Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

クールな俳優たち→「疼かせる」女人たち ~自分を構成する「あらゆるヒト・モノ・コト」vol.10~

2012-03-10 00:10:00 | コラム
ケータイのメールアドレス、@前が「de-niro」であるほどに「でに郎」ことロバート・デ・ニーロが好きだ。

信奉している。
自分だけはデ・ニーロのことを「でに郎」といっていい―という特権意識? を持っているほどである。

スマートフォンに機種変更する際、docomoの受付嬢が、

「そのアドレスって、デ・ニーロのことですか? 渋いですよねー」

と、大して知りもしないで(まぁ決めつけだ)いってきたものだから、こころのなかで罵倒してやったい。

まぁつまり、厄介なファンということ。
「でに郎」主演のストーカー映画『ザ・ファン』(96)というのがあったが、まさにそんな感じ。

髪の毛を抜いたり体重の増減をやってのけるカメレオンぶりに感心するのではなく、演技スタイルそのものが好きで、
とくにスコセッシと組んだ際の、暴力的なキャラクターを演じる「でに郎」に惚れている。
ひとを殴って蹴って嬲り殺して、こんなに活き活きとする俳優も居ないのではないか。


映画を面白くする、クールな俳優たち。

クールとは近寄り難さではなく、格好いいことに対する最大級の賛辞。
彼ら彼女らによって、映画に血が通う。

美醜を超えた顔の迫力。リアリティ。エモーション。
そんな贔屓の俳優たちを、日本人と外国人、男子と女子、それぞれ5人ずつ挙げてみる。


ロバート・デ・ニーロ
ハーベイ・カイテル
ゲイリー・クーパー
マイケル・マドセン
ジーン・ハックマン

宮口精二
三橋達也
松田優作
仲代達矢
加藤武

ジョディ・フォスター
ジュリアン・ムーア
エミリー・ワトソン
イザベル・アジャーニ
グレース・ケリー

斉藤由貴
香川京子
木暮実千代
麻生久美子
原田美枝子


ほとんどが信奉する映画監督と直結する俳優たちだが、まぁそんなものだろう。

選に漏れた成龍やスライ、クリストファー・ウォーケン、ジョン・タトゥーロ、
ソーラ・バーチ、ジュリエット・ルイスよ、ごめん。


実力派として認められてはいるが、(このなかでいうと)斉藤由貴の存在だけ「なんとなく」異色と映るのは、彼女がアイドル出身だからであろう。

そう自分は、映画小僧であるいっぽうで、ちょっとイタい感じのアイドル狂でもあるのだった。

そんなわけで次回は、自分を夢中にさせたアイドル・AV女優について。






つづく。

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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』

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明日のコラムは・・・

1日だけシリーズを休載、
『小僧の祈り』


コメント (3)
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