Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

映画偏愛(4)→映画偏愛(5) ~自分を構成する「あらゆるヒト・モノ・コト」vol.29~

2012-03-30 00:15:00 | コラム
月末につき「巻き」が入った? ので、このシリーズもあすで最終回。

マストの映画は沢山挙げてきたが、そういえば気に入りの映画監督を挙げていない。
まぁ作品名と「きれいに」リンクしていくもので、100人も可能だが、とりあえず30人を挙げてみよう。

映画の要は脚本にあり。
とか、
俳優こそ映画の顔。
だとか、
いろいろ書いてきたけれど、映画はやっぱり監督のもの、なのだと思う。


このリストに入っていない小津安二郎や山田洋次、ビリー・ワイルダーなどは、
偉大ではあるし「巧い」とも思うが、たぶん自分がまだガキで、ほんとうのすごさに気づいていない、、ということなのだろう。

とくに山田洋次は「若いころは、ふん! と思ったが、年を取るにつれ、そのよさが分かってきた」というひとが多く、自分もそうなっていくのかもしれない・・・し、そうならないのかもしれない。


(1)マーティン・スコセッシ
(2)黒澤明
(3)デヴィッド・リンチ…トップ画像のひと
(4)塚本晋也
(5)今村昌平
(6)ブライアン・デ・パルマ
(7)原一男
(8)大島渚
(9)クエンティン・タランティーノ
(10)ギャスパー・ノエ
(11)チャールズ・チャップリン
(12)ジョエル&イーサン・コーエン
(13)石井隆
(14)園子温
(15)ポール・トーマス・アンダーソン
(16)スタンリー・キューブリック
(17)デヴィッド・フィンチャー
(18)アルフレッド・ヒッチコック
(19)スティーブン・スピルバーグ
(20)サム・ペキンパー
(21)宮崎駿
(22)ジョン・フォード
(23)フェデリコ・フェリーニ
(24)塩田明彦
(25)神代辰巳
(26)ジェーン・カンピオン…唯一の女性
(27)デヴィッド・クローネンバーグ
(28)鈴木清順
(29)長谷川和彦
(30)ミロシュ・フォアマン

次点に……
フランシス・フォード・コッポラ、フランソワ・トリュフォー、アラン・パーカーなどなど。

スコセッシとタランティーノは映画小僧、
デ・パルマとヒッチコックはヘンタイ、
黒澤とキューブリックは病的な完璧主義者、
リンチはパラノイア、
原と園はサディスト、
クローネンバーグは人体破壊主義者であるし、
奇人変人、大集合じゃないか。

こういうリストだと、クラシックなジョン・フォードや、大家といえるスピルバーグなどが「かえって」異色に映るかもしれないけれど、
じつはスピルバーグって、とんでもないひとなんだ。

この動画でキャリアを改めて確認することが出来るが、不気味さでいったら随一なのかもしれない。
もちろん作品の不気味さなどではなく、スピルバーグ本人の「不気味さ」である。






結論。
どんな人格にせよ、闘う監督であれば、自分はいつだって応援する。

敵はなんだっていい、とにかく闘え映画監督たちよっ!!


つづく。
というわけで、あすは最終回。

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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『映画偏愛(5) ~自分を構成する「あらゆるヒト・モノ・コト」vol.30~』


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