67年10月8日生まれ・現在46歳。
福岡出身。
公式プロフィール…そうか、ホリプロさんでしたか
周防正行の映画のなかでいちばん好きなのは、モックンが坊さんに扮した『ファンシィダンス』(89)です。
モックンも鈴木保奈美も好演していたけれど、最も笑ったのは「ふとっちょの俳優さん」による、カラオケボックスのシーンでの「焼肉の替え歌」でした。
存在感というか、とぼけたおかしみというか、抜群だと思いました。
後年、この替え歌を披露した田口浩正(たぐち・ひろまさ)さんが元芸人さんだということを知り、なるほど、あのおかしみはそこからきていたのか・・・と。
芸人時代の相方は、あの芋洗坂係長。(同期は「さまぁ~ず」)
お互い、ピンで成功したことになりますけれど、このふたりがボケとツッコミをやっていたなんて、なんか想像しただけで笑っちゃいます。
いま見てみたい気もするけれど、そんな安いバラエティ的な企画なんか、やらないほうがいいのかな。想像で止めておいたほうがいいのかもしれませんよね。
ふとっちょ―デブ、とはいいたくないです、なんとなく笑―の眼鏡さんって、もうそれだけで「いいひと」感マックスですよね、
でも田口さんのいいところは、イヤなヤツも無理なく演じられるところ―だったりします。
基本的にはコメディリリーフとして作品の「隅のほう」でクスッとする笑いを提供することが多いですが、もっともっと目立ったキャラクターを演じてもいい気がします。
※こんなCMにも出演、やっぱり独特なおかしみがあります
<経歴>
劇団東京乾電池の第1期研究生になったころ、のちに芋洗坂係長となる? 小浦一優と出会い、お笑いコンビ「テンション」を結成。
映画俳優デビュー作は、前述した『ファンシィダンス』。
92年にはコンビを解消し、俳優一本でやっていくことを決意します。
『シコふんじゃった。』(92)、『オールナイトロング』(92)、
伊集院光が演出をする『ファットマンブラザーズ~百貫探偵~』(95…でもはっきりいって、ぜんぜん面白くなかったです)、
そして、周防監督の『Shall we ダンス?』(96)で体型にコンプレックスを持つ中年を好演。
レッスン中、渡辺えり子に罵倒されて泣き出す―この演技で田口さんを知ったひとも多いのではないでしょうか。
『ラヂオの時間』(97)を経た98年、『MIND GAME』で映画監督に初挑戦。
悪くはなかったですが、これ一本だと監督の手腕とかは評価出来ないですねー。
『のど自慢』(99)、『きみのためにできること』(99)、
『恋に唄えば♪』(2002)、『フライ、ダディ、フライ』(2005)、『妖怪大戦争』(2005)、『大奥』(2006)、
『それでもボクはやってない』(2007)、『チーム・バチスタの栄光』(2008)、『僕の彼女はサイボーグ』(2008)、『おっぱいバレー』(2009)。
出演作はそれほど多くはないですね、しかしどの作品でも独特な存在感を発揮していると思います。
最新作は、来年公開予定の『偉大なる、しゅららぼん』。
万城目学の原作小説を映画化したものですが、ここでもコメディリリーフでしょうか。
そろそろ堂々の主演、しかもサイテーな主人公、、、みたいな映画も観たいところです。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
男優列伝、3連続です。
『にっぽん男優列伝(208)宅麻伸』
福岡出身。
公式プロフィール…そうか、ホリプロさんでしたか
周防正行の映画のなかでいちばん好きなのは、モックンが坊さんに扮した『ファンシィダンス』(89)です。
モックンも鈴木保奈美も好演していたけれど、最も笑ったのは「ふとっちょの俳優さん」による、カラオケボックスのシーンでの「焼肉の替え歌」でした。
存在感というか、とぼけたおかしみというか、抜群だと思いました。
後年、この替え歌を披露した田口浩正(たぐち・ひろまさ)さんが元芸人さんだということを知り、なるほど、あのおかしみはそこからきていたのか・・・と。
芸人時代の相方は、あの芋洗坂係長。(同期は「さまぁ~ず」)
お互い、ピンで成功したことになりますけれど、このふたりがボケとツッコミをやっていたなんて、なんか想像しただけで笑っちゃいます。
いま見てみたい気もするけれど、そんな安いバラエティ的な企画なんか、やらないほうがいいのかな。想像で止めておいたほうがいいのかもしれませんよね。
ふとっちょ―デブ、とはいいたくないです、なんとなく笑―の眼鏡さんって、もうそれだけで「いいひと」感マックスですよね、
でも田口さんのいいところは、イヤなヤツも無理なく演じられるところ―だったりします。
基本的にはコメディリリーフとして作品の「隅のほう」でクスッとする笑いを提供することが多いですが、もっともっと目立ったキャラクターを演じてもいい気がします。
※こんなCMにも出演、やっぱり独特なおかしみがあります
<経歴>
劇団東京乾電池の第1期研究生になったころ、のちに芋洗坂係長となる? 小浦一優と出会い、お笑いコンビ「テンション」を結成。
映画俳優デビュー作は、前述した『ファンシィダンス』。
92年にはコンビを解消し、俳優一本でやっていくことを決意します。
『シコふんじゃった。』(92)、『オールナイトロング』(92)、
伊集院光が演出をする『ファットマンブラザーズ~百貫探偵~』(95…でもはっきりいって、ぜんぜん面白くなかったです)、
そして、周防監督の『Shall we ダンス?』(96)で体型にコンプレックスを持つ中年を好演。
レッスン中、渡辺えり子に罵倒されて泣き出す―この演技で田口さんを知ったひとも多いのではないでしょうか。
『ラヂオの時間』(97)を経た98年、『MIND GAME』で映画監督に初挑戦。
悪くはなかったですが、これ一本だと監督の手腕とかは評価出来ないですねー。
『のど自慢』(99)、『きみのためにできること』(99)、
『恋に唄えば♪』(2002)、『フライ、ダディ、フライ』(2005)、『妖怪大戦争』(2005)、『大奥』(2006)、
『それでもボクはやってない』(2007)、『チーム・バチスタの栄光』(2008)、『僕の彼女はサイボーグ』(2008)、『おっぱいバレー』(2009)。
出演作はそれほど多くはないですね、しかしどの作品でも独特な存在感を発揮していると思います。
最新作は、来年公開予定の『偉大なる、しゅららぼん』。
万城目学の原作小説を映画化したものですが、ここでもコメディリリーフでしょうか。
そろそろ堂々の主演、しかもサイテーな主人公、、、みたいな映画も観たいところです。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
男優列伝、3連続です。
『にっぽん男優列伝(208)宅麻伸』