Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

稚拙でも頼りなくても、MMAが見たいんじゃ

2017-01-05 00:10:00 | コラム
溜まりに溜まった、年末の格闘技についての短評を、ドドドっと。

きょうのコラムは、興味のないひとには全文がピンとこないと思うけど、あしからず。

・・・あ、毎回そんな感じか苦笑


【ボクシング】

●内山高志 VS ジェスレル・コラレス〇

前回の敗北はラッキーパンチ的なところもあったんじゃないか、、、と信じたかったが、フルラウンドを見て、コラレスは強かったのだと思い知らされた。

それでも防衛の長さは称えられるべきものだろう、おつかれさんでした。

〇井上尚弥 VS 河野公平●

日本人対決は、やっぱり燃える。



同日の、八重樫のいつもとはちがう「傷なし顔の勝利」に微笑みつつ、井上の強さに震撼する。

フジテレビの「怪物」という形容がホンモノかどうかはまだ分からないけれど、現在、最も期待される日本のボクサーであることは疑いようがない。


【MMA】(=総合格闘技)

『UFC207』

●ロンダ・ラウジー VS アマンダ・ヌネス〇

かつての女王が瞬殺される切なさといったら・・・。

でも、きっちりと世代交代しているという意味では、理想的といえば理想的な流れ。


自分は柔道ベースのMMAをかじっていたことがあり、好きなスポーツの1位もMMA。

MMA(=Mixed Martial Arts)を日本語に直訳すると「総合」ではなく、「混合」格闘技となる。

ベースが柔道であれレスリングであれボクシングであれキックボクシングであれプロレスであれテコンドーであれ空手であれ相撲であれ、ストリートファイトであれ、見たいのはMMAなわけ。

MMAが生まれた当初は、ベースとなる競技の長所を活かした戦いかたが主流であったけれど、競技化・進化が進んだ21世紀においては、全局面で秀でていないとトップには辿り着けない。

なにがいいたいかっていうと、MMAの興行に出場するのであれば、そのつもりでリング・ケージに上がってください、、、ってことで。

そういう意味で、「圧死」させることしか出来ないバルトは出場資格なし、最初からサブミッションを狙っているRENAは立派なMMAファイターだなぁ、、、と。


『RIZIN』

1日目
MVP 元谷友貴、中井りん
ベストバウト 北岡悟VSダロン・クルックシャンク

2日目
MVP 所英男、RENA



ベストバウト クロン・グレイシーVS川尻達也


全体の印象でいうと、一昨年の大晦日よりはMMAで統一されていて面白かった。

キックルールも、ミックスルールもなかったしね。

ただ実力差があり過ぎるマッチメイクも目立ち、そこらへんはファイターではなく、興行主の問題であり、ファイターは頑張っているだけなのに「勝たせたいマッチメイクばかり」と批判されるのは可哀想。
いつだって矢面に立つのはファイターなので、そんな風にいわれないようなマッチメイク、お願いします。


※裏MVPは、なにからなにまで気持ち悪かった北岡かな。
このころに比べると、「期待に応えよう」として、無理に気持ち悪くしているきらいが見えたので、現時点ではセーフだが、やり過ぎるとアウトかな~笑




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明日のコラムは・・・

『キャリー・ホワイトとレイア』
コメント (1)
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