アイアンセットを10年使ったXツアー・アイアンから、キャロウェイ・コレクションに替えました。
ラウンドの前日、ショートコースに調整に行ったのですが、思うように球が掴まらず、右にシャンク気味のふけ球が出ます。
本当に ニューアイアンでこれからやっていけるのか、不安を感じながら迎えた1stラウンド。
不調になった時に取り組んでいた『トゥ寄り』で打つことを心がけてみたら、練習場では球が行き出したので、
そこに気をつけることにしました。
( ↓ ) ラウンドの日の朝、見つけたムック本を、お守りのように、キャディバッグにしのばせる。
そうなんです。
ドライバーで縦振りを意識しているので、アイアンも段々と縦振りが過ぎていたのかもしれません。
スイングは生きものみたいなものですから、時々偏りを修正しないといけません。
それは上手い人でも同じ、常に調整が必要なのだと思います。
終着点に固定化された、静まり返ったような完成形はない。
( ↓ ) トゥ寄りで打つと、なぜか球が行き出す不思議について、解説している記事を見るようなことは殆ど無かったので、
この記事は心強かった。経験的・感覚的に感じていたことの後ろ盾を得たような感じ。
前日のショートコースで、ソールせずにヒットするパッティング([2016年5月] 『お先に』のパットは何故入るのか。)が
すこぶる良かったので、
エラそうだとは思いつつも、アドバイスめいたことを口にしたら、途端にパッティングの調子がおかしくなった。
スタートホールから、50cm程度のパットをポロポロと取りこぼして、ダボを続ける。。
( 大体、コースで得意げだったり、多弁だったりする時に、良かったためしはないような気がする。)
しかし、一方で、
心配されたニューアイアンの記念すべきラウンドでの第一打は、Out2番、残り173Yard、ラフからの5番アイアンでのショット。
真っ直ぐな高い弾道でカラーまで運ぶ。 距離、方向とも、不安を払拭するキレイなデビュー弾でした。
スコアカードにも『トゥ寄りで打つ』と書いて、徹底して気をつけた結果、
この日、ニューアイアンは、一度もシャンクやふけ球が出ることもなく、キレのある球が行ってました。
前回Xツアーのラストラウンドでも、一度ノッてしまえば、菜の花コースのあがりホール、4連続でパーを奪取しましたが、
ニューアイアンのデビュー戦、難度の高いさくら草で、前半アウトあがりで3連続パーを奪取。
前半最終の9番では、166ヤードから6番でピン横50cmにつける。(まさかのバーディーパットを外しましたが。)
結局、46/49の95、
不調の続く昨今ですから、さくら草のブルーティーから、しっかり95辺りのスコアをキープできれば、まずは合格です。
最低線を押し上げていくのがスコア、
予定調和的スコアに甘んじてしまうような流れであっても、ハーフ50を叩かないように、押し上げては巻き返す。
(これでハーフは4連続で40台で堪えている。)
夏を迎える準備が整ってきました。
ラウンド前の不安を払拭して、ニューアイアンに対する信頼感が生まれたのが何よりの収穫。
この日の朝は全英オープンゴルフ最終日、
ミケルソンとステンソンの激闘が繰り広げられていたというのに、見逃してしまった。
もちろん、ミケルソンは好きなのですが、バーディーを奪い合う激闘の中、
タイガーの持つ全英最小スコアを超える新記録の20アンダーで優勝したのは、スウェーデンのヘンリック ステンソン。
人気者スタープレイヤーのフィルを向こうに回して、
俺は俺のゴルフをするぜ、という確信に満ちたようなオーラを醸しながら、スコアを伸ばしていくステンソンに魅せられました。
これも凄い!!63!! ヘンリク・ステンソン優勝 全英オープン2016 最終日 10H~18H Henrik Stenson The open
wimbledon Victory
最近キャロウェイづいていますが、キャロウェイを代表する二人のプレイヤーが全英を湧かせました。
( ↓ ) あ、同じドライバーだ。キャロウェイのXR16.
( ↓ ) バーディーをすこすこキメたパターも、同じツノ型。
アイアンもキャロウェイ。(レガシー・アイアンのようです。)
( ↓ ) 右足軸をしっかりさせて、ボールストライクする様子。
これがまさしく、目指すべき、イメージしている打ち方なのです。
Henrik Stenson swing analysis 2016 British Open champion
ヘンリック・ステンソン スイング解析
新しくスタートさせた激闘ゴルフ劇場、
再生を期して、見習うべきは、フィルやタイガーやバッバではなく、ステンソンなのもしれない。
地に足のついた強いゴルフを、そろそろ本気で目指してみてはどうか。