Cape Fear、in JAPAN

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『フォースの覚醒』公開記念 SF映画10傑

2015-12-18 11:01:17 | コラム
きょうの夕刻より、『スターウォーズ』の最新作『フォースの覚醒』が公開!! ということで、きょうはSF映画の個人的10傑を挙げてみようかなと。

自分は、ふだん映画を監督で選ぶ傾向にあって、ジャンルで選ぶことはほとんどないのだけれども、たまにはいいでしょう。
(この際だから、年末年始の特別篇として、他ジャンルの10傑も展開する予定)


・・・と、その前に、SF映画のワースト3も挙げてみようか。

(1)『フィフス・エレメント』(97)

ぜんぜん乗れなかった。

見どころが、ミラの衣装(ゴルチエ!)だけなんて・・・。

(2)『進撃の巨人』(2015)

野心は感じられたし、俳優陣も熱演。でも全体を通してみると、やっぱり穴だらけ。

(3)『日本沈没』(2006)

こちらは、野心さえも感じられなかった。


では、いってみよう。

※広義の意味におけるSF(=空想科学)とする。


(1)『ブレードランナー』(82…トップ画像)

映像、音楽、俳優―そのすべてが完璧。
映画が総合芸術であることを再認識させてくれる名画だと思う。

(2)『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』(80)

6作のなかで、やっぱりいちばん好き。
話が途中で終わってしまう・・・それでも好き。 大好き!!

(3)『バーバレラ』(67)

SFとエロ、混ぜてみたら意外と美味しかったです。
そんな「ノリ」で創ったような珍品だが、思春期に観たら宝物になるかと。



ジェーン・フォンダも、なんというか、失礼かもしれないが、顔と身体が「ちょうどいい」のだ。いろんな意味で。

(4)『2001年宇宙の旅』(68)

骨→ディスカバリー→ボールペンのモンタージュは、何度観てもすげぇな!! と感嘆してしまう。

ところでiPhoneのsiriは、HALに影響を受けているでしょうゼッタイに。

(5)『ゼロ・グラビティ』(2013)

宇宙に行ってみたい気持ちが、1%くらいは減少した。



ラスト―大地に立つサンドラ・ブロックが放ったヒトコト、じつにいい。

(6)『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(85)

こんなに楽しい気持ちになれる映画も、そうそうありません。



そして、パート2&3でジェニファーを演じたエリザベス・シューよりも、パート1のクローディア・ウェルズのほうが素敵だと思うんだな。

(7)『猿の惑星』(68)

誰もがいうことであるが、ラストの衝撃といったらない。

ここでも、女優さんについてヒトコト。
チャールトン・ヘストンに「黙って」ついていくリンダ・ハリソンは、もうちょっと人気が出てもよかったのではないか。



(8)『ターミネーター2』(91)

物語としてよく出来ているので、パート1ではなく続編を支持。

見た目は同じなのに、役割は真逆っていう設定が面白かった。
サラ・コナーにとっては、意地悪でしかなかったけれども。

(9)『惑星ソラリス』(72)

『2001年』と同じころに観て、正直いって初見は「???」だった。
じつは現在でも「?」がひとつ減っただけの「??」という感想ではあるのだが、映像美だけでも触れる価値があると思う。

(10)『宇宙戦争』(2005)

スピルバーグの映画では「そーとー」評価の低い作品だが、自分はこの「異様さ」が好き。

主人公のスキルが物語の解決に役立つことはない「ハズシ」、一件落着にならないエンディングなどなど、スピルバーグの底意地の悪さが感じられて笑ってしまった。





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明日のコラムは・・・

『『フォースの覚醒』フェスティバル』
コメント (5)
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