stop for the night.

実家から旧い日記を持ち帰りました。

Sweet

(Route90ではありませんが、ポルシェのパトカーに捕獲されました。Keep rightと言われても左寄せ(アメリカの高速車線側)してしまう愚かな日本人。
" おまえ死ぬ気か!")

Sweet summer sweat、甘くて苦い夏の一夜。

How they dance in the courtyard,
Sweet summer sweat
Some dance to remember,
Some dance to forget

 色褪せたアンソロジーな写真はホテル・カリフォルニアのビバリーヒルズ・ホテル。

ワッフルを食べていると、そこのウェイトレスが言ってました。
"そこに昨日ニール・ダイアモンドが座ってた。スタローンもblue eyedなガールフレンドを連れてきてたわ。"

ジャケットにはこのホテルの写真が使われていましたが、そのウェイトレスはあまりこの曲の歌詞を好ましく思っていない様子。
彼女はティファニーに陶酔したメルセデスのような女や、倒錯したアメリカをいやがっていたのだと思います。

よく解説されているサイトを見つけました。→ ホテルカリフォルニア(歌詞和訳と意味)イーグルス:Eagles – Hotel California
 

running for the door、です。 今年の晩夏にどうぞ。

 

HIDDEN DOOR
 

ROUTE90

 

 

 

P.S. 2回目だったようだ。(ひとの日記に落書きするな。(--〆))

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Route90/ hidden door

2012年07月06日 | 日記

 これは一種のギフト(贈与)だと思います。

高校時代の同級生が、Route90というバンドで「hidden door」というファースト・アルバムを
8/15に全国発売することになりました。

フランス人はパブリックとプライベートのあいだで秘密の小部屋を作るのが好きだといいますが、
タイトルの「hidden door」もそんなニュアンスがあって、なかなかいい感じ。
隠れ家とか、秘密基地とか、そういうのいいなぁ、おもしろそうで。

私も早速Amazonから予約購入しましたけど、
うーん、このHPのessayのコーナー、いいです。どんな曲、サウンドが鳴っているのか今から楽しみです。
 http://r90bluez.fan-site.net/

( ↓ ) 発売は8/15、少し先ですが下のamazonのページから予約購入できます。僅か1500円ちょっと。
    晩夏にブルースが匂うロックサウンドはきっと合うと思う。

HIDDEN DOOR
 

ROUTE90

ブルースを、古くからの黒人ブルースのままで聴くと、ルーツが違う日本人には馴染みにくい部分があるかもしれないですが、
住むところや環境は違えど、" blue "は人類共通の、感情でもあるわけです。

このブルーや、ブルーの反射作用についてはこれまでにいくつか取り上げてみました。

~ 私のブルーなどは比較にならない。くそみたいなものだ。
   ランディ・ニューマンの不条理なブルーをのみこんでしまうような歌。
ブルー) 

 " ああ、きみ。だって神様がそうお創りになったのだよ。"
逃れることのできない矛盾の反射作用について

~ ブルースっていうのは、喜怒哀楽、すべてをひっくるめたことをさしているんだ、という気がします。
なんで、人がこれをブルースっていうのか分かった

~ Blusing Side of Life , Day by day 、 日々 人生のブルースを奏でる、渋すぎ。
渋く深くさりげなく♪ ~ジェニー レン/ フットプリンツ

日本の文脈
内田 樹,中沢 新一
角川書店(角川グループパブリッシング)

ウチダ先生が「贈与」する態度の大切さについて鋭い指摘をされていました。

みんなが今の社会システムから自分はどういう利益を引き出せるのか、どういう権利を行使できるのかだけを考えるようになって、そのシステムを支えるためにどんな仕事があるのかを問わなくなってしまう。
政治や民主主義の根っこは本来「贈与」して下支えするものであって、まるで昔から自然物のようにあったものだと思ってしまうと、劣化して、うまく機能しなくなる。

~ 医療や教育、芸術といった活動の核心部分にあるのは、本来、身銭を切った献身的な活動による「贈与」である。
  マネーの力は非常に強いけども、ビジネスはその周辺部にある「おこぼれ」の部分にとどまっているべきであって、
  禁域、サンクチュアリ(聖域)として保全しておかないといけない部分がある。

少々脱線しますが、キリスト教について言及した部分は、なるほど、そういう見方があるのか、と思いました。

キリスト教というのは、いろいろ問題はあるにせよ、長い間よいこともたくさんしてきました。
それは、イエスキリストという人が自分の生命を犠牲にして捧げたという、ものすごい贈与がまず最初にあるからなんです。
教会へ行くとイエスキリストの磔刑(たっけい)像があって、
「私はあなたがたに贈与しましたよ」というメッセージが伝達され続けている。

起点に贈与があって、それが見える形で存在していることがヨーロッパのダイナミックな歴史をつくり上げた源になっている。

ひとを元気にする「贈与」(ギフト)とはそういうものなのだと思いました。
純粋なサンクチュアリの部分を持っていて、それを素直に表現するということはなかなかに出来ることではない。
逆にそういうものは、なかなか無いものだから、ひとを元気にする。

エクリチュールにも色々ありますが、時勢に適応してスマートにふるまっているだけのエクリチュールは、
時勢の檻に入っているようなものだということに、少なくとも多少、自覚的でいることは大切なことのように思います。

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[2012年7月/ 古河ゴルフリンクス]~ ゼロポジション(=ソケット)のゴルフ

2012年07月01日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

さてさて、前夜、急遽友人を迎えに行くことになっての早起きアーリーバード。

AM2:30頃起きだすつもりが、涼しい気温のなか、まだ動きのにぶい蚊に刺されてAM1:30に目が覚める。
(ひとが寝る時間に起きだしている。二度寝すると起きる自信がないので、えらい寝不足ですがそのまま準備して少し早めに向かう。)

~ ~ いやらしいゴルフをする宣言、をしていましたが、さて結果はいかに。 ~ ~

今回は、週初めからモチベーションをアゲにいってたので、6/27からちょっとずつ書き足していくスタイルになりました。

==============================================

(↓ 6/26記)

友だちが小生のゴルフにがっかりしたから、週末いこう、とあいなりました。

そろそろ、あなどらず、まじめに、謙虚に、照れずに、

堂々と、ほんきでいやらしい、ゴルフをやってこようと思います。

小生の場合、気持ちのモンダイが大きいと思うので、
はじめての試みでありますが、まえもって、
いやらしいゴルフをする宣言をしておこうと思います。

( ↓ 6/26 記)

アプローチのフォローを小さく、ですね。

  これで、オーバーしがちなアプを制御するぞ。

ゴルフレッスン 30~40ヤードのアプローチ編

( ↓ 6/30記)

 ゼロ・ポジション(= ソケット)のゴルフ。
   股関節を入れて、手は身体の中心に引き付けて、チカラの出る態勢でいることをチェックするポジショニング。
   なかなかネーミングがいい。うまく行ったら、レッスン・ビデオ化してみる価値がありそうだ。

   いやらしい、ゴルフをする心の態勢もね。

==============================================

(そして、本日、7/1記です。)

昨年あたりから、台風や豪雨の影響もあって、グラウンドコンディションの悪い古河ゴルフリンクス。
フェアウェイをキープしても、ベアグランドだったり、
太陽が照ってくると、乾いた土の地面にひびが入って、ショットを打つと土埃がたつ。

こうなると、もはやリンクスという形容を凌駕している、
子どもの頃、こういうとこで遊んだなぁ、みたいな地面のうえでゴルフをやっている。

そしてフェアウェイを外してラフに入れると、ボールを見つけるのは、かなり難しい。
(本来のコンディションのゴルフ場なら容易に見つかりそうな球だったならノーペナでかまわないみたいなルールになってしまってたけど、
 自らはワンペナを課す。いつも一緒の友人もそう。
 ボールのライがひどい状況でも、原則あるがままに打つ。ボールをイージーにリプレースすることはしない。
 ゴルフはそのようなフェアネスの上に成り立つものだから。

  幸先良くいい出球だったティーショットがFwに見つからなかったスタートホール、
  無罰でいいよ、の声にかかわらずワンペナを課したように思っていたが、
  あらためて見直すと、ここに限ってはワンペナを課していなかったわん。自省。

 そんなひどいショットでもないのにボールを4つ失くし、気持ち的にはキビしい内容。
51も叩く内容ではないんだけどなぁ。

1-2mの外しごろのパットが決まっていたのがせめてもの救いか。

でも、調子自体は悪くないので、
遅まきながら、8番、9番で連続パー。

後半、ショットは冴えてて、このまま全部パーとれるんじゃないか、みたいな感じも出てきたが、
時折アプのミス、そして前半とはうって変ってパッティングが決まらず、3パットを4回。
(うち3ホールはパー逃しのボギー。もったいない。)

しかし、それでも残りでパーも4つ奪取して、43でまとめた。

(今日のショットの調子なら、ハーフ30台が出てもおかしくなかったと思う。
 前回レッスン指導で矯正した左ひじの引けに気をつけて左へいかなくなったアイアン、
 2ndショットのアイアンの精度があがって、Parオンするのがラクになった。

トータルは51/ 43の94だが、90台前半は久しぶりな気がする。
(ここのところ、片目(ハーフ)は45辺りのラインをキープ出来てきている。)

いやらしいゴルフ、はできなかったが、確りと底上げができてきたように思える。

前回のレッスン指導も効果があったが、
前々から指摘されることのあった、アドレスでの肩や腕・足のスクエア感のバラバラなところを、
「ゼロ・ポジション(=ソケット)」に立ち返りながら、スイングすることで、リズムまで良くなっていったように思う。
股関節をシッカリ決めて、右足をベタ足気味に残したときのティーショットはかなり手応えがあった。
"フォローでもタテ振り"で、アイアンの精度も上がってきているし。

忘れないうちにビデオ・レッスン化しておいたぞ。

ゼロ・ポジション(=ソケット)をチェックするルーティーン

いやらしいゴルフはできなかったんだろ。 もう少しいやらしさを勉強しときなさい。

Elton John - Idol

 

 

 

 

コメント (5)
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