きのう登場した仲村トオルちゃんもそうだけど・・・
歌ってみたら「あれ?」だったひとって、けっこう居る。
宮沢りえちゃんの歌声も、かなりびっくりしたし。
でも、トオルちゃんやりえちゃんは「あくまでも」俳優である。
歌手を名乗っているにも関わらず、トオルちゃんやりえちゃんよりもヘタッピなひとは多数存在する。
アイドルと呼ばれるひとたちだ。
まぁ好きだけど。
たいがいのアイドルのことが。
(でもAKBは、興味がだいぶ薄れた)
いつごろなんでしょう、アイドルは歌唱力がなくてもいい―とされたのは。
べつに現在のアイドルを擁護するつもりはないけれど、おっさんおばさんが、彼女たちの歌を聴いて「ヘタ!」と腐すのを見ると、
いやいや、天地真理だってそーとーなものだったよ!! と、いい返してやりたくなる。
そう、あのあたりからでしょう。
ヘタさをフレッシュさで補えるようになったのは。
・・・まぁいいや、きょうはアイドル論をやりたいわけじゃないし。
さて。
今宵は、劇中のなかで俳優さんが歌を披露している映画の10傑を展開してみたい。
ミュージカルは除外。
だって、基本的に歌が巧いひとが起用されるわけだし、それじゃあ意外性に欠けるから。
歌ってみたら「びっくりするほど」巧かった、あるいはその逆だった俳優さんたちのリストです。
(1)『モダン・タイムス』(36)
歌い手:チャールズ・チャップリン
チャップリンによる創作言語で歌われた『ティティナ』。
歌詞の意味は「はっきりとは」分からない―が、パントマイムがヒントになり、その世界観が「なんとなく」見えてくる。
(2)『マグノリア』(99)
歌い手:主要人物全員
エイミー・マンのオリジナルソングを、別々の場所に居るキャラクターが同時に歌う。
こういう描写を「ぬけぬけと」やってのけるから、ポール・トーマス・アンダーソンってすごい。
(3)『知りすぎていた男』(56)
歌い手:ドリス・デイ
観ていないひとまで知っている、『ケ・セラ・セラ』。
♪ なるように、なる ♪
ほんとう、そうだと思う。
(4)『ディア・ハンター』(78)
歌い手:主要人物全員
ヒットソング『君の瞳に恋してる』は、この映画で知った。
(5)『恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』(89)
歌い手:ミシェル・ファイファー…トップ画像
『マイ・ファニー・バレンタイン』のほかに、ここでも登場の定番曲『君の瞳に恋してる』をセクシーに歌う。
こんなに美人でさ、歌も巧いなんて、どうかしてるよ。
(6)『20世紀ノスタルジア』(97)
歌い手:広末涼子
はっきりと下手だが、瑞々しいので、それも許せる。
不思議な映画、しかし支持率高し。
(7)『クライング・ゲーム』(92)
歌い手:ジェイ・デヴィッドソン
主題と合致しているという点で、これこそほんとうの「主題」歌というべきか。
エンディングで流れる、歌い手のプロ、ボーイ・ジョージのバージョンも素敵。
(8)『ベスト・フレンズ・ウェディング』(97)
歌い手:キャメロン・ディアス
ほんとうは巧いらしいキャメロンが、わざと音痴っぽくカラオケを歌う。
あんまり好きな女優ではない・・・けれども、この映画に関しては二重丸。
(9)『アバウト・ア・ボーイ』(2002)
歌い手:ヒュー・グラント
学校に溶け込めない少年に助け舟を出そうと、発表会の場で、ギターを抱えたグラントが登場、少年とともに歌う。
グラントも好きとはいえない俳優だが、この映画はすごく好き。
(10)『嵐を呼ぶ男』(57)
歌い手:石原裕次郎
リアリズムの波が訪れる前は、俳優さんが劇中で歌ったとしても、なんの違和感もなかった。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(109)』
歌ってみたら「あれ?」だったひとって、けっこう居る。
宮沢りえちゃんの歌声も、かなりびっくりしたし。
でも、トオルちゃんやりえちゃんは「あくまでも」俳優である。
歌手を名乗っているにも関わらず、トオルちゃんやりえちゃんよりもヘタッピなひとは多数存在する。
アイドルと呼ばれるひとたちだ。
まぁ好きだけど。
たいがいのアイドルのことが。
(でもAKBは、興味がだいぶ薄れた)
いつごろなんでしょう、アイドルは歌唱力がなくてもいい―とされたのは。
べつに現在のアイドルを擁護するつもりはないけれど、おっさんおばさんが、彼女たちの歌を聴いて「ヘタ!」と腐すのを見ると、
いやいや、天地真理だってそーとーなものだったよ!! と、いい返してやりたくなる。
そう、あのあたりからでしょう。
ヘタさをフレッシュさで補えるようになったのは。
・・・まぁいいや、きょうはアイドル論をやりたいわけじゃないし。
さて。
今宵は、劇中のなかで俳優さんが歌を披露している映画の10傑を展開してみたい。
ミュージカルは除外。
だって、基本的に歌が巧いひとが起用されるわけだし、それじゃあ意外性に欠けるから。
歌ってみたら「びっくりするほど」巧かった、あるいはその逆だった俳優さんたちのリストです。
(1)『モダン・タイムス』(36)
歌い手:チャールズ・チャップリン
チャップリンによる創作言語で歌われた『ティティナ』。
歌詞の意味は「はっきりとは」分からない―が、パントマイムがヒントになり、その世界観が「なんとなく」見えてくる。
(2)『マグノリア』(99)
歌い手:主要人物全員
エイミー・マンのオリジナルソングを、別々の場所に居るキャラクターが同時に歌う。
こういう描写を「ぬけぬけと」やってのけるから、ポール・トーマス・アンダーソンってすごい。
(3)『知りすぎていた男』(56)
歌い手:ドリス・デイ
観ていないひとまで知っている、『ケ・セラ・セラ』。
♪ なるように、なる ♪
ほんとう、そうだと思う。
(4)『ディア・ハンター』(78)
歌い手:主要人物全員
ヒットソング『君の瞳に恋してる』は、この映画で知った。
(5)『恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ』(89)
歌い手:ミシェル・ファイファー…トップ画像
『マイ・ファニー・バレンタイン』のほかに、ここでも登場の定番曲『君の瞳に恋してる』をセクシーに歌う。
こんなに美人でさ、歌も巧いなんて、どうかしてるよ。
(6)『20世紀ノスタルジア』(97)
歌い手:広末涼子
はっきりと下手だが、瑞々しいので、それも許せる。
不思議な映画、しかし支持率高し。
(7)『クライング・ゲーム』(92)
歌い手:ジェイ・デヴィッドソン
主題と合致しているという点で、これこそほんとうの「主題」歌というべきか。
エンディングで流れる、歌い手のプロ、ボーイ・ジョージのバージョンも素敵。
(8)『ベスト・フレンズ・ウェディング』(97)
歌い手:キャメロン・ディアス
ほんとうは巧いらしいキャメロンが、わざと音痴っぽくカラオケを歌う。
あんまり好きな女優ではない・・・けれども、この映画に関しては二重丸。
(9)『アバウト・ア・ボーイ』(2002)
歌い手:ヒュー・グラント
学校に溶け込めない少年に助け舟を出そうと、発表会の場で、ギターを抱えたグラントが登場、少年とともに歌う。
グラントも好きとはいえない俳優だが、この映画はすごく好き。
(10)『嵐を呼ぶ男』(57)
歌い手:石原裕次郎
リアリズムの波が訪れる前は、俳優さんが劇中で歌ったとしても、なんの違和感もなかった。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『初体験 リッジモント・ハイ(109)』