Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

マイ、カレンダーガール

2013-10-08 00:30:00 | コラム
ライター業を始めたばかりのころ・・・
音楽ライターをやっている先輩の家に遊びに行って、たまげたことがある。

部屋の7割がCDで出来ている・・・って、なんか間違った表現だろうが、ほんとうにそんな印象を受けた。
四方どこを見てもCDラック、そのラックに隙間なくCDが収納されていて、軽く1万枚は超えていた。

「何枚あるんですか?」
「きのうの時点で、3万3千2百かな」
「きっちり数えているんですか?」
「うん、リスト化してる。1枚増える度にエクセルに入力して管理しておかないと、自分でもどこになにがあるか分からない」
「ひょっとして、あいうえお順に並べてます?」
「正確に、、、ではないけどね」
「すごい! ぜんぶ買ったものですか?」
「まさか! 半分以上が、勝手に送られてくるサンプル」
「そうか、レビュー書いてほしいから、送られてくるものなんですね」
「うん、君もそのうち分かるよ。最初はうれしいけど、発売日って重なることが多いから、5枚も6枚も一気に送られてくると、封も開けたくなくなる。口外は出来ないがね(笑う)」
「そういうものですかね」
「うん、君の場合は、だから、小さな格闘技興行のチケットとか、AVとか、映画の試写会だとか、、、」
「うれしいものばかり、ですけど」
「だから最初は、ね」
「最初は、ですか」
「うん、いくら好きなものでも、そう感じる日がきっとやってくる」


あれから10年―。

確かに部屋は、AVで占拠されている笑

ありがたいことだが、先輩がいうように、ちょっとしんどい。
封さえ開けないということはないが、開けて再生してみて、10秒で入れ替えちゃったり。

ブックオフに持っていけばいい?

それも考えたが、パッケージにはでかでかと「Sample」と刻印されている。
そう、シールではなく印刷されているのだ。

それでも店によっては買い取ってくれるだろうが、市場に出ていないものをばらまくのは、自分のなかに「ちょっとだけ」芽生えている倫理の精神が痛む。

だから売れない。
だから増え続ける。

AVがひたすら増えていく。
とことん増えていく。

あぁ恐ろしい。

南海トラフが起きたとしたら、自分はAVに埋もれて死んでいくのかもしれない。
願望をいえば、生身の女人に埋もれて死にたいが・・・って、あんまりそういう冗談をいうべきではないのか。


そんなわけで? カレンダーの季節である。

そんな季節があるのかって話だが、度々書いているように、アイドルにとっては写真集やDVDと同様、自身の「ほんとうの」人気を知ることが出来る、大事な大事なアイテムのひとつなのだった。


今月―。

「来年は、誰にしようかな~?」

なんて、阿呆面でアマゾンを閲覧していると、この1週間で5つもアイドルのカレンダーが届いた。

いちばんうれしかったのは小池里奈(トップ画像)だが、
ほかは壇蜜、紗綾、中村静香、川島海荷である。

まだ届きそうな気もするが、「ここからは届きそうもないな」と思われるものを買うことにした。

・・・って、5つあるのに、まだ買う気なのか!?

と、とりあえず自分ツッコミをしておく。

しておくが、でも買う。


で、今年も買った、ももクロの日めくりカレンダー「姫クリ」に決定。


AVにアイドルカレンダー、申し訳なさそうに格闘技のポスター、そして映画のDVD・・・・・39歳男子の部屋は、そういうものに囲まれている。


※GILLEバージョンの、『行くぜっ! 怪盗少女』を

なかなか格好いいと思うよ。




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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(53)』

コメント (2)
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