ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

目指すはスクラップ・ブックか、はたまたビジョン・ボードか。
隠れ家CLUBゴルフィーにようこそ♪

加速する半世紀 ~ 神様ふたたび ~

2014年03月29日 | 日記

この冬は、関東で45年ぶりの大雪が二度も。
しかも半世紀間隔で来るはずの大雪が、1週間の間隔で週末に続けてやって来るという、まさしくEight Days A Week的な濃密な時空。

時計が高速回転でも始めたのでしょうか。

11月に11年振りの来日公演に湧いたばかりだというのに、僅か半年でポールがまた来日するとのNewsが飛び込んできました。
1966年の初来日からおよそ半世紀目になる神さまは、加速度を増しています。

 

友だちが体験した最終日の東京ドームでのサプライズ、
赤いサイリウムで埋め尽くされたアンコールの光景に、涙を堪えながら歌ったというポールが熱望して実現した再来日なのだそうです。

今回の会場は、2020年東京オリンピックに向けた新国立競技場建設に伴い7月に取り壊しが始まる国立競技場、
海外アーティストがコンサートを行うのは、国立競技場50年の歴史の中でも最初で最後になるとのこと。

今回は東京公演(5/17、18)の後の大阪公演(5/24)まで、間が一週間も空いているのが不自然で、その間に武道館での追加公演があるのではないかなどという噂もあるようですが、半世紀を経た東京オリンピック跨ぎの歴史的なイベント、
今度は、子供たちも一緒に家族四人で行ってこようと思います。

初めて屋外の野球場でロック・コンサートをやったのがビートルズの四人なら、
その会場となったシェア・スタジアムでのラスト・コンサートに登場したのはポール・マッカートニー。

国立もラストはポールなのです。(がんばれよー、国立。)

 天気の心配はありますが、屋外でのコンサートは、また違った雰囲気を楽しめそうです。

( ↓ ) あれから一年、いまだ19時の勤務制限はありますが、出張も入り始めて、このコンサートは仕事的にも大きなイベントの合間。

   (母上、すみませぬ。4月の法事帰省も半ばあきらめざるを得ません。。)

It's been a Hard Day's Night ! 的な夜になるかもしれません。

11月公演と違ったセットリストになるとのことですが、今度のオープニングは何でしょうか。

I need a place where I can rest my weary bones  疲れきった骨を休める場所が必要だ
and have a conversation not too deep         そしてディープでなくて軽い会話を

Everybody else is busy doing better than me    他の皆は 僕よりうまくやることに忙しい
But I can see why it is                   でも 理由は分かるよ

ありがたい。(alligator)

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木蓮は宙に浮かぶ陸の水芭蕉のように

2014年03月23日 | 日記

花の盛りは梅から桜へという春分の季節。

梅や桜や杏や桃はもちろん素晴らしいのですが、なぜか気になるのがモクレンの花。

この花姿に遭遇して、木蓮が気になる理由が分かったように思えました。

宙に浮かぶ、陸に咲く、水芭蕉のような佇まい。

モクレンって、オーガスタに咲くマグノリアであったり、お寺の境内に咲く木蓮であったり、

花ぶりのバリエーションが豊富で、その時々に違う姿に、はっとするのではないか。

なんだか、富士山を見るたびにトクをしたような気分になるのとも似ています。

そして、あちらは彼岸桜でしょか。

W受験の春、こちらはサクラ咲くというわけでもなく、芳しいとはいえない春。

(だから蓮の花が咲いてるわけではないです。縁起でもない。。(´・ω・`))

~ 鯛めし、吸い物、煮付けと鯛づくしで、ともかく めでたくあれ~ と、お祝い。

  (花鯛は景気付けの飾りに近いです。実際には、別にグリルした真鯛を、炊き上がった鯛めしにまぶして出来上がり。
   山椒の葉っぱにはまだ早いので、代わりにネギを添えました。)

 

大学受験で滑り止めのつもりだった私学に進学するか、浪人するかで、三連休のあいだ 悩んでいた長男なのですが、今日は高校の先生のところへ相談に。

金曜の晩も思うところは話したのですが、まだふんぎりがつかないようなので、浪人することを後押ししました。

何がめでたいのか分かりませんが、なんだか納得感が出てきたみたいで、それはめでたいことなのだと思います。

最後に決断するところで、話をして、意を同じくできたことが嬉しくてね。

祈 大漁

あまちゃんOPテーマ&行動のマーチ

 

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グリーングラスの声をきけ

2014年03月21日 | ゴルフィーライフ

先週は足の爪先をガードするために、「象が踏んでも壊れない」爪先部分が硬くなっている作業靴を探し求めました。

クラブを握ることから、また少し遠ざかっていますが、足の親指の爪が剥がれかかってきては痛むのです。

13サイクル目を終了する頃には、長らくの下痢が治まってきましたが、
タルセバの副作用、今度は爪への攻撃に悩まされています。

14サイクル目を終了した先週、皮膚科で診て頂いたら、″ここまで来たらあとは剥がれるのを待つだけ”とのこと。、
しかし、妙に粘り強いわたしの爪、爪が浮いていよいよ剥がれ切るかと思いきや、また少し皮膚にくっついたような落ち着きを取り戻す。
そして再び剥がれにかかる。たちが悪いー。

来週には復調したいので、親指を固めてガードする方法がないか、スポーツ用品店で相談してみました。
硬いものを付けるとかえって爪に当たって痛めることになるからと、足指のサポーターみたいなものを探して頂きましたが、
そのようなものはなく、テーピングとソックスで工夫することに。
手の指用の指サックを足の指にはめるとか、一生懸命にアイデアを出してくださってありがたかったです。

さて、翻訳は良い趣味なのでした。

日は落ちて夜になりましたが、忘れじのグリーングラスの呼ぶ声が聞こえるような気がするのです。
遠くから聞こえる、夜のしじまに咽ぶ芝生たちの声に耳を澄ませましょう。

倍音声明を採り入れた「地謡ゴルフ」は、地面や自然と共鳴していくものですから、もっと自然が発する振動に敏感にならなくては。
(倍音を身体におろすゴルフ

Green grass and crazy hair

Lay your head where my heart used to be 頭を横にして 私の胸にうずめていたように
Hold the earth above me        地面をしっかり掴んでるのよ
Lay down in the green grass        わたしの上に横たわって
Remember when you loved me      わたしを愛したことを忘れないで

Come closer don't be shy           もっと近くに来て恥ずかしがらずに
Stand beneath a rainy sky         雨模様の空の下でも待ってるわ
The moon is over the rise        月もとっくに昇ってしまった
Think of me as a train goes by      列車は行き過ぎてゆくけど 私のことを忘れないで

Clear the thistles and brambles       アザミや野バラはキレイに掃除して
Whistle 'Didn't He Ramble'            'はびこってるじゃないわよ' って口笛でも吹いて
Now there's a bubble of me, And it's floating in thee  今では泡沫の夢だったかのように、 ただ貴方の中で漂っている のです                   

Stand in the shade of me             わたしの影の中に居るのは何
Things are now made of me           わたしが原因なのね
The weather vane will say... It smells like rain today  風向きが教えてくれる… 今日は雨みたいだわ

God took the stars and he tossed 'em     神様は手にした星屑をばら撒いてしまった
Can't tell the birds from the blossoms      これでは鳥と花の区別もつかないのです
You'll never be free of me, He'll make a tree from me 鳥のような自由はなく、花が咲くこともない木を育てているのです

Don't say good bye to me             サヨナラは言わないで
Describe the sky to me                代わりに空がどんな様子なのだか表現してみせてください
And if the sky falls, mark my words, We'll catch mocking birds  空が落ちてきたら わたしの言葉を思い出して, モノマネ鳥をつかまえましょう

~  'Didn't He Ramble' 、っていうのは、悲しみからの折り返しを陽気に奏でる歌のこと。

 『ニューオリンズで黒人の男が死ぬと(男性に限 る)ブラスバンドが雇われ、墓場への葬列の先頭に立って行進する。
土葬がすむと一転してジャズを演奏しながら町へ戻ってくる。(中略)これはニューオリン ズの黒人独特のものと考えられていたが、ベーレントによると南フランスに今も残っている風習だという。
ルイ・アームストロング・オールスターズの ≪ニューオリンズ・ファンクション≫ (デッカ)ではサッチモ自身が次のようなナレーションを入れて "Flee as a Bird" と "Oh, Didn't He Ramble" を演奏している。
「みなさん、ルイジアナ州ニューオリンズで演奏される Oh, Didn't He Ramble のお話をしましょう。
まず墓場への道すがら演奏される葬送行進曲からはじまります。(中略)
棺が土葬されはじめると、そこここから家族の泣き声が聞こえ、 老牧師は "幽冥境(ゆうめいさかい)を異にして、もはやこの世に君を見るすべもなし" とお経をあげだします。
スネアー・ドラム(小太鼓)のプレイアーはドラムの中からハンケチをとりだし、メンバーの涙を一人づつ拭き取ってやります。
それか ら墓場からの帰り道には、 Oh, Didn't He Ramble を陽気に演奏するのです」
(中略)ディキシー・ファンには耳なつかしいこれらの曲の出典をたどると各国の民謡に行きつく事実は、ニューオリンズの音楽の混血性をよく示していると思 う。
Flee as a Bird はスペイン民謡で、日本では ≪追憶≫ として知られる歌である。
Oh, Didn't He Ramble はアイルランド民謡 ≪ダービーシェア・ラム≫ (¶)である。 Just a Closer Walk with Thee は讃美歌のようにきこえるが、スウェーデンの糸つむぎ歌 ≪Spin, Spin≫ (英訳)で、日本では ≪むなしく老いぬ≫ として知られているものだ。』

¶ 英国民謡 Derby Ram (Derbyshire Ram) のことか?

グリーングラスでも、FreeとBirdをもじった歌詞が出てきますし、ジョンレノンの遺作にFree as a Birdっていう曲があるので混同しますが、
ここで出てくるのは” Flee as a bird(to your mountain) ~ 鳥にように山に逃げよ ” なのです。

グリーングラスにも出てくるthee という言い方はYouの古語で、″あなた”ではなく”汝”と訳される。

~ thou , thy , thee ( = you,  your,  you )

学校では普通習いませんから勉強になります。

(Flee As a Bird フリー・アズ・ア・バード 讃美歌・聖歌)

Flee As a Bird (with lyrics)

そして、クロロフィルのグリーン、528Hzは宇宙のすべてなのでした。

Tom Waits - All The World is Green with Lyric

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プルーデンスな春

2014年03月16日 | お気に入り♪(ビートリー)

 裏拍が引っかかりながら、表拍と交互に組み立てられて鳴っているような感じ、とでも表現すればいいのでしょうか。

エンディングで聴かれるドラムの鳴らし方が凄いと思ってるので、同じところにフォーカスしてる動画を見つけると嬉しい。

予定調和的なさらさらした流れではなく、ピタリと決まったところに拍を決めてこない、ずらしの妙。
異界が堰を切ったように、ぶくぶく、どかどかと、溢れ出してくる感じ。

The Beatles - Dear Prudence - Amazing Drum Solo isolated - Ringo Starr E... (+playlist)


単に陽気な太陽の歌にとどまらない、荒ぶる自然の変容(metamorphose メタモルフォーゼ、変身・変態)の結果としての、穏やかな陽射し溢れる春。

聖娼シャムハトは自らが媒介となり、がちがちに固まったものを「分く」存在として、野人エンキドゥの塊をほどき、人間へと変貌させたという。
しまいこんだ内側の「粘膜」を露わにすることで、忘れ去られていた「内側」を外側に出していくという、ギルガメッシュ叙事詩に出てくる物語のようでもある。
(「あわいの力」にあった、粘膜と内臓を見せ合うことについての考察は、エログロぽくもあるが、なかなか的を得ているように思いました。)
もののけ、とか春と修羅、とか、世界の成立にかかわる力についての話でもあるのです。

Dear Prudence, won't you come out to play
Dear Prudence, greet the brand new day
The sun is up, the sky is blue
It's beautiful , and so are you
Dear Prudence won't you come out to play

宇宙には光や音の周波数が溢れている
そして、数学的に測定される宇宙の本質は、水面の波や持続するエネルギーのような「永続重力波(Standing Gravitational Wave)なのだといいます。
(粒子的な物質を持たない真空がポテンシャル・エネルギーを持っていたり、宇宙には未解明なダークエネルギーが存在したりする。)

ピラミッドのような四面体の形をした水の分子は、音や光の周波数を分化させて、ユニークな結果を生み出す。

水には、宇宙に溢れる光や音から様々な振動を発現させるマトリクスになる、という性質があるのです。

周波数は人間の組織に著しい変化を作り出している。
宇宙の中心からの音波、またはDNAはSGW(永続重力波)は、DNAや身体の部分をサイマティック(振動視覚化的)に再構築する。
これが一般に言われるヒーリングである。
さらに言うと、瞳の色からつま先の形まで、身体の細部のすべてに固有のバイオソニック(生体音響)振動が存在している。

各細胞には固有の周波数、またはエネルギーのサインがあり、近似する周波数を持つ細胞が組織を形成し、ひとつひとつの細胞とハーモニーをなしながら、また違った周波数で振動する。
突き詰めていくと、ハーモニー、恒常的なバランス、とは振動によってコントロールされている。

量子論やひも理論で説明されるように、物質は突き詰めると、振動になる。

そして、虹色の中央にあるのが黄緑色のクロロフィル、528Hzの周波数。

身体のなかの様々なバイオソニック振動が緩んで共鳴しやすくなるのが、クロロフィルの周波数に溢れる春の季節なのかもしれません。

生命を生み出す場のエネルギーについて以前取り上げましたが(場を考える ~ 意識や生命の見える化に成功した。 )、
水というプリズムのひとつひとつが整って、全体として規則正しい場を形成するようになると、
水のマトリクスが作り出す振動の波はお互いに干渉し、共鳴して、どんどん振動を増幅させていくはずです。

振動から見た世界を考えてみると、
太陽の光や、鳥の鳴き声、木々や風の音といった、光や音の周波数が満ちてくる春という季節は、
春が運んでくる雨雲や雪解けの水と相まって、どんどん振動を増幅させては、世界が倍音で満ちてゆく時季なのかもしれません。

ジョナサン・ゴールドマンによる、6つのソルフェジオ周波数のシーケンスを使った「聖なるハーモニー(Holly Harmony)」。
この周波数には、私たちの肉体的、精神的、感情的、霊的な本質に入り込んで、ストレスや病気をもたらす不調和なエネルギーを無効化し、消散させる働きがあるそうです。

この一年にお疲れ様~。

ダブル受験も重なったこの年、ようやくの春。


 

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三回忌を迎えて

2014年03月11日 | 日記

論語にも「服喪三年」という話があるそうです。

震災からちょうど一年が経ったおととし2012年の3/11、突然にその日はやってきました。

そして一回忌だった昨年2013年は、法事で帰省したものの夜も眠れぬ腰痛に襲われ、今度は自分のほうが大変なことになっていました。

東日本大震災があってからというもの、3/11は、個人的にも象徴的な出来事が続いたのです。

なので、三回忌となる2014年のこの日をどうにかこうにか無事に大過なく迎えることが出来て、なんだかほっとしたような気分です。

なんでも、人は生まれたばかりでは何もできないのに、大よそ三年目くらいから、ようやく人間らしくなってくる。
自分で立って歩き、言葉を持って、世界と記憶がつながるようになるまで、大体二年はかかる。
せめてそれと同じくらいの間、返事をしなくなった親のことを供養しなさい、ということだそうです。

帰省は四月になりそうですが、三回忌を迎える春、子供たちのW受験もまもなく終わりです。

目先の結果はともかく、この激動の一年を無事乗り切ってまた次につなげていけることに感謝したく思います。

昨日は14サイクルを終えての通院日だったのですが、参加しているタルセバとMETMab併用療法の治験が終了になる可能性があることを聞かされました。
自分自身の経過は良好なのですが、治験自体が終わりになるかもしれないのです。
治験が終了になると、タルセバの薬価は1日あたり150mg(一錠)で1万円近い値段がしますから、30日だと約30万円もかかることになる
保険適用で3割負担だとしても、何サイクルも続けていくことを目標にすると、それだけでたいそうな金額になります。

先のことを考えると、喜んでばかりもいられないという気がしてきますが、次の文章に勇気をもらいました。
期間損益みたいな経済タームで、たとえ我が身のことであっても語るべきではない。

「後悔と取り越し苦労は絶対にしてはいけない」というのは、武道の基本です。

戦場に出て、四方八方から矢弾が飛んでくるときに、
「こんなところに来るんじゃなかった」と悔やんだり、
「ああ、このあと撃たれて死ぬに違いない」と取り越し苦労しても、
それによって生き延びる可能性は少しも増えませんから。

「今、ここに居る」ということが所与の条件ですから、そこから始めるしかない。

そこにびゅんびゅん矢弾が飛んできている以上は、「こんなところに来なきゃよかった」といくら思ってもしょうがない。
もう来てしまったんだから、ここを出発点にして、「さて、このあとどうやって生き延びようか」を考える。

ごめんなさい。謝らないといけません。

一回忌を済ませたタイミングで大変なことになって、淋しがって呼ばれても困るので、どうやって生き延びるかを考えるように努めていました。
これからも、どうやって生き延びるかを大切にすると思います。

でも、それは大切なことを忘れているということではありません。

あまり適当ではないかもしれませんが、ポールのScaredを。

Paul McCartney - Scared [Hidden Track]

I have to say I'm sorry  謝らないといけない
Don't feel sad for me    こんな私なんかの為に悲しまないで
But the beautiful birds won't fly out of their cage  美しい鳥たちが籠から自由になれずにいる
Though I'm trying to set them free           自由にしてやろうと思ってるのに
Trying to let you see, how much you mean to me 分かってほしい どんなに大切なのかを

I remember the first time we met
Tears in our eyes reflecting      
Something connecting from so long ago
It might have been told in the stars maybe that's what is was
It doesn't matter because

I'm still too scared to tell you
Afraid to let you see see
That the simplest of words wont' come out of my mouth
Though I'm dying to set them free

Trying to let you see, how much it means to me
How much you mean to me
How much you mean to me now

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胆力とは断定することなのです。

2014年03月05日 | 心の筋力トレーニングを続けよう

勘違いしておりました。

「胆力」というのは別に「負けないぞ」と力むことじゃないんです。
勘違いしている人がいるかもしれないけれど、そうじゃないんです。「断定する」ことなんです。

自分があるとき、ある場所にいて、何かをしている時には、
「私が今ここにいることは、宇宙が始まって以来、宿命づけられていた必然の出来事である」と断定しなければならない。

「俺はここでこんなことをしてていいのだろうか」という、断定のない、決めのない気持ちはよくない。

内田 樹先生の合気道の師である多田宏先生も「胆力」と「断定する」という言葉を同じ意味で使われるそうです。

「うんっ」と言って、自分をその場所に据え付けるための胆力。

何やら倍音声明のようではないか。「うー(UT)」と言って身体を振動させ、宇宙の振動にチューニングしていく。

今ここを疎かにしない。球体の上をどこまで行っても地平に果てがないように、自分の目の先、鼻の先だって宇宙の果てなのです。

自分がいる「今ここ」は、宇宙の果てにも匹敵する特異点であり、特別で断定的な場所なのだと捉えると、
もっともっと、「今ここ」や周りの人を大切に感じられるようになるのかもしれない、ふとそのようなことを思いました。

George Harrison - What is life (lyrics)

ジョージですら、これが人生の必然なのか、自分は一体誰なのかと戸惑い、困惑し、断定できずにいるが、

「ここに自分がいることには、深い必然性がある」と断定する。

「俺は、こんなところで一体何をしているんだろう?」とは思わない。

 

ネット(Lifehacker)の記事からですが、「限界と共に働く」ということは、「諦める」ということとはまったく違うのですね。

限界=こんなところ、ではなく、限界と共にいることには深い必然性があるのだと捉えるなら、いつもご機嫌でいられるかもしれません。

そうやって、限界すらも断定していくことが「胆力を練る」ということに他ならないのかもしれません。

先日、良い文章に出会いました。

何が起こっているかなどまったく気になりません。

自分がこれからどうあるか

何者でいるか、どう感じるかを決めるだけです。 

なぜなら、あなたがそうしたいからです。

他の理由は必要ありません。

 

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グレゴリアンのように倍音声明を謡おう

2014年03月02日 | 人間と宇宙~哲学を科学する

 国際標準音(A,ラの音)が440Hzと定められたのが1939年ロンドン国際会議、
悪名高い原子爆弾開発プロジェクト「マンハッタン計画」と同じ、第二次世界大戦の頃の産物だとは知りませんでした。

A=440Hzでチューニングされた(平均律の)音楽は、人の精神やエネルギーを抑圧し、戦意高揚や集団ヒステリー的な群集行動に影響を与えるというのです。
440Hzとは、時報や音叉でも馴染みのある音。

(1オクターブの間を12等分することによって転調が自在になった平均律については以前の記事に。 ⇒ 十二音階の狭間に在る音

ところが、優れた音楽家は、直感的に440Hzのピッチから若干ずらしたほうが音楽が良くなると感じるらしい。
(ビートルズだって、楽器の音をわざと低めにチューニングしていたのだといいます。)

そして、A( ラ )=444Hzにした時、平均律のC ( ド ) の音が528Hzになる。

(ちなみに下の図は440Hzを擁護する立場で書かれたブログ「ソルフェジオ周波数~440Hzは癒しの純正律、444Hzは歪みの平均律」から。)

528Hzは、古代ソルフェジオ音階の6つのうちの一つで、グレゴリオ聖歌の時代からその存在を知られていた「愛の周波数」。

~ 宇宙は音楽/数学的に動いており、528はその中心となるひも(ひも理論/Strings Theory)、あるいはチューニングである。
   宇宙の構造を垣間見させてくれ、人生の再構築や健康の増進の助けともなる。

しかし、教会の指導者たちは、グレゴリオ聖歌のパワーを隠蔽し、改変して弱めてしまった。

 (古代ソルフェジオ音階とは、396、417、528、639、741、852Hzの音。
これが「ドレミファソラ」の原型で、「シ」の音はのちに教会によって付け加えられたそうです。
528:5+2+8=15、1+5=6というように、それぞれの数字は横に足していくとどれも 「3」 「6」 「9」 になり、数秘術的なさまざまな意味があるとのことです。)

 面白いのは、先日採り上げた「倍音声明」やチャクラとの相似。(キラキラ光る倍音とは)

~ 心からの祈り、熟練した勤行、ヨガ、瞑想、深呼吸、詠唱、
トーニング(声を体に響かせるように長く発声(トーン)し続ける)、武道などはすべて、神と通じ合う能力を開発する。
それは、528Hz 愛の革命のミッションである。


音楽療法の研究者であるマイケル・ウォルトン氏は、「ド」(UT(ウトゥ)」を528Hzにチューニングして、第一チャクラに設定することを提案しています。
第一チャクラのから順に周波数を上げて、ドレミファソラと音階を上がっていくものと決めつけなくてもいいみたいです。もっと自由にトーニングしていけばよい。

安定して息を長く使ってトーニングすることが意外に難しいことにも気づきます。逆に息のブレを消した安定した振動には、身心を強めていく作用があるようにも思えます。

第1チャクラ ・・・ 「ムー」(低音のハミング)
第2チャクラ ・・・ 「ウー」
第3チャクラ ・・・ 「オー」
第4チャクラ ・・・ 「アー」
第5チャクラ ・・・ 「エー」
第6チャクラ ・・・ 「イー」
第7チャクラ ・・・ 「ンー」(高音のハミング)

     


7 chakras meditation with 7.8Hz - 396 417 528 639 741 852 963

 

~ 「礼拝における音楽の目的は、倍音の繰り返しによって集まった人々の波動をスピリチュアルなレベルに上昇させることにある」

Canto Gregoriano, MISSA DE ANGELIS, Schola Gregoriana Mediolanensis, Giovanni Vianini, Milano, Italia

倍音声明を始めてまもなく、ほんとうにキラキラした倍音を体感することができました。
クルマの中で倍音声明のCDかけながら、うーとやっていると、
自分の声をガイドラインのようにして、声明の中から、たて笛や讃美歌のような声、倍音の撓みなどが浮かび上がってきたのです。

それに、タルセバを始めてから長らく悩まされてきた下痢もマシになってきました。
骨盤から腸管に至るまで、身体を共鳴楽器のように振動させる意識を持つと、身体に甘みが出てきたり、整ってきたりするのかもしれません。


( ↓ ) ちょっとしたアイデアなのだが、このタイプの付箋は栞がわりになります。

本書から、あなたは528と人生、そして天の王国との関係を見出すだろう。
探し求めた「魔法の王国」が見つかったなら、他のどんな方法より多くの富が提供される。
「天の王国は近い」とイエスは断言した。それは今まさにここで起こっている。

528Hzで振動するあなたの心が、もっともよく感じているはずだ。

 Blurには興味がなかったけど、身体や声を共鳴楽器のように使っているようで面白い。
現代に蘇った、井戸端グレゴリアンのようでもある。

Damon Albarn's Dr Dee live session
 

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