ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

目指すはスクラップ・ブックか、はたまたビジョン・ボードか。
隠れ家CLUBゴルフィーにようこそ♪

[ピアノ弾きおじさんへの道] レット イット ビーが操れるようになってきた。

2016年01月30日 | ツールとしての音楽

よいシンボルマークができた。

おじさんだからといって、工具や陶磁に限る必要はなく、ピアノをいじっているおじさんがいてもよい。

別に流麗に弾かなくてもよい。

弾くというよりは、いじる、触る、操る。

マリオネットを操るように。

完成もなければ、後悔もない。

ただ、いじり続ける。

こういうのを台詞ごと音楽といっしょに、クルマで聴いてみても面白いかも、と思った。

ポルトガル・ギターやマンドリンの響きは実にリリカルだと思う。

( ↓ ) レット イット ビーにはなかなか良いカバーがないなぁと思ってたら、ギターにいいのがあった。

ミロシュというクラシック・ギター奏者によるカバー、歌はグレゴリー ポーター。

ピアノの参考にはならないけど。

Miloš Karadaglić - Let it Be (Beatles cover) ft. Gregory Porter

ピアノを弾いてみようと思ったのは、楽器店のおじさんが、レット イット ビーやヘイ ジュードを店頭で弾いて見せてくれた時のことでした。
あの時は、そんな風にコード弾きが出来るようになりたいんです! って感じでしたが、
いつの間にか、あの時の憧れだった店頭弾きの水準に近づいてきたような気がします。

もっと、触って、いじって、操れるようになろう。

let it be 20160130

今日はTone up Toneの2回目のレッスン。
僅か30分の短いレッスンなのに、なんという的確なアドバイスなのだろう。

Gコードの左手を ”右手から解離させる” と、
響きに拡がりが加わっただけでなく、コードの流れがスムーズになった。
どことなく歌のメロディが乗りにくかった伴奏だったのが、スムーズに歌が乗るようになった。

ながらく断片弾きのまま放置していたレット イット ビーがつながった!
こういう進歩はうれしい!

先生がハノンの教本を買ってきてくださいました。
もっと「大人のハノン」とか、易しそうなのをイメージしてましたが、がっつり目。(@_@)
このハノン曲は、こういう効果があるとかいった解説がある風でもなく、目次もなく、びっしりと楽譜が並んでいるが、
この一冊をベースに、自分で書き込みしたりしながら、育てていくようにしたらよいのかもしれない。
はじめて英語の辞書を買った時のように、これもまたいじりながら、触りながらくらいのつもりで。

”ハノン”って、響きがいいなぁと思ってたら、LENNONに綴りが似ていた。

今、ハノン替わりに練習しているのが、ジョン レノンのLoveのイントロ。

同じく練習になればと思って始めたマーサ・マイ・ディアも私には難しいが、
シンプルで簡単そうなLoveのほうが、ある意味、もっと難しい。

右手のメロディが、左手のリズムと違うのだ。
この両手の合わせ方が今の課題。
左手を弾きながら、メロディを口ずさんで入れてみたり工夫もしてみたが、上手く左手に右手のメロディを当てることができない。

右手メロディの最小フレーズの最後の音(「F#、C#,A、C#」の最後のC#や、「B、C#,A」のA)を、コードを跨いで次のコードの頭に当てるのがコツのようだ。

Love by John Lennon Piano TUTORIAL Part 1

 

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[ピアノ弾きおじさんへの道] 夏の思い出 (ピアノいじりの愉しみ方)

2016年01月24日 | ツールとしての音楽

遅かった冬の訪れでしたが、先週に続き、明日も降雪予報の関東

・・・だというのに、季節外れの夏の思い出。(思い出す頃は、夏ではないはずだから季節外れでもないか。)

 

歌に出てくる尾瀬は、関西出身の私にとっては、憧れの地だった。

ガンダーラの如く、なぜか懐かしみを覚える遥かな世界、異郷の地の歌。

~荒城の月もいつか弾き歌ってみたい。
もののけ姫もそうだが、切っ先鋭い、洗練の極みを感じさせる日本の歌だと思うから。

夏の思い出 20160124

どのみち、そんなに上手くないんだから、もっと練習してから完成テイクを、なんて思わずに、
アップすることで、モチベーションをアップさせることにした。

ピアノは響きのバランスを様々な方法で操ることによって、和声や倍音の効果を意のままに変えることのできる唯一の鍵盤楽器である。

和音の意味を引き出し、和声の効果を利用するためには、
音を弾いている各指の強さを自由に変えられる能力が必要だ。
音質を決めるのは、この弾き分け能力と響きのバランスだ。

―これは腕の脱力から生まれるのではないが、腕の脱力がなければ生まれない。
腕から力が抜けていれば、腕が各指の独立を妨げることはない。

ピアノを教える時に強調すべきはこの点であって、いい響きを得るための純粋に機械的・技術的メソッドがあるという思い違いではない。

だれもが忘れてはならないのは、音楽が音であると同時に身振りであること、
そして、原初的なところで、ダンスとつながっていることである。

(「ピアノ・ノート」より)

 なんだか、ゴルフにも似ている。

 

 ピアノ・ノートの表紙のイラストが象徴的で面白い。
あらたまって、弾くというよりは、操る感覚なのかも。 構えずに、いじって、愉しむものかもしれない。
初学者だからと、かしこまることもないのだと思えて元気が出るから、シンボルを作っておくことにした。

 

 


  

コード弾きではスルーしがちなスケール弾きだったが、学びは面白い。(今度また整理します。)

小説の類を、はじめからストーリーを追ってちゃんと読むのが、なぜか苦手で、
そんなことならサイエンス系の本をぱらぱら読んでいる方が好きだったりするのだが、
音楽本には、サイエンス本を読むのと似たようなところがあるのに気づいた。
しかも、実際に触って、書いてあることを確かめたりできるので、
ひょっとしたら、サイエンス本の代替以上の愉しみ方ができるかもしれないと思い始めた。

 

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もうひとつの二十歳(ハタチ)のプレゼント

2016年01月16日 | 日記

もうひとつの二十歳(ハタチ)のプレゼント。
(成人の日のプレゼント)

 

まだ13歳の我が家なのだが、よく働くキッチン。

20周年のアニバーサリーに合わせて、まだまだ働き盛りのうちに、キッチンをリフォームすることに。

 

ラクシーナって、風邪薬みたいなネーミングだ。
(じきに治るジキニンとか、スッと治るストナとか、カコナールとか。
風邪薬だけじゃないか、後が楽になるからコーラックとか、便がよく出るからヨーデルとか。)

 

 どうせなら、自然な風合いの木目調のセットが良いと思ったのだが、お手入れを考えると、やはり鏡面仕上げがいいらしい。


人工大理石でなくステンレストップのほうがいいとか、この辺りのドイツ好み風、実務目線、でのショールームの会話には、あまり口を挟む余地がない。
イメージだけで物を言っても説得力がない。
同じ白なら、モダンでキッチュな感じのアルベロホワイトにしようよ、くらいが関の山です。

(でも、野菜ジュースを毎朝作るようになってから、週末の朝は洗い物も結構するようになった。
以前の食洗機が壊れた後になってからのことなので、今回新調した食洗機では、私も実務部隊に仲間入りだ。)

 ~ ふだんプレミアム~ なんでもないふだんを宝物にしよう! (西嶋英俊) 

ふだんプレミアム冷蔵庫:#009見せるキッチン空間に挑戦してみる。【パナソニック公式】

たーくんがハタチのバースデーを前に夜行バスで長野にスキーに行ってる間に、
もうひとつのハタチのプロジェクトは進行。
(送り出した同じ晩の事故のニュースにはほんとうに驚きました。明日はあらためて神社へお参りに行こうと思います。)

 別にパナソニックからリベートをもらってるわけではありません。
この動画の歌を歌っている財津和夫さんに似ていると、先日言われました。

今日から近所の音楽教室に通い始めた私にとって光栄なことです。
ふだんプレミアムなおじさんを目指そうと思います、はい。

Panasonic リフォーム 空間コーディネイトリフォーム篇

スケールや調性って不思議だと思いませんか。

ドレミファソラシド(ハ長調/C Major)を、第6音から ラシドレミファソラと弾くと、イ短調/ A minor になる。
ハ長調の音楽は、必ずしもハ(C、ド)から始まるわけでもないし、イ短調と同じ音階の音でメロディが作られるはずなのに。
先生にこの不思議を聞いてみると、大よそ、イ短調だとAの音を中心に音階が並んだり、Am(ラドファ)が響きの中心になっていたりするもので、
始まりより、むしろ曲の終わりの音が、その調の音(ハ長調の曲なら、C(ハ、ド)で終わることが多いのだそうです。
理屈ありきではなく、そういうものだと受け入れたほうがいいようです。

楽譜を見た時に書かれている、♭や♯ の数によって、黒鍵になる音が決まってくる、

 だから、♭や♯の数を見て、それぞれの調のスケールを弾く練習をルーチン化して、どれを黒鍵で弾くか指で覚える”

 というのが面白くて、前の晩に書き出していったのを見せながら話してましたら、

あなたならハノンの教本を使って楽しく練習できるかもしれない、とのことで、良さげなのを見繕っていただくことになりました。

弾き歌いできればいいだけなんですけど、よくある指使いのパターンは繰り返して覚えたほうがいいし。

 

 

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成人の日のプレゼント

2016年01月11日 | 日記

たーくんの成人式祝いのプレゼントにと、
年末に目黒のほうまで作りに行った印鑑が届きました。

( ↓ ) お店のホームページから。

太眞屋と書いて、たまや。

縁がある。
たーくんに続いて、まーくんの時にもお世話になろう。

 

時計とか、そういったものの方がきっと喜ぶのだと思いますが、
印鑑にお金をかけることは、なかなか自分ではしませんから、そういうものこそ祝いにふさわしい気がする。

同じ印鑑を贈るにせよ、シンプルにモノとしていいものを贈るのか、
運勢や印相といったものにこだわって選ぶのがよいのか、思案するところです。

迷信めいたものに惑わされるのはどうかという気持ちもあったのですが、
やっぱり、自分の親がしてくれたように、開運の願いを贈ることにしました。
日本人として、言葉や文字の力を侮ってはいけないし、
贈りたいのは、印鑑というモノ自体ではないようにも思えました。

かつて、言葉は「言霊」としての重みを持ち、呪いや祈りのための「武器」として用いるものだった。
「文字が作られた契機のうち、もっとも重要なことは、ことばの持つ呪的な機能をそこに定着し永久化することにあった」

(透明にすることによって隠蔽されたもの、そして賦活させるもの

果たして、印鑑や実印が、本人確認を含めた取引の意思確認の手段として、この先何十年も続くのか分かりませんが、
そんなことを言い出したら、きりがありません。
名前だって、唯一無二の本人確認手段ではないが、人は名前の字に願いを込めるし、
戦国武将は軍旗の文字に祈りを込めて、名乗りの印にした。

ええぃ、惑わされてしまえ、
印鑑は「幸具」、そういうものなんだから。

Paul McCartney - My Valentine + Lady Madonna [Piano solo - David Frost Show 2012]

バレンタインではありません、成人の日でした !

でも、映像に出てくるデイビッドが、開運アドバイザーの店主にどことなく、というか、かなり ! 似ていらしたものですから。

持って生まれた社会性を活かして公に役立つ仕事を、とのアドバイス。
器用でなんでもできてしまうが、自分の中での満足度を下げて、なんでもやってしまうことをやめること。
人を満足させようとして、人から当てにされ、結局感謝もされずに損をするような面があるそうです。
大きな変化があるが、二年後に開花する時期がやって来るので、まずは自分を高める時期だと心得てがんばること。

 

あ、三次会へとまた出かけていきました。

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[2016年1月] M1ドライバー打ち初めで、浅重心の衝突力を知りました。

2016年01月10日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

今年のお正月は曜日並びが悪く、正月明けの4日が月曜始まりの一週間でした。

新年の抱負はいかがでしょう、 順調に滑り出しましたでしょうか。

 

1月3日に埼玉ロイヤル越生(おごせ)コース、1月9日にホームで年明けラウンド。

今年の抱負は” スコア以前の問題として、切れる気持ちをやめる "ですが、
年明け早々ぱっとしないラウンドでした。

習慣化した「身体習慣」や、「思考習慣」からの脱出は、実は時間のかかる難儀であり、
やめてしまうためには、「身体習慣」で三か月、「思考習慣」で六か月を要すると言われているそうですから、
年が変わったから、新年になったから、と言って、急に変化が訪れるはずもありません。

切れる気持ちをやめるには、
無意識が、それを「いつもどおり」だと認識するまで、続けないといけません。
完ぺき主義に陥ってもいけませんから、最善主義、まずまず頑張ったよ、という自己肯定感をもって、
数ヶ月タームで改善を図っていきましょう。


お雑煮は、元旦に食べる鰹だしがキリリと立ったすましが美味しいですが、
二回目は変化をつけて、鶏肉が入ってて、お餅もまろやかになって、
すまし汁の中にお餅が溶けだしたようなようなやつが食べたかったりします。

年明け最初、1月3日越生でのラウンド、
Outスタートの前半はよかったのですが、
Inは出だしから2ホール連続を含む4つのロストもしくはワンペナ。

M1ドライバーは曲がり幅が少なくて、
クラブが多少寝て入ったりしても、極端な引っかけにはならない、直進性能の高い
クラブなので、
あると思ってたボールが行ってみたら無くて、
ロストボールになったり、1ペナになったりすると、
堪えきれないところがあります。

やめることを宣言した「切れる気持ち」、
そう簡単には習慣化させないよ、と言わんばかり。

新年早々、今年の抱負への課題を突きつけられたようなラウンドでございました。

忍。

そして、一週間おいて1月9日は、ホームでの今年初ラウンドです。

昨年、賭けに負けて、黄色の蛍光色ボールの使用権を失った私に、この白い霜はこたえます。

INスタートホール(12番)から、白いボールを見失って2ペナのトリ。
続く13番も、きれいに打てたドライバーショットなのに、行ってみると、ボールが見つからず、2ペナでトリ。
正直、気持ちが切れかけていました。
得意のINコースで結局一つのパーも奪えず。

それでも左に引っかけを打つことの多かった17,18番あたりのドライバーも曲りが少なくなっていて、
新調したM1ドライバーの効果は感じ始めていました。

苦手にしている7番でドライバーを持って、左に行かせなかったのも久しぶりではないでしょうか。

(「右肩を引く」打ち方に開眼するも、ダフりが出て、ミートが安定しなかったのですが、
この後のビデオでは、その克服についても。)

後半Out1番からは、本来の調子が出てきたうえ、
同じM1を使い始めたテーラーマニアのなべこちゃんからの、ウェイト位置の調整アドバイスが効果てきめんでした。

 

M1は、ただでさえ、パワーヒッター、アスリート向けとされているので、
いくらウェイトが調整できるとはいえ、やさしいポジションに調整したくなります。

若干ドロー気味にして、ハイスピンで球が上がりやすい後方の深重心ポジション(実際にはニュートラルより若干後方)に調整していました。

ところが、テーラーマニアのなべこちゃんは、ウェイトをフェード&ロースピンのポジションに、
ガチャガチャと調整して、これがいい、と言うのです。
そんなハード・セッティングにしても意味がないからと、自分ならたぶん試そうともしないポジションです。

半信半疑でしたが、これが当たりました。

家に帰って、練習場で打ちながら、確信に変わってきました。
ロースピンになる前方、浅重心位置にウェイトを調整すると、
ボールへの衝突力が強くなるので、ボール初速がアップします。

たしかに、パワーを必要としますが、
逆に言うと、思い切り叩けないクラブだと、どうしても合わせに行く部分が出てきてしまうので、
スインガータイプでなく、ヒッタータイプの私には、叩けるほうが安心感があります。
それで、ちゃんと球に適度な高さがついた中弾道の強い球が打てるなら、そのほうがいいに決まってるのです。

ありがとう。

旧い喩えになってしまいますが、深重心が一番だと思い込んでいた私にとって、
ピッチャーでなく、バッターへ、二本足から一本足にして、
パラダイムが変わってしまった王選手的なシフトチェンジになるかもしれません。
年明け早々、目からウロコでございました。

クラブヘッドより、シャフトを重視する傾向にありましたが、
飛びや方向性がクラブヘッドの工夫や調整によってこんなにも変化するということを、身をもって学びました。

M1は、正直、そんなに飛ぶクラブではないかも、と思い始めていましたが、そんなことはありませんでした。
イージーに飛ぶのが必ずしも飛距離性能の高いクラブとは限らない。
叩きに行った時に期待に応えてくれるクラブかどうかを重視するのか、
いつでもそれなりに飛んでくれるクラブを求めるのか、
飛距離への考え方にも、クセのようなものがあると思います。

そういうゴルファーからの脱皮を目指している途上なので、あまりそういうことは書きたくないのですが、
4番387Yardのミドルホールでの快心の当たりは、行ってみたらGPSの残り距離表示は47Yardでした。
(距離表示がどうかしてるのかもしれませんが。)

※ このようなスコアのラウンド記録といっしょに掲載しておくのも気が進まないので、
  落ち着いたら、別で整理しようと思います。

浅重心の衝突力による初速アップ効果に気づき、M1への信頼感が高まっていく途上の記録。
クラブがスイングを教えてくれる。
スイングだけではなく、クラブヘッドの性能の引き出し方みたいなものまで。

M1×クロカゲ~ 強いミートへ

ロースピンの中弾道の球より、バックスピンのかかった高弾道のほうが一見華がありますが、
高さ方向にエネルギーロスのある高弾道より、
直進する中弾道の方が良いはずなのです。

( ↓ ) 浅重心への誤解を解く。

フェード側にセットしたからといって、額面通りフェードを打つわけでもない。
バックトラックをロースピン寄りの浅重心にセットして、ボールの初速を上げやすく設定すると共に、
フロントトラックをフェード側にセットしたら、重心距離が最大設定値になって、
ボールを押していく飛距離性能の高いクラブになる。

実は、M1で最大飛距離を得るためには、数値的にはこの設定が一番ではないか、ということになる。

 

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2016/ 新年~「切れてしまう気持ち、をやめる」~

2016年01月02日 | ゴルフィーライフ<気づきとアイデア>

新年にあたり、今年の抱負は、

~「切れてしまう気持ち、をやめる」~ です。

昨年の年納めラウンドで実践したものを、今年は習慣化します。

スコア云々以前の問題であり、スコア以上の問題でもあり、

キープを続けられない、切れてしまう気持ちをやめます。
いい加減に流してしまうことをやめます。

「やめる」習慣という引き算的な発想には、
「続ける」習慣に比べて、新しみがなく、プラスが少ないんじゃないかという、変な思い込みや偏見があります。(私の場合)

 

一方で、新しい行動を習慣化する「行動習慣」は比較的短期間で身につくらしいのですが、
習慣化した「身体習慣」や、「思考習慣」からの脱出は、実は時間のかかる難儀であり、
やめてしまうためには、「身体習慣」で三か月、「思考習慣」で六か月を要すると言われているそうです。

 

この図は、視覚的に理解を得やすい。
「いつもどおり」の現状を維持しようとする「習慣引力」の視点からみると、
新しい習慣に抵抗する「習慣引力」、既存の習慣を閉じ込めようとする「習慣引力」に抵抗することは、
いずれにせよ、引力との対峙であることに変わりはない。

むしろ、内部にある「いつもどおり」の中には、肯定的で、自分のためになっている既存習慣もあるがために、
手放すのが難しくなっている、ジレンマが存在するであろうことが容易に想像がつく。

そこをちゃんと意識に上げて、対峙すべき習慣引力を見極める。

それなりの、真剣さをもって対峙しないと、身心や思考についたクセを直すことはできないと思いますから、
これは、新年にふさわしい、宣言すべき新たなチャレンジです。

まずは、三か月後、” 流してしまうようないい加減なラウンドはしなくなった” と思えるようにします。
” ひきずられて、気持ちが切れることを、やめることができた。 ” と思えるようにします。

春先には、スコアはともかく、気持ちの部分で、
行き詰まり感を打破して、
心のクセを直していく軌道に乗せることができたぞ、と思えるようにします。


( ↓ ) 新年バーゲンに行ってきましたが、私が買ったのは、新年ラウンドに向けて新調した手袋とブレスサーモの靴下。

(一番左のは、昨年末に新調したM1ドライバーのヘッドカバー。
値段に相応しいざっくりとした風格のあるヘッドカバーがいいのになぁ、と思ってましたら、最近の流行りらしいです。
手袋と並べると、ほんとに手にすっぽり入るミトンに見えてしまいますが。)

 

  

( ↓ )  今年最初の技術的なテーマは、こちら。

昨年末に手応えをつかんだ、「右肩を引く」動き。

「右肩を回そう」とすると、チェックポイントの多い複雑な動きになって、パワーロスが発生しやすくなる。

「右肩を引く」ことで、パワーロスなく、エネルギーをダイレクトに伝える。
ブレやロスを生む、無駄な動きを排除する。

それでも、上半身(右肩)にばかり意識を向けると、どこか動きづらく、インパクトが安定しないものです。
(年末のラウンドで、そのことを感じました。)

「右肩を引く」時に、股関節に正しく乗っていくと、動きづらさがなくなり、意識の向け方も安定度を増してくることに気がつきました。

お正月のゴルフ番組を見ていて、上手なゴルファーに力んでいる人はいない、ということをあらためて感じたのですが、
単にバランスが良いだけで出力するエネルギーへの信頼感が不足していると、どうしても欲が出て、力んでしまう。

股関節に正しく乗れば
股関節から踵までの反力を使った出力エネルギーの強さへの信頼感が増すから、力みからも解放されるはずです。
王選手の一本足打法しかり、パワーのある強い球、遠くへ飛ばすにはコツがある。

股関節に正しく乗ることができていれば
痛めがちな膝への負担も減る。

これもまた骨使いへの熟達の道。
(骨ストレッチのゴルフ ~ ゴルフの真髄へ)

こうでもない、ああでもないと、もぞもぞ修行は続くのですが、熟達へ向かっていると信じましょう。

( ↓ ) これは別の本からですが、股関節の使い方と理屈は同じです。

右の股関節に正しく乗ることで、重力を上手に使ってエネルギーを生むことが出来る。

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