中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

会社を大きくしていきますか??

2020年11月23日 05時55分35秒 | 2020年版中小企業白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡つとむ です。

昨日は2020年版「中小企業白書」187ページ「第 1-4-16 図 目指す姿の類型別、今後 5 年間の事業方針(小規模事業者)」を読みましたが、今日は188ページ「第 1-4-17 図 目指す姿の類型別、将来目指す従業員規模(業種別、小規模事業者)」を見ます。

下図から、小規模事業者の目指す姿の類型別に、将来目指す従業員規模を見ると、「製造業その他」の小規模事業者の93.8%は、将来的にも従業員数20人以下の小規模事業者として事業を行っていく意向であることが分かります。

一方で、目指す姿の類型別に見ると、「①グローバル型」、「②サプライチェーン型」では、中規模企業(従業員数21人以上)への成長意向を有する企業の割合が相対的に高いことが見て取れます。

また、「卸売業」、「サービス業」、「小売業」の小規模事業者の87.7%は、将来的にも従業員数5人以下の小規模事業者として事業を行っていく意向であることが分かります。

一方で、目指す姿の類型別に見ると、「①グローバル型」では40.0%、「②サプライチェーン型」では26.2%、「③地域資源型」では19.2%の企業が、中規模企業(従業員数
6人以上)への成長意向を有していることが分かります。


「①グローバル型」とは「情報通信業」、「製造業」、「②サプライチェーン型」とは「製造業」、「卸売業」、「運輸業、郵便業」、「③地域資源型」とは「サービス業(他に分類されないもの)」、「製造業」、「④生活インフラ関連型」とは「小売業」、「生活関連サービス業、娯楽業」、「建設業」のことを指します。

私が起業した時に、周りからいずれは?いずれは??と、異口同音に聞かれましたが、私は最初からひとりですべてやろうと思っていたので、その旨を答えると驚かれることが多かったです。このアンケート結果の通り、起業家のすべてが拡大志向があるわけではないということです~!!

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