Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

初体験 リッジモント・ハイ(109)

2015-01-14 00:10:00 | コラム
分割払いも終わるころだし、そろそろスマホを機種変更しようと思っている。

イマサラiPhoneにするつもりもなく、またギャラクシーかなと。

こういうやつ。
迷彩柄が、かっけー!!




けっこうな高所から落としても、氷水に入れても、大丈夫なんだそうだ。

軍人ではないから、そんな機能? 必要ないのだけれども。


新しいのにしたとしたら、スマホはこれで3台目。
ふつうの? ケータイ、いわゆるガラケーは13年くらいのあいだに8台くらい変えた。

「新しいもの好き」だが、それで次々と変えたわけじゃない。
交通事故に遭ったり、乱闘事件(?)に巻き込まれたり、酔いどれて「どこかに」置き忘れたり、水没させたりして、仕方なく機種変更したケースばっかり。

そう、天寿を全うしたケータイは1台もなかった。

自分もトシだからね、私生活も「そこそこに」おとなしくなり、スマホに変えて以降は「事故による機種変更」はなくなった・・・のだけれども、迷彩デザインに弱いので、変えようかなと。


ケータイ/スマホの出現によって、我々の生活形態は激変した。
電車のなかで「純粋な本」を読んでいるひと、ほとんど見かけなくなったし。

実際、暇潰しには最適なツールだけどね。
でも、きちんと前を向いて歩けないひとも増えたし、スカートのなかの盗撮事件も激増した。

偶然見えるから、パンチラってラッキーなんじゃない?

・・・まぁいいや。

ただ先日、ファミレスで飯を喰ったんだけど、横のテーブルに居た4人組のアンチャンネーチャンがヒトコトも口を聞かず、ずっとそれぞれのスマホ画面を見ているわけですよ。

それはどうかな。

―と思ったらば、一同が急に笑い始めた。

ん?

あぁなるほど、LINEゲームをやっていたわけね。

・・・に、してもだ!!

とかいっていると、うるせーなジジイ! と煙たがられるか。


映画も変わった。
固定電話ならではの「逆探知機能」の登場が少なくなり、その代わり、GPSなどによる追跡が描かれるようになった。

『ダイハード』(88)だって現代で創ったとしたら、トランシーバーは用いなかったと思う。
ケータイでヒソヒソやれたわけだが、いやいや、あれはトランシーバーだからこそ、味が出たんだよねぇ。


※ケータイを小道具として、最も巧く使った映画は『セルラー』(2004)なんじゃないだろうか。





その逆に―映画ではないが、物語と時代を巧く切り取れなかったのが、テレビ版の黒澤リメイク『天国と地獄』(2007)。

これは、吐き気がするほどひどかった。

黒澤版(63)は自分のなかにおける黒澤映画のベストであるし、固定電話と公衆電話を巧みに使っていて見事だったのにねぇ、熱演する佐藤浩市や妻夫木くんが不憫にさえ思ったものである。


というわけで。
今回の初体験シリーズは、「はじめてのケータイ」でいってみよう。

つづく。

…………………………………………

本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『初体験 リッジモント・ハイ(110)』

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする