ライター業を始めたばかりのころ・・・
音楽ライターをやっている先輩の家に遊びに行って、たまげたことがある。
部屋の7割がCDで出来ている・・・って、なんか間違った表現だろうが、ほんとうにそんな印象を受けた。
四方どこを見てもCDラック、そのラックに隙間なくCDが収納されていて、軽く1万枚は超えていた。
「何枚あるんですか?」
「きのうの時点で、3万3千2百かな」
「きっちり数えているんですか?」
「うん、リスト化してる。1枚増える度にエクセルに入力して管理しておかないと、自分でもどこになにがあるか分からない」
「ひょっとして、あいうえお順に並べてます?」
「正確に、、、ではないけどね」
「すごい! ぜんぶ買ったものですか?」
「まさか! 半分以上が、勝手に送られてくるサンプル」
「そうか、レビュー書いてほしいから、送られてくるものなんですね」
「うん、君もそのうち分かるよ。最初はうれしいけど、発売日って重なることが多いから、5枚も6枚も一気に送られてくると、封も開けたくなくなる。口外は出来ないがね(笑う)」
「そういうものですかね」
「うん、君の場合は、だから、小さな格闘技興行のチケットとか、AVとか、映画の試写会だとか、、、」
「うれしいものばかり、ですけど」
「だから最初は、ね」
「最初は、ですか」
「うん、いくら好きなものでも、そう感じる日がきっとやってくる」
あれから10年―。
確かに部屋は、AVで占拠されている笑
ありがたいことだが、先輩がいうように、ちょっとしんどい。
封さえ開けないということはないが、開けて再生してみて、10秒で入れ替えちゃったり。
ブックオフに持っていけばいい?
それも考えたが、パッケージにはでかでかと「Sample」と刻印されている。
そう、シールではなく印刷されているのだ。
それでも店によっては買い取ってくれるだろうが、市場に出ていないものをばらまくのは、自分のなかに「ちょっとだけ」芽生えている倫理の精神が痛む。
だから売れない。
だから増え続ける。
AVがひたすら増えていく。
とことん増えていく。
あぁ恐ろしい。
南海トラフが起きたとしたら、自分はAVに埋もれて死んでいくのかもしれない。
願望をいえば、生身の女人に埋もれて死にたいが・・・って、あんまりそういう冗談をいうべきではないのか。
そんなわけで? カレンダーの季節である。
そんな季節があるのかって話だが、度々書いているように、アイドルにとっては写真集やDVDと同様、自身の「ほんとうの」人気を知ることが出来る、大事な大事なアイテムのひとつなのだった。
今月―。
「来年は、誰にしようかな~?」
なんて、阿呆面でアマゾンを閲覧していると、この1週間で5つもアイドルのカレンダーが届いた。
いちばんうれしかったのは小池里奈(トップ画像)だが、
ほかは壇蜜、紗綾、中村静香、川島海荷である。
まだ届きそうな気もするが、「ここからは届きそうもないな」と思われるものを買うことにした。
・・・って、5つあるのに、まだ買う気なのか!?
と、とりあえず自分ツッコミをしておく。
しておくが、でも買う。
で、今年も買った、ももクロの日めくりカレンダー「姫クリ」に決定。
AVにアイドルカレンダー、申し訳なさそうに格闘技のポスター、そして映画のDVD・・・・・39歳男子の部屋は、そういうものに囲まれている。
※GILLEバージョンの、『行くぜっ! 怪盗少女』を
なかなか格好いいと思うよ。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(53)』
音楽ライターをやっている先輩の家に遊びに行って、たまげたことがある。
部屋の7割がCDで出来ている・・・って、なんか間違った表現だろうが、ほんとうにそんな印象を受けた。
四方どこを見てもCDラック、そのラックに隙間なくCDが収納されていて、軽く1万枚は超えていた。
「何枚あるんですか?」
「きのうの時点で、3万3千2百かな」
「きっちり数えているんですか?」
「うん、リスト化してる。1枚増える度にエクセルに入力して管理しておかないと、自分でもどこになにがあるか分からない」
「ひょっとして、あいうえお順に並べてます?」
「正確に、、、ではないけどね」
「すごい! ぜんぶ買ったものですか?」
「まさか! 半分以上が、勝手に送られてくるサンプル」
「そうか、レビュー書いてほしいから、送られてくるものなんですね」
「うん、君もそのうち分かるよ。最初はうれしいけど、発売日って重なることが多いから、5枚も6枚も一気に送られてくると、封も開けたくなくなる。口外は出来ないがね(笑う)」
「そういうものですかね」
「うん、君の場合は、だから、小さな格闘技興行のチケットとか、AVとか、映画の試写会だとか、、、」
「うれしいものばかり、ですけど」
「だから最初は、ね」
「最初は、ですか」
「うん、いくら好きなものでも、そう感じる日がきっとやってくる」
あれから10年―。
確かに部屋は、AVで占拠されている笑
ありがたいことだが、先輩がいうように、ちょっとしんどい。
封さえ開けないということはないが、開けて再生してみて、10秒で入れ替えちゃったり。
ブックオフに持っていけばいい?
それも考えたが、パッケージにはでかでかと「Sample」と刻印されている。
そう、シールではなく印刷されているのだ。
それでも店によっては買い取ってくれるだろうが、市場に出ていないものをばらまくのは、自分のなかに「ちょっとだけ」芽生えている倫理の精神が痛む。
だから売れない。
だから増え続ける。
AVがひたすら増えていく。
とことん増えていく。
あぁ恐ろしい。
南海トラフが起きたとしたら、自分はAVに埋もれて死んでいくのかもしれない。
願望をいえば、生身の女人に埋もれて死にたいが・・・って、あんまりそういう冗談をいうべきではないのか。
そんなわけで? カレンダーの季節である。
そんな季節があるのかって話だが、度々書いているように、アイドルにとっては写真集やDVDと同様、自身の「ほんとうの」人気を知ることが出来る、大事な大事なアイテムのひとつなのだった。
今月―。
「来年は、誰にしようかな~?」
なんて、阿呆面でアマゾンを閲覧していると、この1週間で5つもアイドルのカレンダーが届いた。
いちばんうれしかったのは小池里奈(トップ画像)だが、
ほかは壇蜜、紗綾、中村静香、川島海荷である。
まだ届きそうな気もするが、「ここからは届きそうもないな」と思われるものを買うことにした。
・・・って、5つあるのに、まだ買う気なのか!?
と、とりあえず自分ツッコミをしておく。
しておくが、でも買う。
で、今年も買った、ももクロの日めくりカレンダー「姫クリ」に決定。
AVにアイドルカレンダー、申し訳なさそうに格闘技のポスター、そして映画のDVD・・・・・39歳男子の部屋は、そういうものに囲まれている。
※GILLEバージョンの、『行くぜっ! 怪盗少女』を
なかなか格好いいと思うよ。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(53)』