えー「あい」→「あい」としゅくめいのいずみ
映画が好きであると自覚するようになったあたりからの「お気に入り女優」(の、海外篇)を、思い出すかぎり挙げてみる。
<14歳~17歳>
シンシア・ギブ
ジェニファー・コネリー
アリッサ・ミラノ
グロリア・イップ
ジョイ・ウォン
マギー・チャン
エマニュエル・ベアール
ポーレット・ゴダード
ティッピ・ヘドレン
グレース・ケリー
ジョディ・フォスター
ロザンナ・アークウェット
メラニー・グリフィス
<18歳~22歳>
ベアトリス・ダル
ヴァージニア・マドセン
キム・ベイシンガー
ジュリエット・ルイス
パトリシア・アークウェット
イザベル・アジャーニ
マデリーン・ストー
シェリリン・フェン
ニコール・キッドマン
<23歳~>
クリスティーナ・リッチ
エミリー・ワトソン
ソーラ・バーチ
ヘザー・グレアム
ジュリアン・ムーア
アマンダ・セイフライド
クロエ・グレース・モレッツ
・・・・・挙げたら切りがないが、だいたいこんな感じか。
グレース・ケリーの浮いている感じがなんともいえない汗 が、すべてきちんと説明出来るリストとなっている。
初心者? のころは比較対象も少ないので、雑誌『ロードショー』の人気ランキング上位の女優さんを「なんとなく」好きになった。
シンシア・ギブなんて母国での人気はなかったといっていい、だから米国の映画研究者のなかでも彼女の名前を聞いてピンとこないひとは多いにちがいない。
グロリア・イップからの3人は、成龍映画を中心に観ていたから香港の女優を立て続けに好きになったということ。
ポーレット・ゴダードはチャップリン後期のミューズであったから、当然のように好きになった。
ジョディは、もちろん『タクシードライバー』(76)の影響。
このひとには3度ほどファンレターを書いた。うん、もちろん英語で。
18歳以降に好きになった女優さんは、脱ぎっぷりがよく、ヨゴレだってなんだって映画のためならやりますよ―そんな度胸を持つというのが共通点か。
<14歳~17歳>の項で、グレース嬢と同様に浮いている感じがするのはエマニュエル・ベアールだろう。
仏語圏から唯一のランクイン。
アクション映画を中心に鑑賞していた少年期、ポスター(トップ画像)に魅かれて観たのが『愛と宿命の泉』(86)だった。
『フロレット家のジャン』『泉のマノン』の二部作からなり、計240分という大作である。
監督クロード・ベリのことなんか、まだ聞いたことがなかった。
主演のイヴ・モンタンがどれほど偉大なひとなのかなんて知らず、
仏国を代表する二大俳優、ジェラール・ドパルデューとダニエル・オートゥイユが共演していたことも、のちの資料で理解した―程度の浅い知識だったんだ、まだ。
とにかくエマの美しい顔を拝みたかった。
ただそれだけのために、240分の大作と対峙する。
なんだ、エマが登場するのは後半『泉のマノン』からじゃないか! なんて怒りながらも、筋そのものに夢中になった。
クサい邦題はともかく、名作である。
20年代の仏国プロヴァンス地方を舞台に繰り広げられる、貧困と愛憎の物語。
エマ扮するマノンは、都会出身のセムシ男ジャン(ジェラール・ドパルデュー)の娘として登場するが、
えぇ!
ドパルデューは名優だが、あんな顔の崩れた大男のDNAから美女が生まれるか!? なんて思った。
まぁでも、上のリストにも登場するヴァージニア・マドセンだって、兄貴は「あの」マイケルなわけでね、
おかあさんがよっぽどの美人だったのだろう、、、と解釈した。
映画は究極的には、最終的には監督のもの―というのが持論だが、
筋から入ってもよし、テーマから入ってもよし、俳優から入ってもよし、もっといえば俳優の美醜から入ってもいいわけで、じつに間口の広い世界だなぁ・・・なんて、あらためて映画を賛美したくなるのだった。
※日本でのベアール人気は、このCMから
次回ののしりとりは・・・
あいとしゅくめいのいず「み」→「み」にしあたー。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
前ブログのコラムを完全保存『macky’s hole』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『ひとりperfume』
映画が好きであると自覚するようになったあたりからの「お気に入り女優」(の、海外篇)を、思い出すかぎり挙げてみる。
<14歳~17歳>
シンシア・ギブ
ジェニファー・コネリー
アリッサ・ミラノ
グロリア・イップ
ジョイ・ウォン
マギー・チャン
エマニュエル・ベアール
ポーレット・ゴダード
ティッピ・ヘドレン
グレース・ケリー
ジョディ・フォスター
ロザンナ・アークウェット
メラニー・グリフィス
<18歳~22歳>
ベアトリス・ダル
ヴァージニア・マドセン
キム・ベイシンガー
ジュリエット・ルイス
パトリシア・アークウェット
イザベル・アジャーニ
マデリーン・ストー
シェリリン・フェン
ニコール・キッドマン
<23歳~>
クリスティーナ・リッチ
エミリー・ワトソン
ソーラ・バーチ
ヘザー・グレアム
ジュリアン・ムーア
アマンダ・セイフライド
クロエ・グレース・モレッツ
・・・・・挙げたら切りがないが、だいたいこんな感じか。
グレース・ケリーの浮いている感じがなんともいえない汗 が、すべてきちんと説明出来るリストとなっている。
初心者? のころは比較対象も少ないので、雑誌『ロードショー』の人気ランキング上位の女優さんを「なんとなく」好きになった。
シンシア・ギブなんて母国での人気はなかったといっていい、だから米国の映画研究者のなかでも彼女の名前を聞いてピンとこないひとは多いにちがいない。
グロリア・イップからの3人は、成龍映画を中心に観ていたから香港の女優を立て続けに好きになったということ。
ポーレット・ゴダードはチャップリン後期のミューズであったから、当然のように好きになった。
ジョディは、もちろん『タクシードライバー』(76)の影響。
このひとには3度ほどファンレターを書いた。うん、もちろん英語で。
18歳以降に好きになった女優さんは、脱ぎっぷりがよく、ヨゴレだってなんだって映画のためならやりますよ―そんな度胸を持つというのが共通点か。
<14歳~17歳>の項で、グレース嬢と同様に浮いている感じがするのはエマニュエル・ベアールだろう。
仏語圏から唯一のランクイン。
アクション映画を中心に鑑賞していた少年期、ポスター(トップ画像)に魅かれて観たのが『愛と宿命の泉』(86)だった。
『フロレット家のジャン』『泉のマノン』の二部作からなり、計240分という大作である。
監督クロード・ベリのことなんか、まだ聞いたことがなかった。
主演のイヴ・モンタンがどれほど偉大なひとなのかなんて知らず、
仏国を代表する二大俳優、ジェラール・ドパルデューとダニエル・オートゥイユが共演していたことも、のちの資料で理解した―程度の浅い知識だったんだ、まだ。
とにかくエマの美しい顔を拝みたかった。
ただそれだけのために、240分の大作と対峙する。
なんだ、エマが登場するのは後半『泉のマノン』からじゃないか! なんて怒りながらも、筋そのものに夢中になった。
クサい邦題はともかく、名作である。
20年代の仏国プロヴァンス地方を舞台に繰り広げられる、貧困と愛憎の物語。
エマ扮するマノンは、都会出身のセムシ男ジャン(ジェラール・ドパルデュー)の娘として登場するが、
えぇ!
ドパルデューは名優だが、あんな顔の崩れた大男のDNAから美女が生まれるか!? なんて思った。
まぁでも、上のリストにも登場するヴァージニア・マドセンだって、兄貴は「あの」マイケルなわけでね、
おかあさんがよっぽどの美人だったのだろう、、、と解釈した。
映画は究極的には、最終的には監督のもの―というのが持論だが、
筋から入ってもよし、テーマから入ってもよし、俳優から入ってもよし、もっといえば俳優の美醜から入ってもいいわけで、じつに間口の広い世界だなぁ・・・なんて、あらためて映画を賛美したくなるのだった。
※日本でのベアール人気は、このCMから
次回ののしりとりは・・・
あいとしゅくめいのいず「み」→「み」にしあたー。
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明日のコラムは・・・
『ひとりperfume』