ぷー「る」→「る」ーる(ルール)
「あんた、字が読めるのか」
「あぁ読めるよ」
「教えてくれないか、俺たちはみんな字が読めないから、あそこになにが書いてあるのか分からない」
「…サイダーハウス・ルール。ベッドでタバコは吸うな。屋根で寝るな。酒を飲んだら粉砕器は使うな」
「それは俺たちの書いたルールじゃない。俺たちのルールは、俺たちが決める」
~映画『サイダーハウス・ルール』(99)より~
大抵、そうしたルールが破られることによって物語は動き出す。
しかしそれはあくまでも物語の世界だから許されるのであって、日常生活やスポーツの世界ではルール破りは厳禁。
破ったものは裁きを受けることになる。
自分が大好きなMMA(総合格闘技)だって、そう。
なんでもあり(=バーリ・トゥード)と呼ばれているが、「頭突き」「金的攻撃」「目潰し」などなど…は反則とされている。
「ルールが破られることによって物語は動き出す」と書いたが、そうした物語を紡ぎだす表現の世界においては、しっかりとしたルールがある。
分かり易くいえば、短歌の5・7・5、和歌の5・7・5・7・7、、、みたいに。
「微に入り細に入り」過ぎるとガンジガラメになってしまうかもしれないが、いっぽうで「制約が多いなかで、なにが出来るのか」を考えることが好きなひとも居る。
世の中って、ひとって、面白いなぁと思うよね。
自分が「ルール」と聞いてすぐに想起する映画は、冒頭で引用した『サイダーハウス・ルール』(トップ画像)。
作業員たちの寝床に張られた雇い主? からのルールだが、この映画の主題のひとつには「中絶手術」という、もうひとつの「でかくて、重過ぎる」テーマ(ルール)があった。
一般的には、『グレムリン』(84)のルールがよく知られているだろう。
(1)光に当ててはいけない
とくに太陽光には弱く、長時間当たると死ぬことも。
(2)水をかけたり、濡らしてはいけない
細胞分裂を起こし、急激に繁殖するから。
(3)真夜中0時過ぎに食べ物を与えてはいけない
これが、最も重要なルール。
ね、「ルールが破られることによって物語は動き出す」でしょう?
※パート3ではなく、リメイクとしての第3弾が制作されるそうで
男子が「クールだから」という理由で挙げそうなのが、『ファイト・クラブ』(99)のルール。
「ファイト・クラブ。ルールその1、ファイト・クラブのことを決して口外するな」。
「ルールその2、ファイト・クラブのことを決して口外するな」
たしかにクール。
でも真似をすると、そーとーダサくなるのだ、なぜか笑
あすのしりとりは・・・
るー「る」→「る」すばん。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(148)』
「あんた、字が読めるのか」
「あぁ読めるよ」
「教えてくれないか、俺たちはみんな字が読めないから、あそこになにが書いてあるのか分からない」
「…サイダーハウス・ルール。ベッドでタバコは吸うな。屋根で寝るな。酒を飲んだら粉砕器は使うな」
「それは俺たちの書いたルールじゃない。俺たちのルールは、俺たちが決める」
~映画『サイダーハウス・ルール』(99)より~
大抵、そうしたルールが破られることによって物語は動き出す。
しかしそれはあくまでも物語の世界だから許されるのであって、日常生活やスポーツの世界ではルール破りは厳禁。
破ったものは裁きを受けることになる。
自分が大好きなMMA(総合格闘技)だって、そう。
なんでもあり(=バーリ・トゥード)と呼ばれているが、「頭突き」「金的攻撃」「目潰し」などなど…は反則とされている。
「ルールが破られることによって物語は動き出す」と書いたが、そうした物語を紡ぎだす表現の世界においては、しっかりとしたルールがある。
分かり易くいえば、短歌の5・7・5、和歌の5・7・5・7・7、、、みたいに。
「微に入り細に入り」過ぎるとガンジガラメになってしまうかもしれないが、いっぽうで「制約が多いなかで、なにが出来るのか」を考えることが好きなひとも居る。
世の中って、ひとって、面白いなぁと思うよね。
自分が「ルール」と聞いてすぐに想起する映画は、冒頭で引用した『サイダーハウス・ルール』(トップ画像)。
作業員たちの寝床に張られた雇い主? からのルールだが、この映画の主題のひとつには「中絶手術」という、もうひとつの「でかくて、重過ぎる」テーマ(ルール)があった。
一般的には、『グレムリン』(84)のルールがよく知られているだろう。
(1)光に当ててはいけない
とくに太陽光には弱く、長時間当たると死ぬことも。
(2)水をかけたり、濡らしてはいけない
細胞分裂を起こし、急激に繁殖するから。
(3)真夜中0時過ぎに食べ物を与えてはいけない
これが、最も重要なルール。
ね、「ルールが破られることによって物語は動き出す」でしょう?
※パート3ではなく、リメイクとしての第3弾が制作されるそうで
男子が「クールだから」という理由で挙げそうなのが、『ファイト・クラブ』(99)のルール。
「ファイト・クラブ。ルールその1、ファイト・クラブのことを決して口外するな」。
「ルールその2、ファイト・クラブのことを決して口外するな」
たしかにクール。
でも真似をすると、そーとーダサくなるのだ、なぜか笑
あすのしりとりは・・・
るー「る」→「る」すばん。
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(148)』