今年で87回目をむかえる映画の祭典、米オスカー賞のノミネートがきのう発表された。
この時点で全部門を予想する日本人は、まだ少ないんじゃないかと思う。
主要部門はともかく、外国語映画賞やドキュメンタリー賞の詳細情報など「まだ」伝わってきていないから。
そう、予想はそーとー難しい。
そこに飛び込んでみるのが、映画小僧の性みたいなもの、、、でして。
というわけで。
知識と偏愛と直感を駆使し、全部門の予想を展開してみた。
発表は、日本時間2月23日(月)の昼間。
その前日に、若干の編集を加えた最終予想を載せるが、とりあえず目標は「8」割当てとしておこう。
5割が妥当だと思うが、夢はでっかくね。
※日本が絡んでいる作品がふたつ、長編アニメーション賞と短編アニメーション賞。
(トップ画像は、短編アニメーション賞にノミネートされた『The Dam Keeper』)
だから本年も、わが国のニュースでは「そこそこ」取り上げてくれることでしょう。
○…(業界で)本命とされている
△…その対抗馬
◎…自分の予想
■作品賞
『6才のボクが、大人になるまで。』○◎
『博士と彼女のセオリー』
『グランド・ブダペスト・ホテル』
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』△
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』
『セルマ』
『アメリカン・スナイパー』
『セッション』
■監督賞
リチャード・リンクレイター 『6才のボクが、大人になるまで。』○◎
アレハンドロ・G・イニャリトゥ 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』△
ウェス・アンダーソン 『グランド・ブダペスト・ホテル』
モルテン・ティルドゥム 『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』
ベネット・ミラー 『フォックスキャッチャー』
■主演男優賞
スティーヴ・カレル 『フォックスキャッチャー』△
ブラッドリー・クーパー 『アメリカン・スナイパー』
ベネディクト・カンバーバッチ 『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』
マイケル・キートン 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』○◎
エディ・レッドメイン 『博士と彼女のセオリー』
■主演女優賞
ジュリアン・ムーア 『アリスのままで』○◎
リース・ウィザースプーン 『ワイルド』
フェリシティ・ジョーンズ 『博士と彼女のセオリー』
ロザムンド・パイク 『ゴーン・ガール』△
マリオン・コティヤール 『サンドラの週末』
■助演男優賞
ロバート・デュヴァル 『ジャッジ 裁かれる判事』
イーサン・ホーク 『6才のボクが、大人になるまで。』
エドワード・ノートン 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』◎
マーク・ラファロ 『フォックスキャッチャー』△
J・K・シモンズ 『セッション』○
■助演女優賞
メリル・ストリープ 『イントゥ・ザ・ウッズ』
パトリシア・アークエット 『6才のボクが、大人になるまで。』○◎
エマ・ストーン 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
キーラ・ナイトレイ 『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』△
ローラ・ダーン 『ワイルド』
■脚本賞
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、ニコラス・ヒアコボーネ、アレクサンダー・ディネラリス・Jr.、アルマンド・ボー『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』△
リチャード・リンクレイター『6才のボクが、大人になるまで。』○◎
E・マックス・フライ、ダン・ファターマン『フォックスキャッチャー』
ウェス・アンダーソン『グランド・ブダペスト・ホテル』
ダン・ギルロイ『ナイトクローラー』
■脚色賞
ジェイソン・ホール『アメリカン・スナイパー』△
グレアム・ムーア『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』
ポール・トーマス・アンダーソン『インヘレント・バイス』◎
アンソニー・マッカーテン『博士と彼女のセオリー』
デイミアン・チャゼル『セッション』○
■視覚効果賞
『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』
『猿の惑星:新世紀(ライジング)』◎△
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
『インターステラー』○
『X-MEN:フューチャー&パスト』
■美術賞
『グランド・ブダペスト・ホテル』○◎
『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』
『インターステラー』△
『イン・トゥ・ザ・ウッズ』
『ターナー、光に愛を求めて』
■撮影賞
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』○◎
『グランド・ブダペスト・ホテル』△
『イーダ』
『ターナー、光に愛を求めて』
『Unbroken』
■衣装デザイン賞
『グランド・ブダペスト・ホテル』○
『インヘレント・バイス』◎
『イン・トゥ・ザ・ウッズ』
『マレフィセント』△
『ターナー、光に愛を求めて』
■長編ドキュメンタリー賞
『CitizenFour』○
『Finding Vivian Maier』△
『Last Days in Vietnam』◎
『The Salt of the Earth』
『Virunga』
■短編ドキュメンタリー映画賞
『Crisis Hotline:Veterans Press 1』
『Joanna』◎△
『Our Curse』
『The Reaper(La Parka)』
『White Earth』○
■編集賞
『アメリカン・スナイパー』
『6才のボクが、大人になるまで。』○◎
『グランド・ブダペスト・ホテル』△
『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』
『セッション』
■外国語映画賞
『イーダ」(ポーランド)
『Leviathan』(ロシア)◎
『Tangerines』(エストニア)△
『Timbuktu』(モーリタニア)
『Wild Tales』(アルゼンチン)○
■音響編集賞
『アメリカン・スナイパー』△
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
『ホビット 決戦のゆくえ』
『インターステラー』○◎
『Unbroken』
■録音賞
『アメリカン・スナイパー』△
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
『インターステラー』○◎
『Unbroken』
『セッション』
■メイクアップ&ヘアスタイリング賞
『フォックスキャッチャー』○◎
『グランド・ブダペスト・ホテル』
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』△
■作曲賞
アレクサンドル・デプラ『グランド・ブダペスト・ホテル』○
アレクサンドル・デプラ『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』
ハンス・ジマー『インターステラー』△◎
ゲイリー・ヤーション『ターナー、光に愛を求めて』
ヨハン・ヨハンソン『博士と彼女のセオリー』
■主題歌賞
“Everything Is Amesome”『LEGO(R)ムービー』○
“Glory”『Selma』◎
“Grateful”『Beyond the Lights』
“I’m Not Gonna Miss You”『Glen Campbell: I’ll Be Me』△
“Lost Stars”『はじまりのうた』
■長編アニメーション賞
『ベイマックス』△
『The Boxtrolls』
『ヒックとドラゴン2』○
『Song of the Sea』
『かぐや姫の物語』◎
■短編アニメーション賞
『The Bigger Picture』
『The Dam Keeper』△◎
『愛犬とごちそう』
『Me and My Moulton』
『A Single Life』○
■短編実写映画賞
『Aya』○◎
『Boogaloo and Graham』
『Butter Lamp(La Lampe au Beurre de Yak)』
『Parvaneh』△
『The Phone Call』
※作品賞は、最近勢いがついているこの作品で決まり、、、なんじゃないかな。
「映画制作のありかた」まで考えさせてくれる、とても価値のある一作であった。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『火! あそび』
この時点で全部門を予想する日本人は、まだ少ないんじゃないかと思う。
主要部門はともかく、外国語映画賞やドキュメンタリー賞の詳細情報など「まだ」伝わってきていないから。
そう、予想はそーとー難しい。
そこに飛び込んでみるのが、映画小僧の性みたいなもの、、、でして。
というわけで。
知識と偏愛と直感を駆使し、全部門の予想を展開してみた。
発表は、日本時間2月23日(月)の昼間。
その前日に、若干の編集を加えた最終予想を載せるが、とりあえず目標は「8」割当てとしておこう。
5割が妥当だと思うが、夢はでっかくね。
※日本が絡んでいる作品がふたつ、長編アニメーション賞と短編アニメーション賞。
(トップ画像は、短編アニメーション賞にノミネートされた『The Dam Keeper』)
だから本年も、わが国のニュースでは「そこそこ」取り上げてくれることでしょう。
○…(業界で)本命とされている
△…その対抗馬
◎…自分の予想
■作品賞
『6才のボクが、大人になるまで。』○◎
『博士と彼女のセオリー』
『グランド・ブダペスト・ホテル』
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』△
『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』
『セルマ』
『アメリカン・スナイパー』
『セッション』
■監督賞
リチャード・リンクレイター 『6才のボクが、大人になるまで。』○◎
アレハンドロ・G・イニャリトゥ 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』△
ウェス・アンダーソン 『グランド・ブダペスト・ホテル』
モルテン・ティルドゥム 『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』
ベネット・ミラー 『フォックスキャッチャー』
■主演男優賞
スティーヴ・カレル 『フォックスキャッチャー』△
ブラッドリー・クーパー 『アメリカン・スナイパー』
ベネディクト・カンバーバッチ 『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』
マイケル・キートン 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』○◎
エディ・レッドメイン 『博士と彼女のセオリー』
■主演女優賞
ジュリアン・ムーア 『アリスのままで』○◎
リース・ウィザースプーン 『ワイルド』
フェリシティ・ジョーンズ 『博士と彼女のセオリー』
ロザムンド・パイク 『ゴーン・ガール』△
マリオン・コティヤール 『サンドラの週末』
■助演男優賞
ロバート・デュヴァル 『ジャッジ 裁かれる判事』
イーサン・ホーク 『6才のボクが、大人になるまで。』
エドワード・ノートン 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』◎
マーク・ラファロ 『フォックスキャッチャー』△
J・K・シモンズ 『セッション』○
■助演女優賞
メリル・ストリープ 『イントゥ・ザ・ウッズ』
パトリシア・アークエット 『6才のボクが、大人になるまで。』○◎
エマ・ストーン 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
キーラ・ナイトレイ 『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』△
ローラ・ダーン 『ワイルド』
■脚本賞
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、ニコラス・ヒアコボーネ、アレクサンダー・ディネラリス・Jr.、アルマンド・ボー『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』△
リチャード・リンクレイター『6才のボクが、大人になるまで。』○◎
E・マックス・フライ、ダン・ファターマン『フォックスキャッチャー』
ウェス・アンダーソン『グランド・ブダペスト・ホテル』
ダン・ギルロイ『ナイトクローラー』
■脚色賞
ジェイソン・ホール『アメリカン・スナイパー』△
グレアム・ムーア『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』
ポール・トーマス・アンダーソン『インヘレント・バイス』◎
アンソニー・マッカーテン『博士と彼女のセオリー』
デイミアン・チャゼル『セッション』○
■視覚効果賞
『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』
『猿の惑星:新世紀(ライジング)』◎△
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
『インターステラー』○
『X-MEN:フューチャー&パスト』
■美術賞
『グランド・ブダペスト・ホテル』○◎
『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』
『インターステラー』△
『イン・トゥ・ザ・ウッズ』
『ターナー、光に愛を求めて』
■撮影賞
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』○◎
『グランド・ブダペスト・ホテル』△
『イーダ』
『ターナー、光に愛を求めて』
『Unbroken』
■衣装デザイン賞
『グランド・ブダペスト・ホテル』○
『インヘレント・バイス』◎
『イン・トゥ・ザ・ウッズ』
『マレフィセント』△
『ターナー、光に愛を求めて』
■長編ドキュメンタリー賞
『CitizenFour』○
『Finding Vivian Maier』△
『Last Days in Vietnam』◎
『The Salt of the Earth』
『Virunga』
■短編ドキュメンタリー映画賞
『Crisis Hotline:Veterans Press 1』
『Joanna』◎△
『Our Curse』
『The Reaper(La Parka)』
『White Earth』○
■編集賞
『アメリカン・スナイパー』
『6才のボクが、大人になるまで。』○◎
『グランド・ブダペスト・ホテル』△
『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』
『セッション』
■外国語映画賞
『イーダ」(ポーランド)
『Leviathan』(ロシア)◎
『Tangerines』(エストニア)△
『Timbuktu』(モーリタニア)
『Wild Tales』(アルゼンチン)○
■音響編集賞
『アメリカン・スナイパー』△
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
『ホビット 決戦のゆくえ』
『インターステラー』○◎
『Unbroken』
■録音賞
『アメリカン・スナイパー』△
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
『インターステラー』○◎
『Unbroken』
『セッション』
■メイクアップ&ヘアスタイリング賞
『フォックスキャッチャー』○◎
『グランド・ブダペスト・ホテル』
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』△
■作曲賞
アレクサンドル・デプラ『グランド・ブダペスト・ホテル』○
アレクサンドル・デプラ『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』
ハンス・ジマー『インターステラー』△◎
ゲイリー・ヤーション『ターナー、光に愛を求めて』
ヨハン・ヨハンソン『博士と彼女のセオリー』
■主題歌賞
“Everything Is Amesome”『LEGO(R)ムービー』○
“Glory”『Selma』◎
“Grateful”『Beyond the Lights』
“I’m Not Gonna Miss You”『Glen Campbell: I’ll Be Me』△
“Lost Stars”『はじまりのうた』
■長編アニメーション賞
『ベイマックス』△
『The Boxtrolls』
『ヒックとドラゴン2』○
『Song of the Sea』
『かぐや姫の物語』◎
■短編アニメーション賞
『The Bigger Picture』
『The Dam Keeper』△◎
『愛犬とごちそう』
『Me and My Moulton』
『A Single Life』○
■短編実写映画賞
『Aya』○◎
『Boogaloo and Graham』
『Butter Lamp(La Lampe au Beurre de Yak)』
『Parvaneh』△
『The Phone Call』
※作品賞は、最近勢いがついているこの作品で決まり、、、なんじゃないかな。
「映画制作のありかた」まで考えさせてくれる、とても価値のある一作であった。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『火! あそび』