えれべー「たー」→「たー」びゅらんす(タービュランス)
唐突で急激な「土砂降り」のことをゲリラ豪雨と表現するようになったのは、5年くらい前からだろうか。
常に自転車で移動するチャリダーな自分は、「きょうのゲリラ、大変だったでしょ?」などといわれることが多いのだが、
雪の降る日・台風の日以外で、きょうはキツい! と思ったことはない。
乗っているあいだは、雨とか「ぜんぜん」気にならないのだ。
へっちゃらさ!
むしろ、もっと触れみたいな。
ジーン・ケリーになった気分で、雨を煽る? 感じで。
・・・といえるのも、ほんとうの豪雨に遭遇していないからかもしれない。
気象災害と呼ばれるもの。
たとえば先日も米国で大きな被害をもたらした竜巻とか。
屋根が、、、いや、ときとして家ごと吹き飛ばされるのだから、73.5kgの自分なんて、チャリごとどこかに持っていかれてしまうのだろう。
『E.T.』(82)の再現だ! などとふざけている場合ではない、
「自然を甘く見るな」とはよく聞くことばだが、そもそも自分、竜巻とハリケーンとサイクロンのちがいさえ明確に知らないわけで。(さっき、Yahoo!知恵袋にお邪魔してみた)
3.11発生時に実感したのは、そういった現象が起こった際、結局は「なにも出来ない」ということ。
ただうろたえて、コトが治まるのを待つ。
あわあわしている自分が情けないが、いっぽうで人間なんてその程度なのだろうな、、、とも思ったり。
映画『乱気流 タービュランス』(97)を観るまで、乱気流という現象なんて知らなかった。
『バックドラフト』(91)を観て以降も、ニュース番組で「―バックドラフトという現象が」などとキャスターが発すると“知ったかぶり全開”で「あぁバックドラフトね」などといってみたりもするが、
じゃあ乱気流やバックドラフトを説明せよといわれても、
えーと、えーと・・・ばかりで、なんのことばも出てこなかったりするのだけれども。
いえることといったら「とにかく大変な状況」くらいで、これじゃあさっぱり分からない。
日常生活においては危険がないとされる乱気流とはつまり、積乱雲のなかで存在することが多く、気流が不規則になるため飛行機の安全を脅かす。
このなかに入った飛行機は機体を安定させることが難しく、墜落の危険さえあるという。
このアクシデントを取り入れたパニック映画が『乱気流 タービュランス』で、
CA役のローレン・ホリーが飛行機を操縦するという(割と)トンデモ作品ではあったのだが、脚本がスカスカだったというのもあり、彼女の熱演は報われない失敗作ということになっている。
まぁ実際つまらなかったのだが、この映画によって乱気流を知ることが出来た。
「あげまん」とか「エアフォース・ワン」とか、変り種では「スポンティニアス・コンパッション」(人体自然発火)とか、映画で知ることばや現象は多い。
知らなくても生きていけるのかもしれないが、それこそトリビアじゃないけれど、知っていたほうが会話も弾むし豊かな人間になれそうな気がする。
そういう意味では駄作にだって価値はあるわけで、観なくていい映画なんてひとつもないよな―などとも思うのであった。
あすのしりとりは・・・
たーびゅらん「す」→「す」てぃぐま。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(44)』
唐突で急激な「土砂降り」のことをゲリラ豪雨と表現するようになったのは、5年くらい前からだろうか。
常に自転車で移動するチャリダーな自分は、「きょうのゲリラ、大変だったでしょ?」などといわれることが多いのだが、
雪の降る日・台風の日以外で、きょうはキツい! と思ったことはない。
乗っているあいだは、雨とか「ぜんぜん」気にならないのだ。
へっちゃらさ!
むしろ、もっと触れみたいな。
ジーン・ケリーになった気分で、雨を煽る? 感じで。
・・・といえるのも、ほんとうの豪雨に遭遇していないからかもしれない。
気象災害と呼ばれるもの。
たとえば先日も米国で大きな被害をもたらした竜巻とか。
屋根が、、、いや、ときとして家ごと吹き飛ばされるのだから、73.5kgの自分なんて、チャリごとどこかに持っていかれてしまうのだろう。
『E.T.』(82)の再現だ! などとふざけている場合ではない、
「自然を甘く見るな」とはよく聞くことばだが、そもそも自分、竜巻とハリケーンとサイクロンのちがいさえ明確に知らないわけで。(さっき、Yahoo!知恵袋にお邪魔してみた)
3.11発生時に実感したのは、そういった現象が起こった際、結局は「なにも出来ない」ということ。
ただうろたえて、コトが治まるのを待つ。
あわあわしている自分が情けないが、いっぽうで人間なんてその程度なのだろうな、、、とも思ったり。
映画『乱気流 タービュランス』(97)を観るまで、乱気流という現象なんて知らなかった。
『バックドラフト』(91)を観て以降も、ニュース番組で「―バックドラフトという現象が」などとキャスターが発すると“知ったかぶり全開”で「あぁバックドラフトね」などといってみたりもするが、
じゃあ乱気流やバックドラフトを説明せよといわれても、
えーと、えーと・・・ばかりで、なんのことばも出てこなかったりするのだけれども。
いえることといったら「とにかく大変な状況」くらいで、これじゃあさっぱり分からない。
日常生活においては危険がないとされる乱気流とはつまり、積乱雲のなかで存在することが多く、気流が不規則になるため飛行機の安全を脅かす。
このなかに入った飛行機は機体を安定させることが難しく、墜落の危険さえあるという。
このアクシデントを取り入れたパニック映画が『乱気流 タービュランス』で、
CA役のローレン・ホリーが飛行機を操縦するという(割と)トンデモ作品ではあったのだが、脚本がスカスカだったというのもあり、彼女の熱演は報われない失敗作ということになっている。
まぁ実際つまらなかったのだが、この映画によって乱気流を知ることが出来た。
「あげまん」とか「エアフォース・ワン」とか、変り種では「スポンティニアス・コンパッション」(人体自然発火)とか、映画で知ることばや現象は多い。
知らなくても生きていけるのかもしれないが、それこそトリビアじゃないけれど、知っていたほうが会話も弾むし豊かな人間になれそうな気がする。
そういう意味では駄作にだって価値はあるわけで、観なくていい映画なんてひとつもないよな―などとも思うのであった。
あすのしりとりは・・・
たーびゅらん「す」→「す」てぃぐま。
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明日のコラムは・・・
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