Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

シネマしりとり「薀蓄篇」(107)

2015-01-29 05:46:19 | コラム
ぶれーどらん「なー」→「なー」す(ナース)

映画のコラムなのに、トップ画像が、ナース姿のAV女優ときたもんだ。

まぁそれは仕方のないことだ、ナースといえばAVだし、AVといえばナースなんだ。

ナースをやっている友人のC美はいう、「イヤらしいイメージを持たれるの、AVとかがいけないんだからね!!」

あぁそうでしたか、どうもすいません・・・と、形式的に謝っておいたけれど、ほんとうにそうだろうか。

たぶん、たぶんだが。
随分と昔から、AVなんてものが一般的に流通されていなかったころから、ナースに対する「イヤらしい目」というのがあった、、、ような気がするんだ。

やっぱり、あのコスチュームなんだろうね、男子をムラムラさせるのは。
スカートの長さも、なんかちょうどいいし。
ピンク色のとかあるし。(ムラムラしてね、といっているようで、あれは卑怯だ)

男子はオトナになっても、そんな幻想を抱くもの。
だからナースは、合コンでは大人気。

・・・しかし、自分も3度ほど「ナース合コン」なるものに参加したことはあるが、なんかピンとこなかった。
しつこくいえば、あのコスチュームじゃないといけない、、、ということなのかもしれない。


nurseとは、看護師のこと。
未だ看護「婦」といいがちだけどね、意識的に看護婦と文章で書いたとしても、すぐに校正で赤ペンを入れられる。

「―これ、わざとなんですけど」
「いろいろ問題がありますから」

へ?

そういうものなのかなぁ?


ナースの祖とされるのは、誰もが名前を知っているであろうナイチンゲール。
「白衣の天使」という表現も、彼女の存在があってこそ生まれた。

これほど有名なひとなので、伝記映画・ドラマも制作されている。
されているのだが、これだ! というのはひとつもない。

最も有名なのは36年の『白衣の天使』で、・・・う~ん、でも、伝記映画としてあまり優れているとは思えない。

日本では新島襄の奥さん、新島八重が有名。
一昨年の大河ドラマ、『八重の桜』(2013、NHK)で綾瀬はるかが演じたひと。


AVとはちがい、映画の世界ではイヤらしいナースはあまり見かけない。

というか、ゼロに等しい。
当たり前か、色情ナースなんか登場したら、それこそC美は激怒することだろう。


以下、自分のなかで印象に残る、映画に登場したナースの3傑。

『カッコーの巣の上で』(75)

ルイーズ・フレッチャーがナースのボスを憎々しく演じ、オスカー受賞。

『ジョニーは戦場へ行った』(71)

喋ることの出来ない主人公とナースの、切ない交流。

『イングリッシュ・ペイシェント』(96)

ジュリエット・ビノシュが熱演、初めてこのひとをすごいと思えた。





※脚の靭帯再生のために入院した際・・・
食事などの世話は若くてきゃわいいナースが担当してくれたのに、手術後の「尿道からチューブを抜く」作業だけは、貫禄のあるベテランおばさんナースが登場、容赦なく引っこ抜いてくれたっけ。

若いナースでは自分も恥ずかしかったかもしれないが、そう何度も経験出来るわけではないだろうから、やっぱり若い子にやってもらいたかったなぁ、、、などと思ったものである。


あすのしりとりは・・・
なー「す」→「す」てぃーぶんすぴるばーぐ。

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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『シネマしりとり「薀蓄篇」(108)』

コメント (2)
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