Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

神の映画を、信徒がジャッジ ~スコセッシ映画10傑~

2017-01-24 00:10:00 | コラム
きょうは、最新作『沈黙』も含めた、わが神スコセッシの映画10傑を展開。

前にもやったことがあるけれど、『沈黙』を含めたうえなので、あしからず。。。

ではいくぜ!!


(1)『タクシードライバー』(76)

負け犬のあがきに、共感せずにはいられない。

この映画に出会わなかったら、映画小僧と自称することはなかったと思う。

(2)『レイジング・ブル』(80)

スコセッシは、ずっと、こういう男を描きつづけてきたんだ。

でも本人は、暴力は大嫌い。



(3)『グッドフェローズ』(90)

映画技術のすべてが詰まっている。

100回連続で観ろといわれても、ぜんぜん苦痛ではない。

(4)『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)

「スコセッシは死んだ」なんていう映画ファンにアッパーを喰らわせた。



(5)『沈黙』(2016)

なんもいえねぇ。

(6)『最後の誘惑』(88)

あらゆる映画話法を駆使してキリストを描く。

その世界に無知な自分でも、震えた。

(7)『エイジ・オブ・イノセンス』(93)

血も暴力もないのに、とてつもなく残酷な映画。



(8)『ディパーテッド』(2006)

いろいろいいたいことはあるが、「きっちりジャンル映画している」ところは職人監督としての資質もあるってこと。

(9)『キング・オブ・コメディ』(83)

静かな、しかしたしかな狂気。

それでも自分は、主人公を笑えない。

(10)『アリスの恋』(74)

愛すべき小品だが、スコセッシイズムが随所に。

観ていないひとも多いだろう、でもそれはもったいない。





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明日のコラムは・・・

『俳優別10傑 海外「あ行」女優篇(2)』
コメント (2)
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