Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

消費主義者→恋する惑星 ~自分を構成する「あらゆるヒト・モノ・コト」vol.23~

2012-03-23 23:48:59 | コラム
もう春だというのに、カレンダーを購入した。

セミヌードだが、自分の専門分野? であるアイドルやAV女優のものではない。
「アスリート」中西麻耶(トップ画像)によるもので、彼女のことは、先日の朝日社会面で知った。

そうかそうか、パラリンピックに出るのも、通常の五輪と同じような過程を踏まねばならぬのね、その予選にも出られないくらい金銭的に困っているというのなら、協力しようじゃないか・・・ということ。

本稿では身障者などのテーマは(100000字くらい必要になるので)記さない。
記さないが、ただヒトコト、健常者だろうが身障者だろうが、ヌードになるひとは「とことん」応援する―という自分の立場だけは記しておこう。


買う男子(男子、と決めつけてはいけないか)はセミヌードだから気持ちよくなり、
売る彼女は、資金面で悩むことなく練習に集中出来る。
どっちのためにもなっているというのが、支援の理想的な形だと思う。

小林よしのりが薬害エイズ問題で旧厚生省に抗議したとき、
抗議活動も、エンタメで!!
みたいなことをいっていたが、大賛成。

抗議も支援も、楽しんでやるもの―いろいろと難しい問題が絡んでくるとは思うが、そうなればもっと参加するものが増えるはず。
原発デモに歌を取り入れるっていうのは、つまりそういうことなのだろう。


なんも出来ないから、とりあえずお金だけでも・・・という感覚で、3.11以降の募金を続けている。
そんな自分の金銭感覚は「そーとー」ヤバいようで、
だからなのか、かつて多重債務者だった。

きっかけは「自主映画制作の頓挫」ではあったが、借金が何百万にまで膨らんだのは自分の金遣いの荒さが原因である。
『ファイト・クラブ』(99)の主人公のように、典型的な消費主義者なのだった。

貯金して、どーすんの? みたいな感覚がすごくあった。
「あった」というか、現在も「あり」・・・

映画のDVDソフトは、かつて500枚を超えていた。
顔に似合わずデパートの物産展が好きで、よくケーキなどを購入してくるし。
チャリも「そこそこ」いいものに乗っていて。
格闘技観戦に行けば、売店で数万は使い。
格好つけたいからか、皆に奢ったり。

つまり完全に身の丈にあっていない金遣いであり、
そんな自分が現在、最も金をかけているのがTシャツ集めである。

(先日記したように)ユニクロで購入する場合もあるが、
(特殊な世界の)デザイナーズブランドっぽいものがメインだから、1枚5000円以上するものがほとんど。
それが100枚以上あるわけで、けっこうな出費だと思う。

そのなかから、気に入りのコレクションを。


その壱
(左上から時計回りに)
ヒョードルのメッセージ入りのもの
『ゴッドファーザーPARTⅡ』より、デ・ニーロのイラスト
格闘家・北岡悟のトレードマーク、「熊がチョークをかけている」図
『レザボア・ドッグス』より、ミスター・ピンクのイラスト
『ファイト・クラブ』より、クラブの心得が記されたもの

その弐
格闘家・青木真也の関節技を、手錠で表現したもの
『タクシードライバー』より、トラビスのイラスト
格闘技の煽りVアーティスト、佐藤大輔の「煽り文字」プリント
『バッファロー’66』より、ヒロインのイラストをポップアート風に

その参
本サイトのタイトルにもなっている『ケープ・フィアー』より、デ・ニーロの刺青を完全再現したもの
『パルプ・フィクション』より、トラボルタの「血だらけのスーツ」をイメージしたもの
『イレイザーヘッド』のポスター
アンディ・ウォーホールのバナナ
『タクシードライバー』より、モヒカンのトラビスをコミック化


凝り始めると際限がなくなりそうな気もするが、
元多重債務者ゆえ、カードを持てない身分であり、また、ローンさえ組めないクズ野郎なのである、
それが歯止めになっているところがあり、
あと数年も経てばリストから名前が外されるはずなので、カードを持つことが出来る・・・のだが、
この際、ノンカードを続けていくべきなのかも、、、とも思っている。

肥満児を引きずっているのと同様、
「もうあんな思いはゴメンだ」
と思っているから借金地獄にはまることはない―とは思うものの、とりあえず嫁さんになるひとには、しっかり財布を管理してもらうようにしなきゃね。






つづく。

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明日のコラムは・・・

『恋する惑星→ガチンコ ~自分を構成する「あらゆるヒト・モノ・コト」vol.24~』


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「素」まいる→消費主義 ~自分を構成する「あらゆるヒト・モノ・コト」vol.22~

2012-03-23 00:15:00 | コラム
頭がいい―のではなく「頭のかたち」がいいので、坊主は似合っている、、、はず。

頭そのものはモノスゴ小さく、
分かり易くいうと、小学生用の野球帽がちょうどよかったりする。

目は細め、鼻は「やや」大きい、耳は福耳(らしい)、口は・・・ふつうで、最も個性の感じられない部位かもしれない。

そんな顔をしたヤツが、ずっとヘラヘラしている。

「ニコニコ」と評されることのほうが多いが、
それだと好印象しか抱かれない、この際、少し嫌われたほうがいい? ので、敢えて「ヘラヘラ」あるいは「ニヤニヤ」笑っていることにしておこう。

否。

笑っているつもりはなく、ただふつうの顔をしているだけなのに、
「いつもニコニコしていて」とか「なにヘラヘラしてんだよ」とか、いわれてしまうのである。

自分がセラピードッグみたいなイキモノだったらね、それも「あり」だが、残念ながら人間なのだった。


では―といっても、自分では確認しようもないが・・・

格闘技の試合―もう、ずいぶんとしてないけど―をやるときにも、笑っていたのだろうか。

打撃を「モロ」に喰らっても?

うん、あり得る。
KO負けでも、ひょっとしたら笑顔のまま失神していたのかもしれない。
対戦相手、怖かっただろうなと思う。

葬式は?
よく聞かれる問いだが、「なんとなく慈悲深く見えるように」して、その場を切り抜けて? いる。
哀しみを湛えた微笑、、、というか。

って、そんなテクニック、自分にはないね。

告白するときは?
きっと、努めて深刻な顔をしているのだと思う。
ヘラヘラのままでは「馬鹿にしてんの?」と怒られかねないし、カラダ目的と捉えられる可能性だってあるから。

じゃあエッチは?
これだけは、(コトが終わったあと)相手に聞いたことがある。

「自分、地顔のままだった?」
「ううん、ちがった」
「どんな顔してた?」
「ヘンタイっぽい顔、してた」
「(苦笑)まぁそうだろうけれどね、そういう意味じゃなくて」

・・・・・少なくとも、笑ってはいなかったようである。


映画の世界で、印象的な笑顔を見せたのは誰か。

『真夜中のカーボーイ』(69)で、逃走したラッツォ(ダスティン・ホフマン)を「発見」した際のジョー(ジョン・ヴォイト)や、
『突然炎のごとく』(61)で、「振り向きざま」に笑顔を見せるジャンヌ・モローも素敵だが、

『第三の男』(49)のキーパーソン、ハリー・ライム(オーソン・ウェルズ)の微笑に勝るショットは存在しないだろう。

顔を見せるつもりなどなかったのに、突然の灯りで正体がばれてしまったライム―かつての親友マーチン(ジョセフ・コットン)に向けられた微笑は、
不敵でありながら照れ隠しのようにも見えて、ほとんど奇跡のような輝きを放つ名シーンとなっている。


つまり。
ライムの微笑の虜になるひとは世界中に沢山存在するが、
自分のヘラヘラ地顔では、誰も反応しない、、、ということである。






つづく。

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