今も続く3週間毎の通院、
退院して丸4年を経て5年目に入ろうかという昨年初夏の検査で、
おさまっていた癌細胞の転移活動が検知された。
夏場には閃輝暗点(せんきあんてん)と呼ばれる、
視界の片隅に万華鏡のようなチカチカが現れては消える体験もした。
その後、半年以上MRIをはじめとした検査を受けながら経過観察をしていたのですが、
何かの間違いという訳でもなく、緩やかながら徐々に勢力を増しているようで、
年明けの検査では徐々に上昇していた腫瘍マーカー値も閾値を僅かに超えてきました。
いよいよ、癌細胞がタルセバへの耐性を獲得した可能性もあるというので、
痛いと言われる髄液検査も先日受けることに。
(局部麻酔はするのですが、神経に触ると痛いらしく、
まるで肉離れか腱断裂でも起きたか、という、ビクン!という足の太ももへの衝撃を体験しました。
痛いというよりは、ショックが走ってビックリって感じ。)
検査結果はまだ出ていないのですが、
遺伝子検査も行なって、次の治療方針を決めていきます。
もう桃の花の咲く季節、寒さも緩んで春めいて参りました。
以前にも採り上げた家の近くの桃源郷の様子です。
(桃源郷)
(夢の桃源郷 ~ The long and winding road)
さて、これまであまり縁がなかったのは占術の世界。
人知で知覚することが出来ない世界があると分かっていながら、
科学的なエビデンスが不十分であるがゆえに遠ざけがち。 怪しい感じもする。
( ↓ ) 今年は1月からブルームーン(1ヶ月の間に2度目の満月)が訪れ、逆に2月は満月が一度もやってこない特別な月で、
この3月も1月と同じように満月が二度浮かぶ月。
今から8年前
― といえば、2009年か。このブログを始めたのが2009年の4月4日だった。―
の1月~3月が同じ状況だったという。
おまけに今年1月の二度目の満月は、皆既月食も重なる”スーパー・ブルー・ブラッド・ムーン ”だった。
(皆既月食の赤い月の見え方が違う件)
でも、”怪しい感じ”にも、実は大した根拠はない。
人は現実的な世界にのみ生くるのではありません。
(心的現実性こそが重要である)
(断片のキラメキとはそういうことだったか ~ 断片にある真実と祈りについて)
(カズオ・イシグロの世界に呼吸を合わせてみる)
その世界に、挫折や失敗、拒絶や屈辱を見るのか、
それとも、立ち上がり、正義や愛を武器に携えて、希望や幸福を見ていくのか。
たとえば小説を読むように、自らを主人公に見立てたVRやエンターテイメントとして、
占術の世界を捉えてみたら面白いと思う。
占術によって心持ちを変えることができれば、世界も変えていけると思うから。
近頃は、VRやARに加えて、MRやSRという言葉も聞くようになった。
⇒ VR / AR / MR / SRとは?概念から実例まで違いを徹底解説
私としては、 Augumented Realityがあるのなら、
Diminished Realityというのがあってもいいと思う。
痛さや辛さがディミニッシュされる世界。
( ↓ ) 戦乱の世の中においても、占術は用いられていた。
「天地人」というが、天の部分を欠いては事は成らないことを、
今のように科学ばかりに頼れなかった時代の戦国武将は、きっと今より分かっていたし、重視していたのだと思う。
( ↓ ) 節目節目の時に家族で訪れるイタリアン・レストラン。(祝 ~ 春はまたいつだってやって来たよ。)
あまり美味しそうに写ってませんが、定番のリゾットはもちろん、
海老クリームのフィットチーネがコシがあるのに滑らかで美味しかった。
レストランへは車で出かけたのでアルコールというわけにもいきませんでしたが、
晩には、ようやくアルコールが飲めるようになった子供たちを含めた家族全員で友人から貰ったワインを空けました。
( ↓ ) 番外編。赤羽の洋食屋で入院が決まる前に景気づけをしてもらった。
SNOWアプリでいじった写真は、普通に撮っただけでも肌がきれいに写る。
フィルターかけて、顔を引き延ばしたりデフォルメすれば、一種のAR/拡張現実だ。
(ピアノの先生曰く、SNOW使ったら、他のカメラでは自撮りしたくなくなるらしい。)
ミルクティーサワーなんて初めてでしたが、タラコスパゲッティは炒めたのがいい。
学生の頃は、むしろ炒めてあるのが普通だった。
春は雨もまた運んで来る。
夏旅行を計画し始めたイギリスも曇りや雨が多い土地柄だが、
雨もまた讃えようと思うのです。
TOTO Africa アフリカ / 歌詞
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