Cape Fear、in JAPAN

ひとの襟首つかんで「読め!」という、映画偏愛家のサイト。

『Cape Fear』…恐怖の岬、の意。

映画のエピローグ10傑

2018-08-28 05:46:19 | コラム
きのうと連動した形で、「映画の〇〇10傑」を展開してみたい。
(しょっちゅうやっている気がするけれども!!)

きょうは、映画のエピローグ10傑。

衝撃でも、お約束の展開でも、どっちでもいいが、とにかく「それが終わったあと」の、クレジットが出る直前の、漫才でいうところの「もうええわ!」的なシメのワンショット/台詞。

映画を忘れ難きものにするのは、この、最後の数十秒だったりするのです。


(1)『アマデウス』(84)

「いまでは、わたしの曲なんて誰も聴かない。しかしモーツァルトは…」



(2)『七人の侍』(54)

「またしても負け戦だったな、勝ったのは百姓たちだ」

ボスが勘兵衛みたいなひとで、ほんとうによかった。

(3)『サイコ』(60)

「―わたしは、ハエ一匹も殺せないのに…」



(4)『タクシードライバー』(76…トップ画像)

憧れのベッツィを振る形になっている。

生き残ってしまう皮肉な結末から一転、というか大逆転の巻だと思った。

(5)『マグノリア』(99)

カエルの雨が降って、大混乱の一夜が明ける。

素敵な彼氏から、「もっと自分を大事にしないと」と諭される彼女。

そんな彼女の、泣き笑いで幕を閉じる。



(6)『家族ゲーム』(83)

御馳走がマヨネーズだらけになり、家族全員が松田優作にボコボコにされる笑

(7)『ロッキー3』(82)

無観客試合で、因縁の対決に決着をつけようとするロッキーとアポロ。

(8)『トレインスポッティング』(96)

プロローグで批判していた「ささやかな幸福」を追い求めようとするエピローグは、とっても爽快。



(9)『キッズリターン』(96)

「まだ始めってもいねぇ」んだよ。



(10)『ニューシネマ・パラダイス』(88)

ある意味、卑怯なエピローグ。

これでこころ動かされないものは、ちょっとどうかしているとまで思ってしまう。

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明日のコラムは・・・

『映画のタイトル10傑:日本映画篇』
コメント (1)
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