おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡つとむ です。
昨日は2019年版「ものづくり白書」の101ページ「コラム サプライヤーを巻き込んだルール形成で自社製品のサステナビリティを向上」を読みましたが、今日は103ページ「コラム 社会課題解決を起点とした市場機会の創出」を見ます。
白書は、ドイツの金属加工メーカーCondiasについて以下のように記載しています。
社会課題解決への貢献と自社の市場機会の創出の両立を目指す同社は、従業員数 30 名という小規模ながら、南部アフリカ地域における安全な水の提供を目的とした「Safe Water Africa プロジェクト」に参画し、アフリカにおける安全な水の供給と自社の市場創出を図っている。
Safe Water Africa プロジェクトとは、南部アフリカの農村地域における汚水の消毒等を通じた安全な水の提供を目的として EU からの公的資金投入による支援を受け 2016 年から開始された研究開発プロジェクトである。
同社を含め南アフリカ共和国、モザンビーク、スペイン、イタリア、ドイツから大学、研究機関、企業等 11 パートナーが参画している。
もともとフラウンホーファー研究所からスピンオフした同社は、ダイアモンドを用いた特殊な金属加工技術から派生した、電気分解による汚水の浄水技術を有し、同技術を社会課題解決に利用するという観点から、このプロジェクトに貢献している。
特に水質汚濁が進んだ地域において、安全な水を提供するのに消毒やフィルタリングといった既存の技術では難しく、そこに同社の技術を応用する意義がある。
限られた従業員数の中、研究者だけでなく、実験器具を開発するマシン・エンジニアや実験をデザインするイノベーション・チームも巻き込み、同社は全社的に Safe Water Africa プロジェクトに取り組んでいる。
同社は、南部アフリカ地域の社会課題解決だけを目的としているのではない。南部アフリカ地域の地元企業との関係性強化も同プロジェクト参画の重要なイニシアチブの1つである。同社はこれまで南部アフリカ地域の現地企業とパートナーシップを築いたことがなく、アフリカへの市場参入を果たすことができなかった。Safe Water Africa プロジェクトを通じ、地元企業とのネットワークを広げ、ブランドイメージを確立することで、将来的なビジネス機会の創出・拡大に結び付くとの期待もある。
同社は Safe Water Africa プロジェクトの他にも、米国、カナダ、中国、その他ヨーロッパ諸国で実施されている社会課題貢献プロジェクトに参画しており、社会課題を抱える地域と技術を持つビジネスに win-win の効果を与えるこの動きは、今後更に拡大していくことが期待される。
技術で社会問題を解決する、ピーターテールの「zero to one」には、このような環境問題をテーマとする企業は成功が難しいという記載があった記憶があります。
成功とはなんだろうか??ユニコーンになることだけが成功ではないので、このような起業には何らかの形で応援したいですね。
この先どうやって進めて良いか分からない・・・
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昨日は2019年版「ものづくり白書」の101ページ「コラム サプライヤーを巻き込んだルール形成で自社製品のサステナビリティを向上」を読みましたが、今日は103ページ「コラム 社会課題解決を起点とした市場機会の創出」を見ます。
白書は、ドイツの金属加工メーカーCondiasについて以下のように記載しています。
社会課題解決への貢献と自社の市場機会の創出の両立を目指す同社は、従業員数 30 名という小規模ながら、南部アフリカ地域における安全な水の提供を目的とした「Safe Water Africa プロジェクト」に参画し、アフリカにおける安全な水の供給と自社の市場創出を図っている。
Safe Water Africa プロジェクトとは、南部アフリカの農村地域における汚水の消毒等を通じた安全な水の提供を目的として EU からの公的資金投入による支援を受け 2016 年から開始された研究開発プロジェクトである。
同社を含め南アフリカ共和国、モザンビーク、スペイン、イタリア、ドイツから大学、研究機関、企業等 11 パートナーが参画している。
もともとフラウンホーファー研究所からスピンオフした同社は、ダイアモンドを用いた特殊な金属加工技術から派生した、電気分解による汚水の浄水技術を有し、同技術を社会課題解決に利用するという観点から、このプロジェクトに貢献している。
特に水質汚濁が進んだ地域において、安全な水を提供するのに消毒やフィルタリングといった既存の技術では難しく、そこに同社の技術を応用する意義がある。
限られた従業員数の中、研究者だけでなく、実験器具を開発するマシン・エンジニアや実験をデザインするイノベーション・チームも巻き込み、同社は全社的に Safe Water Africa プロジェクトに取り組んでいる。
同社は、南部アフリカ地域の社会課題解決だけを目的としているのではない。南部アフリカ地域の地元企業との関係性強化も同プロジェクト参画の重要なイニシアチブの1つである。同社はこれまで南部アフリカ地域の現地企業とパートナーシップを築いたことがなく、アフリカへの市場参入を果たすことができなかった。Safe Water Africa プロジェクトを通じ、地元企業とのネットワークを広げ、ブランドイメージを確立することで、将来的なビジネス機会の創出・拡大に結び付くとの期待もある。
同社は Safe Water Africa プロジェクトの他にも、米国、カナダ、中国、その他ヨーロッパ諸国で実施されている社会課題貢献プロジェクトに参画しており、社会課題を抱える地域と技術を持つビジネスに win-win の効果を与えるこの動きは、今後更に拡大していくことが期待される。
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