72年9月14日生まれ、42歳。
東京出身。
公式サイト
中村獅童(なかむら・しどう)さん―正式には、二代目中村獅童―に直接インタビューとかしたことはないのですけれど、
テレビ局や映画スタジオで、何度か見かけたことはあります。
そこらに居る、フツーのあんちゃんみたいでした。
悪い意味ではなくてね、とっつき易いイメージ。
スクリーンで見るよりイケメンと感じ、こりゃあモテるだろうなぁ、、、と。
実際、モテてますけど。
基本は歌舞伎のひとですが、ロックに目覚めてバンドを結成したり、大人計画のオーディションに落選したり、やっぱりフツーのあんちゃんです。
繰り返しますが、悪い意味ではなく。
ほら、歌舞伎のひとっていうと、血の濃い家庭に育ち、後ろ盾がしっかりしているというイメージがあるじゃないですか。
血の濃い家庭というのは正解ですが、歌舞伎の世界でうまくいかなかったり、いろいろ挫折経験があり、そこらへんの「意外としっかりしていない後ろ盾」に共感を抱けるわけです。
※映画で1本だったら、これかな。
俺たちがやっているのは歌謡曲じゃない、仮にもロックなんですよ―麻生久美子みたいな彼女が居てくれれば、そりゃ頑張るよ。
みうらじゅんが原作、田口トモロヲが監督した『アイデン&ティティ』…ボブ・ディランの定番曲も、この物語のラストで聴くと、またちがった感動を覚える。
<経歴>
叔父に萬屋錦之介、中村嘉葎雄。
元嫁は、女優の竹内結子。
81年―8歳で初舞台を踏む。
映像作品でのデビューは、89年のNHK大河ドラマ『春日局』から。
稲葉正定の役だった―って、観ていたはずですが、記憶にないなぁ。
同年、『利休』の和仁親王役で映画俳優デビューを果たす。
映画少年を自称していた自分ですが、このころの獅童さんをまったく覚えていません。
その存在を強く意識させられるのは、2000年代に入ってからでした。
2002年―松本大洋の人気コミックを「忠実に」再現した『ピンポン』において、スキンヘッドのドラゴンを熱演する。
俳優陣はみんな好演ですが、コミックに「忠実に過ぎて」クドカンが脚本をやった意味がない―ともいえるところが、難点かもしれません。
『阿修羅のごとく』(2003)、動画で紹介した『アイデン&ティティ』(2003)、『赤線』(2004)、
元嫁と交際するきっかけとなった『いま、会いにゆきます』(2004)、
『隣人13号』(2005)、『男たちの大和/YAMATO』(2005)、『ハチミツとクローバー』(2006)、
イーストウッドから褒められた(らしい)『硫黄島からの手紙』(2006)。
このころ、道交法違反で検挙されたり、そのために仕事の自粛があったり、竹内結子とアレヤコレヤがあったりしました。
『ゲゲゲの鬼太郎』(2007)、
甘興を好演した『レッドクリフ』の二部作(2008~2009)、
『ICHI』(2008)、『銀色の雨』(2009)、『BECK』(2010)、『レオニー』(2010)、
『日輪の遺産』(2011)、『ハードロマンチッカー』(2011)、『天心』(2013)、
そして最新作が、『銀の匙』(2014)。
あくまでも私見ですけれど・・・
丹下左膳を演じたりするより、フツーのあんちゃんを演じたほうが上手なんじゃないか―そんな風に思うわけです。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『にっぽん男優列伝(260)仲村トオル』
東京出身。
公式サイト
中村獅童(なかむら・しどう)さん―正式には、二代目中村獅童―に直接インタビューとかしたことはないのですけれど、
テレビ局や映画スタジオで、何度か見かけたことはあります。
そこらに居る、フツーのあんちゃんみたいでした。
悪い意味ではなくてね、とっつき易いイメージ。
スクリーンで見るよりイケメンと感じ、こりゃあモテるだろうなぁ、、、と。
実際、モテてますけど。
基本は歌舞伎のひとですが、ロックに目覚めてバンドを結成したり、大人計画のオーディションに落選したり、やっぱりフツーのあんちゃんです。
繰り返しますが、悪い意味ではなく。
ほら、歌舞伎のひとっていうと、血の濃い家庭に育ち、後ろ盾がしっかりしているというイメージがあるじゃないですか。
血の濃い家庭というのは正解ですが、歌舞伎の世界でうまくいかなかったり、いろいろ挫折経験があり、そこらへんの「意外としっかりしていない後ろ盾」に共感を抱けるわけです。
※映画で1本だったら、これかな。
俺たちがやっているのは歌謡曲じゃない、仮にもロックなんですよ―麻生久美子みたいな彼女が居てくれれば、そりゃ頑張るよ。
みうらじゅんが原作、田口トモロヲが監督した『アイデン&ティティ』…ボブ・ディランの定番曲も、この物語のラストで聴くと、またちがった感動を覚える。
<経歴>
叔父に萬屋錦之介、中村嘉葎雄。
元嫁は、女優の竹内結子。
81年―8歳で初舞台を踏む。
映像作品でのデビューは、89年のNHK大河ドラマ『春日局』から。
稲葉正定の役だった―って、観ていたはずですが、記憶にないなぁ。
同年、『利休』の和仁親王役で映画俳優デビューを果たす。
映画少年を自称していた自分ですが、このころの獅童さんをまったく覚えていません。
その存在を強く意識させられるのは、2000年代に入ってからでした。
2002年―松本大洋の人気コミックを「忠実に」再現した『ピンポン』において、スキンヘッドのドラゴンを熱演する。
俳優陣はみんな好演ですが、コミックに「忠実に過ぎて」クドカンが脚本をやった意味がない―ともいえるところが、難点かもしれません。
『阿修羅のごとく』(2003)、動画で紹介した『アイデン&ティティ』(2003)、『赤線』(2004)、
元嫁と交際するきっかけとなった『いま、会いにゆきます』(2004)、
『隣人13号』(2005)、『男たちの大和/YAMATO』(2005)、『ハチミツとクローバー』(2006)、
イーストウッドから褒められた(らしい)『硫黄島からの手紙』(2006)。
このころ、道交法違反で検挙されたり、そのために仕事の自粛があったり、竹内結子とアレヤコレヤがあったりしました。
『ゲゲゲの鬼太郎』(2007)、
甘興を好演した『レッドクリフ』の二部作(2008~2009)、
『ICHI』(2008)、『銀色の雨』(2009)、『BECK』(2010)、『レオニー』(2010)、
『日輪の遺産』(2011)、『ハードロマンチッカー』(2011)、『天心』(2013)、
そして最新作が、『銀の匙』(2014)。
あくまでも私見ですけれど・・・
丹下左膳を演じたりするより、フツーのあんちゃんを演じたほうが上手なんじゃないか―そんな風に思うわけです。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『にっぽん男優列伝(260)仲村トオル』