中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

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コロナによりGDPの下方修正

2020年09月14日 05時09分23秒 | 2020年版中小企業白書
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡つとむ です。

昨日は2020年版「中小企業白書」54ページ「第 1-1-55 図 自然災害による中小企業の被害例(2018~2019 年)」を読みましたが、今日は57ページ「第 1-1-59 図 「新型コロナウイルスに関する経営相談窓口」の利用状況」を見ます。

下図から政府系金融機関や商工団体などに設置した「新型コロナウイルスに関する経営相談窓口」の利用状況を見ると、寄せられている相談はほぼ全て資金繰り関連であり、「飲食業(28.5%)」、「製造業(21.5%)」、「卸売業(17.9%)」、「小売業(17.8%)」、「宿泊業(6.9%)」の事業者からの相談が多いことが分かります。

ようやくコロナ問題を白書でみることができました。内容は、自然災害以外に、そのリスクが実際に影響となって表れたのが新型コロナウイルス感染症の発生である。新型コロナウイルスの感染拡大により、国民生活は当然のこと、企業活動への影響も発生している。経済協力開発機構(OECD)は、2020年の実質GDP伸び率について、2019年11月時点では2.9%(世界)、0.6%(日本)と予測していたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を踏まえ、2020年3月に2.4%(世界)、0.2%(日本)に下方修正した、とあります。

実質GDP伸び率ですが、最新の数字だと、年率換算で▲28%となっているので、この時点ではここまで深刻になることが想定できなかったことがうかがえますね!

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