おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2017年版「小規模企業白書」の134ページ「第 2-1-29 図 男⼥・年代別に⾒た、起業準備者が起業準備を始める際に利⽤したかった⽀援施策等の内容」をみましたが、今日は135ページ「第 2-1-30 図 男⼥・年代別に⾒た、起業準備者が起業できていない理由」をみます。
下図から起業準備者が起業できていない理由にみると、いずれの年代についても「資金調達ができていない」の割合が最も高く、次いで「事業に必要な専門知識、経営に関する知識・ノウハウの不足」の順になっていることが分かります。

白書は、そのほか34歳以下の年代では「周囲(家族・親戚、友人・知人、起業家・経営者等)に反対されている」、35歳以上の年代では「起業への不安(収入の減少、失敗時のリスク等)」の割合も高くなっている。
続いて、女性について見てみると、男性と同様に「資金調達ができていない」の割合がいずれの年代においても高くなっている。また、そのほか34歳以下、35~59歳未満の年代では「家庭環境の変化(結婚・出産・介護等)」、60歳以上の年代では「健康・体調面の不安」の割合も、それぞれほかの年代に比べて高くなっていることが分かる。
以上をまとめると、起業準備者が起業できていない理由としては、性別や年代を問わず、資金調達ができていないことが最も大きな理由となっている。さらには、男性は事業に必要な知識・ノウハウ不足や周囲の反対や起業することへの不安、人材が確保できていないといった理由により、女性も事業に必要な知識・ノウハウの不足を筆頭に、家庭環境の変化、健康・体調面への不安といった様々な理由を年代によってそれぞれ抱えているために、起業が実現できていないことが考えられる、とあります。
この資金調達についても現場でよく取り上げられる問題ですが、では、いったいいくら準備すれば良いのでしょうか?これを算出するために、「収支計画書」と「資金繰り表」から「損益分岐点売上高」を求めれば、おおよそ必要な金額が求められると答えています。つまり、「収支計画書」と「資金繰り表」を作らないと分からないと言うことです!!
昨日は2017年版「小規模企業白書」の134ページ「第 2-1-29 図 男⼥・年代別に⾒た、起業準備者が起業準備を始める際に利⽤したかった⽀援施策等の内容」をみましたが、今日は135ページ「第 2-1-30 図 男⼥・年代別に⾒た、起業準備者が起業できていない理由」をみます。
下図から起業準備者が起業できていない理由にみると、いずれの年代についても「資金調達ができていない」の割合が最も高く、次いで「事業に必要な専門知識、経営に関する知識・ノウハウの不足」の順になっていることが分かります。

白書は、そのほか34歳以下の年代では「周囲(家族・親戚、友人・知人、起業家・経営者等)に反対されている」、35歳以上の年代では「起業への不安(収入の減少、失敗時のリスク等)」の割合も高くなっている。
続いて、女性について見てみると、男性と同様に「資金調達ができていない」の割合がいずれの年代においても高くなっている。また、そのほか34歳以下、35~59歳未満の年代では「家庭環境の変化(結婚・出産・介護等)」、60歳以上の年代では「健康・体調面の不安」の割合も、それぞれほかの年代に比べて高くなっていることが分かる。
以上をまとめると、起業準備者が起業できていない理由としては、性別や年代を問わず、資金調達ができていないことが最も大きな理由となっている。さらには、男性は事業に必要な知識・ノウハウ不足や周囲の反対や起業することへの不安、人材が確保できていないといった理由により、女性も事業に必要な知識・ノウハウの不足を筆頭に、家庭環境の変化、健康・体調面への不安といった様々な理由を年代によってそれぞれ抱えているために、起業が実現できていないことが考えられる、とあります。
この資金調達についても現場でよく取り上げられる問題ですが、では、いったいいくら準備すれば良いのでしょうか?これを算出するために、「収支計画書」と「資金繰り表」から「損益分岐点売上高」を求めれば、おおよそ必要な金額が求められると答えています。つまり、「収支計画書」と「資金繰り表」を作らないと分からないと言うことです!!