ピアノを滑らかに弾くには、指先まで滑らかに弾けているイメージをしっかり持つと良いと言う。
ピアノに学ぶことは多い。
鍵盤を叩くというよりは、音をつかみにいく感じ。そのことがこのうえなく心地よく感じられる瞬間があるという。
今とは違う感覚で弾けるのではないか、といつも考えてみることが大切で、
今までの手癖や、今までの自分の中になかった違う感覚を発見して弾けるようになったとき、
簡単で弾きやすいことにびっくりすることも多いのだといいます。
何事においても、いろんな場面においても、
心地良いフィニッシュ感を、あらかじめイメージとして予見するのを習慣化したい。
大切なのは言葉だけではない。
言葉の先にある、あるいは言葉にはしにくい、望むイメージや気持ちを、
予めちゃんと持っておいて、それをイメージの力で、無理なく引き寄せてみる。
たいそうな先の未来だけではない、すぐそこの未来だって、
そこで感じるであろう気持ちを、あらかじめ先読みして予見することで結果は変わってくると思うのだ。
"Imagine the Future"の言葉が街のここそこに。
たーくんの下宿選びに訪れた、夏も終わろうとしている筑波の街。
よく来るという『安心と信頼』の夢屋。
写真だと小さいが、ジャンボ!
学生街ならではの満足のボリューム、これでたったワンコイン(500円)の日替ランチ。
メンチカツと唐揚げとねぎ玉のセット、どれも美味しい。
ねぎ玉は、つまり、好物の天津飯の台抜きのことだった。あんの味つけが好みのタイプで二度びっくり。
これまでも、これからもお世話になるのでしょう、これからもよろしくお願いします。
蔦の絡まる外観もいいが、ほんのり薄暗くて落ち着いた感じの店内もどこか懐かしい感じがする。
こういうアカデミックな街には自転車が似合うと思う。
"人生は自転車のようなものだ、乗り続けていないと倒れてしまう” と言ったのはアインシュタイン。
アインシュタインはバイオリンを愛奏したが、なかなかの腕前だったという。
サルトルがピアノを弾いてるのがあったが、(ピアノを弾く哲学者)
アインシュタインのピアノはどうだったのだろう。どこかブラームスの弾き姿にも似ている。
( ↓ ) この夏取り組んでいるイマジン、まだ途上ではありますが、”Imagine the Future” にかけて弾いてみました。
imagine(take1 2016年晩夏
最初のパートはCコード(ドミソ)を、左がドのオクターブ、右はミソ(4拍目でセブンスのシを加える)
続けてFコード(ファラド)」を、左がファ・ドのパワーコード、右はファラ(4拍目のラシ♭シ、こういうのをトリルと呼ぶものと思ってたら違うみたい)、
そして、右はミソレ(レは9th、Cadd9)と弾いてから、
Cコードのミソに戻るのだが、私はレを省略して、いきなりCコードのミソを弾いてしまっている。
~ 4泊目のラシ♭シを2,3,4の指で弾くと、次のミソ(レ)に戻りやすい。
ついつい2,3,3、と3の指を滑らせて弾いてしまうが、ちょっとした指使いで弾きやすさが随分違ってくる。
その後も左手はパワーコードが何度も出てくる。
パワーコード (Power Chord) とは、コードおけるヴォイシングの一種である。
メジャーコードもしくはマイナーコードの第3音を省略し、それにより音の濁りが少なくなるため純粋かつ力強い音を醸し出す事が出来る。
また、オクターブを加える場合もある。
通常はヴォイシングの一種であるため、譜面上では表記されることはほとんどないが極まれに使う事があり、
その場合は例えばルートがCであるとすると、C5と表記する。
そして、この曲でペダルの働きについても理解が深まりました。
“真ん中のペダル(弱音ペダル)を踏んで弾くとそれらしく聴こえますよ。”
とネットにあったので、真ん中のペダルを初めて使ってみることにしたのです。
(先日アップした She's got a wayも、ピアニスティックな曲で、
ペダルを使うようになって、うまくコードとフィルインが繋がるよになったのですが、
練習で最初にペダルを使い始めたのはこの曲でした。)
ピアノのペダルって、グランドピアノやアップライトピアノで、ペダルの役割が違うってことに気づきました。意外です。
そんな基本的な部分の使い勝手がピアノによって違う、っていうのは不思議です。
それだと、積極的にペダルを使ったり、ペダルを使った効果を計算しにくくなる。
だから、ペダルの踏み方について多くを語られることがないのだと思います。
⇒ 意外と知らないピアノ・ペダルの意味と役割 (2014年5月29日 [楽器演奏])
ダンパーペダルは全ての音を伸ばす役割ですが、ソステヌートペダルはある特定の音を伸ばしたいときに使用します。
鍵盤を弾いてこのペダルを踏むと、鍵盤から指を離してもその音だけが持続します。
その音が鳴ったまま、別のフレーズを両手で弾くことが出来ます。
うちのピアノは、真ん中のペダルがグランドピアノ仕様(ソステヌートペダル)になっているようで、
一番右のダンパーペダルと違って、コード感やルート音だけを響かせたいような時に役に立つそうです。
たしかに、響き方がシンプルで、音の濁りみたいなものがない、すっきりした残響になります。
( ↓ ) イマジンを覚えるのにとてもいいチュートリアルでした。
How to really play "Imagine" by John Lennon on the piano - tutorial
( ↓ ) ジョン レノンの音や想いを、こういう形で受け継いで、そのメッセージを賦活させる。
音楽的な遺産は、オリジナルな形で聴かれると共に、
新しい発想で、もっと血肉化して感じるものとして、活かしていくべきだ。
楽譜を基にいにしえの音楽家の芸術を今に表現するクラシックとはまた違った、参加型のマッシュアップ的アプローチ。
Imagine (UNICEF: World Version)