~ジョディ・フォスターのキャリア10傑~
自分にとってのベストワン・ツーの女優さん、その2日目はジョディ・フォスター54歳。
天才子役は「10代後半に、いちど躓く説」があって彼女もそうだが、ほかのひととちがうのは、本人がグレたわけではないってこと。
わが神映画『タクシードライバー』(76)で鮮烈な演技を披露したジョディに恋をして、大学生だった彼女につきまとった男が居る。
彼の名は、ジョン・ヒンクリー・ジュニア。
ヒンクリーはジョディの気を引くため? に、当時の大統領レーガンを狙撃、米国史上で唯一「政治的な理由が一切ない」要人暗殺未遂犯として逮捕される。
ヒンクリーが実際にジョディと会話をしていたことから、メディアはジョディを追いかけまわした。
そのために彼女は、イェール大学を休学せざるを得なかったのである。
個人のセクシュアリティの問題であるし、憶測の域を出ないが・・・
後天性と見られるジョディの同性愛嗜好は、このことが遠因になっているような気がしてならない。
ジョディが素晴らしいのは、それでもきっちりと復活し、なおかつエロス性を捨てなかったところ。
出来ることならば、もういちどスコセッシ×デ・ニーロ×ジョディの黄金トリオで映画を撮ってほしいなぁ。。。
(1)『羊たちの沈黙』(91)
2度目のオスカー主演賞に輝く。
初めての実戦(暗闇のなかでの、犯人との対決)における、怯えかた? がリアル。
(2)『ホテル・ニューハンプシャー』(84)
キンスキー嬢とジョディに囲まれ、ロブ・ロウを恨んだ? ものである。
(3)『タクシードライバー』(76)
10代の娼婦アイリスを熱演。
職業は異色だが、星座を気にするふつうの少女なのだった。
(4)『告発の行方』(88)
レイプの被害者を力演し、最初のオスカー主演賞を受賞。
(5)『マーヴェリック』(94)
ジョディの主演作のなかで、最も気楽に観ることが出来る娯楽作。
(6)『リトルマン・テイト』(91)
初監督作品。
天才児とシングルマザーを扱うところは「らしい」し、作品としても一定の水準以上であるところがさすが。
(7)『ダウンタウン物語』(76)
子どもたちによるギャング映画で、「ちょっと見」は可愛らしいが、ジョディだけは、どことなく妖艶。
やっぱり、早熟なところがあったのだと思う。
(8)『君がいた夏』(88)
クサい邦題だが、こんなオネイサンが居たら、ちがった青春期を送っていただろうな・・・と思わせる、甘~い映画。
(9)『シエスタ』(87)
じつはよく分からない映画なのだが、エレン・バーキンとジョディ、ふたりともセクシーなので飽きずに観ることが出来る。
(10)『ネル』(94)
「ネル語」を話す、野生の女を好演する。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『rhythmical』
自分にとってのベストワン・ツーの女優さん、その2日目はジョディ・フォスター54歳。
天才子役は「10代後半に、いちど躓く説」があって彼女もそうだが、ほかのひととちがうのは、本人がグレたわけではないってこと。
わが神映画『タクシードライバー』(76)で鮮烈な演技を披露したジョディに恋をして、大学生だった彼女につきまとった男が居る。
彼の名は、ジョン・ヒンクリー・ジュニア。
ヒンクリーはジョディの気を引くため? に、当時の大統領レーガンを狙撃、米国史上で唯一「政治的な理由が一切ない」要人暗殺未遂犯として逮捕される。
ヒンクリーが実際にジョディと会話をしていたことから、メディアはジョディを追いかけまわした。
そのために彼女は、イェール大学を休学せざるを得なかったのである。
個人のセクシュアリティの問題であるし、憶測の域を出ないが・・・
後天性と見られるジョディの同性愛嗜好は、このことが遠因になっているような気がしてならない。
ジョディが素晴らしいのは、それでもきっちりと復活し、なおかつエロス性を捨てなかったところ。
出来ることならば、もういちどスコセッシ×デ・ニーロ×ジョディの黄金トリオで映画を撮ってほしいなぁ。。。
(1)『羊たちの沈黙』(91)
2度目のオスカー主演賞に輝く。
初めての実戦(暗闇のなかでの、犯人との対決)における、怯えかた? がリアル。
(2)『ホテル・ニューハンプシャー』(84)
キンスキー嬢とジョディに囲まれ、ロブ・ロウを恨んだ? ものである。
(3)『タクシードライバー』(76)
10代の娼婦アイリスを熱演。
職業は異色だが、星座を気にするふつうの少女なのだった。
(4)『告発の行方』(88)
レイプの被害者を力演し、最初のオスカー主演賞を受賞。
(5)『マーヴェリック』(94)
ジョディの主演作のなかで、最も気楽に観ることが出来る娯楽作。
(6)『リトルマン・テイト』(91)
初監督作品。
天才児とシングルマザーを扱うところは「らしい」し、作品としても一定の水準以上であるところがさすが。
(7)『ダウンタウン物語』(76)
子どもたちによるギャング映画で、「ちょっと見」は可愛らしいが、ジョディだけは、どことなく妖艶。
やっぱり、早熟なところがあったのだと思う。
(8)『君がいた夏』(88)
クサい邦題だが、こんなオネイサンが居たら、ちがった青春期を送っていただろうな・・・と思わせる、甘~い映画。
(9)『シエスタ』(87)
じつはよく分からない映画なのだが、エレン・バーキンとジョディ、ふたりともセクシーなので飽きずに観ることが出来る。
(10)『ネル』(94)
「ネル語」を話す、野生の女を好演する。
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明日のコラムは・・・
『rhythmical』