※トップ画像は、『天国と地獄』(63)撮影中の黒澤
「はじめてのケータイ」を書く前に、もう少しだけ「ケータイと映画」について。
香港映画『インファナル・アフェア』(2002)をリメイクした、スコセッシの『ディパーテッド』(2006)。
映画の出来は置いておいて・・・
潜入捜査官を演じるレオくんが、ポケットのなかでメールを打つシーンが出てくる。
初めて観たときは「優秀な捜査官だからこそ出来るテクニック」と思ったが、現代のアンチャンネーチャンならやれそうだよね。
ブラインドタッチの小型版? でしょう―といっても、ポケットのなかだから画面は確認出来ないし、扱い慣れているアンチャンネーチャンだったとしても、これが出来るのはごくわずか、、、かな。
ともかく。
自分に自信があるのはブラインドタッチくらいなもので、スマホでメールを打つのは遅い。
家に居るときは、パソコンで文章を打ち、それをスマホに転送して友人に送信したりしている。
そんなことでは一生速く打てないが、まぁいいよそれで。
さて、「はじめてのケータイ」の話。
自分がはじめてケータイを持ったのは、2001年2月のこと。
26歳のときだったから、自分の世代としては割と遅いほうだったと思う。
アルバイトで、ケータイがないために失敗し恥をかきベソをかき、こりゃ持たなきゃいけないなぁ、、、と。
でも「どうせ持つなら、珍しいものを」と思い、
サントリーの缶コーヒー『BOSS』がキャンペーンをおこなっていた『ボス電2』に目をつけた。
※当時のキャンペーンCM…そうか、津田ちゃんだったんだね!!
応募シール12枚で1口。
これを36口ほど応募した。
つまり432本も缶コーヒーを飲んだ?
否。
飲んだのは50本程度で、残りはバイト先の先輩後輩が飲む缶コーヒーからシールだけをもらったり、
汚い話だが、ゴミ箱に捨ててある空き缶からシールを奪ったりして、かき集めた。
あぁそうだよ、身も心も汚いヤツだよ。
自覚しているから、いいでしょ?
で、当選したと。
みんなの力を借りて。
応募総数は540万通、当選確率は270分の1なんだそうだ。
すっげ!
なかなかの強運じゃない?
うれしくてうれしくて、ボス電を見せびらかした。
壁紙をデ・ニーロにして、着メロを『いとしのレイラ』にした・・・って、それじゃあボス電の意味が「かなり」薄れてしまうのだけれども。
ボス電の人気はしばらくつづき、さすがに現在では2万円程度だが、一時はオークションで数十万の値がついていた。
・・・にも関わらず、
その半年後、たぶん電車のなかだと思うのだが、なくしてしまったのである。
ぐでんぐでんに酔っ払っていて、ケータイがないことは翌日の昼間に気づいた。
・・・・・。
とき、すでに遅し。
いちおうJRさんにも問い合わせたが、見つかるはずもなく。
このときばかりは、酒呑みであることを悔いたものだねぇ。
・・・・・。
そうして、「ごくふつう」のケータイに機種変更したのだった。
おわり。
…………………………………………
本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『目標、「8」割当て』
「はじめてのケータイ」を書く前に、もう少しだけ「ケータイと映画」について。
香港映画『インファナル・アフェア』(2002)をリメイクした、スコセッシの『ディパーテッド』(2006)。
映画の出来は置いておいて・・・
潜入捜査官を演じるレオくんが、ポケットのなかでメールを打つシーンが出てくる。
初めて観たときは「優秀な捜査官だからこそ出来るテクニック」と思ったが、現代のアンチャンネーチャンならやれそうだよね。
ブラインドタッチの小型版? でしょう―といっても、ポケットのなかだから画面は確認出来ないし、扱い慣れているアンチャンネーチャンだったとしても、これが出来るのはごくわずか、、、かな。
ともかく。
自分に自信があるのはブラインドタッチくらいなもので、スマホでメールを打つのは遅い。
家に居るときは、パソコンで文章を打ち、それをスマホに転送して友人に送信したりしている。
そんなことでは一生速く打てないが、まぁいいよそれで。
さて、「はじめてのケータイ」の話。
自分がはじめてケータイを持ったのは、2001年2月のこと。
26歳のときだったから、自分の世代としては割と遅いほうだったと思う。
アルバイトで、ケータイがないために失敗し恥をかきベソをかき、こりゃ持たなきゃいけないなぁ、、、と。
でも「どうせ持つなら、珍しいものを」と思い、
サントリーの缶コーヒー『BOSS』がキャンペーンをおこなっていた『ボス電2』に目をつけた。
※当時のキャンペーンCM…そうか、津田ちゃんだったんだね!!
応募シール12枚で1口。
これを36口ほど応募した。
つまり432本も缶コーヒーを飲んだ?
否。
飲んだのは50本程度で、残りはバイト先の先輩後輩が飲む缶コーヒーからシールだけをもらったり、
汚い話だが、ゴミ箱に捨ててある空き缶からシールを奪ったりして、かき集めた。
あぁそうだよ、身も心も汚いヤツだよ。
自覚しているから、いいでしょ?
で、当選したと。
みんなの力を借りて。
応募総数は540万通、当選確率は270分の1なんだそうだ。
すっげ!
なかなかの強運じゃない?
うれしくてうれしくて、ボス電を見せびらかした。
壁紙をデ・ニーロにして、着メロを『いとしのレイラ』にした・・・って、それじゃあボス電の意味が「かなり」薄れてしまうのだけれども。
ボス電の人気はしばらくつづき、さすがに現在では2万円程度だが、一時はオークションで数十万の値がついていた。
・・・にも関わらず、
その半年後、たぶん電車のなかだと思うのだが、なくしてしまったのである。
ぐでんぐでんに酔っ払っていて、ケータイがないことは翌日の昼間に気づいた。
・・・・・。
とき、すでに遅し。
いちおうJRさんにも問い合わせたが、見つかるはずもなく。
このときばかりは、酒呑みであることを悔いたものだねぇ。
・・・・・。
そうして、「ごくふつう」のケータイに機種変更したのだった。
おわり。
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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』
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明日のコラムは・・・
『目標、「8」割当て』