四七日(しなのか)。
四番、ファースト、王。
長嶋さんが大好きになったのは後のことで、少年時代のヒーローは王さんだった。
実家の片づけをしていたら、王さんのサインボールが出てきた。
ホームラン世界記録を達成した当時のサインボール、マジックの文字も消えかかっている。
文字が読み取れるうちに、メモビリアとして残しておかなくては。
たしかポンキッキだったと思う。朝、この歌を聞いてから学校に行ってた記憶がある。
ビッグワン、ビッグワン、ビッグワン 王、いくぞー
一本足でかまえたら 狙いはそこだ、ホームラン
とんでゆけ、とんでゆけ、輝く明日へとんでゆけ
あぁ、思い出すだけで胸が高まるわ
坂上 忍さんが歌っていたようだが、ニコニコ動画にもYouTubeにも残念ながら見つからない。
( ↓ ) こっちはあった。
"Southpaw"
「努力」。
王さんがサインをする時によく添えていた言葉だ。
努力や根性、スポコン物は時代の匂いがするが憧れだった。
しかし、いつしか「努力」を表に出すことはカッコ悪いとするような風潮が生まれ、
「余裕」や、ややもすると「手抜き」がチャーミングでカッコいいような感じになってきた。
原点に帰ろう。
このような努力する意志を感じる手をしていた頃の自分に。
努力家とか天才肌とか、目くそ、鼻くそのセカイ、どっちでもいいことだ。
実にみみっちい二元論だと思う。
いずれにせよ、努力することの大切さに変わりはない。
王貞治 「努力とは」
ちょうど、あの頃の自分のような手をしている甥っ子に入学祝の時計を贈った。
私もこのような贈り物を受けた。
おかげで光 源氏のように華麗で、武者のように立派な男(おのこ)になったのである。(--〆)
捨てるにわけにもいかないなぁ、といじっていると、源氏殿のクビがとれた。
人形修理専門店だって。(岩槻の享福。まだ明るいのに閉店していた。)
横には神社まである。修理に出すと高いかもしれないので、お祈りだけは済ませておいた。
世界はいろいろな想いを経験してきているのだ。目に見えなくとも音に残っている。
タケカワユキヒデ「MaMa」
私も王さんのこの曲を探しておりまして
当時何て歌ってるのかわからなくて・・・
歌詞をみていたら、出だしは「BIG1 背番号」の連呼だったのですね。しかも歌ってるのは今をときめく坂上忍さん!
私も番組はポンキッキだと思ってましたがおはよう!こどもショーでした。
https://www.youtube.com/watch?v=dh6U6IMLd6E
人間の記憶というのは、やはりいい加減ですね(歌詞がなんだか違うし、番組も)。
同じような記憶を探している人がいるのは嬉しいです。