訳をつけてみるのは良い趣味だ。
これは不思議な感じのする曲で、声明のごとく言霊が漂っているかのようなオープニング。
サビがあるのかどうかもはっきりしないまま、漂い出した音が乱反射しながら煌いているよう。
Driving Rainのほうが明らかにキャッチーなのだが、ポールはこちらをシングルに持ってきた。
当時、リンゴ スターは、このFrom a Lover to a Friendがフェイバリットだと言っていたが、
正直なところ、lovelyでもcatchyでもないと思っていた。
( Driving Rain、たたみかけるようなドラムにレイドバックするギター、スカッとしたい向きにはオススメです。 → ストーンズっぽいポールと来日公演の思い出)
それが今は響いてくる。
漂う音が、たよりなげな感情の粒々を絡め取ってしまうように共鳴する。
何かを失わないと届いてこない音があるのか。
Paul McCartney - From a Lover to a Friend [videoclip] 2001
And when the time comes around いつかその時が来たら
We will be duty bound 僕らには義務がある
To tell the truth of what we've seen 見てきたことの真実を語らないと
And what we haven't found そして見つけられなかったことに
Will not be going down がっかりすることはない
Despite too easy ride to see いとも簡単に見つけられそうなことだったとしても
From a lover to a friend 恋人から友達へ
Take your own advice 自分自身への忠告を受け入れることだ
Let me love again もう一度愛させて
Now that you turned out to be あなたがそうなのだと分かった
Someone I can trust, Someone I believe 頼ってもいいひと、信じてもいいひとだと
Ohh la la la
How can I walk when I can't find a way どうしたら 歩いていけるのだろう 道が見つからないのに
I'm in a dilemma ジレンマの狭間にいる
All I want is to tell me you're going to take it away 取り去ってあげるって言ってほしい
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