ゴルフィーライフ(New) ~ 龍と共にあれ

目指すはスクラップ・ブックか、はたまたビジョン・ボードか。
隠れ家CLUBゴルフィーにようこそ♪

[2016年12月] 祝 自己ベスト (あなたにもっとプーチンを。)

2016年12月30日 | ゴルフィーライフ[ラウンド編]

グローレFに変えて、チーピン癖は消えた。

しかし、年末決戦は冴えなく100を叩き、

その後のラウンドでも、
スタートからパーを続けて逃して迎えた3番Par3でティーショットをめずらしく引っかけて7の大叩き。

(ここはいつも、きっちり右目狙いなのでこんなことはないはずのホールなのだ。)
続く4番はいいティーショットだったが、残り90ヤードをG奥の植込みに打ち込んだうえに70cmから3パットという散漫さで8を叩き、
その次の5番では4発続けて、同じような右プッシュOBを連発し、4連続OBの後の9打目から5つ、13であがる。

終了。

他にしようがなくて、やり場のない気持ちをつぶやく。

今年の新年の誓い(祈り)は、”切れる気持ちをやめる” だった。(2016/ 新年~「切れてしまう気持ち、をやめる」~)

一年の経つのはほんとうに速い。

 

自分に足りない要素をこの人に感じて、

後半は、自分のことをプーチンと名付けてみたら、20打改善して46、トランプと互角になった。

(しかし、このところのトランプは強力だ。この日もハーフ38だ。)

そして年末の最終ラウンドは、ホームの会員になる前によく通った古河ゴルフリンクス。

男はスーツ姿で現れた。

出だしバタバタして、3番では左に引っかけOBまで打ってしまったが、徐々に調子は上がってきた。
前半をなんとか40台で留めると、後半は強いプーチンが戻ってきた。
後半はいい勝負になった(あらためて見ると5番以降はほぼ併走している)が、14、15番でパットが決まらず、ラッシュにつなげられなかったのが残念。
(入れごろ外しごろの1.5mを淡々と入れ続けていたのに、、50cmをポロポロと外してしまった。)

 

 

 Congratulations

初の70台のかかるなか、17番でダボを喫しながら、
最終18番ロングホールで見事なティーショットを放ち、バーディーで自己ベストの80をマークしたのだ。(私ではない。)

自己ベストのラウンドに同伴できるというのは光栄なことだ。
気持ちよくプレイできたことの証しはご褒美みたいなものだと思うから。

Traveling Wilburys - Congratulations - Lyrics

ノーベル文学賞をボブ ディランが受賞し、

今年の大統領選挙では大方の予想を裏切ってトランプが勝利したが、

私に足りないのはプーチン的な要素だと思う。

ゴルフは力まかせに打つような競技ではない。

求められるアスリート的な力は別のところにあるにちがいない。

ゴルフは、ハンティングや釣りのようなスポーツなのだと思う。

打撃のゲームというよりは、流れや状況に応じて、道具を使い、自然に対峙する。決して力まかせの競技ではない。

 

あなたにもっとプーチンを。

 

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浅草でXマス・イブ

2016年12月26日 | 日記

John Lennon - Happy XMAS (War Is Over) - Lyrics

Xマス・イヴの晩に浅草で
2007年にアイスランドに建設された「イマジン・ピースタワー」の光の塔が再演されるとのこと。

こんな写真もネットに掲載されていて、期待が高まります。
東京スカイツリーも傍にあって、これ以上ないXマスツリーを拝することのできるようなイベントを期待していました。

ひょっとしたらヨーコさんが来たりするのだろか。

開催場所はギャラリーASAKUSAとあるのですが、
記載の住所を訪ねてみてもイベント会場らしき所は見当たりません。

路地裏の奥に在る小さな民家に人が集まっていました。

夜8時、光のイベントの始まる前にはトリビュート・パフォーマンスがあるというので、
ギャラリーになっている民家の2階に上がってみました。

ヨーコさんの著書「グレープフルーツ」を参照したトリビュート・パフォーマンスということらしいのですが、
何の予告や前説もなく、ロフトのような白っぽい二階の部屋に上がると、
長髪で長身の男性が、キリストの磔刑像のように梯子に立っていました。
僅かに隠しているとはいえ、時々はだけると、全裸です。びっくりしました。
アートの名のもとのせいなのか、女性のギャラリーも多いというのに、皆、意外に冷静に見ているのにも驚きました。
好奇の眼で見てしまいがちな自分の方が正常で健全だという、
一方的に線引きするような感覚があったとしたら、それだけでは精神が貧困なのかもしれません。

~ 病的である者こそは現實を知つてゐるやうに私には思へる。 ( 中原中也 )
本当は連続しているものですら、ある境界をもって二元論的に区別される。
この正常というものは何をもって約束されているというのか。
健全とは何か、それは淋しいものだ、と言った中原中也の嘆き。
(「詩人」という生き方 ~ Junk ♪ )

期待していた光の塔ですが、アイスランドにあるという本物とは規模も全然違ってがっかり。

( ↓ ) 本物はこんな感じ









ヨーコさんと関係があるのかも不明、イベントの説明はなく、イベントを仕切る役回りの人もいない。
ネットにあったようなイベント的な趣きとはなんだか違っている。
アートは説明するものではないとはいえ、一体なんだったのでしょう。

ある意味、Xマスイヴに起きたマジック、異界体験。

東京タワーなら、きっとクリスマス・イルミネーションでもやっているのでしょうが、
東京スカイツリーはいつも通りでした。

仲見世通りは、クリスマスなんてどこへやら、早やお正月の風情。
浅草寺では、どうか幸せが訪れますようにと、ひと足早く、受験生の次男坊のお祈りを。
いつも神社で手を合わせる時には、ついつい色々と、アバウトなお祈りになりがちなのですが、
今回はそれだけをお互いにお願いしていたという奥さんと笑い合ってしまいました。

浅草に行く前に立ち寄った日本橋では、これまたXマスらしくなく、
だしを買い求めるために、大和屋や、茅の舎を訪ねる。
そんなつもりはなかったのですが、白い財布をプレゼントしたところだけクリスマスっぽい。

光の塔のイベントを待つ間、これまたクリスマスらしからぬクリスマス・ディナーは、洋食のヨシカミのカウンター席で。

長嶋さんと王さんのサインが同じ色紙に書かれているのが、カウンター席の前に掛かっていました。
これも、今となっては珍しくも懐かしい昭和の風情。

受験生への手土産に、カツサンドを買って帰るあたりも、昭和のおじさんなのです。

羽田にも店を出しているようですが、
浅草では”味にうるさい遊び好きな旦那衆を相手にしているから、味には手を抜けない”そうで、
一人前と認められるまでは客から見えるオープンキッチンの厨房でオムライスを作ることはできないそうです。
有名なビーフシチューが絶品でした。
(これまた何十年ぶりだろか、というミルクセーキをオーダーしたら、カクテルでも作るかのようにシェーカーで。)

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プーチンのピアノとロシア民謡とレディマドンナ

2016年12月23日 | ツールとしての音楽

武術からハンティングまでこなし、マッチョなイメージで知られるロシアのプーチン大統領、
“私は音楽や歌が上手なわけではありませんが、音楽は大好きです”と言って、ピアノの弾き歌いにも取り組んでみせる。

グレン グールドにも似た、唸るような弾き歌い。
おじさんの歌は、必ずしも麗しくなくてもよいのだ。

В. Путин сыграл "С чего начинается Родина" и спел песню

ロシア民謡の一週間、さしたるイベントの有無に頼らずとも豊かな抒情。
レディ マドンナの歌詞にも似た、ごく普通の一週間、
それがオクターブで揺らぎながら歌になるのです。

【ロシア音楽】一週間 (Неделька) (日本語字幕)

ピアノ教室に通い始めて一年になります。( 龍のいる谷間にて ~ 第一夜 )
そんな年の暮れに練習しているのはレディ マドンナ。
ピアノはバラード系の曲が多くなりがちなのですが、これはクールなロックナンバー。
マーサ・マイ・ディアにも似たオクターブ奏法の左手ベースの動きとか、ピアニスティックな感じで弾いてて愉しい。

こうして撮影してアップするのは、それ自体がとても良い練習になります。
自分の弾きぐせというか、つっかえ具合を客観的に見れるからでしょうか。
エンディングや間奏もこれからだし、うまく歌を乗せるのもこれからですが、少しずつ上手になってゆけばいいや。

レディ マドンナ 練習中

天声人語の書き写しはやっていませんが、そういう鍛錬の仕方もあるのです。
書き写しもピアノの弾き写しもどこか似ているような気がする。
新しい言葉や音、それらの使いまわし方をなぞってみることで、
適当だった稜線がキワだってきて、感性を高めていけるのだと思う。
なぞったり、真似ぶことの大切さ。

 

生身の人間は、まして音楽をやろうというような感性豊かな人間は、
その日の天気、気分、体調、場の雰囲気などに左右されるもので、また、左右されて当然なのだそうです。
また、音楽をやっていると、感受性が強くなり、敏感になってくるために、緊張を感じやすくなったりもするそうです。

感性の豊かさは年を重ねた分だけ備わっているというのに、
大人はそこにフタをして、あるいはそこに価値を置かず、上手に出来るかできないかの世界にはまりがちになるという。
そうなるとスターウォーズのダークサイドのようなもので、なかなか抜け出すことが出来ないらしいのですが、

「緊張しない方法はないけれど、動揺しない訓練は出来る」。

「私は私で行く」と居直って、震えながらでも「心を開く」こと。

” 心や感性には老いというものがなく、死ぬまで成長をし続ける。”

ピアノでもって何を鍛えようとするのか、何を豊かにしようとするのか。

上手に出来ないからとフタをしたり、あるいは価値を置かず、ということはしないでいよう。

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★グローレF ドライバーを持つ ~ アスリートぶるのを止める★

2016年12月17日 | ゴルフィーライフ

目くそ、鼻くその世界に生くるにあらず。

アスリート意識がやや過剰になっているのかもしれない。
アスリートぶったところで、ターゲット・ゲームとしてのゴルフは、大してアスリート性を要求されるわけではない。

こだわりは大切なことだし、1mmでも向上しようと工夫することにも意味があると思うが、
ハード・スペックに固執したり、妙に偏ったアスリート意識を良しとしてしまっているような気がする。

もっと大らかな視点で、ゴルフを捉え直そう。

私のクラブのなかで、実は安定度ピカイチなのはキャスコのUtility。
ティーショットをミスしても、こいつがあるから挽回できる。残り220-230ヤードからアルバトロスを決めたのもこいつ。
([2013年1月 ホームコース申込ラウンド] ☆彡 アルバトロス達成 ☆彡)
15年も前のクラブなのだが、私のセットにはドライバーの他にウッドはなく、このUtilityがあるだけでこと足りている。
それ程頼りにしている1本なのだが、シャフトは純正のRである。

ドライバーで純正のRを使うなんて考えられないのだが、
手持ちのクラブのなかで一番安定しているのはこの古い純正RシャフトのUtilityなのです。
Rだから叩きにいったり、無理に引っぱたくことがなく、ジャストミートに徹しているから安定しているのだと思う。
それにクラブを活かすように振るので、かえって飛距離も出る。
ロフトは19°くらいはあるはずなのに、時々出るバカ当たりはびっくりするくらい。
3Wとかが不要なので、多くのクラブを使いこなす必要がなく、シンプルにゴルフができる。

このUtilityの扱い方をドライバーに援用できないものか。

 

というわけで、変にアスリートにこだわる心を一旦手放してみることにした。

選んだのはグローレF。(シャフトは純正のフジクラGL3300/ Sシャフト)

初代グローレはシニア仕様でしたが、2代目のグローレF(2016年10月に 3代目となるグローレF2が発売になりましたから旧モデル)は、
シニアツアーや女子ツアーで使用率No1になったツアープロにも人気のドライバー。(かたや、まだこうしてアスリートにこだわっている自分がいる。)
新品や新古品は既に品薄になっているので、ヤフオク狙いでいったら、ずいぶん安く購入できました。

禁煙を決意して即日実行した時の、”タバコを嫌いになったと決める” 方法を援用できないものか試してみようと思っています。
禁煙にまつわるエトセトラ ~ ひとりぽっちのロンリ―ナイト )

叩いたり、ひっぱたくことを、醜い行為だと決める。

力任せに叩くことをやめる、既にやめていると意識の俎上にあげてみる。

そうやって、グローレFの宣伝文句にあるように、
一歩先行くアスリート、 「プレミアム・アスリート」への変容を図る。

アスリートをやめるという諦観の話ではなく、
アスリートぶるのをやめる。
年齢を諦めるのではなく、年齢に応じてアスリートとしての在り方に工夫を凝らす。


ロフトは11°にしました。0.5°刻みで±1.5°まで調整できるから、
夏冬で、9.5°~11°を使い分けるみたいなこともできる。

  

 

 

崎山武志プロって、30歳でプロゴルファーになり、50歳でシニアになるまでレギュラーツアーでは未勝利、ゼロ勝だったそうです。
それが、シニアツアー入りした2013年に優勝、2015年には12戦して4勝をあげる大活躍ぶり。

PGAツアー選手に憧れるのもいいが、年齢も近いし、崎山プロのゴルフをお手本にすべきなのではないか。
決して、力任せに叩きにいくスイングではない。プレーする態度も礼儀正しく、謙虚で、お手本にすべきゴルファーに思えます。

( ↓ ) 手が届かないにせよ、手が届きそうな親近感の持てるラウンド。
     グダグダに崩れることのない一本筋が通っているようなゴルフ、
これを手本にしたい。
     50歳を超えたなら、見倣うべき対象の審美眼みたいなものにも変容があってよいと思う。

【ガチンコ勝負】プロゴルファー崎山武志vs.トップアマ

アスリートぶるのを止めたら見えてくる道というのがあるかもしれない。
そっちのほうが実はよりアスリートなのかもしれないし、
シニア(50代以降)に求めるアスリート像が変わっていくのは当然だ。

パラダイムは、いろいろなやり方でシフトさせろ。 

テーラーメイド 「グローレF オーナー“1流の飛び”証言ムービー」ドライバー編

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