き「み」→「み」ち
『智恵子抄』も悪くないけど、高村光太郎といえば、やっぱり『道程』だなぁ。
クールな詩だと思う、さらにいえば元気出るし。
…………………………………………
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため
…………………………………………
そうありたいよね・・・と思わせる力のある詩。
表現の多くは若いひとのためにある―と思ってきたし、いまだってそう信じているが、若いころより響くし、勇気づけられるのだよね、この詩に。
弱っているのかしら、自分。
まぁいいや。
映画にも、数多くの「道」が登場する。
以下、個人的に印象に残る「映画の道」。
ひとり歩く道もあれば、ふたり歩く道もあって。
道を創るもの、道を超えるもの。
様々だけれど、これはもちろん、道は人生のメタファーになっているわけです。
(1)『モダン・タイムス』(36)
ラストシーン。
ワンショットで影の方向が変わっている。
つまり、ふたりの道は険しいということ。
(2)『用心棒』(61)
ぶらり、やってきた三十郎。
(3)『バニシング・ポイント』(71)
道の先に、なにが見えたのだろう。
(4)『ロスト・ハイウェイ』(97)
闇のハイウェイで、迷走する男がひとり。
デヴィッド・ボウイのテーマ曲が、ひたすら格好いい。
(5)『十戒』(57)
モーゼを演じる俳優は、現代ではラッセル・クロウあたりになりそう。
あすのしりとりは・・・
み「ち」→「ち」ち。
…………………………………………
明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(258)』
『智恵子抄』も悪くないけど、高村光太郎といえば、やっぱり『道程』だなぁ。
クールな詩だと思う、さらにいえば元気出るし。
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僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちさせた広大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため
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そうありたいよね・・・と思わせる力のある詩。
表現の多くは若いひとのためにある―と思ってきたし、いまだってそう信じているが、若いころより響くし、勇気づけられるのだよね、この詩に。
弱っているのかしら、自分。
まぁいいや。
映画にも、数多くの「道」が登場する。
以下、個人的に印象に残る「映画の道」。
ひとり歩く道もあれば、ふたり歩く道もあって。
道を創るもの、道を超えるもの。
様々だけれど、これはもちろん、道は人生のメタファーになっているわけです。
(1)『モダン・タイムス』(36)
ラストシーン。
ワンショットで影の方向が変わっている。
つまり、ふたりの道は険しいということ。
(2)『用心棒』(61)
ぶらり、やってきた三十郎。
(3)『バニシング・ポイント』(71)
道の先に、なにが見えたのだろう。
(4)『ロスト・ハイウェイ』(97)
闇のハイウェイで、迷走する男がひとり。
デヴィッド・ボウイのテーマ曲が、ひたすら格好いい。
(5)『十戒』(57)
モーゼを演じる俳優は、現代ではラッセル・クロウあたりになりそう。
あすのしりとりは・・・
み「ち」→「ち」ち。
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明日のコラムは・・・
『シネマしりとり「薀蓄篇」(258)』