新作映画を年間100本以上は映画館で鑑賞しているのに、コラムには積極的に新作映画を取り上げない。
なんで?
と問うてくるひとも多いが、
(1)ネット時代ゆえ多くのひとが取り上げており、自分はやらなくてもいい
(2)どうせ書くなら中身にまで突っ込みたいが、観ていないひとも多いから沢山の配慮が必要
・・・との理由から、敢えて取り上げないようにしている。
現時点で40本以上、(12年度の)新作映画に触れているが、時間を作って―試写で触れることが多いという立場上、「金を使って」とは書けない―よかったな、観て得をしたなと思った作品は、以下のとおり。
(順不同)
『50/50』
『ハードロマンチッカー』
『サラの鍵』
『CUT』
『聯合艦隊司令長官 山本五十六』
『無言歌』
『永遠の僕たち』
『灼熱の魂』
『けいおん!』
『デビルズ・ダブル』
『アニマル・キングダム』
『J・エドガー』
『キツツキと雨』
『ドラゴン・タトゥーの女』
『預言者』
『東京プレイボーイグラブ』
『メランコリア』
『ポエトリー アグネスの詩』
『アリラン』
『ピープルVSジョージ・ルーカス』
『TIME/タイム』
『マリリン 7日間の恋』
『少年と自転車』
『RIVER』
『DOCUMENTARY of AKB48 show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』
ここに挙げていない3本の作品が、上記の作品群から頭ひとつ、、、どころではない、ふたつみっつくらい抜きん出ており、それは、
『ヒミズ』
『SHAME―シェイム―』
『ヒューゴ』
である。
スコセッシ信者としては、映画愛に溢れた『ヒューゴ』を最高峰に挙げたいが、
『ヒューゴ』は現時点で2Dを3回、3Dを4回の計7回「しか」観ておらず、
『ヒミズ』は8回観ているのだった。
ちなみにこの3作に関しては期待値の高さもあり、敢えて試写には行かず、きっちり入場料を払っている。
えばることではないし、回数でないことは分かっている。
しかし8回観ても『ヒミズ』は飽きず、もっと観たい浴びたいと思わせる力強さに溢れている。
「観てください」ではなく、自分が大好きな「観ろっ!」と受け手を挑発する映画。
自分が映画に求めるもの―殴打されたときと、同じ衝撃を映像で―は「もういいよ」とウンザリされるくらい伝わったと思うが、ついでに去年度のベスト18も挙げておこう。
(1)『冷たい熱帯魚』
(2)『キック・アス』
(3)『監督失格』
(4)『未来を生きる君たちへ』
(5)『アンチクライスト』
(6)『マイ・バック・ページ』
(7)『モールス』
(8)『ブラック・スワン』
(9)『軽蔑』
(10)『モテキ』
(11)『ゴモラ』
(12)『恋の罪』
(13)『トゥルー・グリット』
(14)『明りを灯す人』
(15)『SOMEWHERE』
(16)『キッズ・オールライト』
(17)『ツリー・オブ・ライフ』
(18)『ラビット・ホール』
大手主導のものも「いくつかは」あるが、基本的には作家性の強いものばかりで、
あまり知られていない作品を挙げると「難しそう」とか「難しいのは、ちょっと・・・」と、よく「難」という字が返されるのだが、
上に挙げた作品で難しいものは、ない。
スピルバーグ印の作品のほうがね、ときとして、繰り返す、ときとしてだけれど、よっぽど難しいと思うのだ。
つづく。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
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明日のコラムは・・・
『映画偏愛(2)→映画偏愛(3) ~自分を構成する「あらゆるヒト・モノ・コト」vol.27~』
なんで?
と問うてくるひとも多いが、
(1)ネット時代ゆえ多くのひとが取り上げており、自分はやらなくてもいい
(2)どうせ書くなら中身にまで突っ込みたいが、観ていないひとも多いから沢山の配慮が必要
・・・との理由から、敢えて取り上げないようにしている。
現時点で40本以上、(12年度の)新作映画に触れているが、時間を作って―試写で触れることが多いという立場上、「金を使って」とは書けない―よかったな、観て得をしたなと思った作品は、以下のとおり。
(順不同)
『50/50』
『ハードロマンチッカー』
『サラの鍵』
『CUT』
『聯合艦隊司令長官 山本五十六』
『無言歌』
『永遠の僕たち』
『灼熱の魂』
『けいおん!』
『デビルズ・ダブル』
『アニマル・キングダム』
『J・エドガー』
『キツツキと雨』
『ドラゴン・タトゥーの女』
『預言者』
『東京プレイボーイグラブ』
『メランコリア』
『ポエトリー アグネスの詩』
『アリラン』
『ピープルVSジョージ・ルーカス』
『TIME/タイム』
『マリリン 7日間の恋』
『少年と自転車』
『RIVER』
『DOCUMENTARY of AKB48 show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』
ここに挙げていない3本の作品が、上記の作品群から頭ひとつ、、、どころではない、ふたつみっつくらい抜きん出ており、それは、
『ヒミズ』
『SHAME―シェイム―』
『ヒューゴ』
である。
スコセッシ信者としては、映画愛に溢れた『ヒューゴ』を最高峰に挙げたいが、
『ヒューゴ』は現時点で2Dを3回、3Dを4回の計7回「しか」観ておらず、
『ヒミズ』は8回観ているのだった。
ちなみにこの3作に関しては期待値の高さもあり、敢えて試写には行かず、きっちり入場料を払っている。
えばることではないし、回数でないことは分かっている。
しかし8回観ても『ヒミズ』は飽きず、もっと観たい浴びたいと思わせる力強さに溢れている。
「観てください」ではなく、自分が大好きな「観ろっ!」と受け手を挑発する映画。
自分が映画に求めるもの―殴打されたときと、同じ衝撃を映像で―は「もういいよ」とウンザリされるくらい伝わったと思うが、ついでに去年度のベスト18も挙げておこう。
(1)『冷たい熱帯魚』
(2)『キック・アス』
(3)『監督失格』
(4)『未来を生きる君たちへ』
(5)『アンチクライスト』
(6)『マイ・バック・ページ』
(7)『モールス』
(8)『ブラック・スワン』
(9)『軽蔑』
(10)『モテキ』
(11)『ゴモラ』
(12)『恋の罪』
(13)『トゥルー・グリット』
(14)『明りを灯す人』
(15)『SOMEWHERE』
(16)『キッズ・オールライト』
(17)『ツリー・オブ・ライフ』
(18)『ラビット・ホール』
大手主導のものも「いくつかは」あるが、基本的には作家性の強いものばかりで、
あまり知られていない作品を挙げると「難しそう」とか「難しいのは、ちょっと・・・」と、よく「難」という字が返されるのだが、
上に挙げた作品で難しいものは、ない。
スピルバーグ印の作品のほうがね、ときとして、繰り返す、ときとしてだけれど、よっぽど難しいと思うのだ。
つづく。
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