Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

初体験 リッジモント・ハイ(45)

2013-06-22 03:07:50 | コラム
サッカー日本代表が次回W杯の出場を決めてホッとしている。

出場が決まった晩。
渋谷の乱痴気騒ぎとそれを捌こうとするDJポリスが話題になったが、騒いだ連中は、そもそも真のサポーターではない―なんていう風に批判する向きもあったけれど、
祭りだってなんだってそういうところがあるんじゃないか、単に騒ぎたい、暴れたい、もちろん死者とか出たらシャレにならないが、溜め込んだエネルギーを発散する「いい機会」と解釈してあげようよ、、、というのは、ちょっと寛容に過ぎるのだろうか。

そういえば自分、サッカーを生観戦したことがない。

サッカーだけではない、
テレビ観戦したことはあっても、会場で触れたことのないスポーツは多い。

生で観る、ということ。

単に回数だけでランキングをつけてみると・・・

1位は、もちろん映画。
18歳以降で限定してみても、最低でも月に10回、年に120回、それを21年だから約2500回。
「少なくとも」の計算なので、どう考えても1位は不動。
もし、なんらかの事情によって「今後一切、映画館で映画を観ない」ということにしても、これは変わらないし変えられない。

次いで舞台、音楽、美術、最後にスポーツ。

えっ。
格闘技好きなんでしょ、って?

それはそうだが、格闘技は野球のペナントレースとはちがう。
季節に左右される競技ではないが、ボクシングを例に取ってみても、タイトルマッチなんて数ヶ月に一度だもの、回数だけだと美術館に行くより少ないということになるのだった。

で、その内訳。

30回以上50回未満で総合格闘技MMA。
20回以上が立ち技「打撃」競技。
10回以上がボクシングと柔道、
10回未満がプロ野球、テニス(ヒンギスとドギッチ=トップ画像が好きだった)くらいなものか。

か、偏り過ぎている。

安藤ミキティのことを中学生時代から注目していたのに、フィギュアスケートを生で観たことがない。
石川かすみん(きのう、初戦で敗退! 最近不調かな)推しなのに、卓球を生で観たことがない。

・・・って、女子目当てかよ!?

と突っ込まれそうだが、そっから入ってもいいじゃん。最終的に競技そのものを好きになれば。

今年、ピンチヒッターでゴルフの取材には行った。
横峯さくら(もうすぐ予選通過が100になる!)に焦点を当てる仕事で、ゴルフに関して無知だったのだが、さくらちゃんの人柄のよさもあって、この競技の魅力がちょっとだけ分かった。

そういう、生で触れたからこそ気づく魅力ってあると思うのだよね。


いっぽうで「じっくり観るには、テレビのほうが適している」という意見もある。
それも納得。

格闘技の、自分の好きな「寝技の攻防」にしたって、座席によってはぜんぜん見えなくなってしまうし。
球技だってそうだろう、小さな球をずっと追うとなると「球を追い続けてくれる」カメラワークはたいへん有難いし。

ただそれは「じっくり聴きたい音楽」などにもいえることで、生で触れる醍醐味というのは、べつのところにある・・・というのは、分かりきったことだけれども。

つまりは、一体感。
これを体感したら、生で観ることをやめられない。


というわけで、今回の初体験シリーズは「初めて生観戦したスポーツ」でいってみよう。

結論からいえば、やっぱり格闘技だった。


つづく。


※生観戦の醍醐味は、試合そのものだけじゃない




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明日のコラムは・・・

『初体験 リッジモント・ハイ(46)』

コメント (1)
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