ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

目指すはスクラップ・ブックか、はたまたビジョン・ボードか。
隠れ家CLUBゴルフィーにようこそ♪

Route90のライブと受肉の夜

2012年08月26日 | 日記

昨年の夏は同窓会に行き損ねてうじうじしておりました。
小さな竜巻(Warterspout) / 3チアーズ

ひと夏を経て、ここBlack&Blue(これもストーンズのアルバム名でした)に関東組集合。

久しぶりに立ち降りた吉祥寺の駅。

 

すごい音を聴いてきました。

ひと晩明けた身体と耳に残る余韻と残響、あーいい感じだったわ。。

10曲の演奏でしたが、瞬く間に時間は過ぎていきました。

むかし、ストーンズは腰にくるから好き、って言ってるのをきいたことがあります。

~ 「人間の意識はたかだか数十年の記憶しか持たないが、身体は数十億年の記憶を持っている」
   ということです。
   身体は頭より一億倍物知りなんですから、身体が「気持ちいい」と言ったら、おとなしくそれに従って、
   ごちゃごちゃ理屈は言わない、ということでよろしいのではないでしょうか。
   (私の体は頭がいい ~ 心と身体をばらばらに使え


Route90のサウンドはまさしく身体で感じる音楽、
だから、理屈でものを言うのは難しいのですが、こういう時に私は「倍音」を感じているのだと思います。 

ブルースってなかなかJ-Pop的な感覚にはなじまないかもしれませんが、
それが受肉することが起きて、ここには自分の聴きたい音楽がある、ってビビビとくるのだと思います。

( ↓ ) これは上手い説明です。(アデルの倍音

狭くて貧しい自分のスペースを、他者のためにむりやりこじ開けて、押し込んでいくこと、
ブルースとはそのようにして感じ取れるようになるものなのかもしれません。

まずは言葉を押し込んでおくことで、
自分自身の貧しい経験や身体実感では説明できないような、
他者の身体、他者の思念のためのスペースが、むりやり、こじ開けられる。
そして、成長してゆくうちに、そのスペースに、ひとつずつ生々しい身体実感や思いが堆積してゆく。
それが、ある瞬間に言葉が意味を受肉することが起きる。

「Route90、道を辿れば同窓会」風なやつを見つけました。
Liveでも演奏されたShame, shame, shame の、ゆるーいバージョン。
(誤解なきよう、本物はもっとタイトです、びんびんきますから。)

Treme: Shame, shame, shame

 受肉したい方はぜひ。

HIDDEN DOOR
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ROUTE90
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おでん降参ラウンド

2012年08月26日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

アドレナリン出した巻き返しの5番、とびすぎてまたケガ。

降参ムードはやくも濃厚‥

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透明にすることによって隠蔽されたもの、そして賦活させるもの

2012年08月18日 | 読書ノート

これはまた深い鉱脈に行き当たったような気がする。
そういう感情の鉱脈こそが、実は豊かに太くて、大きいものであったりするのではないか。

~ 漢字の成り立ちには、歴史や日常生活を映すだけではない、天と人との交感が生み出した深遠な物語が潜んでいる。
   漢字の持つ「世界模型」としての性格から見たアジアの宇宙論、
  「呪術機能」、「遊行」、「「狂字論」といっためくるめくようなモチーフが次々と提示される。

漢字の起源を解明することで、逆に言葉、すなわち文明の起源が忘却されてしまったこと、
ひいては古代人と我々の間には大きなミッシングリンクが存在していることを見出した白川 静という人。

もっと、漢字辞典的に専門的な内容かと思っていましたが、そんな無味乾燥で表面的ものではなく、
少し入ってみただけで、そこに詩があることを感じました。
(天と地の交流、天人合一の世界観のような壮大なものとしての詩、です。)

生身の有限の世界において生きながら、おのれを超えた存在を思い、遥かな宙宇と呼びかわす
― こうした世界が詩でなくて何であろう。

白川静読本
五木 寛之,松岡 正剛,宮城谷 昌光,立花 隆,内田 樹,町田 康,押井 守
平凡社

抜き書きを続けながら。 

中国最古の文字資料・甲骨文は約3500年前の古代国家・殷で亀甲(きっこう)や獣骨に刻まれていたもので、
続いて青銅器に刻まれるようになった金文とともに、漢字・漢語の源流を示す最古の資料。
しかし、これらは司馬遷の時代(前145年~前86年頃)にはすでに地下に埋もれて忘れ去られ、漢字・漢語の多くは本来の意味からかけ離れていった。

 隠蔽された世界、透明な世界、がすべてだという史観をあらためるべきだ。
   人間にとって言葉は、世界を分節化して世界を世界として認識する、言葉=人間といってよいような存在。
   私たちが感じる世界というものは、言葉の持つ性質に、思っている以上に依存している。
   かつて、言葉は「言霊」としての重みを持ち、呪いや祈りのための「武器」として用いるものだった。

~ 漢字が古代の象形文字から形声文字(表音文字)へとして振る舞うようになって、
  漢字固有の呪的起源は忘れられ覆い隠されてしまった。
  表音文字、文字のアルファベット化は要するに世界を軽くしたのだ。透明にしたのだ。
  だが、逆説的というほかないが、透明にすることによって何かを隠蔽したのである。

「文字が作られた契機のうち、もっとも重要なことは、ことばの持つ呪的な機能をそこに定着し永久化することにあった」

 古代人が漢字に込めた詩や物語を具体的にいくつか追ってみます・・

甲骨文におけるサイ(サイ)という文字は後漢の「説文解字」以来「口」と解されたが、白川先生は甲骨文字を分析することによって、単なる身体器官としての「口」ではなく、「祝詞、神からの言葉を入れる器」であったと読みかえた。

初めに甲骨文におけるサイに言霊を入れたのは誰なのか、それを呼びだすのは誰か。
入れた方を巫祝王(ふしゅくおう)とか絶対王といい、呼び出したほうを巫女といったわけです。
文字は目で見ると同時に音を聞くことによって言霊というか、呪能というものを発揮する。
甲骨文におけるサイという容器についても、歌としての言霊が入っているとみなした。
しかし、それはみだりにポピュラーになるものではなくて、しばしば封印しなきゃいけない。
相手を害したり倒したりする力もあるために、歌の一部は容器に入れておかなくてはならない。

~ 話す言葉としての形声の造語体系への移行によって、膨大な文字が生み出され
(「口」の意味に転化した呼ぶ、叫ぶ、咬む、吐く、や、河口、閉口、人口など)、「知の切断」が生じた。
世界を認識するその認識の仕方を変えたのである。
この「知の切断」によって、漢字固有の呪術的起源は忘れられ覆い隠された。

「道」という字は「首」に、「しんにゅう」を書く。

異族の人間の首を刎ねれば、当然、殺された人間の側には呪いがあります。
「首」にあるその呪いの力で、道に潜む邪霊を祓い清めながら進むのが「道」という文字なのです。

「眞」は、倒れた死者の姿。

「上部は化、すでに化したるもので、その下の県は倒さの首、頭髪が下になびく死者の頭である。」

~ 死、死者、それも行路病者、変死者、それが真実。
  そうした場においての祈り、愛、死者も含めての共生。
  「眞」という文字一字が、何と見事に語っていることか。
  しかも、わたしたちが日常使う文字のなか、現実生活そのもののなかにおいて。

~ 歴史とは出来事の線的な並列ではなく体験の層的な堆積である。 面が変容し、新たな層が形成されていく。

 人類の歴史は「切断された知」の厚みとして残っていくものだったのか。
  しかし、日常使う文字の中に、祈りや呪いがいちいち込められていては大変だ。
  切断した記憶としておいたほうが、よい場合もある。
  " 時間、それは流れない。それは積み重なる。"ってウイスキーのCMのコピーにあったけど、
  単なる言葉遊びではない、そこには、切断された豊かな知の鉱脈があるんだってことを教えられました。

最後は、呪いではなく、祈りの込められた「賦」で。
(爽やかな祈り、と書こうとしたが、妙な言い回しでそんなに爽やかでもない。これが真実なのか。)

「賦」というのは、例えば山の美しい姿を見て、そして山の茂み、あそこの谷の具合、あそこの森の深さ、とかいう風にね、色々山の美しい姿を描写的に、数え上げるようにして歌っていく。
これが「賦」なんです。
歌うことによってその対象の持っている内的な生命力というものを自分と共通のものにする。

( ↓ )「賦」にかけてみました。賦活するものを探せ、チャイコフスキーのバイオリン・コンチェルト。

Le Concert highlight

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sweetなブルースを

2012年08月17日 | お気に入り♪(いろいろ)

とうとう家に届きました。Route90のhidden door。(Route90/ hidden door 

HIDDEN DOOR
クリエーター情報なし
ROUTE90

 

ブルースロックはあまり馴染みがないので、期待を抱きすぎないように聴いてみたのですが、
オープニングのHiiden doorからカッコいい。

"日本にこんな奴らがいたのか!"ってコピーがついてますが、キレのあるサウンドやボーカルは本場の雰囲気。
一方で日本人好みというべきなのか、聴かせどころのギターが分厚い音の中に埋没してしまっているというありがちな悲しい出来事がなく、クリアーに鳴ってきます。

エルトン ジョンが80年代のアルバムのオープニングに、エルトンが敬愛するというストーンズ風の曲を持ってきていたのを思い出しました。

2曲目のthe mother sea、消化しきれてませんが、あんまり個人的には聴くことのないジミ ヘンドリックス風というのでしょか、
ヘビーでブルージーなギターが好きな向きには喜ばれそうなサウンド。
ほんとにコレ日本人のバンドですか??

3曲目は、いかにもポールなんかがカバーしそう。Kansas-Cityを彷彿とさせるようなところもあって。
おぉ、こういうのは一緒に口づさんだほうがゼッタイに伝わってくるのだった。(^O^)/

亭主九分九厘ブログの本領発揮。おじさんがお風呂でわけのわからん歌を歌ってるようにしか聞こえないと思いますが、オリジナルの良さをスルメを噛むように、足をスタンプしながら味わうのです。
(勇気のあるひとだけクリックしてください。あらら、やっちゃったね―

失礼いたしました。<(_ _)>

冗談ではないのです、口づさむことで一層感性が研ぎ澄まされてきました。

圧巻は続くDawn of Miyako。
(これは東日本大震災に遭った岩手県宮古市のことを歌ったチャリティソングでもあるとのこと。
昨日行った銚子港あたりでも、恐らく震災の影響なのでしょう、まだ時折 鼻をつくような生臭い匂いが残っていて復旧はまだ途上なのだとあらためて感じます。)

 sweetなときのストーンズみたい。

~ the clouds begin to be dyed vermillion
" 雲は朱色に染まり始まる "
vermillionって、キレイな言葉だなぁ。
なんかこう、いろんなものを越えたところにある空の色を象徴するような感じがあって。

(今 古代中国・ 殷の時代の甲骨文(亀甲(きっこう)や獣骨に描かれた文字。続いて青銅器に刻まれるようになった金文とともに、漢字・漢語の源流を示す最古の資料)などの研究で知られる白川 静先生についての本を読んでいるところなのですが、英語にもこのような詩的な表現を感じさせる言葉があるのですね。)

サビのバックで流れるギターとか、リリカルでエモーショナルで、耳にくっついてきます、ほんとに。
Can you see this, Can you see this ?

というわけで、 Dawn of Miyakoをスルメのように何度も聴いているので、次の最後の曲までなかなかたどりつけません。

エラそうなレビューを書くつもりはないのですが、よかった、ほんとに良くて。

hidden doorの曲を貼り付けることもできないのだが、湯けむりのおじさんソングだけが貼りついているのも忍びない。
ミックのsweetなCharmed lifeを。

Mick Jagger - Charmed Life

 

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イルカはいるか

2012年08月16日 | 日記

晩夏、銚子 犬吠埼辺りから遠く太平洋を眺める。

イルカはいたのだろうか。

ここでは、ジョナサンくんも実に悠々と空を飛んでいる。
伸縮自在の拍、ときに速度を緩めて舞う姿を見て、子どもは紙ヒコーキみたいだと言った。
かもめはカモメ。

楽しみにしていたイルカ・ウォッチング・クルーズ、天気はいいけど、海は風が強くて出航中止。

クジラ・ウォッチングをするには海外や小笠原諸島などに行くしかないと思っていましたが、銚子の沖合でも観ることができるのです。
(銚子って、思ってたよりアクセスが良好なのだった。混雑する千葉エリアを通らなくてもよい。
  圏央道はまだ建設途中だが、常磐道 千代田石岡IC経由でいくと渋滞しらず。下道も快適。)

別に日がなベッタリ遊ばなくてもよい。
遊び疲れるまでクタクタに遊ぶばかりではなく、気持ちのよい快適な夏の宵をとっておくような遊び方があってもよい。
特に夏は一日が長いし、さっと行ってさっと気持ち良く遊んで帰ってくるというのもあり。
夏の終わりの風に吹かれながらの磯遊び。

 

念願の銚子の地魚「あぶらぼうず」を食べる。
銀ダラの仲間で、"白身のトロ"といわれるらしい。キャッチフレーズがまるでノドグロのようなのでぜひ今度は刺身を食してみたい。
(今日のは脂肪分が多いので刺身ではなく照り焼きで、とのこと。)

(右:生しらす丼。新鮮でないと食べられないものだが、釜揚げしらすの方が美味しいとの弁、納得。)

  

 子どもは自給自足でたくましくね。


ヤドカリ?がねぐらにしていたウニ。おそかったな。

          
                
                これでは昼メシの味噌汁もつくれないぞ。

                                   
                                   それはあんまり食べないとおもう。 

この夏イルカには会えなかったが、最大の見物、マッコウクジラのシーズンは11-12月。

今年の年末は帰省する予定もないし、こりずに今度はクジラに会いにこよう。
(イルカやクジラ類との遭遇確率は80%程度の高確率らしいが、
  出航の1時間前になってから、(海の)天候の状態によって中止になってしまうことがある。
 昨日も今日も、真夏日で晴れ上がっているのに海上は風が強くクルージングは中止になってしまっている。
 そこをかいくぐって、首尾よく無事乗船する確率のほうがタイヘンかも。)
 

クジラ・ウォッチングガイドブック
水口 博也
阪急コミュニケーションズ

始まりはどことなくユーミン風だったが、夏も終わりの宵に合うのはBeach boys。

ブライアン ウィルソンが、"この曲にgeniusを感じる"といって称賛したポールに言及していますが、
この曲(神のみぞ知る/ God only knows)はチューンと呼ぶのが似つかわしい。

曲として完成しているのかどうかはあまり重要でなく、
そこに立ち現れる断片というか、チューンに、geniusな美しさを感じます。

 

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もっと「振り子」を伸縮自在な拍で

2012年08月14日 | 心の筋力トレーニングを続けよう

しみじみする動画があった。
話題になったのは少し前だというから、ご存知の方も多いかもしれない。

[The Pendulum] Japanese Animation by Tekken 鉄拳 振り子

この動画を見たら、余計な説明は不要だと思います。

いらぬおせっかいは不要で、夫々に夫々の感じ方があっていいのだと思います。

~ 大きなのっぽの古時計の世界、おじいさんの世界、であったものが、
   当世風になって、より身近につまされるような気がして、ついつい涙腺を刺激されてしまう。
  誰の上にも平等に流れる時間の振り子、
  止めようとしても止められない無常感、それゆえにかけがえのない美しき時間。

しかし、ちょっと待って、異論を立てよ、そこで思考停止に陥るな、って
呼び止めるような
考えがよぎったりもします。

感情的に片づけるだけではないことをせよ、って。
(ほんとは、こういうノスタルジックなものには弱いし、好きだし、  齢を重ねてますます共感するような自分を感じたりもするのですが、そこを越えていく方法もあるんじゃないか、などと。)

なので、余計な説明を考えてみました。

時間というものの捉え方のモンダイがそこには横たわっているように思えます。
神が宿る風景 ~ 私の範囲をとらえ直す

 

生物学的文明論 (新潮新書)
本川 達雄
新潮社

 

 物理学の時間は、万物が同じベルトコンベアに乗せられて運ばれていくイメージです。
われわれは時間に対して何もできません。いわば時間の奴隷。
唯一できるのは、時間のベルトにどれだけ乗っていられるかだけ。
だから、どんな状況であれ、できるだけ長く乗っている方がいいという価値判断しかできなくなってしまうのでしょう。

生物はエネルギーを使って時間を生みだしている。
ネズミはエネルギーをたくさん使ってベルトを速く回す一方で、
ゾウはゆっくりと回し、冬眠中はほとんど回さない。
エネルギー消費量を自ら変えて、積極的に時間を操作している。
ハツカネズミの寿命は2-3年、インドゾウは70年近く生きるのだが、
一生に心臓が打つ数は、どちらも同じ15億回。
心臓時計で測定してみると、肺が1回動くのは心臓4拍分、血液が全身を一巡して心臓に戻ってくるのが84拍分。
生物の時間は丸くデザインされていて、エネルギーを注入することにより、エントロピーの増大を抑え、
もとの秩序立った体に戻していく。生物の時間は回転しながら、元に戻りながら進んでいく。

回転しながら進んでいく時間、伸縮自在な拍に、東洋的な感覚を感じますが、
古代ギリシア人も生物に対してビオスとゾーエーという
2種類の言葉を使い分けていたといいます。
個体の一生の時間がビオス、世代交代しながら受け継がれていく時間がゾーエー)

生物にはそのような回って続く時間があることを、現代人は見落としてしまい、
万物共通の絶対時間に、ただただ押し流されていくしかないという感覚が私たちの生きる上での重荷になっている

「振り子」を止めようとするシーンなぞ、まさしく現代人的な押し流され感が。。

もっと、振り子を伸縮自在な拍で、タメのある、遊びをもった、別の時間的感覚のモノサシで捉えることは可能なのではないか。
そもそも時間は流れない、という考え方もあるくらいだから、
ことさらに時間と無常を結びつけたがることの必然性はあまりない。
時間は流れない、世界が流れる - She's Leaving Home

心は一瞬にして変わる性質を持っている。
心の速度は光の17倍の速さがある、という仏教での教えもあるという。

我が身ひとつの無常にしても、物質的な体が持つ速度(光の速度)と心の速度という2つの速度から構成されている。
モンダイは、問題の立て方にある。
~ これはまた別の機会に。 

46歳を入れ替えると64歳になる、なんてどうでもいいが、このバージョンは素朴でいい。
The Beatles - When I´m Sixty Four

 

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「この夏の気づき」総集編

2012年08月13日 | ゴルフィーライフ<気づきとアイデア>

暦のうえでは立秋も過ぎました。

スコアの結実はこれからの長い秋にまかせましょ。
この夏も、良い気づきに恵まれました。
まだじっくりネカせてる最中ということにして、いい味を醸すのを待ちましょ。

 この夏、一番の気づきは、「フォローでもタテ振り」で精度を上げたアイアン。
   (特にショート・アイアン~ウェッジのキレ。)

 

私は右をキメたらワッグルせずに打ちに行ってましたが、やっぱりワッグルには大きなミスを防ぐ効果があるのです。
 "レーザービーム"でなくて別に他の掛け声でもいいけど、助走は大切。
あんまり良いショットは打ててませんが、徹底的にフックは防止できている。← 単なるスライスじゃないのか。

 「ティーショットにワッグル」を。ミート率をあげるための新しい習慣。
  
(身体の近くで手をブラブラさせるルーティンも、無駄なパワーロスをしないタテ振りの身体使いに効果があるように思えます。)

 

 

 アプローチ・スランプから脱出できたのは大きな収穫。
  アプローチはスイングではなくパッティングだったのだ。
  (毎度のマスカラスなので、前回のラウンド後しばらくお蔵入りにしていたものですが、目からウロコ。
   短いクラブであればこそ正確なミート率を基本に置かなければいけないことに気がつきました。)

ベースになる基本は、アプローチはパッティングだということ。
構えたら、もうパターを手にしているつもりで。
~ 誰もがアプローチの基本スタイルだと思っている、
  オープン・スタンスやフェースを開く、グリップを短く構えたスイング、
  これらが複雑な動きの原因となり、肝心のミート率を下げる元凶となっている。~ 

アプローチ・スランプからの脱出法

 

( ↓ ) 「お泊りゴルフ~おじさんたちの夏合宿(予告編)」と題して夏合宿前に投稿した記事。
    つまり、ワッグルのことを言っている。

------------------------------------------------------------------------------

さぁ、夜も遅いが、夏合宿に向けて調整にやってきた。
私はワッグルを忘れるクセがあるのだが、ミート率を高めるのが、この夏合宿のテーマ。
ゼロポジションを確認しながら、
「右」でワッグル、
「肩」でワッグル、
そしてトップまでテークバックしてから、
右腕返しで上からボールをつかまえて、
「ロック」で右胸をのこしながらヘッドをびゅん!と走らせる。
少し緩慢になっていたスイング、インパクトを緩ませないための助走。
静から動へのリズムとリピータブルな動きを生み出すための工夫。
これだと、ミート率もあがる。

課題のアプローチにも、
ミート率をあげるヒントをすでに見つけた。

ティーショット、フォローまで縦ぶりで精度の増したアイアン、ミート率に安定感の増したアプローチ、
一発の芸術点を求めるゴルフから、
ホールbyホールで納得のいくプレイをするゴルフへ、
スコアはともかく、謙虚に、確実に変身を遂げるいいゴルフをしよう。

(言葉では分かりづらいし、印象に残りにくいので、またビデオ化してアップしようと思います。)


やっぱり、ティーショットのリズムの取り方は、
右、肩、ロックではなく、
レー、ザー、ビー、ムにしよう。
ビーの一拍が入るとワッグル×2回のあとのテークバックがスムーズだ。
あたかもバッターボックスに立ったイチローのようなルーティン。
目指す球筋はレーザービームの如きストレート、
そして何より高い精度を誇るミート率。
まさしくピッタリではないか。
ムーではなく、ム、と短音であるところに、
無駄に腕を動かすのではなくヘッドを走らせる感じがでている。
ムーにもなりえるところは、
伸縮自在な拍での球の打ち分けにもつながりそうだ。

う~む、
この静から動への動き、間合いと拍の取り方の技術的探求、
なにを言わんとしているのか、分かりますか。
わかりませんよね~(^◇^;)

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おじさんたちの夏合宿 ~ ロぺ万歳編

2012年08月13日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

 ロぺゴルフ倶楽部の18番ホール、この夏もっとも印象的な光景のひとつになった。

フェアウェイの右サイドからGreen手前にかけて池が広がり、二段Greenの手前にピンが切ってある。
右の池を避けて左目に打ったティーショットはStraight / Good !
直接2オンを狙いに行きかけたところを制されて7番で確り好位置をキープした7鉄 / Good !

そして、池越えの2段Greenの手前、僅かな落とし所を狙い撃ちした70Yショットは、
ピン根元にえぐるようなディボットを残し、ピン30cmに。一瞬入ったかと思いました、ほんとに。

今夏の白眉、「フォローまでタテ振り」で精度を上げたウェッジショット

この日は絶対負けたくなかったので、おじさんのお泊りゴルフとはいえ真剣モードです。
昨日までのバカンス気分を一掃してのラウンド、雨の降る中、スタートから3ホール連続でparチャンスにつける。
しかし、1mほどのパットをぽろぽろ外してParを取り切れずのボギーが続く。

それでも13番で1mを確り沈めてParを奪取すると、
続く14番、170YのPar3では1.5mを沈めてバーディー。

雨が激しさを増し、フェアウェイの随所に待ち受けるバンカー、バンカーの中には草むらが茂って一旦バンカーに入れてしまうとピンを狙わせてくれません。

タフな状況で、プレイもタフになり、15,16番でイージーなプレイも顔を出しましたが、そのまま流されることなく、良いプレーができました。

Par37で43、バーディー2個にパー2個は今夏最高のパフォーマンス。

前半締めとなった祝福の18番では、時折り激しかった雨が嘘のように晴れあがり、暑い夏の日に変わっていました。 

後半も、まずまずのゴルフで47、
最終9番(このホールは浮島で有名)でボギーであがれば今夏初の80台でしたが、ティーショットがフックして、最悪の池ポチャ。
その後20mのパーパットを50cmにつけて89でフィニッシュ!と思いきや、
これを外して90であがったところはご愛敬。
(ー_ー)!!

ま、Par74のコースでしたから、80台とおんなじでしょ。(--〆)

 おじさんたちの夏合宿、浮かれた感じは昨日までのつぶやきブログに残ってるので、冷静に振り返ってみますと、

 初日 大日向カントリー ( Par72 )

1位 エルヴィスおじさん   89 (44/45)

首位と7打差の2位は ハリーレイスおじさん 96 (51/45) 

3位は、首位と15打差でいいように言われた無念のへぼカラス(50cmから3回もパットすんな。) 104 (55/49)

 2日目 ロぺゴルフ倶楽部 ( Par74 )

1位  栄光のトペ 帰ってきたマスカラス 90 (43/47)

2位  パターアプローチ封印を免れた初代王者ハリーレイス 99 (47/52)

3位  5番アイアン抜きの戦いを次回強いられることになったエルヴィス 102 (52/50)

 通算成績

1位 エルヴィス 191

2位 マスカラス 194

3位 レイス    195

首位と15打差、2位と7打差という苦しい状況からの2日目スタートとなったマスカラス、
初代王者のレイスをとらえ、首位のエルヴィスを2打差まで追い詰めるも今一歩反撃及ばず。
トロフィーはエルヴィスの居間のキュリオケースからなかなか出てきてくれませぬ。

[2011年 〆]弥生杯マスターズ選手権@サンコー72

50cmから3パットした西2番を経て、どうもパッティングの軌道がこねたように安定していないことに気づきました。

" 短いパターはハンドアップで"

この感覚、まだ十分に身についてませんけど、大切にしたい。

単なる浮かれおじさん達の好き勝手ゴルフ三昧にも見えますし、おおかた当たっていると思うのですが、
行き先を少し贅沢だけどロぺにしたのは、人間ドックでイヤな再検査に引っかかって、史上サイテーの夏休みになりそうだと言ってた私への気遣いでもあるのです。

ロぺとトペ(マスカラスがハシリね)をかけてるところが隠し味だったのですが、
スカイ・ハイ、こんな勇ましくて闘志の湧き出るようなバージョンがありました。元気百倍のテーマ。

ロぺの夏は終わったが、まだまだ空は高いぞ。がんばろ。

Sky-High(jigsaw) / Mil Mascaras

悪ガキばかりで困るわーって笑う奥さん。

おじさんたちの夏合宿の一方で、おんな友だち同志の励まし合いのエール交換。
こちらもえらい、感謝します。

 

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お泊りゴルフ~おじさんたちの夏合宿(2日目のつぶやき中継編)

2012年08月13日 | ひそひそツイート

05:16 from Camera on iOS
パターを賭けた大事な決戦の朝、勝負服はピンクなのよ? pic.twitter.com/9v55aEqE

05:21 from Camera on iOS
ロペの夜、初日の試合に大差で負けたのに、瞬間風速では負ける気がしないと言い放つ。5番アイアン封印、パターでのアプ禁止、お気に入りのパター封印、それぞれに十字架を背負ってたたかうことが約束された pic.twitter.com/CfZDEo1U

05:23 from Camera on iOS
ジーンサラゼン様に失礼のないよう、気持を込めてたたかおう。ロペの夜の誓い。 pic.twitter.com/LX6sUbjn

05:25 from Camera on iOS
フローズン生はまだだが、アイスビールで前祝い、うそうそ、謙虚にたたかいます、今日は。 pic.twitter.com/GEvOgKFb

05:26 from Camera on iOS
そろそろ露天風呂にでも入りにいくかな(*^_^*) pic.twitter.com/zfl2f8FU

05:31 from Camera on iOS
消費税あがりますね、ロンドンオリンピックもまもなく終わろうとする夏。ブログの副題~夏が来そうだ~、そろそろ変えないと。 pic.twitter.com/Bct3xmmk

08:15 from Camera on iOS
朝から露天風呂~♪ pic.twitter.com/ipCdLMZc

08:16 from Camera on iOS
天気は今ひとつだが、暑いよりはよい。 pic.twitter.com/rsCniyYM

08:19 from Camera on iOS
朝めし食べたし、いよいよ決戦!挑戦者の気持で謙虚にしっかりしたプレイをしよう。 pic.twitter.com/mLVNgSGd

by lifelongpassion on Twitter

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お泊りゴルフ~おじさんたちの夏合宿(初日のつぶやき中継編)

2012年08月12日 | ひそひそツイート

06:53 from Camera on iOS
おじさんの夏合宿、JR大宮駅ナカのBECK'Sのコーヒーから。栃木まで電車で、朝からビール派ではないので、車中はかわいくサワーでね pic.twitter.com/0PG3JTJb

13:38 from Mobile Web
前半55、くさるな、おじさん

14:16 from Mobile Web
50cmから3パットした、どうしよかな、緊張感を失った、明日もあるのに(>_<)

15:58 from Mobile Web
2日トータルの争いはちょと苦しい。でも50cmから3パットして学びました。ショートパットはアップライトに構えるとヘッドが座ってうまくストロークできる。ラウンド後半では2mのバーディーパット決まったし。

16:36 from Camera on iOS
雷注意報で途中あがりの人もいたのに、ラッキーだった。瞬間的にはおれが一番うまかったと思う←王様に囲まれててもシアワセものだ pic.twitter.com/kJlnf9Va

17:42 from Camera on iOS
ロペに着いたぞ、これから呑むぞ pic.twitter.com/3FCPbyam

17:44 from Camera on iOS
なんかオトコばかりで泊まるにはもったいないぞ。(*^^*) pic.twitter.com/ktW9Jkto

17:47 from Camera on iOS
ジュンクラシックグループなのだ、ロペ倶楽部。長嶋さんとかサインも沢山。 pic.twitter.com/ErXbKz7c

17:48 from Camera on iOS
おいおい、そんなとこで◯ンコはだめカモ。(>_pic.twitter.com/GyLOBDz2

20:00 from Safari on iOS
明日負けたら、このパターをL字に替えます。絶対、絶対、負けないぞ( ̄▽ ̄) blog.goo.ne.jp/lifelongpassio…

20:06 from Camera on iOS
絶対負けないぞ、ロペ!まけるはずがない。 pic.twitter.com/VPDQOEL5

20:26 from Safari on iOS
タイガー、あやかります。( ̄^ ̄)ゞパターアプローチと5番アイアン封印を目指すぞ。 sponichi.co.jp/sports/news/20…

by lifelongpassion on Twitter

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初盆と雅(みやび)の夜

2012年08月07日 | 旅と帰省とお出かけと

中2になった下の子を連れて帰省した初盆

皆で念仏を唱和する、浄土真宗ってよいものだなと感じます。
唱えやすいように念仏の横には、音の上げ下げや長さまで書いてある。
一拍の長さが自在に伸び縮みする「伸縮自在な拍」、日本古来の音に対する感覚がそこにはあるように思えます。
雅楽と能について

本来は、きっと愉しんで謡うものだったはずの念仏やお経、
そろそろ晴れてきたか ~ 正信偈♪

次第に苔むした状態こそが有難いと思われるようになり、往時の活き活きしたものが失われていくのではないか。

( ↓ ) 法善寺横丁の水かけ地蔵。これは苔むすまで水を浴びせ続けた人々の願いが感じられてありがたや、に思えます。

 

お墓参りを済ませると一服する間もほどほどに、
友だちが篳篥(ひちりき)を奏する雅楽を観賞しに四天王寺へと向かいました。

急げ~
 
うぉー、近鉄南大阪線に乗るの何年ぶりだろ??

一路四天王寺へ。

今や大阪といえば、キタとミナミではなく、ミナミに天王寺(阿倍野)が取って代っているらしい。
若いひとの足はミナミではなく、天王寺へ向かうという。

オープンして間もないキューズモールにはそのままの名前でSHIBUYA109阿倍野店も入っている。
(ミナミは難波でも、マルイとか青山フラワーマーケットを見かけてここは大阪やんな??って思いましたけど。)

この日は雅楽演奏会が終わる夜の9時過ぎから、子ども連れで友だちとミナミに移動しての晩ご飯、夜遅くになる。
タクシーで弟の家まで帰るくらいなら、と急遽キューズモール横のTrustyホテルを当日予約。
(朝、散歩がてら、今年2012年7月3日に100周年を迎えたばかりという通天閣にも行けたし。)

通天閣同様、四天王寺も、大阪にいた頃はあんまり行かなかった場所。
今年のGWに訪れてみたのも何かの縁なのでしょうか。
ジョージハリスン的 四天王寺散歩

一時間ほど遅れて到着。友だちの篳篥(ひちりき)が引っ張る「承和楽」には間に合わず。
(パンフにはこの曲の奏者として名前もあった。残念。。)

初盆の夜に似つかわしい。
仏様はきっといると感じさせる、暗い境内にひと際輝く雅(みやび)の世界。
いっしょに連れて行ったまーくんの記憶にもきっと残り続けるであろう雅の響き。

少々ためらっているので、限定公開設定にしました。
曲は「陵王」、
四人でゆるやかに舞う普通の舞と違い、
" 一人で面をつけ舞台を走り廻る走舞(わしりまい)として大変有名"とのこと。
(みやびの宴が跳ねた後、面をとっておあいこさまにてわび。ゆるしてね。)

篝(かがり)の舞楽.wmv

私も父に連れて行ってもらって食べた串かつをなぜか覚えている。
新大阪エキナカでまーくんと。
そして、教えてもらわなかったらまず入ることはないと思われる「おはら」の広島焼き。

 

将来は道頓堀に住みたい、らしい。(--〆)

コメント (2)
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初盆

2012年08月04日 | 日記

少し早めの初盆。

夏休みの日程がなかなか決まらず、慌ただしい週末ステイになりましたが、

まーくんとふたり大阪へと盆帰り。

羨ましいほどに充実の夏休みを過ごすたーくんは奥さんがみることにして。

なんだか愉しいな。

今晩は友だちと飲みながらの晩飯にも連れていきます。

盆帰り~中村雅俊~

コメント (2)
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