Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

初体験 リッジモント・ハイ(6)

2012-05-29 00:15:00 | コラム
きょう・あすのテーマは、「初めての創作」。

映画の批評や脚本で食べていくんだ―と決意したのは高校生のころだったが、ことばを紡ぐ、とくに長文を書くのは小学生のころから好きで、好きというだけでなく、
それが自分の、最も得意とするところなんだ―という自覚も持っていた。

初めての本格的な批評は、中学生のころから記していた『映画日記帳』のなかの特別篇『デヴィッド・リンチの考察』。
初めてのシナリオは、高校の授業中に記した『白昼夢』。
ちなみに小学生のころ、『キャプテン隼』という漫画を描いたこともあった。

『白昼夢』はリンチ映画のパクリ、漫画にいたってはタイトルからも分かるように『キャプテン翼』を『隼』に変えただけのパロディだった。

ただ、創作は模倣から始まる―といわれるし、それでよかったんだと思う。
大事なのは完成させることと、それを誰かに読んでもらうこと。

プロであれば「未完」も「ある意味で」格好いいが、アマが「未完」では単に向いていないということになるし、
誰にも読まれぬまま「お蔵入り」になってしまえば、それは作品とはいえない。
だから、自信があったわけではないが、とりあえずクラスメイトや教師に読んでもらうことにした。

速読のひとであっても、ある一定の時間を要するわけで。
つまり自分のために、そのひとの大事な時間を使わせる―そこに思い至れば、どうすれば飽きさせないか、楽しませることが出来るのかを考えるようになり、自ずと技法を取り入れるようになるのだと思う。
それが最初から出来るひとのことを、自分は天才と呼ぶ。
映画監督でいえば、スピルバーグやタランティーノのことを指している。

小学生のころ、国語の授業で小説を書いてみるという企画があった。
その優秀作数篇が、文集に載ると。

きょうのコラムは短めにしておいて、文集に載った自分の処女作をリンクしておきたい。
おそらくこれが、自分にとっての初めての創作、、、のはずである。

そりゃ、いま読んでみるとダメダメな文章だよ、小学生だもの。
いろんなパクリが散見されるし。
ただ話の展開、つまり構成力は、なかなかのものではないか―と思っちゃったりもするのだが、どうだろうか。


その壱

その弐

その参

その四

…………………………………………

本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』

…………………………………………



明日のコラムは・・・

『初体験 リッジモント・ハイ(7)』

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする