イングリッシュ・ティーか、はたまたブラックバードか。
(イングリッシュ・ティー♪)
(朝靄の桧原湖)
(写真はCanon EOS M100のホームページから。)
イギリス旅行を前に世界の感じ方を変えていくカメラを新調しました。
Canonのミラーレス一眼、EOS M100のダブルズームキット。
~ 標準ズームレンズ「EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STM」と、
望遠ズームレンズ「EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM」のセット。
APS-Cサイズのセンサーを搭載しているので、
35mmフルサイズ換算で、M100の標準ズームの45mm側は× 1.6で72mm相当、
望遠ズームの200mm側は× 1.6で320mm相当ということになります。
EOS M100 特長紹介【キヤノン公式】
女性ユーザーをターゲットにしたかのようなプロモーションがされていますが、
軽くて便利でスタイリッシュなだけでなく、充実のスペックです。
( ↓ ) ASCII.jp(2017年10月26日)の記事より。
今回の購入にあたって、カメラに詳しい人たち(優先度の高い人たち)に、色々教わりました。
初めての一眼になりますが、仮に将来もっと大きな機種を買い求めたとしても、
M100のようなコンパクトなモデルが活躍する場面は出てくるので、
使い分けが出来て、中途半端にミドルクラスを買うより無駄にならない、とのアドバイス。
”小さいは正義だ!”とも。なるほど!
( ↓ ) 秋に電池の液漏れが発覚してCASIO EXILIMから買換えたばかりのNikon Coolpix B500でしたが、
写真やビデオの出来が芳しくなく、ほぼ出番なし。
(電池液漏れのせいで買換えの憂き目にあったのですが、どこでも買える単三電池が使えるのは捨て難かった。
昔から光学ズームを重視する傾向があって、「光学ズーム40倍」に惹かれて購入したモデルでもあります。)
3月のブルームーンの夜に引っ張り出すも、
オート撮影してもISOとシャッター速度の設定が噛み合わず、冴えない写真ばかり。
(↓ オート撮影ながら、シャッタースピードが1/2。
ぶれないためにはシャッタースピードは1/10程度はほしいというから、ぶれるはずだ。)
スマホの方が綺麗に撮れるではないか。
一方で今回M100の購入を検討しながら、
スナップから遠景まで、レンズ交換不要で撮れるデジカメが、
やっぱり旅のお供には便利なのでは、との迷いも生じていました。
たとえばテムズ河を川下りしながら、スナップ写真から遠くの景色まで、
シャッターチャンスを逃さずに、レンズを取っ換え引っ換えしながら撮るような器用な真似は
自分には出来っこない、と思ったのです。
しかし、今もほぼスマホで足りているのに、どうして超望遠デジカメにこだわるのかと、自問自答。
旅行中は無理にレンズ交換せずとも、基本レンズ一本で過ごせばいいじゃないか。
それでも豊かな光量は武器になるはずだし、
単なる今の延長ではなく、新しいエクスペリエンスを体験できるチョイスはどちらなのだ!?と考えを改める。
そして、望遠ズームのことをよく分かっていない自分にも気づきました。
~ 光学ズーム40倍というのは、
Nikon Coolpix B500レンズの焦点距離4mmー160mmの望遠側が広角側の40倍
(160mm=4mm×40倍)ということであって、
被写体が40倍の大きさになる、という意味ではない。
~ NIKON Coolpix B500のセンサーサイズは「1/2.3」なので、35mm換算では× 5.58で、望遠側は900mm相当にもなる。
たしかに大きく撮れる。
一方、APS-Cサイズのセンサーでは35mm換算の定数が5.58ではなくて1.6にしかならないから、
それほど大きく撮ることはできない。
APS-Cほど大きなサイズのセンサーだと、小さなセンサーと同等に大きく撮るには巨大なレンズが必要になって、デジカメではそんなカメラは作れない。
しかし、APS-Cサイズのセンサーなら「1/2.3」に比べて、取り込む光量が約11倍にもなるというから、
光の豊かさを活かした写真の階調や美しさ、表現の幅は全然違ってくる。
つまり、超望遠ズームを重視したデジカメの造りは、
センサーサイズを抑えているから、取り回しのきく範囲内にレンズをコンパクトにしながら大きく撮れるということ。
センサーサイズを抑えることで失われる部分はどうでもいいのか、という話だ。
カメラ選びで大事なのはセンサーだ。
サイズに比例して取り込める光の量が増し、階調の表現にも優れる。
カメラもひとも感度の良い方がいい。
( ↓ )この機能使うと、「スピリチュアルを探しにイギリス の旅へ(チズイック・パーク)」で驚いていた、
Googleを使った訪問場所の記録も出来そうだ。
ライトブラウンのフェイスジャケットを申込んだ。
結局、NIKON Coolpix B500を購入したカメラのキタムラなら、ほぼ半値で買い取りしてくれるので、
ネットの最安値を下回る金額でM100を購入できました。
キヤノン EOS M100(カメラのキタムラ動画_Canon)
********************* 以下、「35mmフルサイズ換算」にまつわる覚書 *********************
『レンズの焦点距離はセンサーで変わらない。画角が変わる。』
カメラ本体が搭載しているセンサーによって異なる画角を、同じに揃えるには、
主点を移動させて焦点距離を伸ばしてみればよいのだ。
(35mmフルサイズの画角の焦点距離を何mmまで伸ばせば、APS-Cサイズのセンサー等と同じ画角になるのかを考えてみればよい。
どうやら、「35mm換算」というのは、そういうことのようだ。)
『焦点距離を伸ばす(主点の移動)』
35mm換算ってなに??
デジタルカメラの場合、フィルムでは 35mm と決まっていた映像素子部分のサイズが千差万別ですので、焦点距離だけでは画角が決まらなくなります。
仮にフルサイズの映像素子でこの APS-C と同等の画角にしようと思えば焦点距離を伸ばさなければならないわけですが、その割合が、キヤノンの場合だと比率が1.6倍、ニコンの場合だと1.5倍となっています。
ですので、仮にこのレンズの焦点距離が 50mm だとしますと、
キヤノンのAPS-Cの場合は『50mmレンズの画角は 35mm 換算 (フルサイズ換算) で 80mm 相当 (50×1.6=80)』、
ニコンのDXフォーマットの場合は『50mmレンズの画角は 35mm 換算 (FX換算) で 75mm 相当 (50×1.5=75)』
という表現になります。
初心者がつまづきやすい35mm換算を徹底的にわかりやすく解説してみる!
焦点距離というのはこの主点から焦点までのことを言うのです。
焦点距離ってどれくらい遠くのものが写るとか、どれくらい広く写せるかってことじゃないの?と。
そうなんです。実は違うんです。
これって言葉がごっちゃになってしまっているんです。
どれくらい遠くのものが写るとか、どれくらい広く写せるかっていうのは画角の話になるんですね。
焦点距離の本来の言葉の意味は「レンズの主点から焦点までの距離」になります。ここ、ちょっと覚えておきましょう。
ズームレンズはレンズが動いて、焦点距離がかわっているよね?って疑問が出ますね。
ズームレンズで動かしているのはレンズの主点です。
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Duran Duran - Girls On Film (Matt Pop's Shooting A Star Mix, unofficial)