Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

初体験 リッジモント・ハイ(110)

2015-01-15 00:35:12 | コラム
※トップ画像は、『天国と地獄』(63)撮影中の黒澤

「はじめてのケータイ」を書く前に、もう少しだけ「ケータイと映画」について。

香港映画『インファナル・アフェア』(2002)をリメイクした、スコセッシの『ディパーテッド』(2006)。

映画の出来は置いておいて・・・
潜入捜査官を演じるレオくんが、ポケットのなかでメールを打つシーンが出てくる。

初めて観たときは「優秀な捜査官だからこそ出来るテクニック」と思ったが、現代のアンチャンネーチャンならやれそうだよね。

ブラインドタッチの小型版? でしょう―といっても、ポケットのなかだから画面は確認出来ないし、扱い慣れているアンチャンネーチャンだったとしても、これが出来るのはごくわずか、、、かな。

ともかく。
自分に自信があるのはブラインドタッチくらいなもので、スマホでメールを打つのは遅い。
家に居るときは、パソコンで文章を打ち、それをスマホに転送して友人に送信したりしている。
そんなことでは一生速く打てないが、まぁいいよそれで。


さて、「はじめてのケータイ」の話。

自分がはじめてケータイを持ったのは、2001年2月のこと。
26歳のときだったから、自分の世代としては割と遅いほうだったと思う。

アルバイトで、ケータイがないために失敗し恥をかきベソをかき、こりゃ持たなきゃいけないなぁ、、、と。

でも「どうせ持つなら、珍しいものを」と思い、
サントリーの缶コーヒー『BOSS』がキャンペーンをおこなっていた『ボス電2』に目をつけた。


※当時のキャンペーンCM…そうか、津田ちゃんだったんだね!!




応募シール12枚で1口。
これを36口ほど応募した。

つまり432本も缶コーヒーを飲んだ?

否。

飲んだのは50本程度で、残りはバイト先の先輩後輩が飲む缶コーヒーからシールだけをもらったり、
汚い話だが、ゴミ箱に捨ててある空き缶からシールを奪ったりして、かき集めた。

あぁそうだよ、身も心も汚いヤツだよ。
自覚しているから、いいでしょ?

で、当選したと。



みんなの力を借りて。

応募総数は540万通、当選確率は270分の1なんだそうだ。

すっげ!
なかなかの強運じゃない?

うれしくてうれしくて、ボス電を見せびらかした。
壁紙をデ・ニーロにして、着メロを『いとしのレイラ』にした・・・って、それじゃあボス電の意味が「かなり」薄れてしまうのだけれども。

ボス電の人気はしばらくつづき、さすがに現在では2万円程度だが、一時はオークションで数十万の値がついていた。

・・・にも関わらず、
その半年後、たぶん電車のなかだと思うのだが、なくしてしまったのである。

ぐでんぐでんに酔っ払っていて、ケータイがないことは翌日の昼間に気づいた。

・・・・・。

とき、すでに遅し。
いちおうJRさんにも問い合わせたが、見つかるはずもなく。

このときばかりは、酒呑みであることを悔いたものだねぇ。

・・・・・。

そうして、「ごくふつう」のケータイに機種変更したのだった。


おわり。

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本館『「はったり」で、いこうぜ!!』

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明日のコラムは・・・

『目標、「8」割当て』

コメント (1)
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