Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

夏休み映画街路樹

2018-08-02 00:10:00 | コラム
日本産のインディーズ映画、『カメラを止めるな!』の勢いが止まらない。

単なるB級C級のゾンビ映画かと観始めたら、それはミスリードに過ぎず、溢れる映画愛に感動し、そして笑い、最後には歓声と拍手が起こる。




自分は3度ほど観にいったが、座れたのは1度目のみ。
2度目3度目は満員御礼であり、立ち見での鑑賞となった。

なったけれども、ぜんぜん疲れない。

爽快感しか覚えないなんて、なかなかないぜ、こんな映画体験。

ヒロインを務める無名の女優・秋山ゆずきって、そこまでかわいいわけではないのに、映画の熱が彼女にも伝染、ものすごくかわいく見えるというオマケ現象(?)まで起こっている。




ネットだけでなく一般紙もこの映画について取り上げ始め、
斎藤工や指原莉乃がつぶやいたことから、人気はまだまだつづきそう。

映画小僧としてうれしい反面、やっぱり悔しさもどこかにある。

あぁこういうものを生み出せたらなぁ、、、って。


ここいらへんを突っつくと長くなるので、きょうは夏休みの映画について。

話題性という意味で『カメラを止めるな!』に迫るものはないけれど、今夏はなかなかにバランスがいい。


賛否両論はあるものの、まちがいなくクオリティの高いアニメーション『未来のミライ』、



誰が観ても楽しめる『ジュラシック・ワールド/炎の王国』と『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(あす公開)、




ドラマを観ていたひとは『劇場版 コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―』を、評判は芳しくないものの熱心なフリークは『ハン・ソロ』をおさえるだろうし、

夏休みに1本くらい観にいこうかな・・・と思っているひとにとっては、バラエティに富んでいて、なにかひとつを選び易いのではないかな、、、と。


年に数十回も劇場に通っている自分なんかより、
年に数回しか行かないひとたちに「劇場に行きたい!」と思わせることのほうが、絶対に大事。

自分みたいなのは、放っておいても映画を観にいくのだもの。

だからみなさん、今夏は、いちどでいいから劇場に行ってくださいな!!

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明日のコラムは・・・

『終わって、ヒトコト。』
コメント (2)
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