Cape Fear、in JAPAN

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『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

初体験 リッジモント・ハイ(268)

2018-08-16 00:10:00 | コラム
食わず嫌いは損でしかないので、基本「どんな映画でも」試してみる。

そんな44年間の人生で、個人的に乗れなかったというか、映画がこんなものばかりになったら、けっして映画小僧にはならなかった―と断言出来る映画が、ふたつ。

『プリティ・ウーマン』(90)と、『稲村ジェーン』(90)。

ともに90年制作というのは、単なる偶然でしょう。
ただ後者は(はっきりいって)プロの映画じゃないからね、これ以上? 文句いうのも気の毒だからスルー。


(未だ女子人気の高い)前者に関しては、乗れなかったというより怒りさえ抱いた。

ガキのころは適切なことばが浮かばなかったが、いまだったらキチンと批判出来る。

根っこにある職業差別がイヤだったんだ、娼婦に対するね。


「ここから抜け出したい」という背景設定は嫌いじゃないよ、

大好きな『110番街交差点』は、まさにそれを歌った名曲だし、



大大大好きな『8Mile』(2002)も、そのあたりをテーマとした映画だったし。




ただ、抜け出した先にあったのは、リッチな男とのリッチな生活というのが安易だなぁ、、、とガキながら思って。

恋をするなら、この映画のジュリア・ロバーツではなく、『リービング・ラスベガス』(95…トップ画像)のエリザベス・シューのほうがいい。

彼女だって好きで娼婦やっているわけじゃない、きっと「ここから抜け出したい」と思っていたはず。

それでも(開き直ってはいるものの)仕事に誇りを持っている、翻ってジュリア・ロバーツにはそれを感じなかったのだよなぁ。。。


いちどで「大」嫌いと判断して以降、この映画を観ていないので、観返してみたら評価が変わるかもしれないが。

テレビ初放映時だったかな、吹き替えで「石田純一&浅野ゆう子」が担当していたはずなので、ぜひそれで観てみたい。

もうその時点で、オリジナル版を「軽くみている」感じにはなってしまうけれど。。。


いっぽうで。
大好きなはず・評価しているはずなのに、どういうわけか眠たくなってしまう/実際に寝てしまった映画がある。

と、いうわけで。
今回の初体験テーマは、「生まれて初めて、(大好きなタイプの作品なのに)寝てしまった映画」でいってみたい。

退屈だから・タイプではないからZZZ…、ではないよ。

「大好きなタイプのはずなのに」という「強力な条件がついた」映画について語ってみよう。


つづく。

…………………………………………

明日のコラムは・・・

『初体験 リッジモント・ハイ(269)』
コメント (1)
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